愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【ハチナイ】【俺の甲子園】2019年7月下旬、きのくに未来学園の近況報告(その4。ハチナイ、初めてのランキングマッチ開幕に向けて)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第14回)及び「八月のシンデレラナイン(ハチナイ)」の本格的なブログエントリー記事(第2回)は、

 「2019年7月下旬、きのくに未来学園の近況報告。」です。

 

 今回のブログ執筆テーマは、主として4つあります。

 

 (1)2019年夏の甲子園和歌山大会総括(全体として、また、きのくに未来学園として)。→(その1)にて。

 (2)きのくに未来学園、「600安打到達」の「4人のマイルストーン打者」。→(その2)にて。

 (3)きのくに未来学園、チームの現状(7月28日の練習試合を終えた時点で)。→(その3)にて。

 (4)きのくに未来学園(女子野球部。ハチナイ)、近況報告(初めてのランキングマッチ開幕に向けて)。→(その4)にて。

 

 この4つになります。

 この(その4)は、「ハチナイ」の話題になります。ですけど、「俺の甲子園」と同様、野球ゲームであることを鑑みて、今回は、「俺の甲子園」のカテゴリーも併せて付与させて頂いております。また、「ハチナイ」をカテゴリー名にします(「八月のシンデレラナイン」よりも文字数が少なくて済むこともですし、ハチナイの公式ツイッターでも、「#ハチナイ」と表記していることをも踏まえてです)。

 

 執筆にあたり、まず、ハチナイのプレイ日記の第1回のブログエントリーを、添付させて頂きます。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 では、(その4)の本文の執筆を、させて頂きます。今回は、俺の甲子園のブログエントリーのとき以上に、「へえ、こんな感じでプレイを楽しんでいるんだ」と解釈して頂けると、とても嬉しく思います。

 

 

 (図解9)きのくに未来学園高校(ハチナイ。和歌山)、基本的なデータ。

 ・プレイ開始日:2019年4月19日(ログイン日数:101日目)

 (大型アップデートの翌日。「俺の甲子園」とはもう一つ、別の野球ゲームがしたいと探していたら、「女の子だって野球がしたい!」という、自分が探していたゲームにドンピシャで、それで始めました。アニメ化されていたことは存じていましたけど、あくまでもきっかけは、「女の子が野球をするゲーム」としてです。)

 

 ・学校ID:(ここでは現時点では公開しません。ごめんなさい。)

 (現時点では、「自分からは姉妹校は募集していません」。理由は、姉妹校は、自分の場合、「デレストのサポーター要員」に原則特化させて頂いているため(まあ、「赤☆3」スキルのために、姉妹校の力を借りることも今後起こり得るかなとは思いますけど)、その意味で姉妹校の枠に限りがありますので、とても申し訳なく思います。)

 

 ・課金の程度:微課金(月に2000円~4000円程度)

 (これについては後述。もともと、「ファンクラブへの納入金」的な感じで、「微課金でのプレイ」は決めていましたけど、「当初イメージしていたのとは違っていた」と感じていたのが、実はこの要素です。)

 

 ・青春ランク:「179」(通算ログイン日数は「101日」)

 (いわゆる「ゲーム2周年モード」に突入してからの1週間ほどで、青春ランクが一気に「12」上がりました。その分、元気ドリンクが「30本以上」一気に吹っ飛びました。

 その後も、リアルの関係でログインのみの日が少なからずあったにもかかわらず、元気ドリンクが一気に吹っ飛ぶときもちょくちょくあったりの感じで、気が付けばこの1か月くらいで、恐らく「70本以上」吹っ飛んだ感じです[現在「25本」まで減っています]。

 プレイのペースは、「リアルの状況による」という感じです。がっつりできるときはしますし、全然できないときは、ログインと、[タウンマップの]「朝の挨拶」「放課後の神社のおみくじor鉄人全席チャレンジ」のみというときもありますし。ですけど、ログインボーナスはとても大切ですので、忙しくともログインだけは、毎日地道に続けようと思っていますけど。)

 

 ・称号:「有原翼の監督」

 (翼ちゃんは、ハチナイの主人公です。自分の中では、翼ちゃんは「野球をしている高坂穂乃果ちゃん」ですね。「元気と情熱の塊のような、みんなのリーダー」という面でも共通していますし。勿論、自分の最大の推しのキャラクターでもあります。というか、主人公が輝いてこそ、作品の世界も、他の登場人物も輝けると思っていますし。

 翼は、後述でも触れますけど、「投打共に、チームの生命線」です。「有原翼ありき」、そう断言してよいです「負傷離脱」という概念がこのゲームにはなくて、それがとても嬉しいです。

 また、「野崎、河北、鈴木、椎名、宇喜多、初瀬」なども、好きな選手の一人です。まあ結局は、「箱推し」というやつですね。尤も、「小麦、天草、坂上、花山、逢坂、泉田」あたりのように、「戦力としては99%構想外」という選手も数人いて、申し訳ない感じですけど…。

 でも、「キャラクターゲーム」でもあると思っているので、三塁手は「初瀬」、右翼手は「宇喜多」、この2人はもはや「聖域」です[笑]。)

 

 ・デレスト能力(ノーマル版は一部を除いて「赤☆2」)

 (「赤☆3」を攻略できるのは、現時点では、「楽しさに潜むモノ」「踏み出す勇気変わる思い」の2つのみです。この半月くらいで、ようやく「選手が揃ってきた」感覚があります。6月27日の「2周年記念モード」になってから、特に選手層が手薄だった「蝶属性」「風属性」が、「赤☆1」の安定的な攻略は勿論、一部を除いて「赤☆2」まで到達できるようになりました。

 とはいえ、「練習なくして成長なし」「小麦色の世界」、この2つは正直、攻略できる気がしません[汗]。特に「試練」の上級とか、必要ポイント数が「ぱねえ…」と感じるのは、自分だけですかね…?)

 

 ・チーム評価:(「B5」。23416)

 (「A1」到達が一つの目標ですけど、現状では信頼度が、

 

 有原:「5-5」

 野崎:「5-3」

 本庄、永井、河北、宇喜多、初瀬、鈴木、椎名、近藤:「4-4」

 中野、新田、直江、朝比奈、阿佐田:「3-4」

 

 という感じです。それに、一部を除けば、デフォルトではSRが中心ですから、こればかりは納得できるのが入学しないことには…、と。それと、「ココロのカギ」。「4-4」のうちあと1人は「レベル5」に、また、「3-4」のうちあと1人は「レベル4」に辿り着かせたい感じですけど、時間が掛かりそうだなあ…、の感じです。)

 

 

 およそ、そのような感じです。

 で、明日(7月29日月曜日)から4日間、自分がハチナイを始めてからだと、初めての「ランキングマッチ」(通称「ランクマ」)が開幕します。

 信頼度上げ、スキル習得(デレスト)、正直大変でした。その結果を踏まえての、「ランキングマッチ」に向けての基本メンバーを、下記にて示させて頂きます。

 

 

 (図解10)きのくに未来学園(ハチナイ)、現時点(7月29日月曜日、ランクマ開幕)での基本スタメン。

 

 (現時点で、チーム評価は「B5(23416)」、青春ランクは「179」です。)

 (☆は「純正SSR選手」、★は「ポテンシャルA評価到達」、※は「星に願いを特効選手」、◎は「チャプター産SR選手」、◆は「その他のSR覚醒選手」です。)

 

 (1)スタメン。

 1(遊)有原翼【快打の余韻】(★◎)

 (キャプテン。ミート「4283」は「チームno.1」であり、「安打製造の奥義+」が魅力。クラッチヒッターとしての一面も。)

 2(中)永井加奈子【溢れ出る間食の誘惑】(◆)

 (「ミート3517、パワー4178」の「打率も見込める右の長距離砲」。「FB革命の奥義」が魅力。)

 3(一)野崎夕姫【胸躍るナイターゲーム】(☆)

 (本庄と共に「OH砲」を形成する「左の長距離砲」。パワー「4268」は「チームno.1」。「声援に乗せて」という固有スキル持ち。「新監督応援ドラフト」で入学。)

 4(左)本庄千景【優美に包まれて】(☆)

 (「右の長距離砲」であり、パワー「4093」。「華麗な一撃」「長打の奥義+」「一発の奥義」「昇龍の極意」と、パワー型スキルが満載の「THE4番打者」。花エース有原と共に「2周年記念ドラフト」で入学。)

 5(捕)鈴木和香【指し示す活路】(☆)

 (本来は「守備型捕手」だが、「3番~5番」を花属性で染めるために5番に置いている、いわば「つなぎの5番」。とはいえ「瞬時の洞察」「安打製造の奥義」で、打撃面での意外性を発揮してくれます。)

 6(三)初瀬麻里安【重ねる努力の証】(◎)

 (「走力3762、守備4273」の「守備型三塁手」。期待されるのは特に盗塁能力。ひたむきな姿勢でチームに活力をもたらせる。クラッチヒッターとしても機能。)

 7(右)宇喜多茜【気迫のキャッチ】(◎)

 (「守備4240」が特徴だが、確実性及び走力は「平均のやや上」レベルか。打撃に多くは求めない、とにかく「努力の素晴らしさ」を体現できれば、それでいいから。)

 8(二)河北智恵【信頼のグラブトス】(※)

 (「6番~8番」を「蝶属性」で埋めるために、ランクマの期限ぎりぎりでメンバー入りをした選手。風属性の【風情感じる古都歩き】をしばらく重用してたため、「ぶっつけ本番」になるが果たして。)

 

 (2)投手起用。

 (先発)有原翼【才能の片鱗】(☆★)

 (絶対不動の「大エース」。通称「花エース有原」。もはやこの翼と心中であり、今回のランクマでは特に、イニングイーターとしてフル回転を願う感じになるか。本庄と共に「2周年記念ドラフト」で入学。)

 (中継ぎ)野崎夕姫【ベンチからの追い風】(◎)

 (チャプター産の貴重な中継ぎ。花エース有原が早い回で鋼板を余儀なくされると出番が増えそうか。)

 (抑え)有原翼【託された想い】(☆★)

 (女子野球部の創設2日目で入学、すぐさまエースに。「花エース有原」の入学で抑えに転向したが、花有原が「6回~8回」くらい持てば、そこで野崎、朝比奈を挟まずに一気に「託され有原」への継投も充分にあり得るか。)

 (no.4)朝比奈いろは【巡り合った好機!】(◎)

 (今回の「ランクマ特効SR選手」ということで「投手no.4」としてベンチ入りだが、花エース有原が早い回で降板したりとかでない限り、出場機会はあまりないか。調子次第ではこの「投手no.4」に、椎名ゆかり【光射すマウンド】、有原翼【炎天下の熱投】とかも選択肢の俎上になってくるか。)

 

 (3)控え打者。

 (1)椎名ゆかり【決意をバットに込めて】(◆)

 (「ミート4209、走力3884」が特徴。本職は捕手だが、チーム事情で[特にチームスキル的な事情で]「代打の切り札」。鈴木、河北、投手のいずれかの打順で投入される。調子や試合展開次第では、早い回での代打起用もあり得るかも。いずれにせよ特に得点圏で登場して、クラッチヒッターぶりを証明して欲しい。)

 (2)阿佐田あおい【夢の大盛りかき氷】(◎)

 (「走力4291」は「チームno.1」であり、今回の「ランクマ特効SR選手」。役割はまさしく「代走の切り札」だが、ほぼ河北か投手のときに限定されるか。むしろベンチからの声出しでの貢献度が高くなるかも。)

 (3)中野綾香【大胆不敵の盗塁術】(※)

 (役割は「代走」「永井の守備固め」。恐らく基本的には後者での起用になりそうで、出場機会は恐らく限定的になるか。)

 (4)近藤咲【明日への誓い】(◆)

 ((ミート3546、パワー4054」が魅力の「右の長距離砲」にして「代打no.2」。本職は捕手で、三塁手にも対応可能。椎名が既に代打起用済みであり、「1点がどうしても欲しい」局面での起用になるか。)

 

 

 特に「1番~4番」は、「替えの効かない存在」です。永井の代走あるいは守備固めで中野の起用があり得る以外は、途中交代はまず考えづらい。チーム事情的に、初瀬、宇喜多もまずフル出場が前提でしょう。

 ランクマは、可能であれば、前試合「手動」で臨む予定です。代打、代走、守備固め、継投、いずれも「納得できる感じで」「後悔しないタイミングで」繰り出していきたい。

 

 今回のランクマの目標は、

 

 「参加させて頂くからには、『ブロンズトロフィー』をつかみに行きたい。

 「累計報酬をできるだけ獲りたい。報酬のSR塚原は『5凸』は可能であるのか。」

 

 そう強く抱く次第です。

 さあ、「絶対に、ハチナイ、ランクマをやり遂げるぞ!

