りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える(その3。りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ふりりん、それぞれの挑戦へのエール、前編)。
こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。
「ラブライブ」の本格的なブログエントリー記事、第4回は、
「りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃ、ソロ歌手デビュー、Aqours及びAqours声優の現況を考える。」です。
今回のブログ執筆テーマは、下記の感じになります。
「(1)7月18日木曜日に起こった、京都アニメーションの惨劇について。→(その1)にて。なお自分は、京アニさんの作品は通しで見たことはまだ1回も叶っていませんけど、同じ関西在住の一アニメファンの立場から、自分なりに感じていることを綴らせて頂く感じになります。
(2)Aqoursのアジアツアー、5thライブの概要的感想。→(その2)にて。
(3)りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのソロ歌手デビューについて、私見及びささやかなエール。また、ふりりん(降幡愛)のタガタメの鑑賞の感想。→(その3)及び(その4)にて。」
これが、およそのアウトラインになります。
今回の執筆のメインは、特に、
「りきゃこ(逢田梨香子)の、ソロ歌手としての初めての大きなステージに向けて。」(8月8日、バースデーイベント、Zepp Tokyo)
これを間近に控えて、どうしても一ファンとして想いを伝えたい、このテイストが正直とても大きいです。(と思いましたが、遅筆で結果的に「またぐ」感じになってしまいましたが…。)
それに、
「しゅかしゅー、ソロ歌手デビューの1stミニアルバム。」(8月14日)
これも、あと10日を切ったタイミングになりますので。
ちなみに、りきゃこ、しゅかしゅーに加えて、あいにゃにも言及します。また、「誰ガ為のアルケミスト」(通称「タガタメ」)で準主役を務めたふりりんにも言及します。その一方で、きんちゃん(高槻かなこ)がユニット「Bloodye」で新しい挑戦を始めることが発表されていますが、これについては今回は言及しません(申し訳ないです)。
では、(その3)の本文の執筆を、させて頂きます。
執筆にあたり、まず、「2019年3月23日」にアップした、「りきゃこのソロ歌手デビュー発表にあたって」のブログエントリーを、リンク添付させて頂きます。
執筆にあたり、まず、Aqours声優の個人活動についての概要的な動向を、綴らせて頂こうと思います。
(図解7)2019年3月以後の、Aqours声優の個人活動の概要的な動向。
(今回は、一部のメンバーにフォーカスさせて頂きますので、かなり端折った感じになります。)
3月14日 りきゃこ(逢田梨香子)、ソロ歌手デビューを発表。
(生配信形式での発表になった。)
3月21日 しゅかしゅー(斉藤朱夏)、ファンクラブイベントを開催。
3月23日 Aqours、「アジアツアー2019」上海にて開幕。
3月31日 あんちゃん(伊波杏樹)、八王子にてファンクラブイベント。
4月21日 Aqours、「アジアツアー2019」ソウルにて終了。
6月8日~6月9日 Aqoursの「5thライブ」(西武ドーム)を成功。
6月12日 しゅかしゅー(斉藤朱夏)、ソロ歌手デビューを発表。
(日本テレビ「ZIP」での発表。前夜にツイッタ―で「MV公開」の情報告知が既になされていた。)
6月12日 りきゃこ、お台場ヴィーナスフォートにてフリーライブ。
(教会広場を使用。夜の開催なので幻想的な雰囲気に。)
6月14日 ふりりん(降幡愛)、準主役での出演映画が公開。
(「誰ガ為のアルケミスト」。夕方にTOHO新宿で舞台挨拶。)
