愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】きのくに未来学園、2019年8月、月間報告(その5。2019年秋季和歌山県大会、きのくに未来学園目線、ブロック別の展望)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第15回)は、

 「きのくに未来学園、2019年8月、近況報告。」です。

 (時期的には、9月上旬になってしまっていますが…。)

 

 では、(その5)の執筆をさせて頂きます。

 

 

 (図解11)2019年秋季和歌山県大会、8つのブロック別の展望(きのくに未来学園目線)。

 ((☆)は「全体的な展望編」で示した「有力16校」。(★)は「昨秋以後の公式戦」で「8強以上」を1回は到達できている学校。)

 

 

 (1)Aブロック(2回戦[第1試合~第8試合])

 ブロックシード:樂月(第1シード)(☆★)。

 ブロック準シード:多田(第16シード)。

 有力校:私立智辯学園和歌山(☆★)、村立白浜(☆★)、恵我ノ荘、與那城学園(★)、有田川(★)、桐蔭2。

 

 「樂月さんが絶対的な大本命」ではあるのですけど、「全体的な展望編」でも言及したように、厳しいブロックに入った、それが正直な印象です。

 順当ならば、「私立智辯学園和歌山さん、村立白浜さんのいずれか」と、「4回戦(ベスト32)」での対戦になります。しかも樂月さんは、実は今春、今夏と「5回戦」でジャイキリを喫しているので、そう考えるとなおさら、この「4回戦」が大きな山場になる、と自分は見ています。ここを突破できれば、ブロック突破の可能性が高いかなと想像していますけど。

 特に、もしも村立白浜さんとの対戦になった場合。昨夏(準決勝)、昨秋(準々決勝)と、2回も苦杯を呑んでいます。で、この村立白浜さん、今夏も8強に入っている実力校ぶりを示しています。リベンジの機会は叶うのか、そしてその舞台に立てたとき、「3度目の正直」は叶うのか。実現すれば激闘になりそう、そう思ってます。

 

 

 (2)Bブロック(2回戦[第9試合~第16試合])

 ブロックシード:三浦学園(第8シード)。

 ブロック準シード:チベット学園(第9シード)(☆)。

 有力校:亮太ミラクル学園(☆★)、和歌山和歌山(☆★)、神島第二。

 

 投打のバランスに優れる三浦学園さんがブロックシードですけど(昨秋以後、安定してブロック準シード圏内に入り続けている)、勿論有力校の一つではあるのですけど、このブロックは質の高い学校が多く揃い、「厳しい組」の一つと映ってます。

 亮太ミラクル学園さん、和歌山和歌山さんは接戦に強い試合巧者のイメージがあります。神島第二さんも、特に年明け以後、着実にチーム力をつけてきています。

 ですけど、個人的には、このブロックの軸はチベット学園さんになるだろうと映ってます。「全体的な展望編」でも示したように、強力な「投手3本柱」を擁しています。「投手力が計算できれば大崩れはしない」ことに照らせば、ここがブロック突破の本命だろうと映ってます(ただし繰り返すが「厳しい組」ではある)。

 

 

 (3)Cブロック(2回戦[第17試合~第24試合])

 ブロックシード:陵南(第4シード)(☆★)。

 ブロック準シード:和歌浦(第13シード)(☆★)。

 有力校:貴志、保田、レナス。

 

 実績充分の陵南さん、和歌浦さんの2校が、頭1つ以上リードしていると映ってます。陵南さんは今夏8強、和歌浦さんは今夏4京ですけど、共にこのときのメンバーが多く残っており、この解釈により結束力を強める感じになっています。打撃力や走力という意味で、陵南さんがやや有利かなとは映りますけど。

 この2校に割って入るには、4回戦(ここでこの2校のいずれかと対戦することになる)の時点で、その時点でベストの投手を投入できるかが特に大切になると映ってます。そして接戦に持ち込み、後半勝負。そうできればワンチャンが起こるかも…。

 

 

 (4)Dブロック(2回戦[第25試合~第32試合])

 ブロックシード:次元(第5シード)(☆★)。

 ブロック準シード:きのくに未来学園(第12シード)。

 有力校:和歌山第一(☆)、泉州和歌山、和歌山さくら。

 

 今回、自分(きのくに未来学園)は、このブロックに入りました。実は、昨秋、昨年11月の新人戦に続いて、次元さんと同じブロックになるのは、これが3回目です。

 この次元さん。今春に4強に入るなど実績充分です。ブロックシードにコンスタントに入っています。選手層も、いままでの中で最も分厚くなっていると映ってます。このブロックの本命でしょう。そしてこの次元さんをはじめ質の高いチームが揃う、「わりと厳しい組」、これが正直な感覚です。

 打線の質が高い和歌山第一さん、ベンチ入り18人枠の全員がURである和歌山さくらさんも、手強い存在です。特に後者は、UR投手が実に6人います。そして泉州和歌山さんも、特に打線を持ち味としている。投手力でうちが少し上回るかもですけど、1回戦からの登場が不思議な好チームです。

 

 

 (5)Eブロック(2回戦[第33試合~第40試合])

 ブロックシード:海草中学(第2シード)(☆★)。

 ブロック準シード:耐久(第15シード)。

 有力校:桜が丘、ファーガソン、循環器センター。

 

 正直述べます。このブロック、海草中学さんが「絶対的な大本命」。他校を頭2つほど大きくリードしていると映ってます。質の高い打線、接戦の強さが特徴的ですけど、今春優勝のメンバーがほとんど残っていること。初戦(2回戦)を確実に突破できれば、高確率でブロック突破が濃厚でしょう(実は今夏は失意の初戦敗退でしたので)。

 これに対抗できるとすれば、強いて挙げれば(それほどに力の差がある)バランス型の好チームといえる耐久さんでしょうか(特に守備力に自信を持つ感じ)。ただ、耐久さんを含めて、海草中学さんと対戦するときに、ベストの投手を投入できる感じに持ち込めるか、接戦に持ち込めるか。そこに活路を見出せれば、ワンチャン起こるかも…。

 

 

 (6)Fブロック(2回戦[第41試合~第48試合])

 ブロックシード:山東(第7シード)(☆★)。

 ブロック準シード:光陰(第10シード)(★)。

 有力校:南海学園(☆)、町田(☆★)、新宮学園、日高川美山、中洲学園。

 

 実績充分の山東さんが、このブロックの本命でしょう。特に昨年11月の新人戦の優勝メンバーが軸にできることは大きいと映ります。今夏までのフルメンバー時が、当時の3年生主体でしたので、「経験値」という意味でやや不安はありますけど、それでも今秋もしっかり好チームを作ってきた感じがあります。

 とはいえ、この山東さん。「優勝争いか早期敗退か」、「ゼロサムゲーム」のような波の激しい傾向でもあります。そしてこのブロック、質の高いチームが多く揃う「厳しい組」の一つである感じでもあります。

 そう。成長著しい町田さん、南海学園さんが、このブロックにいること。町田さんは投手力や守備力に強い自信を持ちます(この種のチームは大崩れしない)。それ以上にこの8月に勢いが伝わってくるのが南海学園さん。特に県内有数の走力と、絶対的なポイントゲッターを持つ打線が持ち味です。今夏4強の実力校である光陰さん、投打に粒揃いの新宮学園さんも、ブロック突破争いに絡んでくるでしょう。

 

 

 (7)Gブロック(2回戦[第49試合~第56試合])

 ブロックシード:森音(第3シード)(☆)。

 ブロック準シード:県立和智弁(第14シード)。

 有力校:高倉学園和歌山(★)、明秀学園和歌山、高野山学園八幡神社那智勝浦。

 

 正直述べます。自分がこのブロックに入る立場ならば、「よし!」と思ったでしょう。8つのブロックの中でも、「突出した学校がない、どの学校にもチャンスがある唯一の組」、そう表現してよいと思います。

 実績がある学校といえば、昨夏4強、今春8強の高倉学園和歌山さんくらい。打線は一定程度の質の高さを持ちますけど、投手力は正直あまり強いとはいえません。

 この組でブロックシードをつかんだのが、森音さん。県内有数の走力と絶対的なポイントゲッターを併せ持つ打線の形成に成功したことで、この夏に急激にチーム力をつけてきています。ただしここも投手力はあまり強いとはいえません。

 で、いま挙げた2校が、ブロック突破争いの軸になるでしょうし、順当ならば3回戦で対戦することになります。しかし「強いて挙げれば」の域を出ないともいえる。

 つまり、「どの学校にもブロック突破のチャンスがある」。実は和歌山では、今春に町田さんがこの局面を活かして突破して、一気に準優勝へと駆け上がりました。今回、この再現はどの学校がつかむのか。個人的に、とても注目しています。

 

 

 (8)Hブロック(2回戦[第57試合~第64試合])

 ブロックシード:ミルクカスタード(第6シード)(★)。

 ブロック準シード:貴志川(第11シード)。

 有力校:クロマティ(☆★)、田邉商業、紀伊國、和歌山国際大付属、和歌山城

 

 今夏優勝のクロマティさんは、このブロックに入りました。このブロックの軸になってくるでしょう(というかブロック準シード圏内にさえ来ないのが不思議)。

 追走する存在としてまず挙げられるのが、18人枠の全員がUR(うち投手が5人)である田邉商業さん。いままで8強経験がゼロなのが不思議なほどです。ブロックシードをつかんだミルクカスタードさんは、昨年11月の新人戦8強のメンバーが軸にできます。

 そして、この夏に一気に力を付けてきているのが、貴志川さん、紀伊國さん。共に県内レートランクのトップ10争いにコンスタントに顔を出しており、紀伊國さんに至ってはレート2000を超えた状況で今秋の本番に臨みます(県内3位。やや投手力に不安があるようですが、それでも1回戦からの登場は不思議な好チームです。旋風を起こしても正直驚きません)。貴志川さんも県内有数レベルのエースを軸とするバランス型の好チームといえるでしょう。

 クロマティさんは試合巧者ですけど、他校にも充分にチャンスがある、ある種面白いブロックであると映ります。

 

 

 およそ、そのような感じですけど、ざっくりとした感じでまとめてみましょう。

 

 

 (図解12)2019年秋季和歌山県大会、8つのブロック別の展望を概要化すると…。

 

 Aブロック(樂月が大本命だが、村立白浜など難敵が同居で突破は楽ではない。)

 Bブロック(投手力に優れるチベット学園が軸だが、全体的には「激戦区」。)

 Cブロック(陵南、和歌浦の2校が大きくリード。順当ならば「5回戦で対戦」。)

 Dブロック(次元、和歌山第一、泉州和歌山など打撃力自慢の好チームが多い。)

 Eブロック(海草中学が他校を大きくリード。早期の落とし穴に気を付ければ。)

 Fブロック(山東が軸だが、成長著しい南海学園、町田も同居の「激戦区」。)

 Gブロック(森音、高倉学園和歌山が軸だが、どの学校にもチャンスがある。)

 Hブロック(今夏優勝のクロマティ投手力自慢の田邉商業を軸に展開か。)

 

 

 いずれにせよ、自分もですけど、出場するどの学校も、持てる全力を尽くして、実り多い大会にできた、と思える感じでありますように、と強く抱きます。

 そして、今後とも、よろしく御願い申し上げます。

【俺の甲子園】きのくに未来学園、2019年8月、月間報告(その4。2019年秋季和歌山県大会、きのくに未来学園目線、全体的な展望)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第15回)は、

 「きのくに未来学園、2019年8月、近況報告。」です。

 (時期的には、9月上旬になってしまっていますが…。)

 

 では、(その4)の執筆をさせて頂きます。

 

 

 まず、展望記事の2回目、「2019年夏季和歌山県大会の展望記事」を、リンク添付させて頂きます。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 今回は、今春、今夏の各大会のときとは異なり、展望記事を2つほどにまとめて執筆させて頂く感じになります。というか、満足に時間が取れていない感じで、かなりざっくりとした感じになること、そして既に1回戦が済んでしまったタイミングでのアップになってしまいますことを、何卒御許し下さい。

 ですけど、全体的な展望記事は、和歌山の各学校の参考になれ場は勿論ですけど、自分自身のためにも、やっぱりせめてこれは、こうしてブログを綴らせて頂いているならば、綴る機会は設けたかったので、という感じになります。

 

 

 大会の展望記事の執筆にあたり、まず、組み合わせ抽選の結果(対戦カード)を、リンク添付させて頂こうと思います。

 

 

 (その1。2019年、秋季和歌山県大会1回戦[その1。1試合目~50試合目]。

orekou.net

 

 

 (その2。2019年、秋季和歌山県大会1回戦[その2。51試合目~81試合目]。

orekou.net

 

 

 (その3。2019年、秋季和歌山県大会2回戦[その1。1試合目~50試合目]。

orekou.net

 

 

 (その4。2019年、秋季和歌山県大会2回戦[その1。51試合目~64試合目]。

orekou.net

 

 

 今回の、「2019年秋季和歌山県大会」、参加校数は「209校」。

 「2018年春(139校)→2018年夏(175校)→2018年秋(201校)→2018年新人戦(179校)→2019年春(206校)→2019年夏(206校)→2019年秋(209校)」

 になります(新人戦とは、「1年生大会」のこと)。

 

 今春の段階で「5強」と称されていた学校のうち、今秋もエントリーしているのは、樂月さん、山東さんの2校のみです。

 一方で、2018年度創設組が有力校として複数校上がるのも、この和歌山の特徴といえるでしょう。クロマティさん(今夏優勝)、海草中学さん(今春優勝)、町田さん(今春準優勝、今夏8強)。

 

 で、今秋の和歌山県大会。「209校」という参加校数は、歴代最多です。

 「世代交代の顕著さ」と「圧倒的な戦力を有する『1強』」、それが和歌山の現状であると自分は解釈していますが(しかしこの「1強」は、実はいまだに甲子園に到達できていない訳でもありますが)。

 

 では、お待たせしました。まずは全体の展望編です。

 ブロック別の展望は、後述にて言及させて頂こうと思います。

 

 

 (図解8)2019年秋季和歌山県大会、全体展望編(きのくに未来学園目線)。

 

 「この1年、和歌山の高校野球界をリードしてきたのに甲子園に到達が叶っていない樂月が、絶対的な大本命に君臨する。エースの横堀、県内最強打者の小野、全国レベルの右の強打者の横山をはじめ、投打両面でタレントをずらりと擁しており、戦力的には頭2つほど突出しており、むしろ第2集団との戦力差をさらに拡げていると映る。

 しかし、この樂月の悲願成就に向けては、今秋は厳しいブロックに入った感がある。そう、今夏準優勝のメンバーが多く残る私立智辯学園和歌山、昨夏以後の公式戦で8強到達を3回果たしている村立白浜のいずれかと、4回戦で対戦する可能性が高い。一発勝負のトーナメントは「0%」も「100%」もない訳で、ここが大きな山場になるだろう。

 「打倒樂月」に向けての第2集団の学校。先述の2校もこれに該当し得るが、全体でいえば追走する1番手は恐らく陵南であろう。アベレージ型の池田、右の強打者の吾妻など、特に1年生に有望なタレントを複数擁している。今夏優勝のクロマティ、今春優勝の海草中学も、第2集団の軸として挙げられるだろう。当時の優勝メンバーがほぼそのまま残っているからだ。

 山東次元和歌浦は、いわゆる「実績組」であるが新世代でもチーム力は健在のようだ。特に山東は昨年11月の新人戦優勝メンバーがいよいよ主力になる。今春準優勝の町田投手力や守備力に特徴を持つ。強打者を多く擁する和歌山第一、接戦に強い亮太ミラクル学園和歌山和歌山はいずれも試合巧者といえる手強い好チームだ。

 そして今秋における注目校を3つ挙げよう。森音南海学園は、「機動力野球」で、7月中旬以後に急速に力を付けている。共に絶対的なポイントゲッターを擁していることも大きな強みといえよう。チベット学園は、中山、狩谷、重藤という県内トップレベルの「投手の3本柱」を擁している。打線を持ち味とする学校が多い傾向の和歌山で異彩を放つが、だからこそ今秋の大きな鍵を握るのはこのチベット学園かもしれない。

 「絶対的な『1強』」の悲願成就か、今春、今夏と顕著な傾向にある「新世代の息吹」による加速世界になるのか、あるいは「実績組の逆襲」が果たされるのか、今秋の和歌山はどんな結末を迎えるのか、とても興味深い。

 

 

 今回、「全体的な展望」で挙げた学校は、実に「16校」になります。ここに上がっていない学校でも、有力校は他にもいくつもあります(そういった有力校は「ブロック別の展望」で触れようと思います)。

 「ブロック別の展望」は後述でさせて頂くとしまして、続いて、「この選手に注目!」を、「10人」ほど示させて頂こうと思います。

 

 

 (図解9)2019年秋季和歌山県大会、「この選手に注目!」編(きのくに未来学園目線)。

 

 (1)横堀(樂月。2018年、UR106[☆5])

 昨秋の優勝時の決勝戦でも先発を務めた実力者が、「県内最強投手」へとスケールアップ。最速150kmの速球に加えて、完投を見込める驚異のスタミナをも併せ持つ(41442。A評価)。河野、千葉と形成する「投手3本柱」の中でエースの座に座る。

 

 (2)小野(樂月。2018年、UR192[☆5])

 今春、今夏の時点で庄司と「ツインバズーカ」を形成していたが、今秋は「4番打者」として、LR級といえる「県内最強打者」へと駆け上がった。山田、横山と形成する「クリーンナップ」は全国レベルといえる。悲願成就へと導く存在になれるか。

 (庄司とは、「2018年、LR195」の、和歌山で唯一のLR打者。)

 

 (3)谷本(クロマティ。2018年、UR127[☆3])

 彼の存在なくして今夏の甲子園到達は恐らくなかったといえる、絶対的なポイントゲッター。今秋も「4番」にドンと座るだろう。他校からのマークが一気に厳しくなると思われるが、有望な1年生の強打者の吉野など、周囲の打者の盛り立ても大切になる。

 

 (4)岩崎(陵南。2018年、UR116[☆2])

 和歌山を代表する「打てる捕手」。今夏は4番を務め、今秋も中軸の一翼を担いそう。山下、池田など、快足を持ち味とする選手を多く擁するからこそ、この岩崎、あるいは強打の1年生の吾妻にいかに多く得点圏で回せるかがチームの飛躍の鍵になる。

 

 (5)森藤(山東。2018年、UR101)

 2018年の新人戦の優勝にエースとして貢献。その後も着実に経験を積んで、いよいよ名実ともに「チームの顔」に座る。フォーク、カットボールの2種類の鋭い変化球と最速149kmの速球を併せ持つ。今夏の失意から、チームを再び歓喜へと導きたい。

 

 (6)吉川(町田。2018年、UR104)

 最速156kmの速球と圧倒的なスタミナ(39964。A評価)を併せ持ち、コントロールにも優れる、いわば「和歌山の剛球王」。田上と共に投手の2本柱を担い、今春の準優勝、今夏の8強の大きな原動力に。今秋もその剛球がうなりを上げるか。

 

 (7)紅林(村立白浜。2018年、UR142)

 昨夏、昨秋と、樂月の前に2回も涙を呑んだが、そのときから「不動の4番打者」に君臨する右の強打者。通算本塁打は「131」(うち公式戦で5本)を誇り、今秋も4番に君臨するだろう。順当ならば4回戦での樂月戦、「3度目の正直」を叶えたい。