 いまは、このような気持ちが、正直な想いです。

 

 

 まあ、「ハチナイ」については、「俺の甲子園」以上に、プレイをゆるく進めていくイメージですので(幸い、トーナメントが現状ではありませんのでね)、まあ、時折プレイ日記をアップしていく感じになるかな、のイメージです。

 「ハチナイ」ユーザーの読者がいらっしゃいましたら、何卒よろしく御願い申し上げます(こういうプレイの楽しみ方もあるんだ、と考えて頂ければ嬉しいです)。

 

 

 では、今後とも、「俺の甲子園」及び「ハチナイ」のプレイ日記を、ゆるく綴らせて頂く感じですけど、何卒よろしく御願い申し上げます。

【俺の甲子園】2019年7月下旬、きのくに未来学園の現状報告(その3。きのくに未来学園、7月下旬時点でのチームの現状)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第14回)及び「八月のシンデレラナイン(ハチナイ)」の本格的なブログエントリー記事(第2回)は、

 「2019年7月下旬、きのくに未来学園の近況報告。」です。

 

 今回のブログ執筆テーマは、主として4つあります。

 

 (1)2019年夏の甲子園和歌山大会総括(全体として、また、きのくに未来学園として)。→(その1)にて。

 (2)きのくに未来学園、「600安打到達」の「4人のマイルストーン打者」。→(その2)にて。

 (3)きのくに未来学園、チームの現状(7月28日の練習試合を終えた時点で)。→(その3)にて。

 (4)きのくに未来学園(女子野球部。ハチナイ)、近況報告(初めてのランキングマッチ開幕に向けて)。→(その4)にて。

 

 この4つになります。「八月のシンデレラナイン」(通称「ハチナイ」)については、(その4)にて言及させて頂く予定でいます。

 

 では、(その3)の本文の執筆を、させて頂こうと思います。

 

 

 7月4日、「夏の甲子園和歌山大会」、2回戦(vs弁慶)。

 「2対3」、失意の敗北。その日のうちに、再始動を始めました。

 

 「444試合」。今回の大会の開幕前の時点での練習試合の数です。

 ですので、リアルの日程と相談しつつ、今秋に向けての一つの目標として絵、

 

 「練習試合、500試合到達」(理由は「UR確定券」をゲットできるから)

 

 これを目標に掲げました。マジック「56」を、是非ともクリアしたい、と。

 

 これについては、現時点で、「482」試合までできています。つまり、この25日間で「38試合」を消化できました。

 はい、いままでは「集中力」や「平常心」に費やしていたのを、「負けじ魂」にガンガン変換していき、頑張りましたよ。

 

 これで、ここからのおよそ30日間くらいに向けて、「500試合」という目標到達まで、マジック「18」にまでできました。

 自分の場合、8月は「脳内活動休養日」がいくつかありまして、

 

 6日(広島原爆の日

 9日(長崎原爆の日

 12日(自分のリアル誕生日)

 

 この3日は、「脳内活動休養日」になります(あくまでも試合をしないだけであって、通常練習も合宿も勿論させて頂きますけど)。

 そして、できれば「交流試合」も、「1~3試合」くらいはできればいいなあ、とも思っています(尤も、夏合宿の期間が終わってからのイメージになりますけど)。ただ、「交流試合」に向けてだと、投手起用をそこから逆算していく必要がありますし、相手側と時間をすり合わせることも大切になってくる。

 自分は普段は練習試合は、朝のうちに済ませることが多いのです(だいたい、7時台くらい。それより早くに済ませることも少なくない)。でも交流試合は、だいたいが夜のことが多いので、その「すり合わせ」も考慮する必要がある。

 

 とはいえ、7月は「量」を重視してきましたけど(ただ、「質」も両立できたかなという手ごたえも得ています。これは後述)、8月、特に夏合宿終了後の練習試合では、「質」というか、「密度」を重要視したいなあ、とも思っている感じです。まあ、特に自信をつけさせる意味で、格下相手の試合も混ざっていくかなとも思う感じですけど。

 

 

 (図解4)きのくに未来学園、2019年7月、夏大会終了後の現時点での基本スタメン。

 

 1(中)森田(2018年、UR180[☆2])

 2(三)田中陸(2018年、UR111[☆2])

 3(一)小林(2018年、SR64[☆5])

 4(二)池上(2018年、UR140[☆2])

 5(左)戸塚(2018年、R42[☆5])

 6(遊)小峯(2018年、UR162)

 7(右)小嶋(2019年、R44[☆5])

 8(捕)藤村(2019年、UR112[☆2])

 

 

 今夏の結果と内容を踏まえて、宮原(2018年、UR121[☆2])のレギュラーを剥奪(それまでは「正中堅手」でした)、森田を「正中堅手」に回して、正右翼手の座を「競争枠」にする決断をしました(現時点では小嶋を軸に、宮原、井山[2018年、SR85〈☆5〉]を含めて競争)。

 これに加えて、「第2捕手」で藤本(2018年、SR55[☆5])。再始動の当初は、まだ藤村に対して、強い期待の一方で、正捕手としての信頼性はそれほど強くないという感じでした。そして、「控え内野手」として佐々木(2019年、UR124)。

 

 つまり、1期生(2年生)の打者9人全員に加えて、2期生(1年生)から3人、つまり「藤村、小嶋、佐々木」を「18人枠」の選手として構想、という感じです。

 そう。いままでは「投手7人、打者11人」でしたけど、今秋に向けては「投手6人、打者12人」での構想で固定、という感じにしました。これは理由としては、

 

 (1)「投手no.5」までは固定できているけど(清水、植田、林、山越、岡本)、「投手no.6」が決められていないことに照らすと(再始動当初は、2期生世代で「18人枠」に入れたいと思える投手がいる訳ではなかった)、信頼性の薄い投手を入れるよりも、打者を入れる方がよりベンチ運用の幅が拡がるかもしれないという判断。

 (2)小嶋、宮原、井山を、現状では誰も外したくない、及び、控え内野手(佐々木)を入れておきたいという判断から。その意味で、投手の枠を1つ減らすことはやむなしだろうという判断。

 

 このように、打者については、故障者が出ない限りは、現時点では「18人枠のメンバー固定」です。その中での競争は勿論ある感じですし、打順や守備位置は試行錯誤の感じですけど。

 実は最初は、「1番~4番」の組み合わせについて、「森田ー池上ー田中陸ー小林」でのスタートでした。ですけど、7月18日から、「森田ー田中陸ー小林ー池上」に変更しました。そして、このブログエントリーアップの翌日からは、「森田ー田中陸ー池上ー小林」を試す予定です。

 

 

 一方で投手陣は、「2期生(1年生)にできるだけ出場機会を与えよう」の感じで回していますけど、この7月は「量」を重視していたこともあり、2期生は、フルメンバー時(つまり、1期生主体で担っている「18人枠」の中での投手継投に組み込むという意味で)での起用はほとんどできないでいる感じでした。

 むしろ2期生の場合、恐らく陣容的には、「1年生大会での2回戦突破」に全力集中かなという感じですので、それを見据えた投手起用になっている感じでした。

 

 ただ、6月末の時点では信頼性に乏しかった八巻(2019年、UR104)、石井(2019年、SR54)が信頼性をつかむようになってきていて、この2人のいずれかが、今秋の「18人枠」入りをつかむ可能性は充分にあり得るかも、と(投手は「no.5」までは既に頭角マークが点灯していますけど、「no.6」の座は「競争枠」の感じですので)。大中(2019年、R20[☆5])、北村(2019年、R19[☆5])も、それなりに計算できる感覚としてありますし、特に北村は面白い存在になれるかもという感覚を抱いています。

 

 

 (図解5)きのくに未来学園、現時点における、今後の補強戦略予定(無料補強予定分は基本的にカウントしていません)。

 

 8月(10連ガチャ[50回分])

 9月(67%割引ガチャ[24回分])

 10月(67%割引ガチャ[24回分])

 10月(3連ガチャ[42回分])

 

 

 特に、8月上旬の「10連ガチャ」。ここで、いくつかの補強ポイントがあります。

 

 

 (図解6)8月上旬の「10連ガチャ」における[補強ターゲット」。

 

 (1)小峯(2018年、UR162)の「☆2」到達(つまり「UR結晶」の獲得)。

 (2)「2019年、SR50」の入学(入学が叶えば、2期生世代での「救援の軸」は勿論、一気に「フルメンバー時の『投手no.6』」の奪取の可能性も充分にあり得る)。

 (3)2期生世代での「強打者」「正遊撃手」「正中堅手」のいずれかの入学(現状、2期生で最も信頼できる打者が小嶋という現状[藤村は初めから打者としては期待していない、捕手の守備で輝ければそれで充分のスタンス]ですので)。

 

 

 (図解5)で示した分で、「UR選手」は「3人~4人程度」を見込めるでしょう。これとは別に、「練習試合500試合到達」(8月末くらい?)と「10月の3連ガチャでの10000ポイント到達」で、「UR確定券」で「2人」が見込めます。

 この、「5人~6人程度」を用いて、残された補強ポイントを1つでも多く埋めたい。特に「信頼できる強打者」というか、現時点で「競争枠」状態になっている「7番打者」争いのポールポジションを手中にできるほどの強打者が入学が叶えば、の感じなんですよね(この「7番打者」の枠に「2期生打者」が入ってくれれば、中長期的スパンでもとても有難い感じになってきますので)。

 

 

 で、「質」でいえば、この7月の練習試合。

 和歌山の有力校及び中堅校との練習試合を、「13試合」積むことができました。

 (県内の有力校や中堅校との練習試合をできるだけ積みたいということは、現在の活動において特に重要視している一つとしてあります。それでこそ、和歌山の中での自分の立ち位置がつかめますのでね。)

 結果は、「6勝1分6敗」。このうち、エースである清水を先発起用した「7試合」に絞ると、「4勝0分3敗」。この過程で、

 

 「よほど格下の相手でない限り、2回戦ではできるだけ確実に、エースの清水を先発起用した方が勝利可能性が高くなるのではないか。」

 「藤村は正捕手として信頼をつかんだ。」

 

 この2つのことが、特に収穫になった感じです。

 

 では、月間選手成績を、下記にて示してみましょう。

 

 

 (図解7)きのくに未来学園、2019年7月、打撃陣の概要的な成績[12人。38試合分]。

 

 森田(打率.324[205打席、179-58]、6本塁打、14盗塁、1犠打飛)

 田中陸(打率.392[201打席、171-67]、6本塁打、9盗塁、3犠打飛)

 小林(打率.281[181打席、153-43]、7本塁打、2盗塁、0犠打飛)

 池上(打率.430[194打席、165-71]、5本塁打、6盗塁、2犠打飛)

 戸塚(打率.310[108打席、71-22]、2本塁打、1盗塁、26犠打飛)

 小峯(打率.288[182打席、139-40]、1本塁打、14盗塁、21犠打飛)

 小嶋(打率.250[136打席、96-24]、2本塁打、2盗塁、22犠打飛)

 宮原(打率.182[40打席、33-6]、1本塁打、5盗塁、4犠打飛)

 井山(打率.423[29打席、26-11]、0本塁打、6盗塁、2犠打飛)

 佐々木(打率.310[70打席、58-18]、2本塁打、1盗塁、0犠打飛)

 藤村(打率.300[106打席、80-24]、2本塁打、1盗塁、13犠打飛)

 藤本(打率.238[55打席、42-10]、1本塁打、1盗塁、3犠打飛)

 

 

 上述のように、この7月は、対戦相手のレベルが上がりました。ですので、打撃成績が下落傾向になるのは、ある程度織り込み済みではありますけど、特に小林の打撃不振が気に掛かります(7本塁打はチーム1位ですけど、打率も「.300」欲しい感じではあります)。

 それと、小嶋。レギュラー争いで一歩リードという位置付けでしたけど、もう少し打率がよくできると正直思っていました。ここ数試合で打撃が良化傾向になってこれですので、(守備がお察しであることを踏まえると、)「7番打者」で構想しているとはいえ、もう少し打って欲しい…、これが正直な感覚です。

 

 

 (図解8)きのくに未来学園、2019年7月、投手陣の概要的な成績[11人。38試合分]。

 

 清水(2018年、UR107)(先発10、救援0、合計10)

 植田(2018年、UR97)(先発4、救援5、合計9)

 林(2018年、SR52)(先発3、救援7、合計10)

 山越(2018年、SR53)(先発4、救援3、合計7)

 岡本(2018年、R20)(先発3、救援9、合計12)

 丸山(2018年、R19)(先発0、救援11、合計11)

 山本(2018年、SR50)(先発5、救援1、合計6)

 八巻(2019年、UR104)(先発9、救援0、合計9)

 石井(2019年、SR54)(先発0、救援9、合計9)

 大中(2019年、R20)(先発0、救援7、合計7)

 北村(2019年、R19)(先発0、救援7、合計7)

 

 

 この7月は、「量」を重要視したため、特に、「八巻、石井、大中、北村」の4人の「1年生(2期生)投手」は、フルメンバー時での投手起用からは外していました。八巻の起用時は、八巻がどれほど先発としてできるかを試す、というか2期生世代になると八巻がエース級の活躍をして頂かないとまず回らないと考えられますので、

 

 「八巻ー石井ー(他の投手[大中が主体]。これは1期生を含む)」

 

 これを基本形として起用した感じなんですよね。

 

 ですけど、八巻は、この先発起用に応えてくれた、石井をも含めて、「18人枠」の候補の俎上にはなってくれた、これが収穫の感じとしてあります。

 その一方で、山本は、せっかく「投手評価B」に到達を叶えたのに、信頼性と落としていき、かつての「田中友の役割」、つまり「格下相手の先発」が主たる起用法になってしまっています。「18人枠」における「投手no.6」の候補の俎上からは、ほぼ外れていると考えざるを得ません(まだ、丸山の方が可能性はあるでしょう)。

 いずれにせよ、「投手no.6」を巡る争いは、「2019年、SR50」の入学が叶うかも、大きな要素になってくると感じています。もしも叶えば、残された練習試合で積極的に救援で起用して、そこでの内容次第で判断していく感じになるかな、とイメージしています。

 そして、特に、八巻や石井は、これからの練習試合において、フルメンバーでの継投に積極的に組み込んでいきたい、そのようにイメージしている次第です。

 

 

 では、続きを、(その4)にて綴らせて頂きます。

 (その4)では、「きのくに未来学園(女子野球部。ハチナイ)、近況報告(初めてのランキングマッチ開幕に向けて)。」についてを綴らせて頂きたいと思います。

【俺の甲子園】2019年7月下旬、きのくに未来学園の近況報告(その2。「600安打到達」の「4人のマイルストーン打者」)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第14回)及び「八月のシンデレラナイン(ハチナイ)」の本格的なブログエントリー記事(第2回)は、

 「2019年7月下旬、きのくに未来学園の近況報告。」です。

 

 今回のブログ執筆テーマは、主として4つあります。

 

 (1)2019年夏の甲子園和歌山大会総括(全体として、また、きのくに未来学園として)。→(その1)にて。

 (2)きのくに未来学園、「600安打到達」の「4人のマイルストーン打者」。→(その2)にて。

 (3)きのくに未来学園、チームの現状(7月28日の練習試合を終えた時点で)。→(その3)にて。

 (4)きのくに未来学園(女子野球部。ハチナイ)、近況報告(初めてのランキングマッチ開幕に向けて)。→(その4)にて。

 

 この4つになります。「八月のシンデレラナイン」(通称「ハチナイ」)については、(その4)にて言及させて頂く予定でいます。

 

 では、(その2)の本文の執筆を、させて頂こうと思います。

 

 

 (図解2)きのくに未来学園、「600安打到達」の、「4人のマイルストーン到達打者」。

 

 田中陸(2018年、UR111[☆2])(打率.401[2230打席、1930-774]、本塁打106、盗塁113、犠打飛36、出塁率.465)

 小林(2018年、SR64[☆5])(打率.370[2201打席、1897-701]、本塁打82、盗塁19、犠打飛24、出塁率.446)

 森田(2018年、UR180[☆2])(打率.382[1924打席、1667-636]、本塁打43、盗塁128、犠打飛10、出塁率.459)

 小峯(2018年、UR162)(打率.322[2410打席、1906-614]、本塁打29、盗塁197、犠打飛189、出塁率.415)

 

 

 この、「田中陸、小林、森田、小峯」。自分のブログをコンスタントに拝読して頂いている読者がいらっしゃれば、自分が、この4人はチームにとってどれほど大切な存在かが、恐らく伝わるかなと思います。

 ちなみに、「600安打到達」を今回の「マイルストーン」の基準にしましたけど、これより下だと、

 

 

 戸塚(2018年、R42[☆5])(打率.342[1642打席、1231-421]、本塁打38、盗塁19、犠打飛186、出塁率.440)