6月19日 りきゃこ、1stEP「Principal」がリリース。
(オリコン初動4位。売り上げは累計で1.6万枚超え。高い人気をみせつけた。)
6月26日 しゅかしゅー、10月13日の1stワンマンライブ開催を発表。
7月5日~7月6日 Aqours、ロサンゼルス公演を開催。
(ただしLV開催はなかった。すわわが自慢の英語力を存分に発揮したらしい。)
7月23日 「#鈴木愛奈生誕祭2019」。
(このときはまだ、ソロ歌手デビューは発表せず。)
7月29日 あいにゃ(鈴木愛奈)、ソロ歌手デビューを発表。
(ツイートで発表。「アニソン歌手は自分の夢でした」とコメント。アルバムかシングルかは今後追って発表か。)
8月1日 りきゃこ、公式メンバーサイト「Us」の開設を発表。
(ファン待望の実質的なファンクラブ開設がついに実現の形に。)
8月8日 りきゃこ、バースデーイベント開催(Zepp Tokyo。昼夜2部開催)。
8月12日 あんちゃん、神戸にてファンクラブイベント。
(現時点ではソロ歌手デビューの発表はまだない。)
8月14日 しゅかしゅー、1stミニアルバム「くつひも」リリース予定。
(アニメタイアップ曲はなし。りきゃこは「ORDINARY LOVE」にて「川柳少女」ED曲としてタイアップ曲を入れていた。)
8月16日 しゅかしゅー、お台場ヴィーナスフォートにてフリーライブを予定。
(パレットプラザを使用。教会広場とはフロアが異なるので留意が必要。)
8月30日 りきゃこ、ソロ歌手として初めてのアニサマ出場。
(Aqoursとしては、8月31日に出場。)
およそ、このような感じになります。
りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのことは、後述にて言及させて頂くとしまして、まずは、ふりりんのことから、少し触れさせて頂きたく思います。
ふりりんが、準主役(リズベット役)を務めた『誰ガ為のアルケミスト』。
(ゲームが原作で、ゲーム版では中心人物の一人として描かれているが、劇場版ではオリジナルキャラクターであるカスミ[水瀬いのり]を主人公として描かれた。)
これについてのおよそのことは、この「Yahoo!映画」のユーザーレビューにて綴らせて頂いております(文字数の関係から、最後はやや端折った感じになってしまってますが…)。
Aqours声優の9人の中で、早い段階から、自分の感覚はずっと、下記の感じとしてあります。
「声優として誰よりも絶対に成功して欲しい」→「ふりりん」
「歌手として誰よりも絶対に成功して欲しい」→「あいにゃ」
理由は、ふりりんは「声優に絶対になりたくて(長野から)上京した、ラブライブサンシャインのオーディションを受けた」から、あいにゃは「歌手に絶対になりたくて(北海道から)上京した、そして憧れのμ’sの背中を追いかけて、自分もそのような姿になることを目指した」から。
そう。誰よりも「切実な想い」で臨んだこと。だれよりも「努力する才能」が伝わること(加えて「潜在能力の高さ」が伝わることも大きい)。そしてAqoursの1stライブのときから一貫して「人一倍のプロ意識」の持ち主であること。
そして特にふりりんは、「声優一本で勝負したい」が伝わってくること(似たようなことはすわわにもいえるじゃないか、となるかもしれないが、すわわは歌手、ミュージカル女優としての可能性も充分考えられるという相違があることを考慮。勿論、ふりりんも理論上は歌手挑戦の可能性もあり得ますけど、まぁ、イラストや写真にも才能を示していることを考えると、歌手に挑戦するのは現実的には必要性があまりなさそう…、というのもあります)。
自分は、ふりりんについては、「黒澤ルビィ」、ほぼそれに基づいてのみでしか、いままではわかっていなかった部分があります。今年の生誕祭で、ふりりんについて、「怪優になれる素質がある」と述べましたけど、それはルビィという数少ない資料からの解釈でもあった。
ルビィちゃん以外でのふりりんを、この眼で感じたい。ですので、今回の『タガタメ』は、しかもスクリーンでの個人としてのふりりんですので、「この機会を絶対に逃したくない!」と。