 

 (8)富沢(和歌山第一。2018年、UR138)

 確実性と快足を併せ持つ左打者。練習試合での通算打率は驚異の「.396」。出塁能力に優れるが、ポイントゲッターとしても重要な存在。「打ち勝つ野球」の具現化には富沢の爆発なくしては恐らくとても厳しい。チームの上位進出への原動力になりたい。

 

 (9)田畑(森音。2018年、SR89[☆5])

 圧倒的な快足と長打力を併せ持ち、昨夏から上位打線の一翼を担い続ける「チームの象徴」。今秋は恐らく1番起用か。「田畑が出塁してポイントゲッターの吉留が返す」形を確立して7月中旬以後、急速にチーム力を高めている。今秋の飛躍が叶うか。

 

 (10)中山(チベット学園。2018年、UR107[☆5])

 昨夏から投手陣の軸を担い続けてきたが、県内トップレベルの投手へと成長を遂げて今秋に臨む。最速154kmの速球と精密なコントロール(41331。A評価)が持ち味。狩谷、重藤と形成する「投手の3本柱」は壮観。今秋をチームの飛躍のときにしたい。

 

 

 では、

せっかく自分も参加させて頂く訳ですので、自分自身の展望を、ここで綴らせて頂こう、と思います。

 

 

 (図解10)「きのくに未来学園」、2019年秋季和歌山県大会の展望。

 

 「田中陸、森田、小林といった中心軸はそのままに、安江、笹部と左右の強打者が相次いで入学したことで、県内有数の強力打線の形成に成功。いままででは最高のチーム状態で今秋の本番に臨める。

 不安要素であった投手陣も、清水、植田の2本柱に加えて、1年生の八巻がこの夏に大きく成長。制球に優れる林、岡本を含めて、ある程度戦える、そして「打ち勝つ野球」というチームの方向性を確立できたことはとても大きい。

 打撃陣の力だけでならば、悲願のベスト16到達も目指せる。しかし現実目標としては、『1勝でも多く、まずは4回戦到達』という感じになるだろう。

 初戦(2回戦)から手強い相手が並ぶ。今夏は清水が登板ゼロで、2回戦敗退(このときの初戦は1回戦であった)に終わり、失意でしかなかったが、だからこそ初戦から一戦必勝で臨みたい。そう考えると、投手起用は工夫が求められると考えられるが…。」

 

 

 およそ、このような感じです。あとで、「ブロック別の展望」で言及するかもしれませんけど、このまま順当にいけば、

 

 2回戦(初戦):御坊高専さん

 3回戦:泉州和歌山さんor国立海南さん

 4回戦:海南アカペラ第七さんor和歌山さくらさん

 5回戦:次元さんor和歌山第一さん

 

 という感じになります。特に3回戦。ここが自分にとっては一つの大きな山場になると思っていて、もしも泉州和歌山さんが来たら、手強いなあ…、と思っているんですよね。うちとチームカラーが似ていて、チーム力も感覚としてはあまり差はない(いまはややチーム状態が下がり気味のようですけど、7月まではレートで県内トップ10争いの常連の時期が結構あった実力校ですので)。

 そして、4回戦。ここは特にひときわの全力を尽くしたい局面になる。ここを突破しないとベスト16の到達はあり得ませんので。そう考えると、特に投手起用、さあ、どうしようかな…、という感じです。

 いまの段階では、正直、まだ熟考中です。ぎりぎりまで、というか初戦の当日の朝まで考え続けると思います。

 「後悔のないように」、いま言えることは、この想いに尽きる感覚です。

 

 

 では、続きを、(その5)にて綴らせて頂きます。

 (その5)では、「きのくに未来学園目線、2019年秋季和歌山県大会、ブロック別の展望編。」を、綴らせて頂きたく思います。

【俺の甲子園】きのくに未来学園、2019年8月、月間報告(その3。今後使用予定のセイバーメトリクス計算式及び、2019年秋季大会の基本スタメン打者の能力値)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第15回)は、

 「きのくに未来学園、2019年8月、近況報告。」です。

 (時期的には、9月上旬になってしまっていますが…。)

 

 では、(その3)の執筆をさせて頂きます。

 

 

 (図解6)きのくに未来学園、今後使用予定のセイバーメトリクス各種成績の新たなる予定計算式。

 

 (FIP:「被本塁打率+与四死球率」+「1÷(K/BB)」+「WHIP」+「1.00」)

 (WHIP:(与四死球+被安打)÷投球回)

 (K/BB:奪三振÷与四死球

 (RC:「(安打+四死球+[0.5×(盗塁+犠打飛)])×塁打÷(打数+四死球+犠打飛)」)

 (RC27:「RC÷(打数-安打)×27」

 (OPS出塁率長打率

 (PSNは「Power-Speed-Number」のこと。計算式は「(本塁打×盗塁×2)÷(本塁打+盗塁)」です。また、「PSN」を改良した独自指標、「PSN500」[500打席に換算してのPSN指標]も併せて示します。)

 

 

 これについては、今回は趣旨としては「自分用メモ」です。

 そして、正式な計算式よりも、いくつかの項目で改変をさせて頂いています。

 特に、できるだけより簡略的にしたい、という意図から。

 

 正式な計算式を求めるならば、「野球計算機」という計算サイトがあります。

 これ、とても便利なんですよ。でも、今夏の大会に向けての選手のデータ取りの際に、このサイトが突如として使えなくなり(現在は復旧)、それを機に、いろいろと考えさせられた感覚としてあるんですよね。

 

 

vrcard.us

 

 

 で、(その1)において、今回、選手のデータ取りが満足にできる時間が取れなくて、いままでならばできていたセイバーメトリクス計算ができずじまいであったのです。自分に対しては勿論、読者に対しても、とても申し訳なく思います。

 で、実は、お伝えしなければいけないことがあります。

 

 

 「秋季大会終了後、しばらくの間、特に自分のリアルのことの関係から、活動を大幅に縮小させて頂く感じになるかなと思います。

 勿論、ログイン、通常練習はさせて頂きますけど、

 

 ・まず、9月中旬の3連休のとき(9月15日にマラソンのMCGがありますが)までは、練習試合自体をお休みさせて頂くと思います。(これは、「選手のデータ取り」をする時間を取ってからという自分へのけじめも含んでいますが。)

 ・9月中旬の3連休明けになれば、練習試合を徐々に再開できればですけど、9月中は基本的に募集のみにさせて頂くかなと共に、交流試合は一切無理の感じです。

 ・10月上旬になれば、活動頻度を徐々に元に戻していければと思いますけど、(私事ですが)PCをそう遠くないうちに買い替える予定でいますので、それになれば、また活動頻度が落ちる感じになるかなと思います。

 

 

 とても大切なことですので、色変えをさせて頂いております。

 今年になり、いろいろとリアルで環境の変化がある訳ですけど、特にこれからしばらく、この環境の変化がより目まぐるしくなると思われます。

 ですので、練習試合をゆるくまったりとしているとわかれば、「ああ、生きてますね」と思って頂ければです。

 あ、5月~6月上旬くらいのように、引退を考えようかなとか、そういうことを考えている思いは全くないですから。有望な1年生が打者を中心に複数人、入学できていますのでね。

 

 いずれにせよ、とても申し訳なく思います。こればかりは、リアルのことは仕方ない感じとしてありますので。まあ救いは、既に「500試合報酬」はクリアしていますので(現在「522試合」です)、無理をして試合数を積み上げる必要がない、ということですかね。

 では、シリアスな話題はこのあたりにしまして、話を前に進めていきましょう。

 

 

 (図解7)きのくに未来学園、2019年秋季和歌山県大会、基本スタメン打者の能力値。

 

 (選手名、番号)    長打力 ミート 走力  肩力  守備力 バント

 (右)森田(20180180) 24719 46124 31451 19051 28898 19732

 (左)笹部(20190129) 37127 26507 37046 26744 11814 8694

 (中)田中陸(20180111)37373 35924 26583 13695 31187 24844

 (一)小林(20180064) 39335 34634 13907 21116 15983 34843

 (三)安江(20190126) 41616 25822 23204 21422 25480 22915

 (二)池上(20180140) 34099 34652 15379 30027 30683 8325

 (遊)小峯(20180162) 23670 23781 44088 24861 25356 39236

 (捕)藤村(20190112) 23532 22022 13370 37397 41031 40176

 (チーム平均値)    32684 31183 25629 24289 26304 24846

 

 

 長打力、ミートは平均値「30000」超え。特に長打力はチームとして「B評価」に到達です。

 ちなみに、高校野球特集号さんが示していらっしゃった、クロマティ高校さんの夏の甲子園出場時のチーム平均値を参考程度に載せます(すみません)。

 

 「28045-29493-27829-25287-23095」(野手能力合計:133749)

 

 で、今回の自分は、

 

 「32684-31183-25629-24289-26304」(野手能力合計:140089)

 

 走力ではやや下回る、守備力も夏のクロマティさんがわずかに上、でも打撃力は上回る、という感じでしょうか。ちなみに野手能力合計では自分が上回っています。

 繰り返しますが、あくまでも参考程度です。でも自分にとっては、とても大切な目安になります。

 

 もう一つ、これも参考として、これも高校野球特集号さんから拝借させて頂きますけど、石見神楽さん(島根)の選抜大会出場時での能力値を、載せさせて頂きたく思います。

 

 「29070-31435-29440-25151-26819」(野手能力合計:141915)

 

 この学校、当時の中国大会の準優勝校(島根県大会でも準優勝でした)です。

 当時、自分自身、これならばチーム力的に(将来的にですが)手が届くかもと、強く印象深かったことを記憶しています。

 ですけど、こうしてみると、突き付けられているのは、長打力を除けば、石見神楽さんが全て上回っていることです(野手能力合計でも石見神楽さんが上)。手が届きそうで届かない「何か」があるのかな、と申しますか…。

 

 野手能力合計は、ぎりぎりで「14万ポイント」に到達できています。

 いますぐはともかく、いつか甲子園出場を…、というラインには、載っている計算にはなっています。まあ投手能力は、恐らくお察しの感じかなになりますが…(汗)。

 

 正直述べれば、いわゆる「白糸台スタイル」、つまり「走力重視」というか、がちがちの「スモールベースボール」。これも自分の理想型の大きな一つとしてありますけど、現有戦力でのベストメンバーに照らすと、「打ち勝つ野球」、これが最もしっくりいく。宮原が定位置から陥落して、井山が結局は「永遠の準レギュラー」的な立ち位置であることが、この表れでしょう。そして、戸塚も8月下旬までは正左翼手に君臨し続けてきたことも含めて。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 ちなみに、夏季大会時での基本スタメン打者の能力値が、上述にてリンク添付させて頂いたブログエントリーになりますけど、このときと比較してみますと、主だったところでですけど、

 

 森田(ミート:1109アップ)

 田中陸(ミート:510アップ)

 小林(長打力:421アップ)

 小峯(走力:1800アップ。バント:2794アップ)

 藤村(守備力:1126アップ。バント:2700アップ)

 

 特に、「森田のミート」「小峯の走力、バント」の成長は、とても嬉しい。

 「森田が出塁して、田中陸が返す」、これが「きのくに未来学園」の「必勝スタイル」ですので(ただし森田は、(その1)でみると、今夏の成績はやや落とし気味でしたので、「うっぷんを晴らして欲しい」という感じになりますが)。

 そして、小林。藤田(2019年、UR189)の入学で、定位置が脅かされるかもしれない状況にありますので、今夏の悔しさをぶつける意味でも、この秋は誰よりも輝いて欲しい、そう強く抱きます。

 

 

 では、続きを、(その4)にて綴らせて頂きます。

 (その4)では、「きのくに未来学園目線、2019年秋季和歌山県大会、全体的な展望編。」を、綴らせて頂きたく思います。

【俺の甲子園】きのくに未来学園、2019年8月、月間報告(その2。月間トピックス)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第15回)は、

 「きのくに未来学園、2019年8月、近況報告。」です。

 (時期的には、9月上旬になってしまっていますが…。)

 

 では、(その2)の執筆をさせて頂きます。

 

 

 (図解3)きのくに未来学園、2019年8月の「月間トピックス」。

 (1)レート、県内順位で自己最高を更新。

 (自己最高レートは「1925」[8月19日]、自己最高県内順位は「15位」[8月15日]。現在は、レート「1872」、県内順位「32位」。)

 (2)2期生世代(2019年度入学組世代)の有望株が相次いで5人も入学。

 (3)夏合宿で一定の成果。また、8月上旬の10連で小峯が「☆2」到達。

 

 

 上述の3つです。相互に連関している感じとしてありますので、まず、レート、県内順位での自己最高の更新のことから綴らせて頂こうと思います。

 

 

 

 

 これが、8月11日のことです。しばらく突破できていなかった「レート1900の壁」の突破。加えて、「県内順位20位の壁」も突破できました。

 そこから一気に快進撃で(快進撃はその少し前からありましたが)、8月15日に自己最高の県内順位、8月19日に自己最高のレートを記録できた訳です。

 

 夏合宿の期間が「8月6日~8月10日」ですけど、レートが自己最高に到達して少し過ぎた8月21日までは、「うまくいきすぎている」と思えるほどにチーム状態がこれまでで最高によかった。

 考えられる要因はいくつかあります。

 

 

 (図解4)きのくに未来学園、2019年8月中旬、チーム状態が絶好調になった考えられる要因。

 (1)7月上旬~8月上旬に積極的に県内の有力校及び中堅校との練習試合を詰めて、そこで一定の手応えを得たこと。

 (2)安江(2019年、UR126)の入学。これにより、「左の長距離砲」及び「正三塁手」を一気に確保できて、肩に不安のある田中陸(2018年、UR111)を、肩の負担のより少ない中堅手に回すことが可能になった。

 (3)夏合宿の手応えがまずまずよかったこと。特に、森田(2018年、UR180)が「ミート800以上アップ」を叶えたことが大きかった。

 (4)8月上旬の10連で小峯が「☆2」到達。これにより、走力が「チームno.2」の「44088」まで上昇した。

 (5)藤村(2019年、UR112)が信頼性を確固たるものとして、「不動の正捕手」の地位を確立。これで守備でリズムが生まれた可能性が。

 

 

 うまくいっているとき、打順やメンバーは多少の変更はあるものの、こういうメンバー編成が多かったように思います。

 

 「9森田-6小峯-8田中陸-3小林-5安江-4池上-7戸塚-2藤本」

 (7番には、8月10日にデビューした、橋本(2019年、UR111)が右翼手に入ることも。その場合は、森田が中堅手、田中陸が左翼手での起用。)

 

 今秋の本番で構想する打順編成とよく似ています。

 (本番では7番で予定する小峯が2番であることくらいですかね、相違点は。)

 そう、「強打」と「機動力」を両立できる編成にできている。

 加えて、小林、安江と、「パワーA」が「ツインバズーカ」の如く座るので、田中陸へのマークがいい意味で分散できるのです。

 

 そう考えると、特に大きいのが、安江の入学。

 8月3日に、「6番・三塁手」でデビューを叶えました。それから、「4番、5番、6番」と3つの打順を経験していますけど、デビューから現在まで32試合、正三塁手を完全固定での起用にできています。8月19日以後は、「田中陸ー小林ー安江」の打順を固定できています。

 

 8月下旬になり、少しチーム状態は落ちましたけど、8月29日、今秋の本番前のラストの試合と位置付けた交流試合では勝利でフィニッシュ(同じ和歌山の貴志川さんとで、7対3で勝利。同じ和歌山であり、かつチーム力がほぼ同等の相手に勝利できたことで、いいイメージで今秋の本番に突入できることが大きいです)。この試合で、笹部(2019年、UR129)が、「2番・左翼手」でデビューを叶えました。

 

 

 「いい流れでできている」と思えているのが、夏合宿で、一定程度の手応えを得られたことです。

 

 

 

 

 森田は「不動の1番打者」。井山は「チームno.1の走力を誇る準レギュラー」。

 藤本は「第2捕手」。丸山は「今夏までは18人枠にいた、頼れる救援投手」。

 

 特に、森田と井山の成長は大きかった。井山は夏合宿で、持ち味である走力をより向上させたことで、打撃にも自信を持つようになった。実際、8月中旬以後、二塁手左翼手右翼手とポジションは変動しながらも、一定の出場機会を得て、成長を存分にアピール、対戦相手によってはスタメン入りもあり得る手応えを得られたのは、チームにとっても大きいです。

 井山の成長で、絶不調に苦しんだ宮原にもハートに火がついたのか、8月中旬以後に練習試合で復調を示してくれた。そういう意味でも、夏合宿は特に打撃陣にとって、数字以上に大きな成功であったように思うのです。

 

 

 

 

 で、いまツイート添付をさせて頂きましたけど、

 

 

 (図解5)きのくに未来学園、2019年8月、入学を叶えた5人のUR選手。

 安江(2019年、UR126)[8月3日にデビュー。正三塁手、左の長距離砲]

 橋本(2019年、UR111)[8月10日にデビュー。バランス系の選手で、捕手、外野手に対応。現時点では1年生大会での正右翼手として構想]

 笹部(2019年、UR129)[8月29日にデビュー。正左翼手、走れる右の中長距離打者。将来的には正一塁手の構想]

 藤田(2019年、UR189)[走れる右の中長距離砲。笹部の上位互換のイメージ。現在、レベル上げの最中。レベル上げが完了し次第、正左翼手としてデビュー予定]

 山田透(2019年、UR101)[貴重なUR投手。レベル上げが感情でき次第、デビュー予定。1年生大会本番までにできるだけ経験を積ませたい]

 

 

 この8月に、「5人」も「主力クラスのUR選手」が入学しました。橋本以外は、高確率で「フルメンバーでの18人枠」に入ってくるであろう、と思っていますし、橋本もチーム事情次第では(控えとしてでならばですが)充分にあり得ます。

 しかもこのうちの2人は、まさかの「ノーマルガチャ」からです。

 嬉しい驚きです。まあ、絶対に欲しい「2019年、SR50」は未だに入学が叶っていませんけど…。

 

 

 

 

 およそ、このような感じです。

 

 

 では、続きを、(その3)にて綴らせて頂きます。

 (その3)では、「きのくに未来学園、今後使用予定のセイバーメトリクス計算式、及び基本スタメン打者の能力値」を、綴らせて頂きたく思います。

【俺の甲子園】きのくに未来学園、2019年8月、月間報告(その1。2019年秋季和歌山県大会、ベンチ入り「18人枠」決定版)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第15回)は、

 「きのくに未来学園、2019年8月、近況報告。」です。

 (時期的には、9月上旬になってしまっていますが…。)

 

 では、(その1)の執筆をさせて頂きます。

 

 

 この8月。実は、「俺の甲子園」関係のブログエントリーが、できていませんでした。ごめんなさい(「俺の甲子園」関係のブログエントリーのラストが、7月28日になります)。

 

 では、まず、2019年秋季和歌山県大会、ベンチ入り決定版「18人枠」を、下記にて示させて頂こうと思います。今回は、選手名鑑風に、選手の寸評は「100字程度」を目安に短くまとめたいと思います。

 なお今回は、特に時間的な関係から、FIP」「RC27」などの「細かいセイバーメトリクス」は掲載できません、申し訳ないです。

 

 