 池上(2018年、UR140[☆2])(打率.377[888打席、777-293]、本塁打28、盗塁15、犠打飛4、出塁率.450)

 井山(2018年、SR85[☆5])(打率.300[1039打席、812-244]、本塁打1、盗塁71、犠打飛74、出塁率.410)

 宮原(2018年、UR121[☆2])(打率.308[754打席、569-175]、本塁打11、盗塁45、犠打飛96、出塁率.399)

 

 

 このような感じです。つまり、「500安打以上」は、先述の田中陸ら4人のみになり、「300安打以上」でも、この4人に戸塚(及び、既に引退している齋藤海[2018年、UR134。「1303打席、1073-322、打率.300」])のみになる。

 いかに、「田中陸、小林、森田、小峯」の4人がすさまじいかが、とても伝わる感じとしてあるのです。

 

 では、マイルストーンに到達している4人を称える意味で、それぞれに言及していきたい、と思います。

 

 

 (図解3)きのくに未来学園、「600安打到達」の、「4人のマイルストーン到達打者」、個別寸評。

 (各種通算打撃成績。打率、本塁打、盗塁、セイバーメトリクス等。2019年7月28日[482試合]終了時点)。

 (RCは今回の計算式では「(安打+四死球+[0.5×盗塁]+[0.5×犠打飛])×塁打÷(打数+四死球+犠打飛)」でしています。また、RC27は今回の計算式では「RC÷(打数-安打+犠打飛)×27」でしています。)

 (PSNは「Power-Speed-Number」のこと。計算式は「(本塁打×盗塁×2)÷(本塁打+盗塁)」です。また、「PSN」を改良した独自指標、「PSN500」[500打席に換算してのPSN指標]も併せて示します。)

 (長打率の計算は、「塁打数÷打数」で計算します。「OPS」「IsoP」は、これを基に計算することになります。)

 (一人の野球好きとしては、「RC27を最も重要視している」ことを踏まえて読み進めて頂けると、とても嬉しく思います。)

 

 (1)田中陸(2018年、UR111[☆2])[背番号5。「2番・三塁手」]

 (デビュー日:2018年8月3日)

 (通算成績1A:打率.401[2230打席、1930-774]、本塁打106、盗塁113、出塁率.465)

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.420[656打席、576-242]、本塁打32、盗塁29)(RC27[14.31])

 (通算成績2A:塁打数1254[二塁打124、三塁打22]、犠打飛36、四死球264、三振175)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数388、犠打飛10、四死球70、三振43)

 (通算成績3:RC27[13.64]、OPS[1.115]、IsoP[0.249]、PSN500[24.53])

 

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 ずっと「打者no.1」と位置付けられてきました。主将を務めたこともあります。

 もともとは「打てる捕手」。この5月中旬から三塁手にコンバートになり、7月18日からは、森田の直後に入れること(で、得点効率をより上げる意図)から、「2番打者」での起用になりましたけど、「チームの顔」「打線の軸」であることは、これまでもこれからも、ずっと不変です

 安打数「774」は「チーム1位」。通算「1000安打」到達も射程圏内です。

 「100本塁打ー100盗塁」到達も、この田中陸のみ。ポイントゲッターの役割ですので、盗塁は(能力値に比してだと)やや少なめかもですけど、「トリプルスリー級」の、まさしく「チームの生命線」です。

 守備面でも、先述のように、5月中旬からは三塁手に完全コンバートしていますけど、練習試合では他選手の組み合わせに応じて、「捕手」「一塁手」「左翼手」「中堅手」に入ることもあります。その意味でも、とても大切な存在と改めて感じます。

 

 

 (2)小林天太(2018年、SR64[☆5])[背番号3。「3番・一塁手」]

 (デビュー日:2018年7月22日)

 (通算成績1A:打率.370[2201打席、1897-701]、本塁打82、盗塁19、出塁率.446)

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.386[601打席、529-204]、本塁打25、盗塁8)(RC27[12.05])

 (通算成績2A:塁打数1091[二塁打132、三塁打6]、犠打飛24、四死球280、三振155)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数319、犠打飛5、四死球67、三振31)

 (通算成績3:RC27[11.00]、OPS[1.021]、IsoP[0.205]、PSN500[7.01])

 

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 長打力「39048(A評価)」は「チームno.1」。課題としてきた「IsoP」も「0.205」と、長距離砲として合格ラインの成績まで持ってきました。

 「598打点、414得点」。今回挙げる4人の中でも、「ポイントゲッター」という役割が明確な「右の長距離砲」です。

 田中陸の後に、この「右の長距離砲」がいる。これで打線の「得点効率」をより高めることができる効果がある、と考えています。ただ、今夏の大会以後、スランプに苦しんでいることが、正直気に掛かっています。

 いま、「1~4番」を、「森田ー田中陸ー小林ー池上」で編成していますけど、いったん打順を池上と交換して、いままで慣れ親しんできた4番を打たせて復調を信じる、という感じになってくるかなと。とはいえ、貴重な長距離砲ですので、悲願の上位進出のためには、やはり「美しい放物線」を叶えて欲しい(実は公式戦では、47打席で未だに「本塁打ゼロ」)、そう強く抱きます。

 

 

 (3)森田遊大(2018年、UR180[☆2])[背番号8。「1番・中堅手」]

 (デビュー日:2018年10月4日)

 (通算成績1A:打率.382[1924打席、1667-636]、本塁打43、盗塁128、出塁率.459)

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.410[678打席、595-244]、本塁打18、盗塁50)(RC27[13.48])

 (通算成績2A:塁打数870[二塁打73、三塁打16]、犠打飛10、四死球247、三振154)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数342、犠打飛3、四死球80、三振47)

 (通算成績3:RC27[11.17]、OPS[0.981]、IsoP[0.140]、PSN500[16.73])

 

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 安打製造機」「チャンスメイカー」絶対不動の「1番打者」です。

 6月5日から、第3代の「主将」を務めており、名実共に「チームの象徴」「精神的支柱」です。

 ミート「45202(A評価)」は「チームno.1」。今夏の大会終了後、それまでの「右翼手」から、「中堅手」に守備位置変更をしました(右翼手は、それまでの正中堅手であった宮原を含めて「競争枠」の状態。現状では小嶋[2019年、R44]が一歩リードですが)。練習試合では稀に、(田中陸を中堅手で起用するときにのみ、)右翼手で起用されることもありますけど、打順は「1番」で完全固定です。

 7月18日からは、「1番・森田」-「2番・田中陸」という新スタイルが定着しつつあります。恐らくまず、来夏まで、「絶対不動の2枚看板」であり続ける。これからもその「安打製造機」と「精神的支柱」として、大いに期待しています。

 

 

 (4)小峯桂(2018年、UR162)[背番号6。「6番・遊撃手」]

 (デビュー日:2018年6月2日)

 (通算成績1A:打率.322[2410打席、1906-614]、本塁打29、盗塁197、出塁率.415)

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.[594打席、442-144]、本塁打6、盗塁40)(RC27[6.13])

 (通算成績2A:塁打数813[二塁打58、三塁打27]、犠打飛189、四死球315、三振190)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数185、犠打飛90、四死球74、三振29)

 (通算成績3:RC27[6.90]、OPS[0.842]、IsoP[0.105]、PSN500[10.49])

 

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 「小峯の軌跡」は、「チームの軌跡」でもある。事実上の「創設メンバー」で、レギュラー打者にいるのは、小峯と戸塚の2人だけです。

 圧倒的な走力(42544。A評価)を活かした、遊撃手としての広い守備範囲。バント技術も38043(B評価)でも、今秋にはA評価到達が射程圏内になってきています。

 いまは「6番打者」が定位置です(ただし練習試合では、稀に「2番」や「5番」で起用されることもある。2番起用時は、田中陸が「3番」を担うイメージ)。「第2のチャンスメイカー」あるいは「つなぎ役」が主な役割ですけど、数字以上に、それこそ「打者BIG4」(田中陸、森田、小林、池上)と共に小峯は「とても大切な存在」、という位置付けになっています。

 「2410打席」「197盗塁」は「チーム歴代1位」。つまり、「200盗塁」まで、あと「3」になっています。

 そのような感じですけど、この8月に「10連ガチャ」があります。そこで、是が非でも、この小峯を「☆2」にしたい(現時点で、「5回分」資金は確保しています)。功労者ですし、これはもう、「気持ち的なこと」なんですよね。これだけ資金を確保して、「☆2」にすることに失敗したら、ショックが大きくなりそう…、とも思ったりですけど、「できることを信じよう」、それが正直な感覚です。

 

 

 では、続きを、(その3)にて綴らせて頂きます。

 (その3)では、「きのくに未来学園、チームの現状(7月28日の練習試合を終えた時点で)。」についてを綴らせて頂きたいと思います。

【俺の甲子園】2019年7月下旬、きのくに未来学園の近況報告(その1。2019年夏の甲子園和歌山大会総括)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第14回)及び「八月のシンデレラナイン(ハチナイ)」の本格的なブログエントリー記事(第2回)は、

 「2019年7月下旬、きのくに未来学園の近況報告。」です。

 

 今回のブログ執筆テーマは、主として4つあります。

 

 (1)2019年夏の甲子園和歌山大会総括(全体として、また、きのくに未来学園として)。→(その1)にて。

 (2)きのくに未来学園、「600安打到達」の「4人のマイルストーン打者」。→(その2)にて。

 (3)きのくに未来学園、チームの現状(7月28日の練習試合を終えた時点で)。→(その3)にて。

 (4)きのくに未来学園(女子野球部。ハチナイ)、近況報告(初めてのランキングマッチ開幕に向けて)。→(その4)にて。

 

 この4つになります。「八月のシンデレラナイン」(通称「ハチナイ」)については、(その4)にて言及させて頂く予定でいます。

 

 では、本文の執筆を、させて頂こうと思います。

 

 

 

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 いま挙げたのは、この2019年の夏の甲子園和歌山県大会の決勝の試合、「クロマティ智辯学園和歌山[私立]」です。

 試合は、4回裏終了時点では「1対6」と5点差ものビハインドでしたが、驚異の追い上げで8回裏に逆転、「7対6」での逆転勝利でクロマティさんが春夏通じて初めての甲子園出場を叶えました(このクロマティさん、「2018年9月14日」が学校創設日ですので、夏の県大会自体が今回が初めてでした)。

 

 では、実に恥ずかしい、開幕前の全体展望文章を、まずは改めてアップさせて頂こうと思います。

 

 

 (図解1)2019年夏季和歌山県大会、全体展望編(きのくに未来学園の解釈編)。

 

 「左腕の2枚看板の長谷川、柏崎、県内最強打者の庄司、左の強打者の小野ら、投打にタレント集団を擁する樂月が、戦力的には頭2つほど突出している。悲願の甲子園初出場に向けて、今夏の和歌山はこの樂月を軸に展開するだろう。

 追走する1番手は、春季大会に優勝して以後も上り調子を堅持する海草中学、強打快足の山下、打てる捕手の岩崎ら有望な1,2年生を複数擁してバランスの取れた好チームに仕上げた陵南か。照屋、岩本の強打者コンビが最後の夏を迎える実力校の山東投手力に特に自信を持つ和歌山智弁学園も、この集団に入ってくるだろう。

 これに加えて、2017年11月の新人戦のファイナリストである田辺次元、2年生主体に粒揃いの和歌浦も絡んでくるか。特に田辺は、右の大砲の長友の入学で、「2017年の新人戦優勝世代」との化学反応が興味深い。そしてダークホースに挙がるのが、直近の公式戦で2大会連続でベスト8以上で、春季大会では樂月を撃破した亮太ミラクル学園、昨夏の4強メンバーが多く残りつつも、スタイルチェンジを図っている村立白浜、県内トップレベルの投手力の結実を図りたい田邉商業

 樂月が絶対的な本命であることは揺るがないが、今春に芽生えた『新たなる息吹』がより勢いを放つ可能性も充分にあり得るが、果たして。

 

 

 はい、正直述べます。「こんな展開になるとは、大きな驚きでした」。

 まあ、展望記事は、自分自身がいま和歌山県内でどんな立ち位置にいるかを確かめる一助にもありますし、せっかくこうして(生きた証を残す意味でのプレイ日記とはいえ)ブログを執筆させて頂いているならば、少しでも読者がいらっしゃるならば、ささやかな一助にできればという感じで、綴らせて頂いている感じでして、当てようとかは全く考えていなくて、ではあるのですけど。

 

 ですけど、「俺の甲子園」における和歌山って、

 

 「県大会で上位進出を目指すには狙い目の一つ」(参加校数が少ない傾向の一つではあるので)

 「樂月さんの圧倒的戦力、それを追走する第2集団が団子状態」

 

 という感じだったんですよね。それに、竈山学園さん(5月半ばを境に事実上のフェードアウト。今回は不参加)、クマちゃんさん(大会にはエントリーはしたものの、今秋の大会を境に練習試合はほとんどしていなかった)と、樂月さんと遜色ない学校が活動ができていない状況であったので(仮に、リアルで忙しいかもと考えると、こればかりは仕方ない、ですけど。自分だってリアルで環境の変化で、挨拶が散発的な感じで心苦しい現状としてありますし)、「単純な戦力値だけでいえば、樂月さんの『1強』状態」の感じで今夏に突入の感じでしたので。

 

 今大会は、海草中学さん(今春の優勝校)、山東さん(今春時点での「5強」の一翼)、和歌山智弁学園さん(今春時点での「5強」の一翼)が早々に敗退をはじめ、序盤から波乱の連続でした。

 そんな中で、クロマティさんは、5回戦で樂月さんに勝利(「4対3」と接戦に持ち込んだのも大きかったかと)、準々決勝でも実力校の村立白浜さんに勝利。智辯学園和歌山さんは、4回戦で甲斐ノ川さんに勝利(甲斐ノ川さんは、3回戦で和歌山智弁学園さんを撃破していた)、準々決勝では今春の準優勝の町田さんに延長10界の激闘の末に勝利(5対4)でした。

 

 

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 いま、2019年の「夏の甲子園和歌山大会」の準々決勝(8強)の対戦カードのリンク添付をさせて頂きましたけど、先述の事前の全体展望記事で挙げた学校以外で勝ち上がったのが、「8校中、4校」になります。それほどに、和歌山は「戦国大会」になったといえるかなと映るのです。

 

 クロマティさんがどのようなチーム力(あるいは特徴)であるのか、いずれ、「高校野球特集号」さんで記事がアップされるだろうと想像しますので、多くはここでは触れませんけど(一つ、「えーっ」ということがあった感じですけど、それについてを含めて、そこで言及されるかなと想像の感じです)、1番の畠山くん(2018年、UR144[☆4])、3番の平井くん(2018年、SR64[☆5])、4番の谷本くん(2018年、UR127[☆3])、この「打者BIG3」の存在は、恐らくかなり大きいのかなと。

