愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】2019年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線。その3。ブロック別展望後編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第13回は、

 「2019年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)」です。

 

 (その2)においては、「ブロック別の展望」について、「Aブロック~Dブロック」を綴らせて頂きましたけど、この(その3)においては、「ブロック別の展望」について、「Eブロック~Hブロック」を綴らせて頂こう、と思います。

 

 では、(その3)の本文を、綴らせて頂こうと思います。

 

 

 (図解4)2019年夏季和歌山県大会、8つのブロック別の展望(きのくに未来学園目線。後編)。

 

 

 (5)Eブロック(2回戦[第33試合~第40試合])

 ブロックシード:町田(第2シード)。

 ブロック準シード:ミルクカスタード(第15シード)。

 有力11校該当校:なし。

 

 このブロックも、Dブロックと同様に、「有力11校」の該当校がゼロです。というか、Dブロック以上に、「どの学校にもチャンスがある」と映ります。というか、突出した学校が見当たらないと映る。

 その中で、最有力の学校となると、今春の春季大会の準優勝校、町田さんでしょうか。戦力的に突出しているとは映らないのですけど、接戦を勝ち切る力があるのかもしれない、と。この春は巧みにSR投手を活用してきていましたけど。

 この町田さんと、順当ならば4回戦での対戦が見込まれるのが、新宮学園さんです。ここも村立白浜さんと同様、固定メンバーのイメージが強かったですけど、スタイルチェンジを模索している感じがあります。1,2年生の激しい突き上げが、昨春(4強)以来の8強以上の進出へと導くのか、注目の感じです。

 この2校と逆のゾーンで、強いて挙げるならば、明秀学園和歌山さんでしょうか。確実性が魅力の阿部(2018年、UR180)、右の強打者の越智(2018年、UR142)に、いかにして得点圏で回せるか。勢いに乗れば面白いと映りますが。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編5)吉川(町田。2018年、UR104)

 最速155kmの剛速球と、精密機械の如きコントロール(42558。勿論A評価)、そして豊富なスタミナを高いレベルで併せ持つ本格派右腕。その存在自体が「飛び道具」と映るけど、果たしてどのような起用法で臨むのか。

 

 (打者編5)早田(新宮学園。2018年、UR116)

 「打てる捕手」。中軸での起用がイメージされる。この早田にいかにして得点圏で回せるか。その意味で、1番で起用されると思われる、確実性と快足が魅力の大木(2019年、UR122)の出塁も鍵を握りそうと映ります。

 

 

 (6)Fブロック(2回戦[第41試合~第48試合])

 ブロックシード:和歌山智弁学園(第7シード)。

 ブロック準シード:山東(第10シード)。

 有力11校該当校:和歌山智弁学園山東

 

 恐らく今大会での、最大の「地獄の組」。県内有数の実力校である和歌山智弁学園さんと、山東さんが、順当ならば5回戦で対戦になります。この直接対決に勝利した学校が一気に決勝まで辿り着く可能性は充分にあり得るのではと自分は解釈していますが、投手力の和歌山智弁学園さん、強打の山東さん、どちらも甲乙つけがたいです。ただ、このブロックでは、この2校が他校に比して頭2つくらい突出していると強く感じます。

 この2校を撃破し得る学校は、正直難しいですけど、その中で面白そうと感じているのが、貴志川さん。1年生を積極的に起用していて、どのような化学反応になるか楽しみな感じです。右の強打者の遠山(2019年、UR132)、2種類の変化球を高いレベルで投げ分ける大橋(2019年、UR101)など、面白いこの力、そう映ります。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編6)古瀬(和歌山智弁学園。2017年、UR97)

 「☆4」のUR投手であり、和歌山を代表する本格派右腕。最速155kmの速球、そしてコントロールも「44635」と質がとても高い。甲子園出場という悲願成就には、古瀬の快投は絶対不可欠でしょう。

 

 (打者編6)照屋(山東。2017年、UR134)

 圧倒的な長打力(43106、A評価)を誇る「左の長距離砲」。岩本(2017年、UR144)との「3,4番コンビ」で、長くチームの打線を支え続けてきた。いよいよ運命の、集大成の夏。いままで培った決勝で、どれほど美しい放物線を叶えられるか。さあ、輝こう!