 (図解1)きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り暫定版「18人枠」。

 (カッコ内の数字は背番号。今回は、「1,10-14」の「6枠」が投手、「2-9,15-18」の「12枠」が打者になります。)

 (UR選手が「A型入試組」、SR選手及びR選手が「B型入試組」になります。)

 (★は今回が初めての18人枠選出。)

 (2019年の7月-8月の練習試合数は「78試合」。)

 

 

 (1)清水息吹(投手。2018年、UR107)[19春、19夏]

 (通算登板数:先発38、救援0、合計38。投球回203)

 (2019年7月-8月登板数:先発19、救援0、合計19。投球回90)

 

 最速148kmを誇る、下手投げ右腕の絶対的エース。今夏は失意の出場なしに終わったが、奪三振率の高さと制球力の高さを持ち味に、今夏の練習試合でも特に重要と位置付ける試合ではその多くで先発を務めてきた。

 

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 (2)藤村謙介(捕手。2019年、UR112[☆2])[19夏]

 (通算打撃成績:打率.286[334打席、248-71]、本塁打5、盗塁1、犠打飛39)

 (2019年7月-8月成績:打率.299[226打席、167-50]、本塁打3、盗塁1、犠打飛30)

 

 守備能力とバント技術に優れる「守備型正捕手」。7月下旬の県内有力校との練習試合で正捕手としての信頼度を不動とする。不安な打撃面でも「出塁率.397」と質の高さを示す。

 

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 (3)宮原颯太(外野手、一塁手。2018年、UR121[☆2])[19春、19夏]

 (通算打撃成績:打率.317[810打席、605-192]、本塁打11、盗塁48、犠打飛104)

 (2019年7月-8月成績:打率.333[96打席、69-23]、本塁打1、盗塁8、犠打飛12)

 

 正中堅手で臨んだ今夏の不調で大きく信頼性を落としたが、夏合宿を経て以後は復調を示す。今秋は「ダミーの背番号3」だが、代走、守備固め、三塁コーチで存在意義を示したい。

 

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 (4)池上克(二塁手。2018年、UR140[☆2])[19春、19夏]

 (通算成績:打率.370[1058打席、930-344]、本塁打33、盗塁17、犠打飛5)

 (2019年7月-8月成績:打率.384[364打席、318-122]、本塁打10、盗塁8、犠打飛3)

 

 左のクラッチヒッターである「強打の二塁手」。今夏は2番を務めたが今秋は6番を務める。今夏の練習試合では確実性の高さに磨きがかかり、期間内での150打席以上での打率はチーム3位の「.384」。

 

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 (5)安江優馬三塁手。2019年、UR126)[★]

 (通算成績:打率.406[156打席、143-58]、本塁打6、盗塁3、犠打飛0)

 

 8月3日にデビューした「左の長距離砲」。パワーは「41616」で「チームno.1」。打率も驚異の「.400」超えで、今秋は5番で迎える。正三塁手を不動にできたこともチームの大きなプラス。

 (注1:「打者BIG4」とは、現時点では「田中陸、森田、小林、安江」の4人のこと。安江が座る以前は池上がこの座の一翼にいた。)

 

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 (6)小峯桂(遊撃手。2018年、UR162[☆2])[18夏、18秋、18新人戦、19春、19夏]〈副将〉

 (通算成績:打率.320[2616打席、2058-659]、本塁打33、盗塁210、犠打飛222)

 (2019年7月-8月成績:打率.292[388打席、291-85]、本塁打5、盗塁27、犠打飛54)

 

 創設メンバー。快足が持ち味の正遊撃手。走力に加えてバント技術もひと夏で大きく向上。今秋は7番で迎えるが、7月中旬以後の練習試合では1番、2番を務める機会も多くあった。

 

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 (7)笹部春斗(左翼手。2019年、UR129)[★]

 (通算成績:打率.400[5打席、5-2]、本塁打0、盗塁0、犠打飛0)

 

 8月29日にデビューした「走れる右の強打者」。今秋は「2番・左翼手」で開幕を迎える。安江と共に2期生世代の主軸打者としてとても期待される。田中陸の直前の打順という大きな役割がその証。

 

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 (8)田中陸(中堅手。2018年、UR111[☆2])[18秋、18新人戦、19春、19夏]

 (通算成績:打率.402[2441打席、2123-854]、本塁打115、盗塁124、犠打飛37)

 (2019年7月-8月成績:打率.404[412打席、364-147]、本塁打15、盗塁20、犠打飛4)

 

 「チーム最強打者」に君臨。チーム歴代最多の通算安打数「854」を誇り、練習試合の打率は驚異の「.402」。県内有数の打者に成長した今秋も「不動の3番打者」として勝負強さを示したい。

 

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 (9)森田遊大(右翼手。2018年、UR180[☆2])[18新人戦、19春、19夏]〈主将〉

 (通算成績:打率.376[2141打席、1858-698]、本塁打48、盗塁141、犠打飛10)

 (2019年7月-8月成績:打率.324[422打席、370-120]、本塁打11、盗塁27、犠打飛1)

 

 確実性が魅力の「不動の1番打者」。夏合宿でミートが800も上昇して「46124」。「森田が出塁して田中陸が返す」のがチームの勝負型。守備面では今秋も慣れ親しんだ右翼手で臨む。

 

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 (10)植田達哉(投手。2018年、UR97[☆2])[18新人戦、19春、19夏]

 (通算登板数:先発56、救援56、合計112。投球回434)

 (2019年7月-8月登板数:先発9、救援12、合計21。投球回82)

 

 7月以後の練習試合では、清水からの中継ぎでも、「先発no.2」としても、安定感が以前より増してきた。今夏の2回戦は先発で悔しさを味わっただけに、マウンドでのリベンジを叶えたい。

 

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 (11)八巻祥希(投手。2019年、UR104)[★]

 (通算登板数:先発16、救援15、合計31。投球回93.33)

 (2019年7月-8月登板数:先発14、救援9、合計23。投球回75)

 

 7月以後に先発で積極的にテストされて結果を出して信頼性を向上。今秋は「投手no.3」で先発でも救援でも重要な役割の構想。2期生世代のエースとして期待されるだけに、今秋は飛躍のきっかけにしたい。

 

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 (12)林将太朗(投手。2018年、SR52[☆5])[18新人戦、19春、19夏]

 (通算登板数:先発41、救援78、合計119。投球回374)

 (2019年7月-8月登板数:先発6、救援15、合計21。投球回64.67)

 

 コントロール「38919」は「チームno.1」。求められる役割は主に「救援陣の軸」だが(先発にも対応可能)、安定感という持ち味をチームの飛躍の原動力にできるか。

 

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 (13)岡本聡一郎(投手。2018年、R20[☆5])[18夏、18秋、18新人戦、19春、19夏]

 (通算登板数:先発90、救援109、合計199。投球回626)

 (2019年7月-8月登板数:先発9、救援22、合計31。投球回94.33)

 

 創設メンバー。通算での投球回数及び登板数は「チームno.1」。今秋も救援を軸にフル回転が求められるが、ここまで出場5大会の全てで先発登板の経験を持つ技巧派左腕。

 

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 (14)山越雄大(投手。2018年、SR53[☆5])[18夏、18秋、18新人戦、19春、19夏]

 (通算登板数:先発81、救援31、合計112。投球回607.33)

 (2019年7月-8月登板数:先発9、救援7、合計16。投球回85.33)

 

 創設メンバー。チームno.1の圧倒的なスタミナが魅力で、練習試合では先発起用が主体。しかし新年度になり徐々にプレゼンスが低下傾向で、今秋は「投手no.6」の位置付けに。

 (注2:この場合の「プレゼンス」とは「存在感」のニュアンス。)

 

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 (15)小林天太(一塁手。2018年、SR64[☆5])[18秋、18新人戦、19春、19夏]

 (通算成績:打率.371[2383打席、2063-765]、本塁打94、盗塁21、犠打飛25)

 (2019年7月-8月成績:打率.335[363打席、319-107]、本塁打19、盗塁4、犠打飛1)

 

 「右の長距離砲」。今夏の大会で大ブレーキに終わり、その後も絶不調に苦しむが、安江の入学が刺激になり8月の夏合宿以後は復調で今夏の練習試合ではチーム1位の「19本塁打」。今秋も「4番・一塁手」にどっしり座る。

 

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 (16)藤本琉(捕手。2018年、SR55[☆5])[18秋、18新人戦、19春、19夏]

 (通算成績:打率.213[521打席、408-87]、本塁打5、盗塁6、犠打飛32)

 (2019年7月-8月成績:打率.256[56打席、43-11]、本塁打1、盗塁1、犠打飛3)

 

 守備とバント技術に優れる第2捕手としてプレゼンスを示してきたが、8月上旬以後は出場機会が大きく減少して、控え捕手での優先順位は田中陸よりも下に。今秋も守備固めなどで貢献したい。

 

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 (17)井山玲央(外野手、内野手。2018年、SR85[☆5])[18夏、18秋、18新人戦、19春、19夏]

 (通算成績:打率.304[1109打席、861-262]、本塁打2、盗塁75、犠打飛89)

 (2019年7月-8月成績:打率.387[99打席、75-29]、本塁打1、盗塁10、犠打飛17)

 

 夏合宿で成果を示して、走力は「44269」で「チームno.1」。またバントもカンストを叶えた。今秋も代走、一塁コーチが主戦場だが、非常時では二塁手三塁手での出場も起こり得る。

 (注3:バントのカンストとは、バント技術が上限の「50000」になること。チーム内では、「戸塚、小嶋、井山」の3人が達成している。)

 

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 (18)戸塚翔(左翼手。2018年、R42[☆5])[18夏、18秋、18新人戦、19春、19夏]

 (通算成績:打率.346[1756打席、1311-453]、本塁打43、盗塁20、犠打飛216)

 (2019年7月-8月成績:打率.358[222打席、151-54]、本塁打7、盗塁2、犠打飛56)

 

 創設メンバー。確実性とバント技術が持ち味で、「努力の打撃職人」の異名を持つ。今夏までは正左翼手を務めてきた。笹部の入学で今秋は代打を務めるが、公式戦での出塁率は驚異の「.517」という高い成績を誇る。

 

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 2期生(1年生)からの「18人枠」の選出は「4人」。「八巻、藤村、安江、笹部」です。

 このうち、「八巻、安江、笹部」の「3人」は「今秋が初選出」になります。

 一方で、今夏の「18人枠」のうち、

 

 山本(投手。2018年、SR50[☆5])

 丸山(投手。2018年、R19[☆5])

 小嶋(外野手。2019年、R44[☆5])

 

 この3人が落選になりました。特に丸山は、創設メンバーの一人ですし、練習試合では救援陣の重要な存在であるだけに、とても心苦しかったですけど、打撃陣は特に笹部の入学で戸塚が代打に回るほどの充実ぶりになり、丸山はもはや当選できる余地がなくなってしまった感じです。

 また、控えの内野手については、(本職が外野手の)井山で対応のイメージです。練習試合では、二塁手(安江の入学以前は三塁手でも)での出場もちょくちょくありますし。小峯に万一のことがあった場合は、「遊撃手に池上、二塁手に井山」のイメージになります。

 

 

 そして、実は今秋の「18人枠」。

 「控え」の宮原が「背番号3」。「正一塁手」の小林が「背番号15」。

 そう、「評価かさ上げ」をついに決行。尤もこの「評価かさ上げ」は、もともと今夏終了時の時点で決断してはいたのです。

 

 (当初構想時)小林(3)、宮原(7)、小嶋(15)、戸塚(18)

 (笹部入学後)宮原(3)、笹部(7)、小林(15)、戸塚(18)

 

 そう。もともとの時点で、正左翼手の戸塚が「18」、控えに回る宮原が「7」で、評価かさ上げをすることは決めていました(宮原は安江の入学の時点で控えに回ることが決まっていた)。

 というのも、「R打者」はLVの上限が「LV60」です。今春、今夏と、戸塚を「背番号7」にしたことで、恐らく選手が1人以内と同等のチーム評価になり、県内シード順位が一気に下がり、結果として「地獄の組」に充てられる大きな要因になったことに気付かされた感じです。

 

 正左翼手の戸塚を「背番号18」にすることは、そりゃあ心苦しかったですよ。

 誰よりも努力かで、打撃面での貢献が安定して計算できる貴重な戦力ですから。

 でも、「勝つ可能性を上げるため」には、もはや仕方なかった。

 

 そんな中で、笹部の入学です。しかも実は、「ノーマルガチャ」での入学でした。

 もう、「びっくり」。一気に「LV80」に上げて、8月29日、今夏のラストの練習試合でのデビューにこぎつけた。打撃能力がとても高くて、正左翼手にすっぽり収まった(ただし守備力の拙さは目を瞑ることになりますが)。

 これを受けて、「SRの☆5打者」である小林を「背番号15」、「URの☆2打者」である宮原を「背番号3」にした、という訳です。

 

 

 (図解2)きのくに未来学園、現時点における基本スタメン、及び、控え打者4人の起用法(2019年8月21日現在)。

 (投手は「9番」で起用の予定です。)

 

 [スタメン]

 1(右)森田(2018年、UR180[☆2])

 2(左)笹部(2019年、UR129)

 3(中)田中陸(2018年、UR111[☆2])

 4(一)小林(2018年、SR64[☆5])

 5(三)安江(2019年、UR126)

 6(二)池上(2018年、UR140[☆2])

 7(遊)小峯(2018年、UR162[☆2])

 8(捕)藤村(2019年、UR112[☆2])

 

 [控え打者]

 (控え1)戸塚(2018年、R42[☆5])[代打]

 (控え2)宮原(2018年、UR121[☆2])[代走、戸塚の守備固め、三塁コーチ]

 (状況に応じて戸塚に替わり外野手でのスタメンも。また、井山がスタメンの場合は一塁コーチも)

 (控え3)井山(2018年、SR85[☆5])[代走、一塁コーチ]

 (状況に応じて戸塚に替わり外野手でのスタメンも。また、非常時では二塁手あるいは三塁手での起用もあり得るか)

 (控え4)藤本(2018年、SR55[☆5])[第2捕手、守備固め]

 (守備固めとしての起用は、三塁手一塁手での可能性も充分にあり得る。また、宮原or井山がスタメン起用の場合は、三塁コーチでの起用もあり得るか)

 

 

 今夏は宮原が7番に座っていましたが、宮原に替わって安江が5番に座る。

 そして今秋に向けたラストの練習試合で笹部がデビューして、笹部は走力を併せ持つことから2番に座り、池上が6番に回り、戸塚が代打、ということで決着しました。

 尤も個人的には、いわゆる「機動力野球」は大好きですので(むしろそのような「白糸台スタイル」は、自分の理想型に近い。自分のような微課金という「持たざる学校」にとっては、大砲をずらりと並べるのはまず難しいですので)、

 

 「9森田-6小峯-7笹部-8田中陸-3小林-5安江-4池上-2藤村」

 

 現実世界でこの陣容を擁しているならば、むしろいま示させて頂いた打順編成で臨むかも、だったりしますけど。森田と笹部は、打順を逆にするかもしれませんけど。

 

 

 では、続きを、(その2)にて綴らせて頂きます。

 (その2)では、「きのくに未来学園、2019年8月、月間トピックス」を、綴らせて頂きたく思います。

りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える(その4。りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ふりりん、それぞれの挑戦へのエール、後編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「ラブライブ」の本格的なブログエントリー記事、第4回は、

 「りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える。」です。

 

 今回のブログ執筆テーマは、下記の感じになります。

 

 「(1)7月18日木曜日に起こった、京都アニメーションの惨劇について。→(その1)にて。なお自分は、京アニさんの作品は通しで見たことはまだ1回も叶っていませんけど、同じ関西在住の一アニメファンの立場から、自分なりに感じていることを綴らせて頂く感じになります。

 (2)Aqoursのアジアツアー、5thライブの概要的感想。→(その2)にて。

 (3)りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのソロ歌手デビューについて、私見及びささやかなエール。また、ふりりん(降幡愛)のタガタメの鑑賞の感想。→(その3)及び(その4)にて。」

 

 これが、およそのアウトラインになります。

 今回の執筆のメインは、特に、

 

 「りきゃこ(逢田梨香子)の、ソロ歌手としての初めての大きなステージに向けて。」(8月8日、バースデーイベント、Zepp Tokyo

 

 これを間近に控えて、どうしても一ファンとして想いを伝えたい、このテイストが正直とても大きいです。(と思いましたが、遅筆で結果的に「またぐ」感じになってしまいましたが…。)

 それに、

 

 「しゅかしゅー、ソロ歌手デビューの1stミニアルバム。」(8月14日)

 

 これも、あと10日を切ったタイミングになりますので。

 

 ちなみに、りきゃこ、しゅかしゅーに加えて、あいにゃにも言及します。また、「誰ガ為のアルケミスト」(通称「タガタメ」)で準主役を務めたふりりんにも言及します。その一方で、きんちゃん(高槻かなこ)がユニット「Bloodye」で新しい挑戦を始めることが発表されていますが、これについては今回は言及しません(申し訳ないです)。

 

 では、(その4)の本文の執筆を、させて頂きます。かなり長いブログエントリーですけど、今回のブログエントリーの最大の核心ですので、何卒最後まで読んで頂けるととても嬉しく思います。

 

 執筆にあたり、まず、「2019年3月23日」にアップした、「りきゃこのソロ歌手デビュー発表にあたって」のブログエントリーを、リンク添付させて頂きます。

 ([その3]が想像以上に長くなってしまい、今回のブログエントリーの核心部分が、この[その4]にずれこんでしまったため、改めてリンク添付をさせて頂く感じになります。)

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

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 執筆にあたり、まず、Aqours声優の個人活動についての概要的な動向を、綴らせて頂こうと思います。

 (これもまた、[その3]にて言及させて頂いたことの再掲になります。)

 

 

 (図解7)2019年3月以後の、Aqours声優の個人活動の概要的な動向。

 (今回は、一部のメンバーにフォーカスさせて頂きますので、かなり端折った感じになります。)

 

 3月14日 りきゃこ(逢田梨香子)、ソロ歌手デビューを発表。

 (生配信形式での発表になった。)

 3月21日 しゅかしゅー(斉藤朱夏)、ファンクラブイベントを開催。

 3月23日 Aqours、「アジアツアー2019」上海にて開幕。

 3月31日 あんちゃん(伊波杏樹)、八王子にてファンクラブイベント。

 4月21日 Aqours、「アジアツアー2019」ソウルにて終了。

 6月8日~6月9日 Aqoursの「5thライブ」(西武ドーム)を成功。

 6月12日 しゅかしゅー(斉藤朱夏)、ソロ歌手デビューを発表。

 (日本テレビ「ZIP」での発表。前夜にツイッタ―で「MV公開」の情報告知が既になされていた。)

 6月12日 りきゃこ、お台場ヴィーナスフォートにてフリーライブ。

 (教会広場を使用。夜の開催なので幻想的な雰囲気に。)

 6月14日 ふりりん(降幡愛)、準主役での出演映画が公開。

 (「誰ガ為のアルケミスト」。夕方にTOHO新宿で舞台挨拶。)

 6月19日 りきゃこ、1stEP「Principal」がリリース。

 (オリコン初動4位。売り上げは累計で1.6万枚超え。高い人気をみせつけた。)