 5月下旬に、自分の練習試合の「400試合記念」の交流試合を、クロマティさんとさせて頂いたのですけど、そのときよりも断然チーム力を上げてきていた、それが正直な感覚です。「かなり遠くに行っちゃったなあ…」と、正直そのような感覚です。

 

 準優勝の智辯学園和歌山さん。試合ごとに(2つ前後のポジションで)スタメンを入れ替える試合巧者が印象的です。和歌山の「戦国大会」を象徴する学校の一つといえるかもです。

 

 そして自分的に、特に印象的なのが、今春の準優勝校で、今夏も8強に入った、町田さん(負けた試合も延長でしたし、決勝まで行っても不思議ではなかった)。

 一見、派手さがある訳ではないのです。ですけど、投手力、守備力がしっかりしている。特に堅守のチームだと、大崩れのリスクはないんですよね(爆発力の乏しさと表裏一体でもあるけど、「えっ」という敗北リスクが少なくなるのも確かにそうだなと)。

 で、クロマティさんと同様に、2018年度の創設(創設は4月28日)ですので、今夏のメンバーがそのまま今春以後も残ることになる。今後も注目し続けるチームになってくるなあ、と自分的には感じています。

 

 

 それにしても、和歌山の今後はどうなるのか、ということです。と申しますのも、

 

 竈山学園(5月中旬を最後に、事実上のフェードアウト。)

 クマちゃん(今春の大会を最後に、練習試合はほぼなし。今夏もエントリーはしたが初戦敗退、その後の練習試合はなしで、これも事実上のフェードアウトか。)

 和歌山智弁学園、田辺(今夏の大会を最後に練習試合なし。いずれも今夏は早期敗退でした。)

 

 このように、有力校が、いくつかトップシーンから静かに去っていっている感じです(勿論、復帰の可能性もあり得る訳ですが)。というか、今春の時点での「5強」で、いまも活動中であるのは、樂月さんと山東さんの「2校」だけです。しかも山東さんは、今夏は3年生主体でした。ですので、今秋以後は、勢力図ががらりと変化している可能性が充分に考えられます。

 

 というか、既に今春の時点から、和歌山の勢力図は「変動」が大きくなっています。

 海草中学さん(今春に優勝)、クロマティさん(今夏に優勝)、町田さん(今春に準優勝、今夏に8強)は、「2018年度創設組」です。つまり今夏のメンバーがそのまま今秋以後もいることになります。

 有力校でも、陵南さん(昨秋8強、今夏8強。現在、ベストメンバーだと走力Aと思われる)は今夏は1,2年生が主体でした。和歌浦さん(昨夏8強、今夏4強)も、今夏は2年生が主体でした。試合巧者が印象的な村立白浜さん(昨夏4強、昨秋8強、今夏8強)も、今夏は2年生がレギュラーのおよそ半数いました。

 

 樂月さんの「1強」、確かに戦力値「だけ」でいえばそれは揺るがないでしょう。

 でも高校野球は一発勝負のトーナメントです。「100%」も「0%」もない。何が起こるかわからないのも、また事実です。

 多くの学校にチャンスがある、和歌山は、そういう地域になっていくのかもしれません(まあ、自分の立場でいえば、そうなって欲しい感覚が正直な感じですが)。隣県の奈良でだと、大和さん(今夏の優勝校)、ジオン公国さん、享愛さんが「総合A評価」であり、ならのさん、榛原さんも、遜色ない強力な陣容です。そう考えると、和歌山は、少なくとも「もうだめだ」という絶望感まではいかないというか、だからこそ、「自分も頑張ろう」の感覚としてあるのです。

 (ちなみに和歌山は現時点では、LR選手がいません。どこかの学校に1人でも入学が叶えば、それが勢力図をまた変動させる大きな要素になり得るように感じますが。ああ、自分もいつかLR選手の入学が叶えばいいなあ…、と思いつつ。)

 

 

 では、自分(きのくに未来学園)はどうかと申しますと、今夏の「夏の甲子園和歌山大会」は、失意の結果でした。

 「2回戦敗退(1勝)」。で、和歌山の場合、1回戦はほとんどの場合で、「確実に勝つことが前提」で、いわば「2回戦からが本番」という感じですので、自分の中では正直「初戦敗退とほぼ同義」と思っています。

 今回は、「4回戦到達(3勝)」を目標としていましたので、正直、とてもショックが大きいです。

 

 いま振り返れば、「負けるべくして負けた」なんですよ。

 「目の前の試合を、一つ一つ確実に勝つ」。現実の高校野球でもそうかなと思いますけど、「俺の甲子園」においては、結局はこれが大切ではないか、今回、これを強く学ばされた感じとしてあるのです。

 しかし今夏の自分は、組み合わせのときから、「3回戦(恐らく、亮太ミラクル学園さんが相手)」ばかり向いてしまっていたんですよね。勿論、そこから逆算するのも、一つの戦略ではあるのですけど、それがすべてではないと、学ばされた感覚としてあるのです。

 では、自分なりに振り返ろうと思います。

 

 

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 1回戦(対和歌山農工業高校)。「7対0」で勝利、7回コールド。

 初戦は、今春に続いて、「始めたばかりの学校」ということで、「やる前から勝利はまず確実」ではあったのです。直近の練習試合で結果を出した小嶋(2019年、R44)を「7番・右翼手」でスタメン起用でした。

 投手起用は、岡本(2018年、R20)が、5大会連続で公式戦での先発起用。公式戦はこれまで12試合をしていますけど、うち5試合が岡本の先発です(救援起用は意外にもゼロ。いかに岡本への信頼度が高いか、という感じです)。

 継投は「岡本→林(2018年、SR52)」。相手を考えると、2番手投手は丸山(2018年、R19)も考えていましたけど、より確実な方法ということで、林にしました。

 もう少し得点効率が…、という感じではありますけど、まずは確実に勝ててよかった、の感じでした。

 

 

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 2回戦(対弁慶高校)。「2対3」、ここで敗北になりました。

 このときは、「采配の失敗で負けた」とは思っていなかったのです。ですけど、今夏の結果を踏まえてチーム作りの再構築をする過程で、「勝てた試合を、自分の采配の失敗で落とした」と気付かされるようになりました。

 

 この試合。采配の失敗は、2つあります。

 (1)相手も総合B評価に届いていた。チーム力の差はほとんどない。それを踏まえれば、エースの座を不動にしていた「清水(2018年、UR107。今夏も「背番号1」であった)」にすることが望ましかったのに、3回戦を見据えて温存してしまい、先発を「植田(2018年、UR97。チームでは「投手no.2」の評価を不動にしている)」にしたこと。ちなみに継投は「植田→山越(2018年、SR53)」でした。

 (2)「7番・中堅手」に宮原(2018年、UR121)を起用。走力、バント、守備が魅力で、もともと高く評価している一人ではありますけど、5月中旬の負傷離脱を契機に小嶋が台頭して、どうにかレギュラーは宮原で死守と位置付けたものの、直近の練習試合では小嶋の方が結果を出しており、1回戦でも小嶋は輝けていた。打線のつながりを総合的に考えると、1回戦と同様に小嶋にした方がよかったと強く後悔。

 

 (2)は、終わってすぐに後悔に気付きました。ですけど(1)は、時間の経過でようやく気付けた、という感じだったのです。2番手投手を誰にするかはともかく、先発投手はエースの清水で行った方が、より後悔は少なかったのではないか、と。

 うちは、「上位打線(1番~5番)」が、チームの生命線です。そこでビッグイニングをつくれることも可能、というイメージでいます。しかし、もしも打線が封じられた場合を考えると、より失点リスクを下げられるように、ましてや事実上の初戦にほぼ等しいことを考えると、「より確実なスタートを」という意味では、エースの清水にすればよかった…、と。

 

 というか、今春といい、今夏といい、「とても厳しい組み合わせ」になってしまったのは、ひとえに、「選手の背番号選定の失敗」といわざるを得ないのです。

 はっきり述べれば、勿論、戸塚(2018年、R42)は、正左翼手という位置付けは変わらないのですけど、「それはそれ、これはこれ」と申しますか、「レギュラーナンバーの背番号」を「R打者」に与えると、チームの総合力評価が一気に落ちる(必然、組み合わせが不利になる)、これを学ばされた感じとしてあるのです。

 

 いわゆる「県内有力校」との対戦の可能性を、3回戦まではできるだけ回避できるようにせねばならない。そうでないと、苦しくなってくるだろうなあ…、と。

 勿論、だからと言って、「背番号1」を打者に充てるとかは、全く考えていません。ですけど、現時点で、「背番号7」は「ダミーのレギュラーナンバー」が確定ですし(今夏終了後、井山[2018年、SR85]を充てることに。戸塚は「背番号18」にしています)、もしかしたら、今後の補強次第では、もう1つ「ダミーのレギュラーナンバー」発生があり得るかもなあ…、という感じです。

 

 

 では、続きを、(その2)にて綴らせて頂きます。

 (その2)では、「きのくに未来学園、『600安打到達』到達の『4人のマイルストーン打者』」についてを綴らせて頂きたいと思います。

【俺の甲子園】2019年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線。その3。ブロック別展望後編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第13回は、

 「2019年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)」です。

 

 (その2)においては、「ブロック別の展望」について、「Aブロック~Dブロック」を綴らせて頂きましたけど、この(その3)においては、「ブロック別の展望」について、「Eブロック~Hブロック」を綴らせて頂こう、と思います。

 

 では、(その3)の本文を、綴らせて頂こうと思います。

 

 

 (図解4)2019年夏季和歌山県大会、8つのブロック別の展望(きのくに未来学園目線。後編)。

 

 

 (5)Eブロック(2回戦[第33試合~第40試合])

 ブロックシード:町田(第2シード)。

 ブロック準シード:ミルクカスタード(第15シード)。

 有力11校該当校:なし。

 

 このブロックも、Dブロックと同様に、「有力11校」の該当校がゼロです。というか、Dブロック以上に、「どの学校にもチャンスがある」と映ります。というか、突出した学校が見当たらないと映る。

 その中で、最有力の学校となると、今春の春季大会の準優勝校、町田さんでしょうか。戦力的に突出しているとは映らないのですけど、接戦を勝ち切る力があるのかもしれない、と。この春は巧みにSR投手を活用してきていましたけど。

 この町田さんと、順当ならば4回戦での対戦が見込まれるのが、新宮学園さんです。ここも村立白浜さんと同様、固定メンバーのイメージが強かったですけど、スタイルチェンジを模索している感じがあります。1,2年生の激しい突き上げが、昨春(4強)以来の8強以上の進出へと導くのか、注目の感じです。

 この2校と逆のゾーンで、強いて挙げるならば、明秀学園和歌山さんでしょうか。確実性が魅力の阿部(2018年、UR180)、右の強打者の越智(2018年、UR142)に、いかにして得点圏で回せるか。勢いに乗れば面白いと映りますが。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編5)吉川(町田。2018年、UR104)

 最速155kmの剛速球と、精密機械の如きコントロール(42558。勿論A評価)、そして豊富なスタミナを高いレベルで併せ持つ本格派右腕。その存在自体が「飛び道具」と映るけど、果たしてどのような起用法で臨むのか。

 

 (打者編5)早田(新宮学園。2018年、UR116)

 「打てる捕手」。中軸での起用がイメージされる。この早田にいかにして得点圏で回せるか。その意味で、1番で起用されると思われる、確実性と快足が魅力の大木(2019年、UR122)の出塁も鍵を握りそうと映ります。

 

 

 (6)Fブロック(2回戦[第41試合~第48試合])

 ブロックシード:和歌山智弁学園(第7シード)。

 ブロック準シード:山東(第10シード)。

 有力11校該当校:和歌山智弁学園山東

 

 恐らく今大会での、最大の「地獄の組」。県内有数の実力校である和歌山智弁学園さんと、山東さんが、順当ならば5回戦で対戦になります。この直接対決に勝利した学校が一気に決勝まで辿り着く可能性は充分にあり得るのではと自分は解釈していますが、投手力の和歌山智弁学園さん、強打の山東さん、どちらも甲乙つけがたいです。ただ、このブロックでは、この2校が他校に比して頭2つくらい突出していると強く感じます。

 この2校を撃破し得る学校は、正直難しいですけど、その中で面白そうと感じているのが、貴志川さん。1年生を積極的に起用していて、どのような化学反応になるか楽しみな感じです。右の強打者の遠山(2019年、UR132)、2種類の変化球を高いレベルで投げ分ける大橋(2019年、UR101)など、面白いこの力、そう映ります。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編6)古瀬(和歌山智弁学園。2017年、UR97)

 「☆4」のUR投手であり、和歌山を代表する本格派右腕。最速155kmの速球、そしてコントロールも「44635」と質がとても高い。甲子園出場という悲願成就には、古瀬の快投は絶対不可欠でしょう。

 

 (打者編6)照屋(山東。2017年、UR134)

 圧倒的な長打力(43106、A評価)を誇る「左の長距離砲」。岩本(2017年、UR144)との「3,4番コンビ」で、長くチームの打線を支え続けてきた。いよいよ運命の、集大成の夏。いままで培った決勝で、どれほど美しい放物線を叶えられるか。さあ、輝こう!