 

 

 (7)Gブロック(2回戦[第49試合~第56試合])

 ブロックシード:次元(第3シード)。

 ブロック準シード:和歌山和歌山(第14シード)。

 有力11校該当校:次元、田邉商業。

 

 このブロックも、高いレベルでの激戦区といえるでしょう。軸になるのは恐らく次元さんでしょうか。2017年秋の新人戦の準優勝世代が、いよいよラストイヤー、今春の春季大会でも4強で、チーム力を着実に高めています。強力打線が爆発できれば、ファイナリスト、そしてその先も充分にあり得るでしょう。

 次元さんが「打」ならば、田邉商業さんは「投」。「18人枠」の全員がUR選手なのは、2大会連続です。この戦力で8強到達が一度も叶っていないのが、正直とても不思議。内に秘める想いを、結晶へと昇華させて欲しい感じです。

 この2校に加えて、昨夏8強、昨秋4強の和歌山和歌山さん。ここも3年生主体ですけど、次元さん、田邉商業さんとの力はほとんどないと映る。その試合巧者ぶりもこれまでで証明済みですし。投打に粒揃いの神島第二さんも、ブロック突破のチャンスは充分にあり得ると映ります。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編7)古賀(田邉商業。2017年、UR108)

 6人のUR投手を擁しますが、切れ味鋭いカーブと、精密なコントロールが魅力の技巧派左腕。先発でも救援でも機能し得そうな感じですけど、集大成の夏、どのような起用法になるのか。いままで流した涙を笑顔に変えるとき。培った結晶が花開くか。

 

 (打者編7)松島(和歌山和歌山。2017年、UR178)

 両打ちの強打者であり、「4番・左翼手」にどっしりと座る。チームの軌跡は、恐らくこの松島の軌跡と共にあった。泣いても笑っても集大成の夏、ポイントゲッターとしてどれほど輝けるか。

 

 

 (8)Hブロック(2回戦[第57試合~第64試合])

 ブロックシード:高倉学園和歌山(第6シード)。

 ブロック準シード:田辺(第11シード)。

 有力11校該当校:田辺、和歌浦

 

 このグループの軸になるのは、恐らく田辺さんでしょう。投打に、学年に、バランスの取れたチームに仕上げてきました。特に3年生世代は、2017年新人戦での優勝という「成功体験」が大きいでしょう。投打に粒揃いで、昨夏8強の実力校である和歌浦さんも、力の差はほとんどないと映ります。

 そしてこのグループにも、「Xファクター」がいます。昨夏4強、今春8強の試合巧者、高倉学園和歌山さん。ここも複数の1年生がメンバー入りしており、その化学反応にも注目の感じです。勢いに乗って8強以上への進出、そしてその先へ、どこまでいけるのか注視したい感じとしてあります。

 

 《この選手に注目!》

 (投手編8)田村(高倉学園和歌山。2017年、UR102)

 「☆1」ですけど、昨夏の準々決勝(対和歌山国際大付属)での完封勝利、今春の4回戦(対クマちゃん)での接戦での勝利と、重要な局面に強い本格派左腕です。最速149kmにして、コントロールの卓越さも併せ持つ(39208、A評価)。その左腕が輝けば輝くほど、チームを高みへと導ける、そう強く映ります。

 

 (打者編8)市村(田辺。2017年、UR139)

 2017年の新人戦(1年生大会)の優勝を知る一人。「左の長距離砲」として、今大会では「4番」にどっしり座ると想像しますけど、どれほど美しい放物線を描けるのか。右の強打者である長友(2019年、UR132)との化学反応も、とても楽しみな感じです。

 

 

 

およそ、そのような感じですけど、ざっくりとした感じでまとめてみましょう。

 

 

 (図解5)2019年夏季和歌山県大会、8つのブロック別の展望を概要化すると…。

 

 Aブロック(今春優勝の海草中学が本命だが、試合巧者の白浜も面白い。)

 Bブロック(樂月が大本命だが、決勝到達は意外と必ずしも楽ではなさそう。)

 Cブロック(1,2年生が魅力の陵南が少しリードも、亮太ミラクル学園にも勝機が。)

 Dブロック(突出した存在はないが、和歌山第一には複数の魅力的な打者が。)

 Eブロック(どの学校にもチャンスありだが、今春準優勝の町田が軸になるか。)

 Fブロック(和歌山智弁学園山東が、順当ならば「5回戦で対戦」は勿体ない。)

 Gブロック(次元、田邉商業、和歌山和歌山と、実力校が並ぶ「隠れた激戦区」。)

 Hブロック(2017年新人戦優勝世代の田辺が軸。1,2年生の突き上げが楽しみ。)

 

 

 いずれにせよ、自分もですけど、出場するどの学校も、持てる全力を尽くして、実り多い大会にできた、と思える感じでありますように、と強く抱きます。

 そして、今後とも、よろしく御願い申し上げます。