 6月26日 しゅかしゅー、10月13日の1stワンマンライブ開催を発表。

 7月5日~7月6日 Aqours、ロサンゼルス公演を開催。

 (ただしLV開催はなかった。すわわが自慢の英語力を存分に発揮したらしい。)

 7月23日 「#鈴木愛奈生誕祭2019」。

 (このときはまだ、ソロ歌手デビューは発表せず。)

 7月29日 あいにゃ(鈴木愛奈)、ソロ歌手デビューを発表。

 (ツイートで発表。「アニソン歌手は自分の夢でした」とコメント。アルバムかシングルかは今後追って発表か。)

 8月1日 りきゃこ、公式メンバーサイト「Us」の開設を発表。

 (ファン待望の実質的なファンクラブ開設がついに実現の形に。)

 8月8日 りきゃこ、バースデーイベント開催(Zepp Tokyo。昼夜2部開催)。

 

 8月12日 あんちゃん、神戸にてファンクラブイベント。

 (現時点ではソロ歌手デビューの発表はまだない。)

 8月14日 しゅかしゅー、1stミニアルバム「くつひも」リリース予定。

 (アニメタイアップ曲はなし。りきゃこは「ORDINARY LOVE」にて「川柳少女」ED曲としてタイアップ曲を入れていた。)

 8月16日 しゅかしゅー、お台場ヴィーナスフォートにてフリーライブを予定。

 (パレットプラザを使用。教会広場とはフロアが異なるので留意が必要。)

 8月30日 りきゃこ、ソロ歌手として初めてのアニサマ出場。

 (Aqoursとしては、8月31日に出場。)

 

 

 およそ、このような感じになります。

 では、いよいよ、今回のブログエントリーの核心部分、りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃへの言及を始めたいと思います。

 

 

 りきゃこ(逢田梨香子)の、3月14日でのソロ歌手デビューの発表。

 「もう逃げない」「いざ勝負する」「やるからには突き進む」。そのような強い決意が、伝わってきました。

 

 

 (図解8)りきゃこ、ソロ歌手デビューの考えられる背景、あるいは持ち味。

 (先述にて添付させて頂いた、3月23日のブログエントリーの、特に[その3]を併せて参照。また、ソロ歌手デビューにあたってインタビューにて言及していることのうちのいくつかは、ウィキペディアにて反映させて頂いております。[←だってほとんど、自分が執筆させて頂いていますので。])

 

 (1)[特徴]「声優界最高の美女」と称されるほどの容姿。実際、ソロ歌手デビュー挑戦以前から、グラビア活動に積極的な姿勢であった。

 (2)[特徴、背景]「Aqours」では、しゅかしゅー(斉藤朱夏)と人気面で恐らく「2トップ」的な存在。また声優個人としての実績でならば、Aqoursメンバー内では、あいにゃ(鈴木愛奈)と恐らく「2トップ」的な存在で実績をコンスタントに既に積んできている。特に『くまのがっこう』(ジャッキー役。2017年8月公開)で主演を務めたことは大きな自信になったと考えられる。

 (3)[背景]ソロ歌手デビューを最初に始動させることで、ファン及び他メンバーに対して「先手を打つ」意図。うまくいけば「人気no.1」の座を不動にできる可能性もあり、それはつまり「日本武道館」、あわよくばその先の大きなステージを、より現実性を高くできることを意味する。特に、最も歌唱力が高い(及び、声優個人での実績でも激しくしのぎを削る)あいにゃ、また絶対的リーダーである(かつ、実力者である)あんちゃんよりは早くソロ歌手として地歩を積み上げたい思惑もあったか。

 (4)[特徴、背景](3)とも強く関係するが、4thライブのときから、歌唱力の向上は急速にかつ目に見えて伝わってきている感じであり、アジアツアー、及び5thライブでは、「準備は完璧にできている」という強烈なアピールを示せていた(これは例えば、「sky journey」「決めたよ Hand in Hand」「Guilty!? Farewell party」などで顕著に示されている)。もともと表現力という持ち味があるので、歌唱力も水準以上にできているという自信が持てれば「ハイブリッド化」になり得ることは、例えば内田彩内田真礼とかで証明されている。

 (5)[背景]インタビューにて折に触れて、「母への感謝」を述べており、芸能界での成功はいわば「母と共に追いかけ続けた夢」と考えられる。そう考えると歌手としての成功は、「母へのこれ以上ない恩返し」といえるだろう(そのためにもタイミングも重要だったといえる)。そして早いタイミングでの発表にこぎつけ、かつアニメタイアップも獲れたことで、「アニサマ」への個人としての出場に道筋をつけることができる(実際、出場も発表から程なくして決定した)。

 

 

 いま、「5つの要素」について言及させて頂きました。特に「母への感謝、恩返し」は、りきゃこのこれまでの歩み、あるいはソロ歌手挑戦の決断に、大きく影響しているように自分は解釈しているんですよね。そして、

 

 「現状に甘えたくない、新しいことに挑戦し続けてこそ成長できる」(あるインタビューにて)

 「(新しいレコードレーベルなので)スタッフを含めてゼロからの挑戦ができる環境に惹かれた」「(自分より歌唱力に優れる声優を差し置いて)自分に声を掛けてくれたことへの感謝と嬉しさ」(あるインタビューにて、趣旨として)

 

 りきゃこらしいなあ、と思います。特に、新しいレーベルからの挑戦を決めたこととか。新しいレーベルを立ち上げるにあたり、そのフラッグシップ(象徴)的存在として、りきゃこに声を掛けた担当者も、その着眼点に拍手と思います。

 

 新しい挑戦が、絶対に成功して欲しい。そのような感じで、6月19日、ソロ歌手デビュー。

 初動が1.4万枚、累計が現時点で1.6万枚。

 「1万枚」は超えて欲しい、と思っていました。日本武道館の収容人数が「8500人~9000人」といわれていますので。それを軽く突破してきた(ちなみにμ’s声優のほとんどのメンバーの売上能力を超えてきている計算になると思います)、期待値補正を抜きにしても、(想像以上に)認められている証明」であると思います。もう、「本物」でしょ?と。

 

 

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 いま、りきゃこの公式のYouTube動画を、2つリンク添付させて頂きましたけど、りきゃこの今回のミニアルバム(公式では一貫して「EP」と表記されている)の5曲、どの局も素敵なんですよ!

 

 

 (図解9)逢田梨香子、1stEP『Principal』、収録曲5曲。

 

 1.FUTURE LINE

 (畑亜貴が作詞、光増ハジメが作曲。畑亜貴ワールドをいきなり発動させてきた。アップテンポで前向きなテイストが伝わる。)

 2.ORDINARY LOVE

 (テレビアニメ「川柳少女」のED曲、つまりデビュー曲にしてアニメタイアップ。本人曰く歌手挑戦にあたり最初に歌ったのがこの曲という。)

 3.アズライトブルー

 (本人曰く「群青色」をイメージして制作をしてもらった曲とのこと。切ない感じで、「りきゃこの特徴、等身大さ」がすとんと投影された素敵な曲になってます。)

 4.君がくれた光

 (5つの中で、自分が最も大好きな楽曲。「いまはまだ未熟だけど、これから立ち上がろう」という内に秘めた強い気持ちが伝わる。アップテンポで、特に間奏から一度Cメロで静かなタッチになり、そしてラストへと向かう感じが最高に大好き!)

 5.I will

 (いわゆる「バラード曲」。しっとりと丁寧に情感を伝えようとする姿勢が伝わる。聴けば、りきゃこの「大きな成長」と、「特大の伸びしろ」を感じて頂けるかと。)

 

 

 きっと、りきゃこは、たくさんの素敵な人間に支えられているんだな、と。これもりきゃこの、日頃の「努力の賜物」、そして「人徳」と思うのです。

 

 実は、7月14日、大阪(天王寺MIOホール)にて、りきゃこのお渡し会に参加させて頂きました。こうして、芸能人の接近イベント(無銭を除く)に参加させて頂くのは、実は「生まれて初めて」でした。

 (天王寺MIOは、自宅から2駅のところにある。つまり、自宅から通える範囲内ですので、参加させて頂いた感じです。)

 

 

 

 

 はい、結論から述べますと、上述のツイートの感じです。

 では、どのような感じだったか、下記にて示してみようと思います。

 

 

 (図解10)りきゃこのお渡し会(7月14日、大阪)、自分(愛球人)のハイライト。

 (おぼろげな記憶であることを、何卒御許し下さい。)

 

 愛球人:はじめまして。こんにちは。(本名)と申します。

 りきゃこ:はじめまして。

 (壇上に上がる少し前から、自分でもわかるほどの「あがり症」が既に発動していました。)

 愛球人:こういうのに参加させて頂いたのは、生まれて初めてです。

 りきゃこ:ありがとうございます。

 (恐らく、ここで一度、深呼吸をしたと記憶します。)

 愛球人:Aqoursの1stライブ、『想いよひとつになれ』がきっかけで、ファンになりました。

 りきゃこ:(えー、という感じで)ありがとうございます。

 (ここで「肩トントン」)

 愛球人:ありがとうございました。

 りきゃこ:ありがとー。またきてねー。

 

 

 およそ、このような感じでした。と申しますのも、実は、お渡し会、自分、整理番号が「2番」であったこともあり(抽選でたまたまそうなった。実は申し込み自体は、むしろ恐らく遅い方でした)、「最前列のどセンター」だったんですよ。

 目の前で見た、りきゃこ。どんな感じだったか。

 

 「りきゃこ、りきゃこ、どうしてあなたはそんなに天使なの?」

 

 もうねえ、「かわいいー!」「きれーい!」、それほどに、もう「圧倒的なスターのオーラ」なんですよ。このオーラを身に付けるまで、どれほどの血の滲むような努力」をしてきたかが伝わることを含めて。

 で、そのオーラが伝わり、それが自分の場合は逆に、過緊張状態になってしまった訳ですけど(私事ながら、子ども時代から「あがり症」に悩まされています)、でも、そんな自分に対しても、りきゃこは「天使のような笑顔」を絶やさずにいてくれた

 

 そう。「声優界最高の美女」という称号は、決して誇張的ではない、目の前で見て、そう、それは容姿のみを意味しているのではない(まあ確かに、かわいらしいし、長い髪が最高に素敵でとても似合っていると強く感じますけど)、むしろ容姿以上に内面がとても素敵だから(こんなに根は優しくて温かいんだと、嬉しい収穫でした。きっとAqoursの仲間からたくさん学んでそうなったんだなと)、「声優界最高の美女」と称されるんだと、納得の感じを抱けたのです。

 

 

 

 

 「心の拠り所になるような"私たちの空間"を作りたい」

 これも、りきゃこがAqoursで学び育んだ「優しさ」「思いやり」の賜物と思います。

 しかも、専用ユニフォーム(6800円)を購入すれば、それでりきゃこのオフィシャルメンバーサイト「Us」の会員に(一般的にファンクラブは年会費方式が多いので、これって「良心的」ということ。しかも女性声優のファンクラブは「クレジットカードor携帯キャリア決済」という「非良心的」な傾向が強いので、これがどれほど有難いか)。

 

 

 

 

 おお、1stシングル、おめでとう!と。しかも「作品の世界観に寄り添ったとてもカッコいい曲」とのこと。

 りきゃこは、もともと「SPYAIR」「B’z」「GACKT」のファンであると伺います。

 それに、「Guilty Kiss」での経験をも踏まえると、「ロックテイスト」への挑戦は、充分に考えられる。この、ロックテイストへの挑戦に期待してよさそうでは?と想像するのです。

 

 ちなみに、りきゃこ、インタビューにおいて、

 

 「水色、ピンクが好きな色です。」(←ウィキペディアにはまだ反映できていません。いずれ反映させたいと思いますけど。)

 

 と仰っていましたけど、

 

 「これから逢田梨香子という無色透明なものにいろんな色を塗り重ねていって、その先にどんな曲を歌えるようになるのか。自分自身もすごく楽しみにしています。

 

 という趣旨のことを述べています。その意味でも、とても楽しみにしています。

 

 

 そう。「『ゴールライン』を定めずに、一つ一つをまず地道に積み上げて、その先にどんな景色が叶うのかを楽しみにしたい」というスタイルを志向するのが、りきゃこスタイル。また、「畑亜貴テイスト」も、使えるときは使っていく姿勢も、1stEPで鮮明にしています。

 その一方で、6月12日にソロ歌手デビューを発表して、8月14日に1stミニアルバムを発売する、しゅかしゅー(斉藤朱夏)。しゅかしゅーは、りきゃことはほぼ真逆のスタイルを志向しているように映ります

 

 

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 いま、リンク添付させて頂いたYouTube動画のうちの1つ目が、1stミニアルバム『くつひも』のダイジェスト的な感じになります。

 全体的にいえば、まず、しゅかしゅーのパブリックイメージを「壊す」ことから始めた、と自分は解釈しています。

 

 「ことばの魔法」「あと1メートル」。「しっとりと歌う」感じになっていると映る。

 しゅかしゅーといえば「ダンス」。ですので「ダンスチューン」とか「テクノポップ」的な感じを1つは入れてくるかなと思いましたけど、それをいれなかったことに「覚悟の強さ」を感じます。そう、「自分は絶対に歌手で成功したいんだ!」と。

 

 しゅかしゅーが、りきゃこと「相違性」を強く示した部分、下記にて示してみましょう。

 

 ・「赤」という明確な「イメージカラー」を定めた。

 ・「畑亜貴さんの作詞」が1曲もない(全曲、作詞は「ハヤシケイ」さん)。

 ・独特の「かわいらしい声質」。(⇔りきゃこは「クリアな声質」)。

 ・はっきりと「1stワンマンライブ」と銘打ったりきゃこは「バースデーイベント」であり、朗読劇をつけるなど「声優アーティスト」を強調した構成であった)。

 

 そう。独特の「かわいらしい声質」というのは、すわわとはまた異なる独特の声質、という感じになります。これも自分的には、少なからず「驚き」としてありました。

 ですけど、それ以上に「驚き」としてあったのは、はっきりと、10月13日に「1stワンマンライブ」を開催します、ということです。

 

 持ち歌は現時点で「6曲」である(りきゃこは「5曲」)。

 ワンマンライブをしようと思えば、「10曲」はないと、恐らくライブとして成立できないだろう、と思います。アンコールなしとしても、「4曲」ほど足りない計算になる。

 ですので、「カバー曲」「キャラソン」(後者はほぼ「渡辺曜」としてにならざるを得ないと想像しますが)を織り交ぜる必要が生じる。このあたり、どう描いているのだろう…?と正直感じています。

 

 ですけど、しゅかしゅーの中では「勝算」があるからこそ、「1stワンマンライブ」とはっきりと銘打っていると考えられますし、インタビューを拝読させて頂くと、「ソロ歌手になることは、自分の悲願であった」とはっきりと述べています(もともと声優になることは「なりゆき的な感じであった」「自分でも正直驚いている」とインタビューで趣旨として述べていますし。そしてしゅかしゅーのインタビューでは、ほぼ決まって「ステージ」「ダンス」がキーフレーズになっている感じですし。これほどキーフレーズが明確なのは、Aqours声優の中でもとりわけ特徴的といえるでしょう)。

 

 そう。「一人のソロ歌手として自分は勝負する」姿勢、つまり、「歌手に軸足を置いて活動する」姿勢を明確にした。実際、Aqoursのライブでは、いつも質の高いパフォーマンスを安定して示し続けていますし、ソロ歌手として勝負できる準備は既に完璧にできている感じに映っています。だからこそ、「1stワンマンライブ」の開催と明確に銘打てたのだろうと思います。

 

 ゴールラインから逆算した感じ、と述べましたけど、今回は「ダンスチューン」を入れなかった、これもまた、しゅかしゅーの「一人のソロ歌手として長く輝き続けるんだ!」という「強い意志」の現れであり、「退路を断つ」「一つ一つ地歩を築いていく」、その積み上げができた先にこそ「ダンスチューン」を投入できる、そのような感じと想像しますし、そこに、しゅかしゅーの「可能性」を期待できる感じとしてあるのです。

 この「可能性」ということは、しゅかしゅーの所属レコードレーベルにも示されています。「SACRA MUSIC」。LiSA、藍井エイルなどが所属する、大手アニソンレーベルです。

 「この子、面白いね」。

 

 実は、しゅかしゅーについては、8月16日のフリーライブ、現地参戦をする予定にしています(正直、「青春18切符」のおかげで資金的な捻出ができることが大きい)。

 このような機会は正直めったにないことなので、貴重な機会を楽しもうと思っています(フリーライブならば、りきゃこも教会広場で開催しましたし、μ’sならば内田彩さん[うっちー]が2015年7月に代々木公園でしたことがありますけど)。

 

 そうそう、しゅかしゅーについては、本人は「面白い」「かっこいい」といわれると嬉しいとのことです(『My Girl』でのインタビュー記事より。いずれウィキペディアでも反映の予定です)。他のAqours声優に対しては「かわいいよー」で大丈夫と思いますけど、これからは、しゅかしゅーに対しては、

 

 「しゅかしゅー、かっこいいよー」

 

 と言ってあげると、より望ましいと伝えたい次第です(個人的には、「しゅかしゅー、かっこかわいいよー」でもよいかなと思いますが)。

 

 

 そして、あいにゃ(鈴木愛奈)。7月29日、ソロ歌手デビューを、ついに発表しました。

 ずっと、ずっと、あいにゃのソロ歌手挑戦を待っていた。(その3)でも言及したように、あいにゃは、Aqours声優の中でも、誰よりも絶対にソロ歌手として成功して欲しい!と思っていますから。

 

 

 

 

 

 

 (図解11)あいにゃ(鈴木愛奈)、ソロ歌手デビューに当たってのコメント。

 ([http://suzukiaina.jp/]から参照することができます。)

 

 「私にとってアーティストデビューは「夢」でした。

 小さい頃からアニソンが大好きで、どんな時も側にいてくれたアニソンは、私に元気も勇気も安らぎの時間も全部くれました!デビューのお話を頂いた時、今度は私がその立場になれるんだって本当に嬉しくて!!大好きな歌で気持ちを伝えていけたらと思ってます!!