 

 

 (7)Gブロック(2回戦[第49試合~第56試合])

 ブロックシード:次元(第3シード)。

 ブロック準シード:和歌山和歌山(第14シード)。

 有力11校該当校:次元、田邉商業。

 

 このブロックも、高いレベルでの激戦区といえるでしょう。軸になるのは恐らく次元さんでしょうか。2017年秋の新人戦の準優勝世代が、いよいよラストイヤー、今春の春季大会でも4強で、チーム力を着実に高めています。強力打線が爆発できれば、ファイナリスト、そしてその先も充分にあり得るでしょう。

 次元さんが「打」ならば、田邉商業さんは「投」。「18人枠」の全員がUR選手なのは、2大会連続です。この戦力で8強到達が一度も叶っていないのが、正直とても不思議。内に秘める想いを、結晶へと昇華させて欲しい感じです。

 この2校に加えて、昨夏8強、昨秋4強の和歌山和歌山さん。ここも3年生主体ですけど、次元さん、田邉商業さんとの力はほとんどないと映る。その試合巧者ぶりもこれまでで証明済みですし。投打に粒揃いの神島第二さんも、ブロック突破のチャンスは充分にあり得ると映ります。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編7)古賀(田邉商業。2017年、UR108)

 6人のUR投手を擁しますが、切れ味鋭いカーブと、精密なコントロールが魅力の技巧派左腕。先発でも救援でも機能し得そうな感じですけど、集大成の夏、どのような起用法になるのか。いままで流した涙を笑顔に変えるとき。培った結晶が花開くか。

 

 (打者編7)松島(和歌山和歌山。2017年、UR178)

 両打ちの強打者であり、「4番・左翼手」にどっしりと座る。チームの軌跡は、恐らくこの松島の軌跡と共にあった。泣いても笑っても集大成の夏、ポイントゲッターとしてどれほど輝けるか。

 

 

 (8)Hブロック(2回戦[第57試合~第64試合])

 ブロックシード:高倉学園和歌山(第6シード)。

 ブロック準シード:田辺(第11シード)。

 有力11校該当校:田辺、和歌浦

 

 このグループの軸になるのは、恐らく田辺さんでしょう。投打に、学年に、バランスの取れたチームに仕上げてきました。特に3年生世代は、2017年新人戦での優勝という「成功体験」が大きいでしょう。投打に粒揃いで、昨夏8強の実力校である和歌浦さんも、力の差はほとんどないと映ります。

 そしてこのグループにも、「Xファクター」がいます。昨夏4強、今春8強の試合巧者、高倉学園和歌山さん。ここも複数の1年生がメンバー入りしており、その化学反応にも注目の感じです。勢いに乗って8強以上への進出、そしてその先へ、どこまでいけるのか注視したい感じとしてあります。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編8)田村(高倉学園和歌山。2017年、UR102)

 「☆1」ですけど、昨夏の準々決勝(対和歌山国際大付属)での完封勝利、今春の4回戦(対クマちゃん)での接戦での勝利と、重要な局面に強い本格派左腕です。最速149kmにして、コントロールの卓越さも併せ持つ(39208、A評価)。その左腕が輝けば輝くほど、チームを高みへと導ける、そう強く映ります。

 

 (打者編8)市村(田辺。2017年、UR139)

 2017年の新人戦(1年生大会)の優勝を知る一人。「左の長距離砲」として、今大会では「4番」にどっしり座ると想像しますけど、どれほど美しい放物線を描けるのか。右の強打者である長友(2019年、UR132)との化学反応も、とても楽しみな感じです。

 

 

 

およそ、そのような感じですけど、ざっくりとした感じでまとめてみましょう。

 

 

 (図解5)2019年夏季和歌山県大会、8つのブロック別の展望を概要化すると…。

 

 Aブロック(今春優勝の海草中学が本命だが、試合巧者の白浜も面白い。)

 Bブロック(樂月が大本命だが、決勝到達は意外と必ずしも楽ではなさそう。)

 Cブロック(1,2年生が魅力の陵南が少しリードも、亮太ミラクル学園にも勝機が。)

 Dブロック(突出した存在はないが、和歌山第一には複数の魅力的な打者が。)

 Eブロック(どの学校にもチャンスありだが、今春準優勝の町田が軸になるか。)

 Fブロック(和歌山智弁学園山東が、順当ならば「5回戦で対戦」は勿体ない。)

 Gブロック(次元、田邉商業、和歌山和歌山と、実力校が並ぶ「隠れた激戦区」。)

 Hブロック(2017年新人戦優勝世代の田辺が軸。1,2年生の突き上げが楽しみ。)

 

 

 いずれにせよ、自分もですけど、出場するどの学校も、持てる全力を尽くして、実り多い大会にできた、と思える感じでありますように、と強く抱きます。

 そして、今後とも、よろしく御願い申し上げます。

 

【俺の甲子園】2019年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線。その2。ブロック別展望前編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第13回は、

 「2019年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)」です。

 

 (その1)においては、「全体的な展望」を綴らせて頂きましたけど、この(その2)においては、「ブロック別の展望」を、8つのブロックに分けて述べよう、と思います。

 

 なお、(その1)と同様に、今回のブログエントリーは、あくまでも、「きのくに未来学園(愛球人)の独断的な目線で」ということに御留意の上で読み進めて頂ければと思いますし、「個人的な想い」も少なからず混じっていることを御理解頂いたうえで、読み進めて頂ければと思います。

 

 では、(その2)の本文を、綴らせて頂こうと思います。

 

 

 (図解3)2019年夏季和歌山県大会、8つのブロック別の展望(きのくに未来学園目線。前編)。

 

 

 (1)Aブロック(2回戦[第1試合~第8試合])

 ブロックシード:海草中学(第1シード)。

 ブロック準シード:クマちゃん(第16シード)。

 有力11校該当校:海草中学、村立白浜。

 

 このブロックの軸は、全体展望編でも示した、海草中学さん、それを追走する白浜さん。順当ならば「5回戦」での対戦になります。投手力で海草中学さんが一歩リードしているようには映りますけど、村立白浜さんももともとは試合巧者。スタイルチェンジがどのような化学反応を生み出すのか、読めないところにも「怖さ」を感じます。

 で、このブロックには、「Xファクター」がいます。そう、クマちゃん高校さんです。ブランク明けの学校ですけど、もともとは「5強」の一翼を担った実力校。「気持ち」がどれほど戻っているか。このグループの鍵は、それにあるかもしれない、と思っています。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編1)奥田(海草中学。2018年、SR52)

 「☆5」のSR投手ですけど、コントロールは「41423」(A評価)、まさしく「精密機械」ぶりが大きな魅力で、それでいて最速141kmの本格派右腕です。この春の決勝でも先発起用されるなど、信頼厚い投手と映ります。

 

 (打者編1)紅林(村立白浜。2018年、UR142)

 スタイルチェンジを図るチーム状況でも、1年夏から絶対不動の4番打者として君臨する「右の強打者」。彼の前にどれほど走者を貯められるか。その意味で、長く1番打者を務める石井(2017年、UR155)の出塁も鍵を握りそうと映ります。

 

 

 (2)Bブロック(2回戦[第9試合~第16試合])

 ブロックシード:樂月(第8シード)。

 ブロック準シード:三浦学園(第9シード)。

 有力11校該当校:樂月。

 

 樂月さんが、頭2つくらいはリードしていると映ります。しかし問題は、どこでチームのエンジンが掛かるのか。早い段階からエンジンが掛かれば、他の学校はほとんどノーちゃんでしょう。

 とはいえ、追う学校もなかなかの実力校たち。貴志さん、三浦学園さん、クロマティさん、和歌山国際大付属さん。樂月さんという「巨星」がいなければ、むしろ「面白いブロック」になっていたかもですし、これはつまり、樂月さんがエンジンが掛からなかった場合は、情勢を変換させ得る可能性を持った学校が複数いるともいえる訳です。

 例えば、和歌山国際大付属さんは、昨春及び昨夏の8強、昨秋の新人戦の16強と実績ある学校。このときのメンバーが多くいます。樂月さんとは順当ならば4回戦で対戦しますが。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編2)山本(貴志。2017年、UR101)

 背番号11ですけど、「☆2」のUR投手、恐らく実質的なエース。イニングイーターぶりと切れ味鋭いスライダー、フォークが魅力の本格派右腕です。最後の夏を美しく飾って欲しい。

 

 (打者編2)庄司(樂月。2017年、LR195)

 この1年、和歌山の高校野球は、この「県内最強打者」を軸に展開されてきたといってもよい。一時は三塁手にも挑戦しましたが、最後の夏は原点回帰か、「4番・一塁手」として臨むことになるか。庄司の前に走者をできるだけ出さない、これがまず樂月さん撃破の最重要命題でしょう(ただし前後にも強打者がずらりと並んでいて、もはや「壮観」に尽きる訳ですが…)。

 

 

 (3)Cブロック(2回戦[第17試合~第24試合])

 ブロックシード:亮太ミラクル学園(第4シード)。

 ブロック準シード:最強学園(第13シード)。

 有力11校該当校:陵南、亮太ミラクル学園。

 

 ここに、自分(きのくに未来学園)が入っています。しかし、Fブロック、Gブロックと共に、「厳しいブロック」というのが、正直な感覚です。

 このブロックの軸は、陵南高校。全体展望でも示したように、1,2年生に有望な選手を多く擁しています。今秋以後、「打倒樂月」の1番手候補になっても何ら不思議ではない陣容を、この3か月で一気に整えてきたといえるかもです。この陵南高校とは、4回戦での対戦になりますが(ここに辿り着くことが今夏の自分の目標)、果たしてこれは叶うのか。

 その前に、3回戦で亮太ミラクル学園さんが恐らく待ち構えます。そう、今春の5回戦で、樂月さんに「4-3」で勝利している学校です。昨秋の新人戦でも4強。いま、最も勢いに乗っている学校といっても過言ではないと自分は思っています。

 で、陵南さんと亮太ミラクル学園さんは、同じゾーンになる。逆のゾーンでの有力校を挙げるならば、「1回戦からの登場」ですけど、県立和歌山さん。昨年9月の秋季大会で4強入りした実力校です。恐らく4番を務めるであろう、両打ちの強打者である渡邊(2017年、UR178)を、いかに得点圏で迎えさせられるか。集大成の夏で燃えているでしょうし、旋風を再び起こす可能性は充分にあり得るとみています。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編3)正木(亮太ミラクル学園。2018年、UR106)

 「☆1」ですけど、その存在感は既に県内を代表する投手の1人でしょう。昨秋の新人戦の5回戦での和歌山国際大付属さんへの完封勝利、今春の5回戦での樂月さんへの勝利、いずれもこの正木が先発マウンドでした。

 コントロールとスタミナを高いレベルで併せ持つ技巧派左腕。それでいて最速140km。その存在自体が、「躍進の大きな原動力」といえるでしょう。

 

 (打者編3)山下(陵南。2019年、UR136)

 1年生ですが、既に「☆3」のUR内野手。主に「1番・二塁手」を務めると思われます。長打力と走力を併せ持つのが大きな魅力。今秋以後は県内を代表する打者の1人に名を連ねる可能性もあるほどの逸材でしょう。同じく強打快足の水越(2018年、UR132)、「打てる捕手」である岩崎(2018年、UR116)を含めて、魅力ある打線を作り上げてる一助に映ってます。

 

 

 (4)Dブロック(2回戦[第25試合~第32試合])

 ブロックシード:與那城学園(第5シード)。

 ブロック準シード:泉州和歌山(第12シード)。

 有力11校該当校:なし。

 

 有力11校がゼロのブロック。つまり、どの学校にもチャンスのある激戦区のブロック。「1回戦からの登場」の学校も、力の差はほとんどないといえると思います。今春の春季大会でも、町田さんがこのようなブロックを勝ち上がって勢いに乗って、あれよあれよと準優勝を叶えて自信を付けた感じですけど、この町田さんの再来が起こり得るとすれば、このブロックの勝者かなと思っています。

 いま挙げたように、突出した学校はないですけど、その中で最も可能性があるとすれば、泉州和歌山さんでしょうか。この年明け以後、県内レートランキングで安定して「トップ10争い」に顔を出してきています。確実性が魅力の坂口(2018年、UR180)、右の大砲である安藤(2017年、UR154)らを擁する上位打線は大きな魅力でしょう。これを追うのが、今春8強の與那城学園さんでしょうか。

 しかしこのブロックにも、「Xファクター」がいます。「1回戦からの登場」になる、和歌山第一さんです。やや投手陣に不安がありますが、強打者を複数擁しており、そもそもが昨夏8強、昨秋の新人戦16強の実力校です。持てる個の力が束になったとき、有力校をも飲み込む力を生み出せるとすれば、この和歌山第一さんが、自分の中では強く思い浮かんでいます。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編4)佐野(泉州和歌山。2019年、UR98)

 1年生ですけど、「☆2」のUR投手です。切れ味鋭いチェンジアップが魅力の本格派右腕。どのような起用法か注目ですけど、チームの上位進出の大きな鍵を握っているといえるでしょう。

 

 (打者編4)関川(和歌山第一。2019年、UR132)

 練習試合での打率は驚異の「.422」。確実性が特に魅力の「右の中長距離打者」タイプですけど、確実性と走力を兼備する富沢(2018年、UR138)、強打の内野手である板倉(2018年、UR140)、若き左の大砲である小暮(2019年、UR155)の「内野手カルテット」は、とても大きな可能性を秘めています。しかも4人全員が「1,2年生」。どのような打順の組み合わせで臨むかも、大きな楽しみの要素です。

 

 

 この「Dブロック」までの展望で、既に結構な文字数を割いてしまっていますので、「Eブロック~Hブロック」の展望は、(その3)にて綴らせて頂きたく思います。

 よろしく御願い申し上げます。

【俺の甲子園】2019年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線。その1。全体的な展望編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第13回は、

 「2019年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)」です。

 

 大会の展望記事の執筆。この春季大会に続いて、「2大会連続2回目」になります。

 今回のブログエントリーは、あくまでも、「きのくに未来学園(愛球人)の独断的な目線で」ということに御留意の上で読み進めて頂ければと思いますし、「個人的な想い」も少なからず混じっていることを御理解頂いたうえで、読み進めて頂ければと思います。

 

 では、本文の執筆を、させて頂こうと思います。

 

 

 まず、展望記事の1回目、「2019年春季和歌山県大会の展望記事」を、リンク添付させて頂きます。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 その上で、今回は、まず(その1)で「全体的な展望」を、(その2)で「ブロック別の展望」を、させて頂こうと思います。

 

 大会の展望記事の執筆にあたり、まず、組み合わせ抽選の結果(対戦カード)を、リンク添付させて頂こうと思います。

 

 

 (その1。2019年、夏季和歌山県大会1回戦[その1。1試合目~50試合目]。

orekou.net

 

 

 (その2。2019年、夏季和歌山県大会1回戦[その2。51試合目~78試合目]。

orekou.net

 

 

 (その3。2019年、夏季和歌山県大会2回戦[その1。1試合目~50試合目]。

orekou.net

 

 

 (その4。2019年、夏季和歌山県大会2回戦[その2。51試合目~64試合目]。

orekou.net

 

 

 今回の、「2019年夏季和歌山県大会」、参加校数は「206校」。

 「2018年春(139校)→2018年夏(175校)→2018年秋(201校)→2018年新人戦(179校)→2019年春(206校)→2019年夏(206校)」

 になります(新人戦とは、「1年生大会」のこと)。

 

 今回は、長く和歌山の高校野球を牽引してきた竈山学園さんが不出場。

 また、クマちゃんさんもエントリーはしていますけど、ここ2か月ほど、事実上のブランク状態です。

 ですので、今春の展望記事の際に「5強」と示させて頂いた学校の中で、事実上俎上に上るのは、

 

 「樂月さん」「山東さん」「和歌山智弁学園さん」。

 

 この3校になります。まあ、春季大会の結果は、「5強」はどこも決勝に辿り着けずに、「新たなるステージへ…?」という結果になりましたが(優勝が海草中学さん、準優勝が町田さん)。

 

 

 では、お待たせしました。全体の展望記事です。

 まず、「高校野球特集号」さんの、和歌山の展望記事を、転載させて頂きます(なお、許可は頂いております)。

 