 私の歌で皆様に笑顔を、勇気を、鈴木愛奈の歌が日々の癒しの1つになれるよう精一杯精進して参ります。応援よろしくお願い致します!!」

 

 

 あいにゃは、大手アニソンレーベルである「ランティス」からのソロ歌手デビューになりました。

 あいにゃの場合、りきゃこ、しゅかしゅーとは異なり、はっきりと目指したい方向性を明確にしています

 

 「アニソン歌手として生きていく!」

 

 だから、アニソンに特化して、実績を積んでいるランティスとの契約。

 実に「ロジカル」です。あいにゃにとっては、「満額回答」の相手と契約できた、と想像できます。

 

 そう。あいにゃは、Aqoursでも、数々の伝説をみせつけてきました。

 

 

 (図解12)あいにゃ、Aqoursでのすさまじい数々のスーパーテクニック列伝。

 

 ・サンシャインぴっかぴか音頭(歌手を目指した原点の『アニ民謡』『重厚なこぶし』を披露)

 ・キセキヒカル(東京ドーム、5万人の大観衆で『天空まで響く歌声』を発動)

 ・New winding road西武ドームで「スタンドマイク」で、さながらのロック歌手ぶりをみせつける)

 ・青空 Jumping Heart(クライマックス部分での、はっちゃけながらのビブラート。TVサイズではカットされてしまうのが悔やまれる)

 

 

 他にも、「sky journey」「予測不可能Driving」など、いくつも挙げられる感じですけど、その独特のパワフルボイス、とても楽しみにしている感じとしてあるのです。

 推しの度合いは別として、ファンの多くが認めるほどの、Aqours声優の中でも他を凌駕する歌唱力(というか、J-POPをひっくるめても恐らくトップレベ)。

 だからこそ、「レコードレーベル選びを絶対に間違えないでほしい!」、誰よりも、あいにゃはこれが大きな意味を持つ、と思っていました。

 

 もともと、あいにゃは芸能界入り当初から、「歌手への想い」「アニソン歌手が目標」と公言し続けてきました。そう考えると、アニソンに特化したところ、音楽表現に強いこだわりを持つところ、という感じになってきます(個人的には、J-POP、つまり実写の主題歌でもいつか聴いてみたいと思いますが)。そう考えると、

 

 ・kING AMUSEMENT CREATIVE(アニソン歌手のスターが集結する最大手アニソンレーベル。J-POPへの挑戦も視野にできるのもプラス要素。水樹奈々は勿論、水瀬いのり小倉唯上坂すみれも所属。ただ、あんちゃん[伊波杏樹]に所属可能性がある[本命は「SACRA MUSIC」と考えられるが、先輩格の水瀬が所属しているのを踏まえると可能性はゼロとはいえないから]ことを踏まえると、現実的には実現可能性はあまり高くないと思っていた。)

 ・NBCユニバーサル(アニソン歌手の中でも、「歌うま」が集結するアニソンレーベル。μ’sでトップレベルの歌うまである南條愛乃、また、飯田里穂が所属している。「I’ve」関連作品も、基本的にこのレーベル。ですので、所属最有力レーベルの一つと自分は思っていました。)

 ・ランティス(実績、歴史ともに充分の大手アニソンレーベル。アニソン歌手として勝負したい、あいにゃの意向とも合致する。茅原実里渕上舞田所あずさ大橋彩香など、所属する女性声優も「歌手のイメージの強い声優」が多い傾向。尤も、渕上、田所は、歌手としてはかなり過小評価されていることが否めませんが…。)

 

 他にも、「SACRA MUSIC」「ポニーキャニオン」「フライングドッグ」「日本コロンビア」「ワーナーブラザース」などが可能性として考えられますけど、あいにゃの意向に最も合致し得るのは、上述の3つになるだろう、と。

 

 どんな曲調の歌を押し出していくのか、おいおい明らかになっていくかなと思いますし、恐らくデビューは「11月くらい?」と想像しますけど(11月13日発売の、りきゃことはバッティングしないように、調整はとても大切になってくるでしょう)、シングルかミニアルバムかはともかく、とても楽しみにしています。

 「演歌、民謡テイスト」「ロックテイスト」「電子音楽fripSideテイスト)」「ポップなテイスト」、特にリード曲になることを示唆している「ヒカリイロの歌」、どんな感じになるだろう?と、既に「わくわくしています」。

 

 ただ、あいにゃは特に期待しているからこそ、強く願うこととして、

 

 「ころあずさん(田所あずささん)のような、過小評価には絶対にさせないでほしいです!

 

 ということです(ちなみに実は、ころあずさんも自分の好きな女性声優アーティストの一人です。アイカツフレンズのキャラソン、『プライド』は、一人カラオケでしばしば用いさせて頂いていますし)。

 

 

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 いまさっき述べたように(というか実は、Jimdo時代のブログエントリーでも言及させて頂いたことがありますが)、自分、ころあずさんの歌声、大好きなんですよ。

 で、ころあずさんの最大の持ち味は、その「伸びやかさ」にあると思っています。

 そのクリアな声質を、ふわーっと大空へと響かせるみたいな、それも、情感豊かに。

 

 この、ころあずさんの「持ち味」が活かされているのが、いまリンク添付させて頂いた2曲です。特に「DEAREST DROP」は、自分を癒す、励ますためにちょくちょく聴いていたりします。最新曲として発表されている「イコール」も、この流れを踏襲しています。

 ですけど、本人が歌いたかったのは、ロックテイストのようで、まあこれもこれで、生き生きとしているとは映るのですけど、なんというか、「ずれ」が埋められなかったのかな、と。こればかりは絶対的正解がないので、難しいんですけどね。

 

 (というか、ソロ歌手として過小評価されている女性声優って、結構多いように思います。いま挙げた田所あずささんをはじめ、渕上舞さん、沼倉愛美さん、あるいは、鈴木みのりさんもそうだと思います。ちなみに鈴木みのりさんは、昨年だったかな、あべのキューズモールのスカイコートでのフリーライブ、聴く機会がありましたけど、「秘めたるエネルギー」という感じで、実に伸びやかで情感豊か。これからの成長が楽しみ、という感じとしてあります。)

 

 ですので、あいにゃの担当スタッフには、「御願いですから、売り方を間違えないで欲しいです!」と思うんですよね。と申しますのも、あいにゃは、

 

 「ソロ歌手個人として、『日本武道館』『横浜アリーナ』のステージに絶対に立って欲しい!それが自分が、絶対に『見たい景色』だから!」

 

 そう。誰よりも、あいにゃが、日本武道館に立つ瞬間を、自分はこの眼で見たい。

 (勿論、いつの日かこれが実現して、チケット争奪戦になれば、絶対に勝利したい。)

 

 

 

 

 

 よきライバルに。そう強く抱きます。りきゃことあいにゃならば、そのような感じに、絶対になれるよ、と。りきゃことあいにゃ、御互いにこれからも高め合い続けていこうよ、と思います。それを一人のファンとして、共に歩む感じでありたい。

 (そして、あんちゃんのソロ歌手デビュー、いつ発表されますか?ですけど。)

 

 ちなみに、(同じ事務所関係を除けば、)ソロ歌手発表ツイートにリプしていた、小坂井裕莉絵さん、佐々木孝子さん、この2人も、あいにゃの盟友という感じかなと。

 こうして考えると、あいにゃはやっぱり、「人徳」の持ち主だなあ、と思うのです。欲をいえば、ソロ歌手デビューを機に、ツイッターでの発信力をもう少し磨いて頂けると嬉しいなあ、ですけど。

 (文字数制限が苦手ならば、ブログあるいはインスタの開設でそちらに軸足でもよいかもしれませんね。)

 

 それにしても、あいにゃ、ソロ歌手への挑戦、恐らく、もろもろの調整に時間がかかって(作品制作も含めて。やっぱり、納得できるクオリティーにできるまでやり直し続けたと想像しますし)、誕生日ではなくて、7月29日の発表になったことを考えると、「やっと、やっと、ソロ歌手挑戦というスタートラインに辿り着けた」という感じと想像します(恐らく、せめて誕生日には発表にこぎつけたかったのでしょうけど、そう考えると、「万感の想い」という感じでしょう)。

 

 だからこそ、何度でも言いますけど、あいにゃには、絶対にソロ歌手として成功して欲しいのです。それは、あいにゃ自身のためは勿論ですけど、これからを担う「歌うま少女」たちのためにもを含めてです(ここでは多くは述べませんけど、いま、10代の半ば~後半くらいで、才能豊かな「歌うま少女」が何人もいるんですよ。それと、今年、映画『アラジン』[日本語吹き替え版]のジャスミン役で話題をさらった木下晴香さんも、いわゆる「歌うま少女」の出身になります)。

 

 

 そして、りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、そして声優として勝負する、ふりりん。

 何よりも強く願うことは、「1年でも長く現役でい続けて欲しい」、それにこそ、大きな意味があると思うのです。そしていつの日か、マイクを置くとき、「自分はやり遂げたよ。何か、価値を残せたよ」と思える感じでいて欲しい、それが強い願いです。

 これからも、りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ふりりん、ずっと、あなたのファンだからね。

 (そして、あんちゃん、すわわも、いつかソロ歌手への挑戦を、熱烈に楽しみにしております!)

 

 

 末文にて。ウィキペディアンであることを触れさせて頂いていますし、実は、Aqoursの5thライブの直前に、りきゃこ、しゅかしゅーを大幅加筆させて頂いていますけど、8月下旬をめどに、もう少し、(誰を着手しようかは構想中ですが、)加筆修正をさせて頂きたいと思っております。ただ、リアルの時間との兼ね合いがありますので、「時間のあるときに」にどうしてもなってきますので、何卒気長にお待ち頂ければと思います(Aqours声優は全員「半保護」が適用されているため、結局執筆できるのがほぼ自分のみという現実。ただし、ありしゃ、あいきゃん、きんちゃんについては、そこまで手が回りませんので、この3人のファンには、「ごめんなさい…」と申し添えさせて頂く感じになります、申し訳ないです)。

りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える(その3。りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ふりりん、それぞれの挑戦へのエール、前編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「ラブライブ」の本格的なブログエントリー記事、第4回は、

 「りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える。」です。

 

 今回のブログ執筆テーマは、下記の感じになります。

 

 「(1)7月18日木曜日に起こった、京都アニメーションの惨劇について。→(その1)にて。なお自分は、京アニさんの作品は通しで見たことはまだ1回も叶っていませんけど、同じ関西在住の一アニメファンの立場から、自分なりに感じていることを綴らせて頂く感じになります。

 (2)Aqoursのアジアツアー、5thライブの概要的感想。→(その2)にて。

 (3)りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのソロ歌手デビューについて、私見及びささやかなエール。また、ふりりん(降幡愛)のタガタメの鑑賞の感想。→(その3)及び(その4)にて。」

 

 これが、およそのアウトラインになります。

 今回の執筆のメインは、特に、

 

 「りきゃこ(逢田梨香子)の、ソロ歌手としての初めての大きなステージに向けて。」(8月8日、バースデーイベント、Zepp Tokyo

 

 これを間近に控えて、どうしても一ファンとして想いを伝えたい、このテイストが正直とても大きいです。(と思いましたが、遅筆で結果的に「またぐ」感じになってしまいましたが…。)

 それに、

 

 「しゅかしゅー、ソロ歌手デビューの1stミニアルバム。」(8月14日)

 

 これも、あと10日を切ったタイミングになりますので。

 

 ちなみに、りきゃこ、しゅかしゅーに加えて、あいにゃにも言及します。また、「誰ガ為のアルケミスト」(通称「タガタメ」)で準主役を務めたふりりんにも言及します。その一方で、きんちゃん(高槻かなこ)がユニット「Bloodye」で新しい挑戦を始めることが発表されていますが、これについては今回は言及しません(申し訳ないです)。

 

 では、(その3)の本文の執筆を、させて頂きます。

  執筆にあたり、まず、「2019年3月23日」にアップした、「りきゃこのソロ歌手デビュー発表にあたって」のブログエントリーを、リンク添付させて頂きます。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 執筆にあたり、まず、Aqours声優の個人活動についての概要的な動向を、綴らせて頂こうと思います。

 

 

 (図解7)2019年3月以後の、Aqours声優の個人活動の概要的な動向。

 (今回は、一部のメンバーにフォーカスさせて頂きますので、かなり端折った感じになります。)

 

 3月14日 りきゃこ(逢田梨香子)、ソロ歌手デビューを発表。

 (生配信形式での発表になった。)

 3月21日 しゅかしゅー(斉藤朱夏)、ファンクラブイベントを開催。

 3月23日 Aqours、「アジアツアー2019」上海にて開幕。

 3月31日 あんちゃん(伊波杏樹)、八王子にてファンクラブイベント。

 4月21日 Aqours、「アジアツアー2019」ソウルにて終了。

 6月8日~6月9日 Aqoursの「5thライブ」(西武ドーム)を成功。

 6月12日 しゅかしゅー(斉藤朱夏)、ソロ歌手デビューを発表。

 (日本テレビ「ZIP」での発表。前夜にツイッタ―で「MV公開」の情報告知が既になされていた。)

 6月12日 りきゃこ、お台場ヴィーナスフォートにてフリーライブ。

 (教会広場を使用。夜の開催なので幻想的な雰囲気に。)

 6月14日 ふりりん(降幡愛)、準主役での出演映画が公開。

 (「誰ガ為のアルケミスト」。夕方にTOHO新宿で舞台挨拶。)

 6月19日 りきゃこ、1stEP「Principal」がリリース。

 (オリコン初動4位。売り上げは累計で1.6万枚超え。高い人気をみせつけた。)

 6月26日 しゅかしゅー、10月13日の1stワンマンライブ開催を発表。

 7月5日~7月6日 Aqours、ロサンゼルス公演を開催。

 (ただしLV開催はなかった。すわわが自慢の英語力を存分に発揮したらしい。)

 7月23日 「#鈴木愛奈生誕祭2019」。

 (このときはまだ、ソロ歌手デビューは発表せず。)

 7月29日 あいにゃ(鈴木愛奈)、ソロ歌手デビューを発表。

 (ツイートで発表。「アニソン歌手は自分の夢でした」とコメント。アルバムかシングルかは今後追って発表か。)

 8月1日 りきゃこ、公式メンバーサイト「Us」の開設を発表。

 (ファン待望の実質的なファンクラブ開設がついに実現の形に。)

 8月8日 りきゃこ、バースデーイベント開催(Zepp Tokyo。昼夜2部開催)。

 

 8月12日 あんちゃん、神戸にてファンクラブイベント。

 (現時点ではソロ歌手デビューの発表はまだない。)

 8月14日 しゅかしゅー、1stミニアルバム「くつひも」リリース予定。

 (アニメタイアップ曲はなし。りきゃこは「ORDINARY LOVE」にて「川柳少女」ED曲としてタイアップ曲を入れていた。)

 8月16日 しゅかしゅー、お台場ヴィーナスフォートにてフリーライブを予定。

 (パレットプラザを使用。教会広場とはフロアが異なるので留意が必要。)

 8月30日 りきゃこ、ソロ歌手として初めてのアニサマ出場。

 (Aqoursとしては、8月31日に出場。)

 

 

 およそ、このような感じになります。

 りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのことは、後述にて言及させて頂くとしまして、まずは、ふりりんのことから、少し触れさせて頂きたく思います。

 

 

movies.yahoo.co.jp

 

 

 ふりりんが、準主役(リズベット役)を務めた『誰ガ為のアルケミスト』。

 (ゲームが原作で、ゲーム版では中心人物の一人として描かれているが、劇場版ではオリジナルキャラクターであるカスミ[水瀬いのり]を主人公として描かれた。)

 これについてのおよそのことは、この「Yahoo!映画」のユーザーレビューにて綴らせて頂いております(文字数の関係から、最後はやや端折った感じになってしまってますが…)。

 

 Aqours声優の9人の中で、早い段階から、自分の感覚はずっと、下記の感じとしてあります。

 

 「声優として誰よりも絶対に成功して欲しい」「ふりりん」

 「歌手として誰よりも絶対に成功して欲しい」「あいにゃ」

 

 理由は、ふりりんは「声優に絶対になりたくて(長野から)上京した、ラブライブサンシャインのオーディションを受けた」から、あいにゃは「歌手に絶対になりたくて(北海道から)上京した、そして憧れのμ’sの背中を追いかけて、自分もそのような姿になることを目指した」から。

 そう。誰よりも「切実な想い」で臨んだこと。だれよりも「努力する才能」が伝わること(加えて「潜在能力の高さ」が伝わることも大きい)。そしてAqoursの1stライブのときから一貫して「人一倍のプロ意識」の持ち主であること。

 そして特にふりりんは、「声優一本で勝負したい」が伝わってくること(似たようなことはすわわにもいえるじゃないか、となるかもしれないが、すわわは歌手、ミュージカル女優としての可能性も充分考えられるという相違があることを考慮。勿論、ふりりんも理論上は歌手挑戦の可能性もあり得ますけど、まぁ、イラストや写真にも才能を示していることを考えると、歌手に挑戦するのは現実的には必要性があまりなさそう…、というのもあります)。

 

 自分は、ふりりんについては、「黒澤ルビィ」、ほぼそれに基づいてのみでしか、いままではわかっていなかった部分があります。今年の生誕祭で、ふりりんについて、「怪優になれる素質がある」と述べましたけど、それはルビィという数少ない資料からの解釈でもあった。

 ルビィちゃん以外でのふりりんを、この眼で感じたい。ですので、今回の『タガタメ』は、しかもスクリーンでの個人としてのふりりんですので、「この機会を絶対に逃したくない!」と。

 

 ですけど正直に述べれば、ジャンル的には「戦闘もの」ですので(ものによる。いままで観てきた「シンフォギア」「リリカルなのは」「アクセルワールド」は、いずれも「まず音楽ありき」だから見られた部分が大きいので)、自分的にはむしろ苦手な部類としてある。絵柄的には大丈夫そうだけど…、と。

 恐らく、ふりりんが準主役で出演する、でなければ、「アウトオブ眼中」だったでしょうね、と。同じ公開日で『うたのプリンスさまっ』(通称「うたプリ」)もあった訳ですから(ちなみに「うたプリ」は応援上映で、ようやく5週目に1回鑑賞。感動でしたけど、日程の関係もあっていまだにこの1回のみです…)。

 

 で、いざ、鑑賞。公開初日の夜の回で、TOHOシネマズ梅田にて。

 もう、簡単に述べますと、「涙腺崩壊」でした。一つの物語(映像作品)としてもですし、一人の「表現者、降幡愛」としても、自分の想像値をはるかに凌駕する「すごいパフォーマンス」でした

 

 特に印象的なのが、リズベットが(自らが闇に取り込まれるかもの危険を顧みずに)勇気を出して身体を伸ばして助ける場面。

 「お願い、信じて!だって、あなたはもう、私の大事な友達なんだから!」

 

 このときのふりりんはひときわの、「魂の演技」だった。

 「正統派」のふりりんを見られたことの嬉しさもですけど、Aqours声優の中でも、恐らく「最も過小評価されている存在」と自分は思ってきましたけど、いや、ふりりん、「掛け値なしに素敵だったんだから!」と思ったんですよね。

 

 ちょっと既存の女性声優さんで、適切なたとえが思い浮かばないので、実写の女優さんでお許し頂ければと思いますけど、

 

 「渡辺梓」「中原果南」「高橋かおり」「大路恵美」「遊井亮子

 

 例えていえば、これらの女優さんみたいな感じ。つまり、「主演を張るタイプではないけど、技術レベルでならば主演と比肩し得る高い表現力を持つ、存在感のある脇役」、そういう感じです(ただし渡辺梓はかつて主演を張った時期もありますが。というか「2時間ドラマ」をあまり見ていなければ、わからないかもですが)。

 そう。『タガタメ』でのふりりんは、

 

 「物語において重要な役割を果たし、強い存在感を示している、でも決して主人公を食いはしない、だけどその演技の印象性は主人公に充分に比肩し得る。」

 

 この、「物語で強い印象を示しつつも、決して主人公を食わない」、作品を見た人間ならば伝わるかなと願いますけど、これ、「とても高い技術」の賜物と思うんですよ。「決して主人公を食わない」、この「バランス感覚」が、どれほどすごいのかを。

 

 いままで、ふりりんは、「怪優」としての側面が強いと、自分は思っていました。

 清水紘治さん、石橋蓮司さん、本田博太郎さん。この3人は大ベテランですので、名前は耳にしたことがあるかなと思いますけど、いつも「強烈な存在感」であり、「裏主人公」(2時間ドラマだとメイン悪役もしばしば)の感じですけど、ふりりんって、そういう感じになれると思っていたんですよね。

 でも、単にそれだけではないことを、今回の『タガタメ』で証明してみせた。正統派の演技だってできるんだよ、と(「ごめんなさい」の台詞で、何故か「ルビィちゃん」が見え隠れしていたように映りますけど、「ささやかなファンサービス」と解釈しておきます、でも嬉しかったなあ)。ねっ、もう過小評価されることはないですよね?、この想いが伝わればと強く願いますけど。

 

 

 ふりりんの話が、気が付けば長くなってしまいました。

 本題である、りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのソロ歌手デビューの話に移りたいと思います。

 

 

 りきゃこが3月にソロ歌手デビューを発表したことに続いて、Aqoursの5thライブが終わってから、しゅかしゅー、きんちゃん、あいにゃが、相次いで「個人としての挑戦」を発表しました。

 自分にとってのAqoursは「最初から最後まで応援できる、恐らく最初で最後になるかもしれない存在」になっています(勿論、虹ヶ咲も応援したいですけど、もう喉や体力が限界に近付いているとも感じていますので、最前線で追い掛けるのは、恐らくAqoursが最後、虹ヶ咲は「温かく見守る。LV会場での率先的な応援はより若い世代に任せたい」、それが正直な気持ちです)。

 そしてまた、Aqoursを応援するスタンスとして、勿論、Aqoursとして最高の高みへ」も強く願うこと、追いかけることとしてありますけど、「個人としての成功」は、同じくらいかそれ以上に強く願うこととしてあるのです。

 

 例えば、うっちー(内田彩)の日本武道館や群馬ベイシア文化ホール、ナンジョルノ(南條愛乃)のさいたまスーパーアリーナfripSideとして)は、(μ’sの最推しにも関わらず)現地参加に挑戦することさえできませんでした。

 ですので、Aqoursのメンバーが、日本武道館横浜アリーナとかの大きなステージへの到達が叶えば、そのときは自分も、是非とも現地参加を叶えたい(勿論、どんな座席だっていいから!)、そう強く抱くのです。

 

 かつて、衆議院選挙で、立憲民主党のキャッチフレーズの一つとして、

 

 「#枝野は僕らが勝たせる」

 

 がありました。それになぞらえれば、自分は、あのAqoursの1stライブの「想いよひとつになれ」以来、それこそ自分の、一人の人間としての「叶えたい景色」として、

 

 「#りきゃこは僕らが横浜アリーナに立たせる

 「#あいにゃは僕らが横浜アリーナに立たせる

 「#あんちゃんは僕らが横浜アリーナに立たせる

 

 この想いを、正直強く抱いています(そしてすわわも、少なくとも満員の日本武道館に立つことを絶対に叶えて欲しい!ただ、すわわはどれほどになり得るのか、ふたを開けないと読めないというのが、正直な感覚でもありますが)。

 まぁ少なくとも、

 

 「#りきゃこは僕らが日本武道館に立たせる

 (これは勿論、「あいにゃ」「あんちゃん」もですし、8月にソロ歌手デビューする「しゅかしゅー」も然りです。)

 

 という感じとしてありますし、そりゃあ、(推しの度合いはともかくとして、)Aqours声優の一人でも多くが、日本武道館への到達を叶える景色を絶対に見たい!そう強く抱くのです。

 

 文字数が既に長くなっていますので、続きを、(その4)にて綴らせて頂きます。

りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える(その2。Aqoursのアジアツアー、5thライブの概要的感想)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「ラブライブ」の本格的なブログエントリー記事、第4回は、

 「りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える。」です。

 

 今回のブログ執筆テーマは、下記の感じになります。

 

 「(1)7月18日木曜日に起こった、京都アニメーションの惨劇について。→(その1)にて。なお自分は、京アニさんの作品は通しで見たことはまだ1回も叶っていませんけど、同じ関西在住の一アニメファンの立場から、自分なりに感じていることを綴らせて頂く感じになります。

 (2)Aqoursのアジアツアー、5thライブの概要的感想。→(その2)にて。

 (3)りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのソロ歌手デビューについて、私見及びささやかなエール。また、ふりりん(降幡愛)のタガタメの鑑賞の感想。→(その3)及び(その4)にて。」

 

 これが、およそのアウトラインになります。

 今回の執筆のメインは、特に、

 

 「りきゃこ(逢田梨香子)の、ソロ歌手としての初めての大きなステージに向けて。」(8月8日、バースデーイベント、Zepp Tokyo

 

 これを間近に控えて、どうしても一ファンとして想いを伝えたい、このテイストが正直とても大きいです。それに、

 

 「しゅかしゅー、ソロ歌手デビューの1stミニアルバム。」(8月14日)

 

 これも、あと10日を切ったタイミングになりますので。

 

 では、(その2)の本文の執筆を、させて頂きます。

 ([その1]と同じくらいに、かなり長いブログエントリーになりますが、最後まで読んで頂けると、とても嬉しく思います。)

 

 

 2018年11月17日、11月18日。Aqoursの4thライブ、「Aqours 4th LoveLive! 〜Sailing to the Sunshine〜」、東京ドーム。

 ついに届いた、「歌手としての最高の大舞台」。特に1日目は、自分自身にとって、「人生初めてのライブ現地参加」になりましたけど、あの素敵な景色、あるいは、1曲目(君のこころは輝いてるかい?)で、あいにゃ(鈴木愛奈)がドアップになった瞬間、感動で一気に涙腺崩壊になってしまったんですよね。

 

 μ’sの「ファイナルライブ」。内田彩(うっちー)が、ドアップになって、東京ドームの5万人の光の海に囲まれて躍動した、「NO EXIT ORION」。あの瞬間の感動は、自分の心の宝物ですけど、でもあのときは、「LV越し」だったんですよね。

 でも今回は、現地参加での光景。あいにゃが、ずっと歌手を目指してきたあいにゃが、歌手としての最高のステージ、「東京ドーム」を叶えた。

 嬉しくて、嬉しくて、もう涙が溢れ出てきて。1塁側ベンチの列の最上段の座席で、右隣が柱という座席でしたけど、もう感動のあまり、涙で視界が見えなくなってしまって。2曲目の「Step! ZERO to ONE」は、涙が止まらなくて、全く記憶にありません。

 

 

 

 

 

 

 この、「人生で最高の感動」の、Aqoursの4thライブ1日目が、2018年11月17日です。その後、紅白歌合戦も(企画枠でですけど)出場を叶えました(「つめあと」はしっかりと残したといえるでしょう)。

 で、2019年1月4日、最大の勝負といえる「劇場版」の公開になります。自分自身、「13回」鑑賞させて頂きました(うち「応援上映」が6回。新宿ピカデリー、109シネマズ名古屋での応援上映の鑑賞も含まれています)。

 ですけど、Aqoursの劇場版自体は、正直、内容的には、見れば見るほど素敵な感じですし(μ’sの劇場版が異次元の感動作ですので、それと比較してしまうとかわいそうですけど…)、演者の熱演もとても素敵ですけど、興行収入という意味では、「もっとできたはずだよ…、不完全燃焼だよ…」という感じが否めませんでした(はっきりとは公表されていなかったと思いますけど、恐らく、「11億円~12億円程度」といわれています。いわば「最低限度の結果」という感じです)。

 

 流れ的には、少し暗雲が生まれ始めている、それに劇場版の物語に照らすと、「3年生組は卒業してしまうのか?」という疑念が生じてしまっている。

 「Aqours」は(これは先代の「μ’s」でもそうでしたが)、「この18人」でこそ、最高に輝ける。誰一人欠けても、最高のパフォーマンスは恐らく出せない。

 

 あいにゃ(鈴木愛奈)[圧倒的な歌唱力。それでいて「思いやり」に満ちる人物でもある。個人としても、りきゃこと比肩する出演数ペースを誇り、表現力も兼備する。]

 すわわ(諏訪ななか)[副主将のようだと形容されるほど、「周りを見る」ことができる人物。「野球IQ」ならぬ「ステージIQ」の高さ。もともと強い声優志望に裏打ちされる表現力の高さも魅力だし、「努力し続ける才能」がピカイチ。]

 ありしゃ(小宮有紗)[元来が女優出身であるように、「魅せる力」「経験」「表現力」を大きな持ち味とする。特にその「経験」は若いグループにはとても貴重。]

 

 特に自分自身、一人のラブライバーとして、あいにゃ、すわわは、Aqoursのメンバーの中でも「最推しの一人」ですので、「祈るような思い」の日々、それが正直な感じでした。

 で、迎えたアジアツアー。ありしゃが「アレルギー性反応」のため、事実上ほぼ全て欠場(LV参加した回は全て欠場でした)。つまり、Aqoursの最大の持ち味の一つである「絆」が、そしていままで培ってきたことの「真価」が問われるステージになりました。

 

 

 (図解5)「Aqoursアジアツアー2019」、セットリスト(基本型)。

 (正式名称は、「Aqours World LoveLive! ASIA TOUR 2019」。2019年3月23日~4月21日。4会場8公演[上海、台北、幕張、ソウル]。)

 (幕間映像で表記されている話数は、恐らく映像1つにつき「2分~5分程度」のダイジェスト形式。今回の「アジアツアー2019」は、「テレビアニメの『シーズン1(いわゆる「1期」)』の『フィルムコンサート』形式の、いわば『コンセプトライブ』での開催でした。

 

 1,青空Jumping Heart

 (幕間映像1[1期第1話])

 2.決めたよHand in Hand

 (幕間映像2[1期第2話、第3話])

 3.ダイスキだったらダイジョウブ!

 (幕間映像3[1期第4話、第5話、第6話])

 4.夢で夜空を照らしたい

 (幕間映像4[1期第7話、第8話、第9話])

 5.未熟DREAMER

 6.Landing action Yeah!!

 7.届かない星だとしても

 (幕間映像5[1期第10話、第11話])

 8.想いよひとつになれ(9人ver)

 9.ハミングフレンド

 (幕間映像6[1期第12話、第13話])

 10.MIRAI TICKET

 [上海、台北→担当声優による寸劇付き]

 [幕張、ソウル→アニメーションによる寸劇付き]

 (幕間映像7[「君ここ」への簡単な導入)

 11.君の心は輝いてるかい?

 12.ユメ語るよりユメ歌おう

 (アンコール)

 13.恋になりたいAQUARIUM

 [台北2日目、幕張1日目、ソウル2日目→恋になりたいAQUARIUM

 [上海1日目、幕張2日目→HAPPY PARTY TRAIN

 14.Step!ZERO to ONE

 (MC1[自己紹介など])

 15.No.10

 16.Thank you,FRIENDS!!

 

 

 いま、「セットリスト」を示させて頂きましたけど、結論的な感想から述べさせて頂きましょう。

 

 「Aqours』の、『ラブライブ!サンシャイン!!』の魅力が、いままでで最も詰まった、最高に素敵なライブで、コンセプトに見合った最高に素敵なセットリストだった!

 

 そう。今回のAqoursのアジアツアー、「フィルムコンサート」にして「コンセプトライブ」のテイストでの開催でしたけど、

 

 「フィルムコンサート」(2017年、ZARDが『活動開始25周年』記念ライブとして開催)

 「コンセプトライブ」(先代である「μ’s」の中心メンバーの内田彩さんが、2016年5月に「TOKYO DOME CITY HALL」で開催した)

 

 前者のZARDの「フィルムコンサート」は、「イオンシネマ和歌山」(ULTIRAスクリーン)でライブビューイングで鑑賞させて頂いていて、いつかAqoursでも叶うと素敵だなあ、と思っていたのですけど、本当に実現するとは正直思っていなくて。そしてまた今回のAqoursのアジアツアーは、「コンセプトライブ」というテイストを鮮明にしていたのも、個人的には「Great」でした

 

 と申しますのも、正直、今回の「アジアツアー2019」は、「いままでの代表曲(王道曲)を20曲程度、ずらりと並べる」感じになると、自分は想像していたんですよ。でもそれを、いい意味で裏切ってくれた。それがむしろ、嬉しかった。

 

 いままで、Aqoursのライブにおいて、そのパフォーマンスの質の高さが大きな持ち味(長所)である一方で、セットリストの構成に、やや不安要素が否めない感じとしてありましたけど(特に、4thライブ1日目で「WATER BLUE NEW WORLD」がなかったのは、全く意味不明でした!また、5thライブで「キセキヒカル」をいれなかったことも然りです)、今回の「アジアツアー2019」での「セットリスト」は「ほぼ完璧」の感じでした(強いて挙げれば、8曲目の「想いよひとつになれ(9人ver)」の終了後に、「1回目のMC」を入れて頂けると、「100点」の「セットリスト」であったように思いますが、まあいいでしょう)。

 

 

 もうねえ、今回の「アジアツアー2019」、とても意義の大きなライブであったと、自分は解釈しているのです。

 

 

 (図解6)「Aqoursアジアツアー2019」、主なプラス要素。

 

 (1)ラブライブ!サンシャイン!!』の世界観の素敵さを凝縮させたライブになっていた。幕間映像でのテレビアニメ1期の名場面、ただ純粋に「有難う」。

 (2)「届かない星だとしても」「ハミングフレンド」が「ライブ映え」することの発見(特に「届かない星だとしても」は、個人的には「スリリング・ワンウェイ」以上の盛り上がり曲であると思っています!)。

 (3)「9人ver」になった「想いよひとつになれ」、最高に「エモい」

 (4)ユメ語るよりユメ歌おう」、「fwfw」発動で完全決着(本音を言えば、4thライブでこれで意思統一して欲しかったけど、でも「fwfw」はμ’s時代は最大の魅力の一つとしてあったので、Aqoursでも共有される感じになった、このことに、とてもとても大きな意味がある!)

 (5)しゅかしゅー(斉藤朱夏)の「ステージ映え」に、より一層磨きが掛かっていること。特に「決めたよHand in Hand」「ダイスキだったらダイジョウブ!」、最高に輝いて映った。

 (6)りきゃこ(逢田梨香子)、すわわ(諏訪ななか)の歌唱力の飛躍的な向上。特にりきゃこは、このとき既にソロ歌手デビューを発表していたけど、その準備が完全にできていることを証明するライブツアーになった

 (7)「ななあいにゃ」、とにかく最高!特にすわわは、今回の「心のMVP」!(これについては後述にて言及します。)

 

 

 およそ、上述のような感じです。特に大きいこととして、「ユメユメ」の「fwfw」もですけど、「ななあいにゃ」の存在意義の大きさの再確認、及び、すわわの大きな成長、この2つが、「アジアツアー2019」の大きな意義であるように映ってるんですよね。

 (「ななあいにゃ」とは、すわわ[諏訪ななか]とあいにゃ[鈴木愛奈]のカップリングのこと。公私共に仲良しといわれており、「3年生組」「μ’s大好き」「ガチのアニメファン」などと共通要素も多い。)

 

 

 

 

 

 

 

 そう。先述でも触れたように、「アジアツアー2019」では、ありしゃが(ほぼ完全に)不在でした。ありしゃ本人にとっても、Aqoursの一人一人それぞれにとっても、恐らく悔しかっただろうと想像します。でも、その寂しさを、そのダメージを払拭してくれたのが、ななあいにゃだったように映るのです。

 ツイッターのTL上では、ユメユメのポンポンに言及する声が多かったように映りますし、勿論それも嬉しかったのですけど(片手で自分の色、もう片手でありしゃの色でした)、自分的に特に嬉しかったのは、「未熟Dreamer」で、すわわ、あいにゃが、

 

 「ありしゃ、わたしはあなたと共にいるよ。」

 

 と語り掛けるように、ありしゃ(が普段いる)位置へとアイコンタクトをしてくれたこと。

 

 それで、改めて思い出すのです。1stライブ2日目(2017年2月26日、横浜アリーナ)、「想いよひとつになれ」。

 あのとき、失敗してしまったりきゃこに駆け寄ったのが、「あんちゃん、あいにゃ、すわわ」でした。

 

 「大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、もう1回やろう、もう1回、大丈夫、絶対大丈夫、大丈夫。」

 

 このときの、あいにゃがりきゃこに掛けた言葉。

 

 

 

 

 いま、ツイート添付をさせて頂いたように、あのときの場面は、「永遠の伝説」であると思っているのです。

 ですけどあれは、ずっとそばにい続ける「あんちゃん」、ことばではっきりと励ます「あいにゃ」も、勿論とても素敵ですけど、そっと寄り添う「すわわ」も、同じくらいとても素敵である、そしてあの3人は、「人間として見習いたい」、その後、失敗を乗り越えてやり遂げたりきゃこを含めて、「人間としてずっと応援し続けよう」、そう心に強く抱いた感じだったんですよね

 

 

 

 

 そう。いま添付させて頂いたツイートで示したように、「りきゃこ、あんちゃん、あいにゃ、すわわ」の4人は、「一人の人間として、ずっと永遠に応援し続けよう!」と心に決めたのです(その後、しゅかしゅーも、その成長によって、これに名を連ねる感じになりましたけど)

 

 

 およそ、このような感じですけど、せっかくですので、5thライブの感想も少し触れようと思います。

 

 あのアンコールでの「虹」。きれいだったなあ、と思います。

 ただただ、すごい。それに尽きるのです。でも自分の中では、それ以上に嬉しかったことがあります。

 

 「すわわの、神懸かり的なパフォーマンス。」

 

 Aqoursが、西武ドームメットライフドーム)でライブを開催するのは、これで「3年連続3回目」です。かつての、渡辺美里さん、水樹奈々さんのように、もはや「名物」になりつつあります。

 で、初めての西武ドームライブになった、2ndライブ。このときのすわわは、正直に述べれば、

 

 「持っている潜在能力を考えれば、こんなものではないはずだ!」

 

 そのようなパフォーマンスでした。持っている潜在能力に照らせば、「20」も出せていない、と。まあ恐らく、本人が悔しかっただろうと思いますけど(あのとき、しゅかしゅーが「MVP級」の圧倒的パフォーマンスでしたけど、本当はすわわこそ、そうならねばならなかったと自分は思っていますので)。

 

 それを思うと、今回のすわわ。もう、あのときのすわわは、いい意味でいない。

 「強いすわわ」。そこにいたのは、そのような姿だった。

 

 恐らく、3rdライブでのソロ曲をやり切ったことが、大きな自信の一つになったのかな、と自分は想像しています。「自分だってできるんだ!」と。

 あのとき以来、すわわは、すさまじい成長を見せていると感じます。ボイストレーニングのレッスンを受けている、とは伺っていましたけど。

 

 すわわだけではありません。りきゃこ、しゅかしゅーは、「ソロ歌手デビューの準備は完全にできている」という質の高さを存分に証明しました。あいにゃについては、「いつも通り、異次元でした」ですけど(そもそも、あいにゃは最初から、特に歌唱面は「ひとり異次元」であった感じですけど)。

 

 ですけど、今回の5thライブ。自分の中では、「すわわ」に尽きるのです。

 いくつか印象的な場面がありますけど、特に象徴的なのが、

 

 「卒業ですね」(AZALEA楽曲。アンコール1曲目で歌唱。曲調が自分好みなのもありますけど、すわわの「情感」が存分に発揮されていました。「神が舞い降りた」、そんな感じでした。)