 

 (図解1A)2019年夏季和歌山県大会、全体展望編(高校野球特集号さん編)。

 

 「竈山学園の出場が不透明。仮に不出場となれば樂月の一強状態となりそうだ。参加校の中では実績、実力共に群を抜いている。
下剋上を起こすとすれば陵南が最有力。新入生を積極的に起用しチームは大きく変貌を遂げた。
投手層に不安を抱える高校が多いが、まとまりのあるチームを作り上げた次元、春に旋風を巻き起こした海草中学町田も上位を喰らう可能性がある。」

 

 

 リンクを添付させて頂きます。

 

blog.livedoor.jp

 

 

 基本的に、この見解は、「おおむね、そうでしょうね。」と思っています。つまり、全体的なアウトラインとしては、ほとんど異論はないです。

 ですけど、和歌山でプレイさせて頂いている一学校として考えると、自分の解釈は、少し異なります。

 

 

 (図解1B)2019年夏季和歌山県大会、全体展望編(きのくに未来学園の解釈編)。

 

 「左腕の2枚看板の長谷川、柏崎、県内最強打者の庄司、左の強打者の小野ら、投打にタレント集団を擁する樂月が、戦力的には頭2つほど突出している。悲願の甲子園初出場に向けて、今夏の和歌山はこの樂月を軸に展開するだろう。

 追走する1番手は、春季大会に優勝して以後も上り調子を堅持する海草中学、強打快足の山下、打てる捕手の岩崎ら有望な1,2年生を複数擁してバランスの取れた好チームに仕上げた陵南か。照屋、岩本の強打者コンビが最後の夏を迎える実力校の山東投手力に特に自信を持つ和歌山智弁学園も、この集団に入ってくるだろう。

 これに加えて、2017年11月の新人戦のファイナリストである田辺次元、2年生主体に粒揃いの和歌も絡んでくるか。特に田辺は、右の大砲の長友の入学で、「2017年の新人戦優勝世代」との化学反応が興味深い。そしてダークホースに挙がるのが、直近の公式戦で2大会連続でベスト8以上で、春季大会では樂月を撃破した亮太ミラクル学園、昨夏の4強メンバーが多く残りつつも、スタイルチェンジを図っている村立白浜、県内トップレベルの投手力の結実を図りたい田邉商業

 樂月が絶対的な本命であることは揺るがないが、今春に芽生えた『新たなる息吹』がより勢いを放つ可能性も充分にあり得るが、果たして。

 

 

 特に、山東さん、和歌山智弁学園さんが、優勝争いの俎上に入らないことはないでしょう…、と。ここが、高校野球特集号さんとの相違点でしょうか。それと、田辺さんも、陵南さんと共に、チーム力を仕上げてきていて、この2校は今春の展望時に比して、「怖さ」が大きく増しているよなあ…、と自分には映っています。

 

 やはり夏の大会は、特に3年生を擁している学校は、「最後の夏」になります。

 ここで有力校として挙げた「11校」の中でも、いくつかは「3年生と共に栄光へ!」というのが伝わる学校がいくつかあります。そのような中で、1年生世代を積極的に組み込み、それをチーム力に昇華させようとしている陵南さん、田辺さん、亮太ミラクル学園さん、村立白浜さんは、自分的には特に注目校の感じとしてあるのです。

 自分は2年生主体です。1年生も打者で2人がメンバー入りしていますが、内野チームは、固定メンバーで臨む傾向の強いチームと自分的には感じています。正直、2020年夏までは、この「1期生世代」と心中の感じになるのだろうなあ、と。だからこそ特に、陵南さん、白浜さんあたりは、その勝ち上がりを注視している感覚としてあるのです。

 

 全体的な展望としては、いま挙げた11校、特に「1強+4校」が中心と思っています。つまり、

 

 「樂月さん」+「海草中学さん、陵南さん、山東さん、和歌山智弁学園さん」。

 

 というイメージになります。おおむね、この「11校」は8つのブロックそれぞれにばらけていますけど、「11校」が1つも入っていないブロックも2つほど存在しています。

 

 

 ここまで、「全体的な展望」を綴らせて頂きましたけど、せっかく自分も参加させて頂く訳ですので、自分自身の展望を、ここで綴らせて頂こう、と思います。

 

 

 (図解2)「きのくに未来学園」、2019年夏季和歌山県大会の展望。

 

 「森田(2018年、UR180)、池上(2018年、UR140)、田中陸(2018年、UR111)、小林(2018年、SR64)の『打者BIG4』が最大の持ち味。2019年度になり、その強打に一層の磨きが掛かり、『打者BIG4』の2019年度での練習試合の打率は、全員が「.390」超え。確実性が魅力の5番打者の戸塚(2018年、R42)が、打撃陣の陰のキーパーソンになるかも。懸案であった正捕手問題も、藤村(2019年、UR112)の入学で決着がついたこともプラス要素だろう。2桁背番号だが、小嶋(2019年、R44)もスタメン抜擢の可能性を指揮官は示唆している。

 一方で問題は投手陣。清水(2018年、UR107)、植田(2018年、UR97)、山越(2018年、SR53)、岡本(2018年、R20)と、5月以後相次いで調子を崩していた。

 そんな中で、ただ一人孤軍奮闘であったのが、林(2018年、SR52)。持ち味の制球力に磨きが掛かり、救援としては勿論、先発でも高いレベルで任せられるほどに大きく成長した。清水、植田、岡本らも、大会直前の練習試合で復調のきっかけをつかみ、不安の投手陣が一筋の光をつかんだ状況で本番を迎えられるのは大きいだろう

 とはいえ、現状のチーム力に照らせば、「4回戦到達(ベスト32)」が現実的な目標か。しかし特に3回戦で、難敵との対戦になる。3回戦が大きなヤマ場であることは、今春に続いて2大会連続の展開だが、今春ではエース清水の完投しか打てる手はなかった。3か月が経ち、清水のみに依存しない新たなる引き出しを示せるか。

 

 

 今回、きのくに未来学園、2大会連続で「1回戦からの登場」になります。ちなみに、「Cブロック」、評価としては「61番目」になります。

 正直、とても厳しいブロックに入った…、という印象です。3回戦、4回戦と、県内有力校と立て続けの対戦が想像されます。2回戦で対戦が予想される相手も、油断してはならない相手です(実は練習試合では1回だけですが対戦経験あり。このときは敗北しています)。ですので、特に投手起用のマネジメントが、今春以上に恐らく重要になります。

 

 

 では、(その2)において、「ブロック別の展望」を綴らせて頂こうと思います。

【俺の甲子園】きのくに未来学園、2019年6月、月間報告(その4。2019年夏季和歌山県大会、基本スタメン打者の能力値を計算してみた)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第12回)は、

 「きのくに未来学園、2019年6月、月間報告。」です。

 

 では、(その3)の続きからの執筆になります。

 (その4)では、「きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、基本スタメン打者の能力値を計算してみた。」を、綴らせて頂こうと思います。

 

 タイトルの「計算してみた」の元ネタは、「歌ってみた」「踊ってみた」です。

 「踊ってみた」ならば「まなこ」さん。「歌ってみた」ならば「そらる」さん。

 特に後者は、「賭ケグルイ」の実写の劇場版が、この「GWの10連休」に公開されて、3回鑑賞させて頂きましたけど(ああ、浜辺美波は本当にすごかった)。

 

 

 (図解6)きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、基本スタメン打者の能力値。

 

 (選手名、番号)    長打力 ミート 走力  肩力  守備力 バント

 (右)森田(20180180) 24488 45015 31078 19051 28898 18623

 (二)池上(20180140) 33839 34282 14889 29969 30623 7435

 (三)田中陸(20180111)37140 35414 26377 13561 31157 23229

 (一)小林(20180064) 38914 34361 13705 21110 15861 32491

 (左)戸塚(20180042) 30758 32134 16200 13941 9509 50000

 (遊)小峯(20180162) 22578 22699 42288 23927 24448 36442

 (中)宮原(20180121) 20416 23325 42680 20644 32475 45523

 (捕)藤村(20190112) 22715 21247 12814 36387 39905 37476

 (チーム平均値)    28856 31060 25003 22323 26609 31402

 

 

 うちの場合、ミートを最も意識して強化しています。ですので、ミートの「30000超え」はイメージ通りです。一方で、一芸を重要視しているチーム作りでもあるのですけど、それがもろに影響しているのが、走力。「走力40000超え」が2人いるにもかかわらず、平均値ではまさかの「D評価」。

 守備力の「C評価」も、意外でした。これはもう、宮原と藤村によるブーストの賜物でしょう。バントについては、特に下位打線は、これを強く求めたい感じとしてありますので、「30000超え」は、正直ほっとしています。

 

 それにしても、打撃陣、特に「1番~5番」の得点能力は、和歌山でならば結構上の部類と自分的には思っています。逆に投手力や守備力には不安がある(そもそも守備については目を瞑っている感じさえありますし)感じですので、「1番~5番」が封じられたら、お手上げな訳ですけど。

 しかも、藤村を除けば「1期生世代」ですけど、「2期生世代」は、恐らく打撃ではほとんど期待できなさそう…、の感じで(というか、遊撃手及び中堅手を担い得るUR打者が是非とも欲しい。まあ現実的には、10月に予定している大型補強を待つことになるのかな…、と思っていますけど。そして「SR91」も、是非とも欲しい感じとしてありますが)。

 

 

 (図解7)きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、基本スタメン打者の「500打席換算での打撃成績」。

 

 森田(20180180)(打率.388[433-168]、11本塁打、33盗塁、3犠打飛)(RC27[11.56])

 池上(20180140)(打率.363[441-160]、17本塁打、6盗塁、1犠打飛)(RC27[10.04])

 田中陸(20180111)(打率.402[433-174]、25本塁打、26盗塁、8犠打飛)(RC27[14.42])

 小林(20180064)(打率.377[432-163]、19本塁打、4盗塁、6犠打飛)(RC27[11.41])

 戸塚(20180042)(打率.344[378-130]、12本塁打、6盗塁、52犠打飛)(RC27[7.73])

 小峯(20180162)(打率.325[397-129]、6本塁打、41盗塁、38犠打飛)(RC27[7.08])

 宮原(20180121)(打率.315[375-118]、7本塁打、28盗塁、64犠打飛)(RC27[6.14])

 藤村(20190112)(打率.259[375-97]、9本塁打、0盗塁、42犠打飛)(RC27[4.89])

 

 

 「500打席換算」での成績をみると、まあ、そもそも入学できていないので仕方ないですけど、「2018年、UR175」とか「2019年、UR180」のような「パワー特化タイプ」が1人いればなあ…、と思う感じです。そういうのが「5番打者」にいれば、より打撃陣に厚みが生まれるんだろうなあ…、と。いないのを述べても仕方ないですし、「つなぎの野球」は、うちの「チームカラー」として確立している感じですので、まあ、いつかは「パワー特化タイプ」の入学が叶うと信じよう、の感じですけど。

 

 でも、こうしてみると、森田は「1番打者」(切り込み隊長)として理想的な感じですし、田中陸は、本質的には「中長距離打者」タイプですので、「20本塁打-20盗塁」を少し上回る感じなのは、納得の感じです。もう少し、小林の本塁打率が上がれば、なお有難い感じですけど…。

 それと、得点効率を示す指標である「RC27」だと、池上が小峯を3点ほど上回っていますけど、従来的な打撃評価、つまり、「打率、本塁打、盗塁、犠打飛」で見てみると、小峯の「41盗塁、38犠打飛」は、いかにも「2番打者」に置くのにぴったりになる。だけど、田中陸の前にいかに走者を貯めるかの観点でだと、その意味では池上がより望ましい、となる。野球の奥の深さを、改めて考えさせられます。

 

 

 いずれにせよ、いよいよ明日、夏季大会が開幕です。

 この1年で培ったことを、さあ、「結晶」として出し切ろう!

 この想いを、正直強く抱きます。

【俺の甲子園】きのくに未来学園、2019年6月、月間報告(その3。2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り「18人枠」打者編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第12回)は、

 「きのくに未来学園、2019年6月、月間報告。」です。

 

 では、(その2)の続きからの執筆になります。

 (その3)では、「きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り『18人枠』打者編」を、綴らせて頂こうと思います。

 

 

 今回の「2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り『18人枠』」。

 いままでと同様に、「投手7人、打者11人」で編成しています。

 

 今回はまず、「基本スタメン」を明示した後に、予定打順の順番で選手紹介をさせて頂こうと思います。

 

 

 (図解4)きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、予定する基本スタメン。

 

 [スタメン]

 1(右)森田(2018年、UR180[☆2])

 2(二)池上(2018年、UR140[☆2])

 3(三)田中陸(2018年、UR111[☆2])

 4(一)小林(2018年、SR64[☆5])

 5(左)戸塚(2018年、R42[☆5])

 6(遊)小峯(2018年、UR162)

 7(中)宮原(2018年、UR121[☆2])

 (小嶋が7番でスタメンのときもあり得る。小嶋のスタメン起用時は、小嶋が右翼手、森田が中堅手。)

 8(捕)藤村(2019年、UR112)

 

 [控え]

 藤本(2018年、SR55[☆5])[背番号16][第2捕手、三塁ベースコーチ、守備固め]

 井山(2018年、SR85[☆5])[背番号17][一塁ベースコーチ、代走、控え内外野手〈左翼手二塁手の控えを主にイメージしています〉]

 小嶋(2019年、R44[☆5])[背番号18][代打、宮原との併用での外野手のスタメン〈スタメン起用時は「7番・右翼手」のイメージです〉]

 

 

 (図解5)きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り「18人枠」打者編(11人)。

 (各種通算打撃成績。打率、本塁打、盗塁、セイバーメトリクス等。2019年6月26日[444試合]終了時点)。

 (RCは今回の計算式では「(安打+四死球+[0.5×盗塁]+[0.5×犠打飛])×塁打÷(打数+四死球+犠打飛)」でしています。また、RC27は今回の計算式では「RC÷(打数-安打+犠打飛)×27」でしています。)

 (PSNは「Power-Speed-Number」のこと。計算式は「(本塁打×盗塁×2)÷(本塁打+盗塁)」です。また、「PSN」を改良した独自指標、「PSN500」[500打席に換算してのPSN指標]も併せて示します。)

 (長打率の計算は、「塁打数÷打数」で計算します。「OPS」「IsoP」は、これを基に計算することになります。)

 (赤字は1位、青字は2位または3位、緑字は4位または5位。なお、藤村、小嶋は、「200打席未満」という打席数の少なさを考慮して、セイバーメトリクス面での色分け表記の対象とはしません。)

 (一人の野球好きとしては、「RC27を最も重要視している」ことを踏まえて読み進めて頂けると、とても嬉しく思います。)

 

 

 (8)森田遊大(2018年、UR180[☆2])[背番号9、主将。「1番・右翼手」]

 (通算成績1A:打率.3881719打席、1488-578]、本塁打37、盗塁114

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.447[473打席、416-186]、本塁打12、盗塁36)(RC27[16.44])

 (通算成績2A:塁打数785[二塁打68、三塁打14]、犠打飛9、四死球222、三振129)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数257、犠打飛2、四死球55、三振22)

 (通算成績3:RC27[11.56]、OPS0.990]、IsoP0.140]、PSN[55.87]、PSN500[16.25])

 

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 絶対不動の「1番・右翼手」。宮原の負傷離脱時は中堅手を担っていましたけど。

 「1番・森田」-「3番・田中陸」は、きのくに未来学園の「絶対的生命線」です。

 

 6月5日に、「第3代主将」に就任しました。

 名実共に「チームの象徴」の立ち位置を明確にした感じです。

 

 この、2019年度。投手陣はとにかく苦しみました。しかし一方で打撃陣は、特に上位打線は「打ちまくった」。

 その中でも森田の2019年度の「打率.447」は「チーム1位」「チャンスメイカー」という役割が明確になったことが、輝きをより際立たせた感じと映ります。

 実際、ミートの「45015」(勿論A評価)は、ダントツの「チーム1位」。自分の中では正直、この森田と田中陸は「LR打者と同等クラス」と思っています。つまりこの2人でならば、県内の有力校と張り合える、と。

 ただ、公式戦ではここまではあまり輝けていません(打率.200[30打席、25-5]、1本塁打、1盗塁)。森田の出塁なくして、チームの勝利は想像できない。

 「さあ、輝こう、我がチームリーダー!