 「Next SPARKLING!!」(劇場版でのED楽曲。アンコールラストでの歌唱。このとき、Aqoursでは恐らく初めてとなる「髪下ろしすわわ」を発動してくれた[アニメでは、確かそうではなかったはず]。長い髪は、すわわの「トレードマーク」の一つですけど、Aqoursの一員として「髪下ろしすわわ」を披露することが叶うだなんて…、と、思わず感涙になっていました。)

 

 この2つです。普段のすわわ(一人の声優、人間として)を見ているファンならば、むしろ、「髪下ろし」や「ツインテール」「ハーフアップ」など、「かわいらしい姿」のすわわは結構あったりするのですけど、「Aqoursとしてのすわわ」のみを見ているファンだと、(「浦の星女学院生放送」時は別として、)ほぼ、果南に寄せた「ポニーテール」姿でしたので。

 どういう意図があったのかは、「本人のみぞ知る」でしょうけど、「ささやかなファンサービス」になっていたよ、そう強く抱くのです。

 

 ですけど、5thライブの「心のMVP」が「すわわ」なのは、そのパフォーマンス面もですけど、「一人の人間としての素敵さ」も含めての感じなんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう。いま、5つのツイートを添付させて頂きましたけど、このうちの、特に3つ目。

 

 「(すわわは、)一つ一つの行動(ハグ、MCを含めて)に「意味」を持たせていて、「全体を俯瞰できる」というか、「いま何がベストか」を瞬時に判断できる、「利他的な心」が人一倍と思う、その意味で最も絶対不可欠。

 

 そう。サッカーやバスケットボールでいう、的確なポジショニングで全体のバランスをとれる資質を持つ選手がいますけど、すわわって、そのような存在なんですよね。

 すわわのみならず、あいにゃも、(普段は「天然キャラ」的なところもありますけど、)いざというときはやっぱり心強いなあと感じる訳で、

 

 

 

 

 

 あんちゃん[伊波杏樹]が困っている、という雰囲気を即座に察知できる(あの本編ラストのトロッコの場面、「有難うございました」は、本来はリーダーであるあんちゃんの役割)、そのとき、「自分がこれをやるべきだ」と判断できること。

 「邪神ちゃんドロップキック」で主演を務めた経験は、あいにゃを大きく成長させたんだなあ、そう強く抱くのです(この2年くらいで、個人としての経験値を大きく高めているメンバーという意味では、あいにゃ、りきゃこはまさしく「2トップ」的な感じとしてありますので。「位[くらい]が人を育てる」という言葉がありますけど、「言い得て妙」だよなあと)。

 

 

 そして、すわわ、あいにゃは、(アジアツアーのときからそうでしたけど、)

 

 「Aqoursの一員として、最後までやり遂げるよ。それが『愛の形』『責任』であると思っているから。」

 

 それを、はっきりと示してくれたと思うのです、それがとても嬉しい。尤も、劇場版で「3年生組の卒業」が描かれることが示された後、「3年生組の3人」が、今後の去就についてどう考えていたかは、恐らくAqoursとしてマイクを置くときまでは語られないだろうと思いますけど。

 でも、すわわ、あいにゃは、恐らくかなり悩み苦しんだだろうと想像の一方で、誰よりも人一倍「μ’sへの憧れ、リスペクト」の強い人物でもありますし、気持ちとしては「最後までやり遂げたい」という想いが強かったはずと想像しますので(ありしゃは、すわわ、あいにゃの決断を尊重及び追認するスタンスと想像しています)、「信じていたよ」という感じでも、あるのですけど。

 

 

 そして、末文。

 

 

 

 

 

 

 勿論、5thライブでの「虹」も素敵だったのですけど、自分の中では、「アジアツアー2019」のソウル公演が、あらゆる意味で伝説的だったんですよね。あれがあってこその「5thライブ」であり、メンバー一人一人の「自信」につながっているように、自分は感じているのです。

 

 

 では、(その3)において、今回のブログエントリーで、自分が特に綴りたいことと入っていきたいと思います。

 「りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのソロ歌手デビューについて、私見及びささやかなエール。また、ふりりん(降幡愛)のタガタメの鑑賞の感想。」、これが(その3)のテーマになります。

りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える(その1。緊急投稿、京都アニメーションのことのささやかな私見)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「ラブライブ」の本格的なブログエントリー記事、第4回は、

 「りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える。」です。

 

 今回のブログ執筆テーマは、下記の感じになります。

 

 「(1)7月18日木曜日に起こった、京都アニメーションの惨劇について。→(その1)にて。なお自分は、京アニさんの作品は通しで見たことはまだ1回も叶っていませんけど、同じ関西在住の一アニメファンの立場から、自分なりに感じていることを綴らせて頂く感じになります。

 (2)Aqoursのアジアツアー、5thライブの概要的感想。→(その2)にて。

 (3)りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのソロ歌手デビューについて、私見及びささやかなエール。また、ふりりん(降幡愛)のタガタメの鑑賞の感想。→(その3)及び(その4)にて。」

 

 これが、およそのアウトラインになります。

 今回の執筆のメインは、特に、

 

 「りきゃこ(逢田梨香子)の、ソロ歌手としての初めての大きなステージに向けて。」(8月8日、バースデーイベント、Zepp Tokyo

 

 これを間近に控えて、どうしても一ファンとして想いを伝えたい、このテイストが正直とても大きいです。それに、

 

 「しゅかしゅー、ソロ歌手デビューの1stミニアルバム。」(8月14日)

 

 これも、あと10日を切ったタイミングになりますので。

 

 では、(その1)の本文の執筆を、させて頂きます。

 (かなり長いブログエントリーになりますが、最後まで読んで頂けると、とても嬉しく思います。)

 

 

 「これって、現実世界なんだよね…?燃え方が、明らかに失火ではないよね…?工場ではなくて、これ、アニメスタジオなんだよね…?

 

 7月18日木曜日。NHKのニュース速報。11時30分。

 「ぐるっと関西おひるまえ」を見よう。そう思ってテレビを付けたら、そこにあったのは、「信じたくない光景」でした。

 

 いわゆる「9.11」。当時自分は、高校2年生でした。

 (この「9.11」が、大学で政治学を学びたいと思う大きな動機の一つになりましたし、これは自分の「心の財産」の一つになっていますけど。)

 

 あの光景は、これからもずっと、自分の記憶に残り続けるでしょう。

 何故って、その後の自分の「考え方」「価値観」に、大きな影響をもたらしましたから。

 

 

 今回の京アニの惨劇、「10リットル以上のガソリン」が使用された、といわれています。

 「煙突効果」「爆燃現象」が複合的に起こり、1~2分で「火の海」になった、といわれています。

 そうすると、生きるためにはもはや、窓から飛び降りるしかない。例え大きな負傷を負うかもしれなくても、志半ばで生命を失うことは、絶対に避けねばならない。でも、2階からならばともかく、3階からとなると、直感的にそう判断しろといっても、今回のようなある種のパニック状態の中では、自分でもできる自信は正直ありません。

 

 恐らく、今秋にあるだろう「臨時国会」で、「いじめ」「不登校(ひきこもり)」の問題と共に、「消防法」「建築基準法」の改正案のことは、議題にならざるを得ない、少なくとも自分はそう感じています。

 そしてまた、いわゆる「文化芸術行政」のあり方も、そろそろ議論されてしかるべきであろう、とも正直感じています。

 (これは「スポーツ行政」でもそうですけど、個々人の才能とか、各スポーツ団体に○投げの感じで、この日本社会としての「グランドデザイン」が見えてこないんですよね。なんのために「スポーツ庁」「文化庁」があるのか、正直「口だけ」じゃないかと感じるのは、自分だけでしょうか…?)

 

 「らせん階段」「吹き抜け構造」。それが一部報道ではやり玉に挙がった感じでもありました。

 でも、それはあくまでも結果論だと思いますし、特に「吹き抜け構造」は、「風通しのよさ」という意味で、相応に意義があるはずである、と自分は思うのです。

 確か、2018年の2月頃でしたか、NHKの「おはよう日本」での、宮崎西高校(宮崎県でno.1の公立の進学校といわれています)の、職員室近くの廊下(なんと、130人分の机が置かれている!)で自習をする高校生の姿(吹き抜け構造を活かしていることも含めて、印象的に映った)。

 自分は、私立の中高一貫校で学んで、でも高校1年生の終わりからはずっと予備校との「ダブルスクール」で、それこそ「思い出したくないこと」ですけど、あの宮崎西高校のエピソードは、とても心を揺さぶられたんですよね(ちなみに、テレビ朝日松尾由美子アナウンサーの母校とのことです)。

 

 

 話が脱線してしまいまして、申し訳ありませんけど、時間の経過と共に、徐々に全容がわかっていき(といっても、動機の解明とかは、かなり時間が掛かりそうではありますけど…)、ツイッターでも、あの惨劇の当日から3日間くらいは、この話題で埋め尽くされていましたし(普段はアニメに造詣のない人間の間でさえも)、「ことの大きさ」を、ひしひしと強く実感する感じだったんですよね。

 

 で、かくいう自分は、ずっと関西で生まれ育ってきました。

 中学3年生までは西宮で育ち、高校1年生から現在までは、ずっと大阪。

 中学校、高校と大阪で学び、大学は京都で学んでいました。ですので、「三都物語」(かつて、JR西日本のCMのキャッチフレーズで用いられていました。三都とは、「京都、大阪、神戸」のことです)と、折に触れてネタにしてたりしますが。

 ですので、一人の「関西在住のアニメファン」として、京都アニメーション京アニ)さんのことは、名前はよく存じていましたし、2015年夏に「μ’s」(ラブライブ)に出会い、映画鑑賞をコンスタントにするようになってからは、「予告編」を通して、京アニさんの作品をいくつも触れるようになりました。

 

 尤も、いま、「予告編」を通して、と述べましたけど、実は本編を通しで見ることができた作品は、「ゼロ」です。

 唯一、かつてNHKBSプレミアムで再放送されていた「けいおん!」がありますけど、あれも散発的に見ることができた程度ですので(日程的な理由で、ちょくちょくしか見られませんでした…。いつか、再放送が叶えば、今度こそは是非とも通しで見たいと思っているのですが…)。

 

 ですけど、「予告編」とかYouTubeを通してとかだけでも、

 

 

 (図解1)自分(愛球人)が、予告編、YouTubeを通して出会った京アニ作品。

 

 『聲の形』(「君の名は。」「この世界の片隅に」と共に、当時「社会現象」として大きな話題になった。「青少年に見て欲しい映像作品」と挙げられているとか)

 『境界の彼方』(2015年春に、リアルの予定で上京した際に、新宿ピカデリー1階ロビーでスタンディング展示されていて、強く心を揺さぶられました。映画本編を見る機会を逃したことは、いまだに強い悔いとして残っています。)

 『響け!ユーフォニアム』(宇治が舞台の、吹奏楽での青春を描いた作品。ラブライバー的には、渡辺月役を演じた黒沢ともよさんの代表作になります。)

 『Free!』(長期シリーズ。競泳での青春を描いた作品。「腐女子」を日本社会に認識させた作品の一つと自分は解釈しています。)

 『中二病でも恋がしたい!』(内田真礼の代表作として知られる。「中二病」という言葉[概念]は、自分はこの作品を通して知りました。)

 

 この5作品が該当します。で、京アニさんの作品は、いくつかの特徴があったと、自分は解釈しています。下記にて示してみましょう。

 

 

 (図解2)自分(愛球人)が考える、京アニ作品の特徴、意義。

 

 (1)ミリ単位のディテールまで拘った「正確無比な」作画技術。特に圧倒的な「精緻な風景描写」が大きな特徴。

 (2)『涼宮ハルヒ』シリーズ、『けいおん!』『らき☆すた』などで、「大人のアニメファン」を社会的に認識させる契機を生み出した(それまでは日本でのアニメは『親子共に』あるいは『子どもが』見るものという傾向が強かった)。つまり「アニメの裾野を大きく拡げた」功労者的存在といえる。

 (3)(2)と関係するが、いわゆる「聖地巡礼」の概念を植え付けた。前述の3作品(例えば『けいおん!』ならば、滋賀県豊郷町)は勿論、『氷菓』(岐阜県高山市)、『たまこまーけっと』(京都市。京阪出町柳駅近くの商店街)など、「聖地巡礼」といえば京アニの作品に特に多い。これは2010年代になり他社の作品にも波及して、『ラブライブ!』シリーズ(東京・秋葉原静岡県沼津市)、『ガールズ&パンツァー』(茨城県大洗町。通称「ガルパン」)などに影響を与えた。

 (4)「メッセージ性の強い映像作品」を少なからず発表している。『CLANNAD』『境界の彼方』『聲の形』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などがこれに該当。

 (5)従来の日本アニメ(特に劇場版作品)は、既に長い年月を経て確立された「ブランドもの」(ドラえもんルパン三世セーラームーンクレヨンしんちゃんプリキュアなど)や、特定の一人の監督の才能に大きく依拠した作品(宮崎駿高畑勲細田守新海誠など。前者の2人は「スタジオジブリ作品」とも形容されている)が多かったが、京アニさんの特徴は、一人の監督の才能のみに依拠せずに「チーム力」で「みんなでいいものをつくる」独自のスタイルを提示して成功させてきたこと。またこれに伴い、作画監督、キャラクターデザイン、美術監督をはじめ、末端の原画、動画などのスタッフを含めたアニメーター(クリエーター)の社会的地位の向上にも大きく貢献したといえる。

 (6)基本的に「本職声優の起用」に拘り続けていること(大物監督のアニメ作品の劇場版だと、本職声優がほとんど起用されないことが多い傾向にあるので、その意味でも独自性が強いといえる。「商業性」よりも「世界観の堅持」に重きを置いている証といえるだろう)。で、京アニ作品で世に出た声優(特に女性声優で顕著)が多いのも特徴。

 

 

 この、(図解2-6)について、下記にてより深く言及したいと思います。

 

 

 (図解3)京アニ作品をきっかけに世に出た、あるいはスター声優になった主な女性声優。

 

 (1)『けいおん!』声優。

 [1]豊崎愛生平沢唯役[主人公]。「スフィア」のメンバー、またソロ歌手としても精力的に活動。『とある科学の超電磁砲』『めだかボックス』『アクセル・ワールド』『告白実行委員会シリーズ』など、毎年複数の作品でメインキャストを務めるトップ女性声優の一人。)

 [2]佐藤聡美田井中律役。『FAIRY TAIL』シリーズ、『氷菓』、『暗殺教室』など、毎年コンスタントにメインキャストを務めている。2017年-2018年には『魔法少女リリカルなのは』劇場版2部作のメインゲスト声優の一人に名を連ねた。)

 [3]日笠陽子秋山澪役。『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズが特に有名[この作品に名を連ねていること自体がトップ女性声優の証明!]。『ハイスクールD×D』シリーズ、『ドメスティックな彼女』など、毎年複数の作品でメインキャストを務める。2019年現在は『アイカツフレンズ!』に名を連ね[若手女性声優の指南役的存在?]、2017年-2018年には『魔法少女リリカルなのは』劇場版2部作のメインゲスト声優の一人として物語のキーパーソンを務めた。)

 [4]寿美菜子琴吹紬役。「スフィア」のメンバー、またソロ歌手としても精力的に活動。愛らしさと色気を兼備した独特の容姿も特徴的。『ドキドキ!プリキュア』では栄光のプリキュア声優に名を連ねる。『アイカツ!』(いわゆる「無印」)、『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズ(4期~5期)ではメインライバルキャラを務め、『TIGER & BUNNY』ではメインヒロインを務めるなど、トップ女性声優の一人。)

 [5]竹達彩奈中野梓役。『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『だがしかし』でメインヒロイン、『たまゆら』で主人公、『ガールズ&パンツァー』でメインライバルキャラを務め、ツイッターのフォロワー数が「100万人」を超えるなど、トップ女性声優の一人にして「インフルエンサー」でもある。歌手としても精力的に活動しており、吉野家マクドナルドの「Web CM」でも話題に。2019年に梶裕貴との電撃結婚の際にはツイッターの話題の独占は勿論、一般ニュースでも取り上げられた。)

 

 (2)その他の女性声優。

 [6]内田真礼(『中二病でも恋がしたい!』でメインヒロインを務め、これは自身最大の代表作といわれる。以後、『Charlotte』でのキーパーソン、『アオハライド』での主人公、『ドメスティックな彼女』でのメインヒロインなど、トップ女性声優の一人に。声優アーティストとしても代表的存在に上り詰めて、2019年の元日には日本武道館の単独公演を実現させた。野球好きとしても著名で、特に福岡ソフトバンクホークスのファン。これが高じてか、『八月のシンデレラナイン』のゲーム版ではメインライバルキャラの一人を務めている。)

 [7]洲崎綾(『たまこまーけっと』で主人公。以後、『アイカツ!』(無印)でのメインライバルキャラ、『バトルガール ハイスクール』『魔法少女特殊戦あすか』での主人公、『暗殺教室』『RWBY』でのメインキャストなど、トップ女性声優の一人に。東京学芸大学を卒業した才媛でもあるが、ツイートはほのぼのした感じが特徴的。)

 [8]黒沢ともよ(『響け!ユーフォニアム』で主人公。これを契機にトップ女性声優の一人に名を連ねるように。『あかねさす少女』で主人公を務めたほか、『ポッピンQ』ではクライマックスでの情熱的な演技をみせ、『ラブライブ!サンシャイン』の劇場版では渡辺曜のいとこ役でゲスト声優を務めて、ここでも印象的な演技。もとは子役出身であり、現在は舞台、ミュージカルでも活動。まだ23歳、末恐ろしい存在といえよう。)

 [9]茅原実里(名を上げたとは意味合いが異なるかもだが、京アニ作品と縁が深い。『涼宮ハルヒ』シリーズ、『境界の彼方』、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』で主題歌を務めた。声優アーティストとしては、水樹奈々田村ゆかり堀江由衣のライバル的存在として高く評価されている。)

 

 

 いま、9人の女性声優を挙げました(茅原実里はむしろ歌手的な扱いに近いですが)。ここに挙げた全員が「トップ女性声優」です。アニメ好きな人間ならば知られているかなと思いますし、竹達彩奈内田真礼は、とりわけ大きな知名度と想像します。

 洲崎綾佐藤聡美は、今回の京アニの惨劇について、早い段階でツイッターでコメントを出していましたし、豊崎愛生は、ラジオの持ち番組で、京アニへの強い想いを語っていたと報道越しですが伺っています(洲崎さん、佐藤さん、豊崎さんの3人にとっては、そりゃあ、京アニさんは「人生の恩人」的な存在でしょうから、悲しみはなおさらでしょう)。

 

 

 だからこそ、だからこそです。一人の(関西在住の)アニメファンとして、例え直接的な接点がない自分でも、強い悲しみを抱きます。

 それに、『涼宮ハルヒ』シリーズの舞台は、実は自分の故郷に近いんですよ(西宮の、いわゆる苦楽園地域)。ですから、我が故郷のよさが、こんな形で発信されるだなんて、と(そりゃあ嬉しいですよ)。

 

 自分はラブライバーですので、この立場から述べますと、すわわ(諏訪ななかさん)が、『涼宮ハルヒ』シリーズから大きな影響を受けたそうで、「アニサマ2018」「ランティス祭り2019」で目の前で見ることが叶った際は、感涙であったそうで。

 自分が、すわわの立場でも、そうなるだろうなあ…、と。それほどに、京アニさんの積み上げた業績は、とても大きいと思うのです。

 