 

 

 (9)池上克(2018年、UR140[☆2])[背番号4。「2番・二塁手」]

 (通算成績1A:打率.363[694打席、612-222]、本塁打23、盗塁9)

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.391[389打席、348-136]、本塁打17、盗塁6)(RC27[12.17])

 (通算成績2A:塁打数329[二塁打36、三塁打1]、犠打飛2、四死球80、三振44)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数208、犠打飛1、四死球40、三振23)

 (通算成績3:RC27[10.04]、OPS0.973]、IsoP0.175]、PSN[10.10]、PSN500[7.28])

 

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 「森田ー?ー田中陸ー小林」。2番打者は誰が最適解かは、うちの最重要課題の一つでした。試合数を積み重ねる過程で、「池上と小峯の一騎打ち」になっていきました。

 「強打の2番」か「つなぎの2番」か。ぎりぎりまで試行錯誤でしたけど、最終的には池上が勝ち取った、つまり、「1番~5番」で集中的に点を獲りに行く、これを決断した訳です。

 実際、自分が最重要視している「RC27」は、池上は「10点台到達」。2019年度に限るとさらに跳ね上がり、「12点台到達」です。小峯の走力もとても魅力ですけど、より得点効率を上げる意味では、池上の方がより望ましい、となる。

 

 池上の場合、守備面でも魅力です。実際、正二塁手に座ってから、併殺は感覚的にですけど明らかに増えた。小峯の代役(遊撃手ができるという意味で)ができる唯一の存在でもある(この場合、「遊撃手:池上ー二塁手:井山」)。それでいて、「強打の内野手」、これはとても大きい。

 チームスタイル的に、うちの「2番」に求めるのはとてもハードルが高いです。そう、「高い野球IQ」が求められるから(状況判断能力が求められるので)。「つなぐ野球」。その意味で、池上に掛かる期待は大きいと思っています。

 

 

 (10)田中陸(2018年、UR111[☆2])[背番号5。「3番・三塁手」]

 (通算成績1A:打率.4022029打席、1759-707]、本塁打100、盗塁104

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.432[455打席、405-175]、本塁打26、盗塁20)(RC27[17.10])

 (通算成績2A:塁打数1161[二塁打116、三塁打19]、犠打飛33、四死球237、三振156)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数295、犠打飛7、四死球43、三振24)

 (通算成績3:RC27[14.42]、OPS1.125]、IsoP0.258]、PSN[101.96]、PSN500[25.13])

 

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 絶対不動の「3番・三塁手」。5月中旬に、(大野、沢口の引退に伴い、)捕手から三塁手に「完全コンバート」になり、6月5日に、主将の座を外しました。

 「打撃に完全に専念」、チームとしてこの意向を明確にした感じです。

 当初は、左翼手もコンバート候補になっていましたけど、戸塚、井山、小嶋、小川と、候補が多くいることから、コンバート後の起用法は、基本的に三塁手一本のイメージになっています(まれに、小林を休養させる際に一塁手で起用することもありますが、公式戦でだと「三塁手に専念」のイメージです)。

 

 通算打率は「.400」を突破「100本塁打ー100盗塁」のマイルストーン到達

 「RC27」は驚異の「14点台半ば」IsoP」「PSN500」のいずれも、ぶっちぎりの「チーム1位」

 

 公式戦ではここまで、「打率.333(38打席、33-11)、1本塁打、4盗塁」です。

 絶対不動の「ポイントゲッター」。田中陸の爆発なくして、勝利はない。

 ましてや今回は、3回戦で大きな難敵と対戦。ここの突破が大きな目標であるので、なおさらでしょう。

 

 

 (11)小林天太(2018年、SR64[☆5])[背番号3。「4番・一塁手」]

 (通算成績1A:打率.3772020打席、1744-658]、本塁打75、盗塁17)

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.432[420打席、376-161]、本塁打18、盗塁6)(RC27[14.77])

 (通算成績2A:塁打数1018[二塁打125、三塁打5]、犠打飛24、四死球252、三振144)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数246、犠打飛5、四死球39、三振20)

 (通算成績3:RC27[11.41]、OPS1.034]、IsoP0.207]、PSN[23.39]、PSN500[5.79])

 

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 「森田ー池上ー田中陸ー小林」。「打者BIG4」で「1~4番」を形成できる。

 でもこれは、4番打者に「右の大砲」である小林が、ドンと君臨できているから。

 

 長打力は「38914」(勿論A評価)。長打力のセイバーメトリクス指標であるIsoP」も「0.207」で、「長距離打者」にふさわしい感じになってきました。

 

 求めるのは、「得点圏での長打」。特に「本塁打」。実は公式戦では、ここまで本塁打がないのです(打率.355[38打席、31-11]、0本塁打、0盗塁)。この夏は、悲願の「公式戦での本塁打」を強く願います

 

 

 (12)戸塚翔(2018年、R42[☆5])[背番号7。「5番・左翼手」]

 (通算成績1A:打率.3441534打席、1160-399]、本塁打36、盗塁18)

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.362[303打席、199-72]、本塁打11、盗塁0)(RC27[7.79])

 (通算成績2A:塁打数576[二塁打61、三塁打4]、犠打飛160四死球214、三振112)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数119、犠打飛67、四死球37、三振7)

 (通算成績3:RC27[7.73]、OPS0.940]、IsoP0.153]、PSN[24.00]、PSN500[7.82])

 

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 「努力の打撃職人」。R打者ながら、高い確実性とバント技術で「ポイントゲッター」として輝けている「5番打者」。井山に加えて、2期生(1年生)の小嶋の突き上げもありながら、「正左翼手」の座に結局は収まる。いやそれどころか、「5番打者」の座も明け渡さずに収まる。

 思い入れでは、岡本と共に「no.1」かもしれません。少なくとも、戸塚と岡本は「微課金、無課金の味方」である、これは強い、強い実感として抱いています戸塚と岡本がいなければ、自分は恐らくここまで夢中になれていることはなかった、これははっきりと言えますから。

 

 「1番~4番」が、2019年度になり打撃成績を大きく伸ばしている一方で、この戸塚は「微増」の感じです。でも裏を返せば、「安定している」ともいえる。

 「公式戦男」でもあり、公式戦での打率「.412」は「チーム1位」(27打席、17-7。1本塁打、0盗塁、4犠打飛)。出塁率は驚異の「.565」です。

 そして、三振の少なさも魅力。この2019年度では、「303打席」で、わずか「7三振」。職人のごとく、地道に、でもしっかりと「ポイントゲッター」として輝いて欲しい。

 惜しむらくは、ミートが現在「32134」。あともう少しでB評価なんだけどなあ…、です(勿論これは、恐らく7月の半ばにはB評価に到達でしょうけど)。でもこれからも、ただ「自分らしく」輝くこと。それがチームに与えるプラスの影響は、既に存分に証明済みである訳ですから(この2期生世代でも最も台頭しているのが小嶋であることが、何よりの証左でしょう)。

 

 

 (13)小峯桂(2018年、UR162)[背番号6、副将。「6番・遊撃手」]

 (通算成績1A:打率.325[2228打席、1767-574]、本塁打28、盗塁183

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.343[412打席、303-104]、本塁打5、盗塁26)(RC27[8.71])

 (通算成績2A:塁打数763[二塁打53、三塁打26]、犠打飛168四死球293、三振176)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数135、犠打飛69、四死球52、三振15)

 (通算成績3:RC27[7.08]、OPS[0.849]、IsoP[0.107]、PSN[48.57]、PSN500[10.90])

 

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 この6月5日に、副将に返り咲きました。というか「28568」(C評価)という人望は、UR打者では「チームno.1」です(全体でno.1は、井山の「30197」)。

 主として務めている打順は「6番」。「2番打者争い」は、池上に明け渡した。

 しかし、正遊撃手という意味では、「替えの効かない存在」です。ましてや、その圧倒的快足という付加価値を踏まえるとなおさら(走力「42288」は「チームno.3」。勿論A評価です)。「代役が事実上不在」という意味では、「森田」「田中陸」、そしてこの「小峯」の3人でしょうそれほどにチームにおける「存在意義」は、数字以上に大きい

 

 公式戦になると輝けるのも、小峯の魅力の一つです。

 「打率.324(44打席、37-12)、1本塁打、6盗塁、0犠打飛」。

 出塁率は「.432」。ここ2大会では「陰の1番打者」的な「8番打者」起用でしたけど、今回は初めての純然たる下位打線起用になります。でも、持ち味をしっかりと活かす、つまり「つなぎの打撃」と「快足」で貢献する。勿論、投手への「声掛け役」としても(「声掛け役」では田中陸もいる訳ですけど)。

 「小峯の軌跡」は、「チームの軌跡」でもあるさあ、その「軌跡」を、「奇跡」へと導こう!

 

 

 (14)宮原颯太(2018年、UR121[☆2])[背番号8。「7番・中堅手」]

 (通算成績1A:打率.315[714打席、536-169]、本塁打10、盗塁40

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.311[218打席、180-56]、本塁打0、盗塁10)(RC27[5.22])

 (通算成績2A:塁打数232[二塁打17、三塁打8]、犠打飛92四死球86、三振44)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数69、犠打飛21、四死球17、三振14)

 (通算成績3:RC27[6.14]、OPS[0.841]、IsoP[0.118]、PSN[16.00]、PSN500[11.20])

 

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 5月中旬から1か月間、負傷による長期離脱を余儀なくされました。

 その間は「右翼手:井山、中堅手:森田」が多かったですけど、いつしか小嶋が台頭。正直、小嶋に定位置を脅かされ始めている状況で、この大会を迎えます(小嶋の起用時は、「右翼手:小嶋、中堅手:森田」となります)。

 

 負傷が明けてからは、一時期のような打撃不振からは脱却してきたように映ります。まあ、宮原の持ち味は、「中堅手としての守備」「圧倒的快足」「バント技術」の3つの要素ですけど(特に走力「42680」は「チームno.2」)。

 その地位が脅かされているのは、森田が、大きな守備負担であろうとも、それを苦にせずに打ちまくれていることも大きいです。

 ですけど、宮原「いぶし銀」的な貢献は、チームに絶対に必要と思ってる。だからレギュラーナンバーを与えている。そう強く抱く感じです。

 

 

 (15)藤村謙介(2019年、UR112)[背番号2。「8番・捕手」]

  (通算成績1:打率.259[108打席、81-21]、本塁打2、盗塁0)

 (通算成績2:塁打数31[二塁打4、三塁打0]、犠打飛9、四死球18、三振8)

 (通算成績3:RC27[4.89]、OPS[0.773]、IsoP[0.124]、PSN[×]、PSN500[×])

 

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 悲願の「守備型正捕手」。「6月3日」にデビューを叶えました。

 「守備力(39905)、肩力(36387)、バント(37476)」を高次元で兼備。まさしく自分の「捕手としての理想型」

 打撃?打率が「.200」あれば充分。バントできるからそれで全然大丈夫。

 まあ、藤本よりも肩力があるから正捕手でしょ?と。

 

 とはいえ、藤村を正捕手にした当初は、藤本のときよりも投手が炎上を繰り返して、ですのでしばらくは藤本との「併用」を余儀なくされていました。ですけど、ラスト2試合で投手陣が結果を出して、「背番号2」を勝ち取り、正直ほっとしています。

 どうなんでしょうねえ…?赤山さん(埼玉)が、捕手には相性があるのではないかという説のブログを、いつだったかアップしていたと記憶しますけど、自分も、「もしかしたら隠れ裏設定で、捕手の相性ってあるのかも…?」とは漠然と感じています。とはいえ、それをできるほどの戦力も自分にはないので、想像でしかないのですけど…。

 いずれにせよ、「2期生世代での主将」はこの藤村で「確定」でありますので、特に同じ2期生世代の投手との波長が、早い段階で整って欲しいと願う感じです(特に、八巻とか八巻とか八巻とか。大切なことなので3回言いました)。

 

 

 (16)藤本琉(2019年、SR55[☆5])[背番号16]

 (通算成績1A:打率.208[465打席、365-76]、本塁打4、盗塁5)

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.218[161打席、133-29]、本塁打2、盗塁0)(RC27[2.74])

 (通算成績2A:塁打数103[二塁打13、三塁打1]、犠打飛29、四死球71、三振46)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数40、犠打飛16、四死球12、三振16)

 (通算成績3:RC27[3.02]、OPS[0.618]、IsoP[0.074]、PSN[4.44]、PSN500[4.77])

 

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 「161打席」。田中陸が「455打席」であることに照らすと、やっぱり結構出場機会を与えられていたんだなあ、と。最終的には「第2捕手」という「定位置」で迎えますけど、2019年度の開始当初は、この藤本が正捕手のイメージでした。そう、「納得できる正捕手」が入学できるまで、というイメージで。

 打撃はまあ、言葉通りの最低限。「置物」であることは、はじめから覚悟の上。

 いいんですよ、バントができるから。そう。守備力(40622。チームno.1)、バント(32754。B評価)、この2つがあれば、それでよい。肩力も「17725」で、最低限はある訳ですので。

 今後も、練習試合ではそれなりにまとまった出場機会が見込めますので(2期生世代の「第2捕手」である原田は、藤本に輪を掛けて打撃が「置物」ですので、とても「フルメンバー」には入れられない感じですから)、8月中には恐らく「500打席」に到達できるかな、と思っています。

 

 

 (17)井山玲央(2019年、SR85[☆5])[背番号17]

 (通算成績1A:打率.296[1010打席、786-233]、本塁打1、盗塁65

 (通算成績1B[2019年4月以後]:打率.335[254打席、191-64]、本塁打0、盗塁13)(RC27[6.53])

 (通算成績2A:塁打数282[二塁打32、三塁打7]、犠打飛72四死球152、三振74)

 (通算成績2B[2019年4月以後]:塁打数84、犠打飛33、四死球30、三振6)

 (通算成績3:RC27[5.47]、OPS[0.758]、IsoP[0.063]、PSN[1.97]、PSN500[0.98])

 

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 「正左翼手」の奪取は、叶わなかった。しかし、宮原の長期離脱を活かして、打席数を着実に伸ばして、それに二塁手三塁手でのスポット起用も、板についてきた。それが実り、この大会では、左翼手及び二塁手の控えのイメージでの「18人枠」入りです。

 「1000打席到達」。よくここまで来たなあ…、と、とても感慨深い感覚としてあります。人望の「30197」(C評価)は「チームno.1」。走力「43492」は「チームno.1」ですし、バント技術も「47754」ですので、ワンチャンで「50000到達」の可能性が視野に入ってきました。

 課題の打撃面でも、2019年度に限れば、打率「.335」。これから、徐々に出場機会が限定的になってくるかなとは思いますけど、その走力とバント技術は、「これからもチームにとても必要」ですので、これからも渋い貢献を期待しています。

 

 

 

 (18)小嶋稜(2019年、R44[☆5])[背番号18]

  (通算成績1:打率.346[138打席、81-28]、本塁打2、盗塁1)

 (通算成績2:塁打数41[二塁打7、三塁打0]、犠打飛40四死球17、三振1)

 (通算成績3:RC27[5.65]、OPS[0.965]、IsoP[0.160]、PSN[×]、PSN500[×])

 

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 「5月15日」にデビュー。当初は、顔見せ程度で、本格的な出場機会は、今夏の大会終了後から、のイメージでした。

 しかし、宮原の長期離脱もですけど、少ない出場機会で、持ち味の打撃面で猛アピールが強く伝わってきていた。

 そして、その守備力の拙さを考慮すると、本来は「左翼手」一択が望ましいのですけど、左翼手は戸塚がドンと座っている。ですので、出場機会を考えると、右翼手での起用も視野にならざるを得ないのですけど(戸塚と小嶋で外野の両翼だと、「ファイヤーフォーメーション」ですね。苦笑)、

 

 「左翼手:7試合、右翼手:16試合」。

 「2番:10試合、5番:2試合」。

 

 右翼手での起用、2番での起用にも、しっかり応えてくれる。いつしか気が付けば、打席数は「138」になり、これは「2期生世代ではチーム1位」。バント技術がピカイチで、既に犠打飛は「40」で「チーム5位」。「138打席」なのに、三振数がわずか「1」であることも特筆でしょう。

 で、宮原の復帰後も出場機会をつかみ、今夏の「18人枠」に入選、それどころか、1回戦での「7番・右翼手」でのスタメン起用も指揮官から明言されました。

 

 で、「2期生世代での打線」になると、「中心打者」と既に構想しています恐らく「3番」とか「4番」とか、「とても重要な役割」になってくると思っています。

 その意味でも、今夏の大会では、1つ1つを大切な「経験」にして欲しい。1回戦でのスタメン起用の構想は、このメッセージ性を強く込めています。

 「戸塚スピリット」の継承者!さあ、自分らしく輝こう!

 

 

 では、続きを、(その4)にて綴らせて頂きます。

 (その4)では、「きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、基本スタメン打者の能力値を計算してみた」を、綴らせて頂きたく思います。

【俺の甲子園】きのくに未来学園、2019年6月、月間報告(その2。2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り「18人枠」投手編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第12回)は、

 「きのくに未来学園、2019年6月、月間報告。」です。

 

 では、(その1)の続きからの執筆になります。

 (その2)では、「きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り『18人枠』投手編」を、綴らせて頂こうと思います。

 

 

 今回の「2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り『18人枠』」。

 いままでと同様に、「投手7人、打者11人」で編成しています。

 

 

 (図解3)きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り「18人枠」投手編(7人)。

 (各種通算投手成績。登板数、セイバーメトリクス等。2019年6月26日[444試合]終了時点。赤字は1位、青字は2位または3位、緑字は4位または5位。)

 (FIPは「(13×被本塁打)+(3×与四死球)-(2×奪三振)÷投球回+3.12」でしています。また、WHIPは「(与四死球+被安打)÷投球回」でしています。)

 (一人の野球好きとしては、「FIPを最も重要視している」ことを踏まえて読み進めて頂けると、とても嬉しく思います。)

 

 

 (1)清水息吹(2018年、UR107)[背番号1]

 (登板数:先発19、救援0、合計19)

 (2019年度登板数:先発18、救援0、合計18、投球回113)

 (通算成績1:防御率2.85、投球回113.67、平均投球回5.98)

 (通算成績2:奪三振68、与四死球36、被安打88、被本塁打8)

 (通算成績3:FIP3.80、WHIP1.10、与四死球0.32、K/BB2.44

 

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 「絶対不動の大エース」。とはいえ実は、5月のGW明け~6月中旬までは、信頼性を徐々に失いつつあった時期もありました。

 しかし、ラスト3試合での登板機会で、「エースとしての信頼性」を再確認。

 FIPは驚異の「3点台」。「K/BB」は「2.00超え」。

 今夏の本番でも、「最大の勝負」という局面の試合での先発投手の起用をする可能性が高いと思っています。

 

 

 (2)植田達哉(2018年、UR97[☆2])[背番号10]

 (登板数:先発47、救援44、合計91)

 (2019年度登板数:先発11、救援16、合計27、投球回103.67)

 (通算成績1:防御率2.84、投球回352、平均投球回3.87)

 (通算成績2:奪三振157、与四死球162、被安打273、被本塁打21)

 (通算成績3:FIP4.38、WHIP1.24、与四死球0.46、K/BB0.97

 

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 「投手no.2」の座は堅持していますけど、植田もまた、特に6月の上旬~中旬あたりは、信頼性を落としていた時期がありました。ラスト3試合での登板機会で、重要性を再確認できた感覚ですけど、新年度になり救援起用の機会が増加傾向になっていること、FIPは少しですけど落としていることを踏まえると、立場的にはある種の「岐路」になっているように映ります

 直近の公式戦(2019年の春季大会)でも、2回戦での救援起用の1試合のみ。

 この夏は先発起用を勝ち取れるのか、現時点では流動的な感じとしてあります。少なくとも、「林に激しく突き上げられている」ことは、はっきりといえるでしょう。

 とはいえ、今夏の目標の「4回戦到達」のためには、「植田の輝き」なくしては叶えられない、正直そう思っています。どのような起用法になろうとも、「あなたが絶対に必要」、それは少なくとも、はっきりと感じます。

 

 

 (3)林将太朗(2018年、SR52[☆5])[背番号11]

 (登板数:先発35、救援63、合計98)

 (2019年度登板数:先発12、救援14、合計26、投球回98.33)

 (通算成績1:防御率3.05、投球回309.33、平均投球回3.16)

 (通算成績2:奪三振142、与四死球138、被安打281、被本塁打15)

 (通算成績3:FIP4.17、WHIP1.35、与四死球0.45、K/BB1.03

 

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 恐らく、新年度になってから、「1期生世代の投手で、最も信頼性を高めている投手」であると強く感じています。6月下旬になり、山越から「投手no.3」の座を奪取しました。

 これが顕著なのが、「FIPの良化」です。新年度になってからの3か月で「0.21も良化」させています。もはや、実質的な信頼性でならば「植田と肩を並べている」ところまできています。

 何よりも大きいのが、コントロールのA評価到達(38614。勿論「チームno.1」)。だから「大崩れのリスクが少ない」。

 急成長中といえる林のベストの活用法。今夏の「4回戦到達」に向けて、大きな鍵になるだろうなあ、と正直感じています。

 

 

 (4)山越雄大(2018年、SR53[☆5])[背番号12]

 (登板数:先発72、救援24、合計96)

 (2019年度登板数:先発9、救援5、合計14、投球回105.33)

 (通算成績1:防御率3.60、投球回522、平均投球回5.44)

 (通算成績2:奪三振247、与四死球226、被安打500、被本塁打33)

 (通算成績3:FIP4.29、WHIP1.39、与四死球0.43、K/BB1.09

 

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 ついに、林に「投手no.3」の座を明け渡した。新年度になり、出場機会が限定的になってきていることを踏まえても、起用法に苦慮している(というか、最大の持ち味である「圧倒的なスタミナ」が、むしろ起用法を難しくしている)ことがもろに影響してしまっている感じがあります。というか、田中友、山中の引退の影響を、ある種最もまともに受けてしまったといえるかもしれません。

 ですけど、FIP」は、実は少しですが良化しています。というか、植田よりもよい数値になっている。

 直近の公式戦(2019年の春季大会)では、2回戦で、昨夏以来、2試合目の先発起用を勝ち取りました(結果的には失敗でしたが…)。今夏でも、先発起用の可能性は充分にあり得ます

 「圧倒的なスタミナ」と「精密なコントロール」が活かされて欲しい。そう強く抱く感じです。

 

 

 (5)岡本聡一郎(2018年、R20[☆5])[背番号13]

 (登板数:先発81、救援87、合計168)

 (2019年度登板数:先発15、救援15、合計30、投球回92)

 (通算成績1:防御率3.27、投球回531.67、平均投球回3.16)

 (通算成績2:奪三振235、与四死球270、被安打439、被本塁打23)

 (通算成績3:FIP4.32、WHIP1.33、与四死球0.51、K/BB0.87)

 

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 6月下旬になり、山本から「投手no.5」の座を奪取しました。

 とはいえ、6月の上旬~中旬は、登板のたびにしばしば炎上してしまい、「登板過多がたたったのかな…」と、試合結果を見るたびに落ち込んでしまったのが、正直な感覚です。自分にとって、岡本と戸塚は「思い入れが特別」ですので、なおさらと申しますか。実際、この影響からか、FIPは少しですけど悪化していますし。

 ですけど、ラスト2試合での出場機会で、本来の輝きを取り戻すきっかけはつかんだ感じですし、今夏も勿論、「重要な役割」を任せられる可能性は充分にあるでしょう。

 「サウスポーの極意」のブーストのおかげもあり、コントロールはB評価到達(33191)。当初は、新年度は救援起用が主体になるかなと想像していましたけど、「先発でも救援でも高次元でフル回転」という起用法は、結局は不変でした。

 投球回数は「チームno.1」。ついに「500投球回」のマイルストーンです。

 これからも、技巧派左腕として輝き続けて欲しい!そう強く抱きます。

 

 

 (6)山本利輝(2018年、SR50[☆5])[背番号14]

 (登板数:先発7、救援93、合計100)

 (2019年度登板数:先発1、救援17、合計18、投球回39.33)

 (通算成績1:防御率3.55、投球回243.67、平均投球回2.44)

 (通算成績2:奪三振98、与四死球134、被安打192、被本塁打12)

 (通算成績3:FIP4.61、WHIP1.34、与四死球率0.55、K/BB0.73)

 

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 田中友、山中の引退、あるいは2期生(1年生)世代の積極起用のあおりをまともに食らったという、ある種の「情状酌量」はできますけど、2019年度の総投球回数は、岡本の「半分未満」。5月下旬以後は登板のたびに炎上を繰り返しており、FIPもやはり、「大幅に悪化」させています。

 せっかく「投手評価のB到達」を叶えたのに、現実はそれをきっかけに、何かが崩れていってる感じとしてある。これまでの実績を考慮して、「投手no.6」の背番号にしていますけど、感覚としての信頼性は、丸山よりも下、つまり、「1期生世代では最も下」です。いまのままでは、今秋の大会でだと「18人枠」の選外でしょう。

 それとともに、田中友、山中がこなしていた役割を誰に担わせるかという意味で(やはり、練習試合を「回していく」必要がある訳ですので)、現有戦力に照らすと、今夏の大会終了後は、この役割を山本に担わせよう、と考えております。

 純粋な戦力としては、徐々に厳しくなってきていますけど(恐らく、今夏の大会も出場機会はほとんどないでしょう。ちなみに今春の大会でも、投手7人中、唯一「出場機会なし」に終わりましたが)、田中友の役割でならば、プレゼンス(存在意義)を見出せて、輝けるはず、そう強く映ります。

 

 

 (7)丸山勇介(2018年、R19[☆5])[背番号15]

 (登板数:先発6、救援167、合計173)

 (2019年度登板数:先発0、救援16、合計16、投球回34.67)

 (通算成績1:防御率3.06、投球回353、平均投球回2.04)

 (通算成績2:奪三振174、与四死球182、被安打281、被本塁打20)

 (通算成績3:FIP4.42、WHIP1.31、与四死球率0.52、K/BB0.96

 

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 チームの救援投手陣を開校当初から支える貴重な存在ですけど、新年度になり、山本と同様に出場機会を減らしていました。ですけど、出場時のパフォーマンスは、わりと好印象の感覚でしたけど、こうしてデータを取ってみると、特にFIP」「K/BB」の良化が際立つ感じです。特にFIP、「0.11」の良化は、林の「0.21」に次いで2番目のプラスの数値ですし、UR投手の植田に迫る数値にまでなってきています

 「逆公式戦男」であることがチームの悩みの種ですけど、今春の公式戦では1回戦でリベンジ的な救援登板の機会を得ました。今夏も、ワンチャン出場機会があるかもしれません。まあそもそも、当初の構想では、八巻(1年生のUR投手。UR104)が「18人枠」入りのイメージでしたけど、あまりの絶不調で落選で、これがものを言ってメンバー入りですし、しかも山本も調子を大きく崩しており、現状では「投手no.6」の信頼性になっています。それに、「1年生、SR50」が未だに入学が叶っていないことも、丸山にとっては「追い風」になっています。

 公式戦での出場機会は限られた感じですけど、練習試合でならば、依然として「救援で重要な存在」であり続けていますし、今秋の「18人枠」入りも、ワンチャンあり得るかもしれません。岡本、戸塚と共に、チームを支える「1期生のR選手トリオ」ですし(まさしく「微課金、無課金の味方!」)、これからも輝きを楽しみにしています。

 

 

 では、続きを、(その3)にて綴らせて頂きます。

 (その3)では、「きのくに未来学園、2019年夏季和歌山県大会、ベンチ入り『18人枠』打者編」を、綴らせて頂きたく思います。