 

 「悲しみを、悲しみのままで終わらせてはならない。明けない夜はない。いまは絶望に叩き落とされているかもしれないけど、時間が掛かってもいい、さあ、立ち上がろう。

 

 

 恐らく、自分を含めて、いま、そのような感覚かなと想像するのです。

 

 

 

 

 

 いま、メモツイート的に綴らせて頂いた2つのツイートを添付させて頂いていますけど、もう少し、掘り下げさせて頂きたく思います。

 

 

 (図解4)京アニ事件で声を寄せたり喧嘩をしたりした、若い世代の言葉(あくまでも一部になりますが)。

 

 (1)「京都に京アニがあるのがうれしく、誇りだった。ここで作られているアニメが見られなくなるのかと思うと辛い。犯人は(アニメを)作っている人だけでなく、アニメのキャラクターも殺してしまったと思う。怒りを通り越して辛い。」

 (https://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/190718/evt19071820480049-n1.html

 (京都市、高校1年生[16歳女子]。近隣住民で、京アニ作品のファンであるという。7月18日、産経新聞webより。)

 

 (2)「つらいし、悔しい。整理がつかない。理不尽すぎる。」

 (https://mainichi.jp/articles/20190725/k00/00m/040/109000c

 (愛媛県松山市、高校2年生[17歳女子]。イラストがもともと得意で、高校でもイラストに励み、将来は京アニのアニメーターになることを目指しているという。7月25日、毎日新聞webより。)

 

 (3)「毎年毎年、映画とかアニメとか新作があって、新作を見るたびにハルちゃんたちがいる岩美に行きたいと思う。この時期にあえて見に行こうかなと。これ以降、もしかしたら新作が出なくなるかもしれないし…と思って。長年続く作品だからこそ、一緒に成長している感じがあって。高校生になったらハルちゃんたちも高校生になって、私ももうすぐ大学で、ハルちゃんたちも今大学1年生で、一緒になんか成長してる感が…それが止まってしまうのかなって思うと寂しくなる。」

 (https://www.mbs.jp/mint/news/2019/08/02/071259.shtml

 (佐賀県、高校3年生[17歳女子]。『Free!』の大ファンで、作品の聖地である鳥取県岩美町を訪れたという。「ハルちゃん」とは、作品の主人公、七瀬遥のこと。)

 

 (4)「たくさんの作品を作ってくれてお礼の気持ちでいっぱい。安らかに眠って下さい。京アニに復活してもらい、アニメの続編も出て欲しい。」

 (サンフランシスコ[米国]在住、高校1年生[16歳女子]。現在留学中だが、夏休みで京都の実家に帰省がてら、献花に訪れた。『響け!ユーフォニアム』に影響を受けて、自身も吹奏楽を始めたという。7月30日、朝日新聞朝刊1面より。ただしweb記事は見つけられませんでした。)

 

 (5)「ハルヒ京アニさんがいてこその私だから。少しでも力になりたいから、グッズを買って、募金活動に参加します。」

 (https://www.asahi.com/articles/ASM7X4KGMM7XPTIL00V.html

 (https://www.jiji.com/jc/article?k=2019080500080&g=soc

 (京都府南丹市、中学2年生[14歳女子]。中1のときに7か月間ほど学校になじめずに不登校になったが、『涼宮ハルヒの憂鬱』に出会い、主人公の飾らない姿に共感して、「他人を気にしなくてもいい。苦手な人には極力気を使わなくていい。私ももっと自分を出していいんだ」と思えるようになり、中2の4月から教室に復帰できたことと共に、京アニのアニメーターになりたいという志ができたという。

 8月5日、時事通信webより。なお、7月27日の朝日新聞朝刊社会面[29面]にて、この少女の想いがより深く言及されていますので、可能な人間は併せて御参照頂ければと思います。)

 

 

 いま、5人の少女の声を挙げました(京アニさんが女性スタッフに優しい環境の構築に力を入れていたことは事件前から耳にはしていましたので、それを意識した感じでもあります)。この5人をはじめ、京アニさんの作品から「生きる希望」「生きる勇気」をもらった子ども(少年少女)が、恐らく多くいると想像します。そのような少年少女が、一人でも多く、何かしらの形であれ、京アニさんの再興、そしてあの惨劇よりももっと素敵な作品を社会に届ける、社会に訴え掛ける一助になることが叶うこと、それが自分が強く願うこととしてあるのです。

 

 実際、自分だって、他社の作品になりますけど(サンライズ)、ラブライブ!』(μ’s)との出会いが、自分の生き方をより前向きにさせてくれた、視野を一気に拡げることができた、「叶えたい景色」をより具体的にイメージできるようになった、それが正直な感覚としてあります。

 少なくとも、「『ラブライブ!』がなければ、いまの自分はいない。社会をよりよくする一助になる人間に、絶対になりたいと強く思うことはなかったかもしれない。」、これははっきりと強く感じています。

 

 

 実は、こうしていま、ブログを執筆させて頂きながら、涙が止まらない感じになっています。そして実は、自分、7月26日金曜日に、京アニさんの特設の献花台を訪れさせて頂き、その際に、京アニさんへのささやかな想いを綴った手紙を供えさせて頂きましたけど、手紙を綴るときは、もうとにかく、涙が止まりませんでした。

 

 (図解2)にて言及させて頂きましたけど、京アニさんの作品は、「○○監督作品」ではなくて、「京アニ作品」、いわば「制作集団名」で呼ばれることが多いです。この「制作集団名」で呼ばれる傾向が多いのは、自分が知る限り、他には、

 

 「Key」「P.A.WORKS」「ufotable

 (「Key」と「P.A.WORKS」は重複することもある。なお、「Key」作品のファンは「鍵っ子」と称されるが、「鍵っ子」は一般的には違う意味で用いられる傾向が強いので、この言葉を使うときは話す相手や場面に留意した方がよいかなと申し添える感じになりますが…。)

 

 この3つになるでしょうか。「P.A.WORKS」は富山、「ufotable」は徳島に拠点を置いていますが、「地方から文化を発信する」姿勢という意味では、京アニさんの影響を受けているといえる。そう考えるとやはり、京アニさんの存在は、日本におけるアニメのあり方(パラダイム)を大きく変えたと映るのです。

 そして特に、京アニさんが「フィロソフィー」(理念)として大切にし続けてきた、「一人の監督の才能のみに依拠せずに「チーム力」で「みんなでいいものをつくる」スタイルに拘り続ける姿勢。これは、アニメに関係なしに、日本社会をよりよくするヒントになり得ると、自分は強く感じます。

 

 

 いま、いくつかのことを挙げましたけど、そういった姿勢、あるいはそれらが織りなす独特の世界観(あるいは、圧倒的な作画技術。特に風景描写の精緻さは「ぶっちぎりでno.1」でしょう)、これらのことが、人々の大きな共感を呼んできた。

 この「共感の輪」が顕著に示されているのが、京アニさんの再興のための「募金」「メッセージボード」です。

 

 

www.jiji.com

 (7月26日、時事通信web)

 

www.j-cast.com

 (7月26日、J-CASTニュース

 

 

 そして、このツイート。

 

 

 

 「アトレ秋葉原」のメッセージボード。自分は関西在住で、メッセージボードのある場所に出会えず、心苦しい想いでしたけど(あったら、想いを言葉に綴ることができたのに!)、報道越しにですけど、強く心を揺さぶられる感じです。

 

 そして、アニメイトさんの募金箱。実は自分も、「アニメイト大阪日本橋」にて、7月22日月曜日の午前に、「1500円」ですけど、募金をさせて頂きました(この日に、斉藤朱夏さんが表紙の『My Girl vol.28』が発売されたため。ちなみに『My Girl』はいつも丁寧なインタビューを届けてくれているので、声優雑誌の中でも特に重宝させて頂いております)。

 そしたら、アニメイトの募金箱。全てのレジに募金箱が置かれている訳ですけど(実はその前日の7月21日日曜日の夕方、及び、8月3日土曜日の夜も訪れていますが)、

 

 「(募金箱に)札束がずらり。5000円札、10000円札も少なからずある。

 「レジを訪れるほとんどの人間が(金額はともかく)募金をしている。

 

 まあ、募金というのは、金額ではなくて、「気持ち」こそ大切であって、たとえ「1円」でも、その人にとっての「精一杯の気持ち」を届けることにこそ意義がある、と自分は思っている訳ですけど、もうねえ、いままで生きてきた中でも、特に心を揺さぶられる一つになった感じです。と申しますのも、自分の正直な感覚として、

 

 「『東日本大震災』『熊本地震』のときよりも、1人あたりの募金額が大きい感じがします。」

 

 と。特に、レジに並ぶ人間のほとんどが募金をする光景は、自分の中では恐らく「生まれて初めて」です。

 実は自分、「東日本大震災」は、微力ながら復興支援活動に参加させて頂いてきたのですけど、恐らく、自然災害(これは地震に限らず、豪雨や竜巻などでも)の募金は、信頼できる団体の見極めの難しさや、募金がちゃんと届いて欲しいところに届くのかの不透明さが影響しているかもしれませんが、今回の場合、

 

 ・使用の用途、信頼性がはっきりとしている(募金がちゃんと届いて欲しいところに届くだろうという想像ができる)こと。専用口座は勿論、アニメイトもいわば「同志」的存在であるので(アニメにある程度以上の造詣があれば、アニメイトの信頼性はすぐにつかめると考えられるから)。

 ・会社の再建(再興)にどれほどの資金が必要か、ある程度のイメージができる(と考えられる)ため(大きな自然災害は、復興に掛かる資金や時間がとてつもない感じになりがちなことを考えるとなおさら)。

 ・いわゆる「現代アニメ」において、京アニさんの存在意義、果たした業績が数字以上にとても大きいということ。再興を叶えて頂かないと、これまで築き上げた日本のアニメ文化が一気に壊れるかもしれないという危機感。

 ・自然災害はその起こった場所(いわゆる「被災地」)との「距離の遠さ」のケースが少なくないので、「自分ごと」としてとらえにくいけど、今回の京アニさんの場合は、特にアニメにある程度以上の造詣があれば、何かしらの接点があることから、「自分ごと」としてとらえやすいと考えられること。

 

 いま、上述にて、4つの主たる理由を挙げましたけど、特に、「自分ごと」として考えられること、これが大きな要素としてあるように映るのです。まあ尤も、「5000円札」や「10000円札」は、無理をしていなければいいんだけど…、と思ったりもしますけど。

 

 でも、いずれにせよ、やっぱりあのアニメイトの募金箱、とても強く心を揺さぶられるのです。

 で、7月26日金曜日、ようやく時間がとれたので、京アニさんの献花台を訪れる、その際に、ささやかな想いを綴った手紙を供えようと心に決めました。

 そう。先述でも触れたように、京アニさんの作品から「生きる勇気」をもらった子ども、若い世代が、一人でも多く、「生きる勇気を届ける側」として、アニメーター(スタッフ)になることが叶えば、それが、あの悲しみのとき以上の素敵な作品を生み出すことに結び付くはず、だから、絶対に再興して欲しいです、という想いを込めて、手紙を綴らせて頂いた感じです。

 

 

 いままで生み出してきた、この「魂」、この「灯」が、絶対に失われてはいけないんだ!だから、京アニさんには、絶対に再興して欲しい!

 そう強く抱くことと共に、御冥福をお祈りする感じです。

 合唱。有難うございました。そして、いつだってずっと、待っています。

 

 

 では、(その2)において、いよいよ、本題へと入っていきたいと思います。

 「Aqoursのアジアツアー、5thライブの概要的感想。」、これが(その2)のテーマになります。

【ハチナイ】2周年記念ランクマ、現実は厳しかった…。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「ハチナイ」の本格的なブログエントリー記事(第3回)は、

 「2周年記念ランクマ、現実は厳しかった…。」です。

 

 今回は、「ハチナイ」単独のテーマでのブログエントリーになりますけど、現状として、「俺の甲子園」関係の方が、どうやらアクセス数が多いようですので、今回も、カテゴリーでは「俺の甲子園」を付記させて頂いています。

 

 執筆にあたり、まず、ハチナイのプレイ日記の「第1回」「第2回」のブログエントリーを、添付させて頂きます。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 では、本文の執筆を、させて頂きます。

 

 

 「参加させて頂くからには、『ブロンズトロフィー』をつかみに行きたい。

 初めてのランクマの開幕前のブログエントリーで、自分は、校綴らせて頂きました。

 では、けっかはどうだったか。

 

 

 (図解1)きのくに未来学園(和歌山)、ハチナイ、2周年記念ランクマ(2019.7.29-2019.8.1)、結果。

 

 「1204605pt」「13643位

 「(累計)3617899pt」

 

 

 はい、ブロンズトロフィーから、恐らく遠い位置に終わりました。

 

 合計のポイント数でいえば、(上位20試合のスコア合計で決める訳ですが)平均すると「60000pt」程度ですので、これについては、「まあ、自分の現有戦力に照らせば、こんなものだろう」と、納得の感じではあるのです。尤も正直述べれば、「あと20000pt~50000ptくらいは、積み増しできればもっとよかったな」とは思いますけど。

 

 ですけど、「現実は厳しかった」とタイトルで述べていますけど、このポイント数値だと、「ブロンズトロフィー」は、恐らくかすりもしなさそうだなあ、と申しますか、ブロンズトロフィーにはこだわらずに、「いまできる全力を尽くす、このことのみ」、そう割り切るしかないんだろうなあ、と。それが今回、学んだこととしてあるのです。

 

 

 (図解2)きのくに未来学園(ハチナイ)、「2周年記念ランクマ」での基本スタメン。

 (実際は、適宜、打順とか、投手の陣容を変えているので、およその基本メンバーと解釈して頂ければです。)

 (☆は「純正SSR選手」、★は「ポテンシャルA評価到達」、※は「星に願いを特効選手」、◎は「チャプター産SR選手」、◆は「その他のSR覚醒選手」です。)

 

 (1)スタメン。

 1(遊)有原翼【快打の余韻】(★◎)

 2(中)永井加奈子【溢れ出る間食の誘惑】(◆)

 3(一)野崎夕姫【胸躍るナイターゲーム】(☆)

 4(左)本庄千景【優美に包まれて】(☆)

 5(三)初瀬麻里安【重ねる努力の証】(◎)

 6(右)宇喜多茜【気迫のキャッチ】(◎)

 7(二)河北智恵【風情感じる古都歩き】(◎)

 8(捕)鈴木和香【指し示す活路】(☆)

 

 (2)投手起用。

 (先発)有原翼【才能の片鱗】(☆★)

 (中継ぎ1)永井加奈子【甘さは急に止まれない】(☆)

 (31日水曜日[3日目]に入学。当時の手持ちのアイテムの関係で、ポテンシャルはD評価。ランクマ終了後にA評価にできましたけど…。)

 (中継ぎ2)野崎夕姫【ベンチからの追い風】(◎)

 (永井の入学前は、この野崎がいままでと同様に中継ぎの軸。永井の入学後は「no.4」の立ち位置に回りました。)

 (抑え)有原翼【託された想い】(☆★)

 (no.4A)椎名ゆかり【光射すマウンド】(◎)

 (no.4B)有原翼【炎天下の熱投】(◎)

 

 (3)控え打者。

 (1)椎名ゆかり【決意をバットに込めて】(◆)

 (2)阿佐田あおい【夢の大盛りかき氷】(◎)

 (3)中野綾香【大胆不敵の盗塁術】(※)

 

 

 打者に関しては、ポテンシャルの関係もあり、スタメンは、ほぼ上述で固定。2日目及び3日目は、「永井が絶不調」で「初瀬が絶好調」でしたので、2番と5番を入れ替えましたけど。

 控え打者では、椎名は「代打の切り札」としてフル回転。試合前半は鈴木、後半(3打席目には出てくることが多かった)は椎名というのが、感覚として「70%」くらいあったかなと思います。単純に打者としては、鈴木よりも椎名の方が信頼性が高いですので(「部活結成組」というチームスキル的な事情で、鈴木がスタメンですけど、これを度外視すれば、椎名をスタメンにしたいくらい、とても信頼しています。出場機会を得ると、結果は出してくれていますから)。

 阿佐田は、河北の代打または代走要員。主に試合終盤での代走で、出場機会を結構得ていました。走力「4291」は、「チームno.1」ですので。

 中野は、ほぼオール主導で進めたこととか、外野手は現状でだとレギュラーを外す理由がまずない(負傷離脱が存在していませんので)ので、出場機会が実はゼロでした。

 

 そう。控え打者が3人しか記載されていませんけど、普段は投手は「3人体制」(同格くらいの対戦だと、「4人体制」)ですけど、今回のランクマでは「5人体制」で臨みました。

 とはいえ、ほとんどの試合で「絶対的エース」である「花エース有原」が「完投」。完投できなくても、7回までは投げてくれましたから。

 時折、6回途中~7回途中くらいでKOされるときに、救援投手陣の出番である訳ですけど、野崎のみならず、椎名、あるいは炎天下有原にも、出場機会がありました。野崎、椎名の力は、ある程度分かっていましたけど、炎天下有原も、中継ぎのオプションとしてならば意外と使えるとわかったことは「思わぬ収穫」でした。

 まあ尤も、ランクマの後半で、永井が入学してからは、中継ぎは永井でほぼ固定。

 今後も基本線は、「花エース有原→風SSR永井→月託され有原」で、継投は固定、「no.4」に野崎、椎名、これに

 

 有原翼【炎天下の熱投】(◎)

 直江太結【注目のサブマリン】(◎)

 倉敷舞子【後悔の一球】(※)

 朝比奈いろは【回り回った幸運】(◆)

 阿佐田あおい【楽しい練習♪】(◆)

 野崎夕姫【夕焼けの日常】(◆)

 朝比奈いろは【巡り合った好機!】(◎)

 

 こういった選手も、候補になってくるでしょう。ですので、投手陣については、ある程度の枚数も質も揃ってきている感覚があります。

 

 むしろ問題は打撃陣です。というか、引けないと選手が揃わないですので、結局は「しばらくは我慢かな…」なのですけど。

 もう、これについては、この一言に尽きます。

 

 「できるだけ早く、『SRドラフト』、開催して頂けますか?開催して頂ければ、課金の投資、させて頂きたいと思っていますので。

 

 もうこれは、自分の中での、「切実な想い」としてあるんですよね。

 湯水の如く重課金ができる訳ではない訳ですから、「SRドラフト」は、うちのチーム規模だと、とても、とても大切になってくる訳です(誰でもよい訳ではなくて、うちのチームカラーにフィットする選手を獲得できる可能性が一気に高くなることを考えると。そう、つまり、「欲しい意中の選手」がいるからが故である訳ですけど)。

 勿論、「SSRドラフト」も、また今秋あたりには、是非とも開催して欲しいですし、恐らく御要望をさせて頂く感じになってくるかな、ですけど。

 

 ちなみに、累計報酬の「塚原雫【おどおど鍛錬】」は、「5凸」させて頂けました。夏場を使って、ゆるく育成に着手させて頂くかな、のイメージでいます。

 正左翼手は本庄の「聖域」ですけど、代打要員としてならば充分にあり得るかも、と。

 

 

 およそ、「ハチナイ」の近況報告としては、このような感じです。

 今後も、プレイも、この「プレイ日記」も、ゆるくさせて頂く感じですけど、何卒よろしく御願い申し上げます。