ですけど正直に述べれば、ジャンル的には「戦闘もの」ですので(ものによる。いままで観てきた「シンフォギア」「リリカルなのは」「アクセルワールド」は、いずれも「まず音楽ありき」だから見られた部分が大きいので)、自分的にはむしろ苦手な部類としてある。絵柄的には大丈夫そうだけど…、と。
恐らく、ふりりんが準主役で出演する、でなければ、「アウトオブ眼中」だったでしょうね、と。同じ公開日で『うたのプリンスさまっ』(通称「うたプリ」)もあった訳ですから(ちなみに「うたプリ」は応援上映で、ようやく5週目に1回鑑賞。感動でしたけど、日程の関係もあっていまだにこの1回のみです…)。
で、いざ、鑑賞。公開初日の夜の回で、TOHOシネマズ梅田にて。
もう、簡単に述べますと、「涙腺崩壊」でした。一つの物語(映像作品)としてもですし、一人の「表現者、降幡愛」としても、自分の想像値をはるかに凌駕する「すごいパフォーマンス」でした。
特に印象的なのが、リズベットが(自らが闇に取り込まれるかもの危険を顧みずに)勇気を出して身体を伸ばして助ける場面。
「お願い、信じて!だって、あなたはもう、私の大事な友達なんだから!」
このときのふりりんはひときわの、「魂の演技」だった。
「正統派」のふりりんを見られたことの嬉しさもですけど、Aqours声優の中でも、恐らく「最も過小評価されている存在」と自分は思ってきましたけど、いや、ふりりん、「掛け値なしに素敵だったんだから!」と思ったんですよね。
ちょっと既存の女性声優さんで、適切なたとえが思い浮かばないので、実写の女優さんでお許し頂ければと思いますけど、
「渡辺梓」「中原果南」「高橋かおり」「大路恵美」「遊井亮子」
例えていえば、これらの女優さんみたいな感じ。つまり、「主演を張るタイプではないけど、技術レベルでならば主演と比肩し得る高い表現力を持つ、存在感のある脇役」、そういう感じです(ただし渡辺梓はかつて主演を張った時期もありますが。というか「2時間ドラマ」をあまり見ていなければ、わからないかもですが)。
そう。『タガタメ』でのふりりんは、
「物語において重要な役割を果たし、強い存在感を示している、でも決して主人公を食いはしない、だけどその演技の印象性は主人公に充分に比肩し得る。」
この、「物語で強い印象を示しつつも、決して主人公を食わない」、作品を見た人間ならば伝わるかなと願いますけど、これ、「とても高い技術」の賜物と思うんですよ。「決して主人公を食わない」、この「バランス感覚」が、どれほどすごいのかを。
いままで、ふりりんは、「怪優」としての側面が強いと、自分は思っていました。
清水紘治さん、石橋蓮司さん、本田博太郎さん。この3人は大ベテランですので、名前は耳にしたことがあるかなと思いますけど、いつも「強烈な存在感」であり、「裏主人公」(2時間ドラマだとメイン悪役もしばしば)の感じですけど、ふりりんって、そういう感じになれると思っていたんですよね。
でも、単にそれだけではないことを、今回の『タガタメ』で証明してみせた。正統派の演技だってできるんだよ、と(「ごめんなさい」の台詞で、何故か「ルビィちゃん」が見え隠れしていたように映りますけど、「ささやかなファンサービス」と解釈しておきます、でも嬉しかったなあ)。ねっ、もう過小評価されることはないですよね?、この想いが伝わればと強く願いますけど。
ふりりんの話が、気が付けば長くなってしまいました。
本題である、りきゃこ、しゅかしゅー、あいにゃのソロ歌手デビューの話に移りたいと思います。
りきゃこが3月にソロ歌手デビューを発表したことに続いて、Aqoursの5thライブが終わってから、しゅかしゅー、きんちゃん、あいにゃが、相次いで「個人としての挑戦」を発表しました。
自分にとってのAqoursは「最初から最後まで応援できる、恐らく最初で最後になるかもしれない存在」になっています(勿論、虹ヶ咲も応援したいですけど、もう喉や体力が限界に近付いているとも感じていますので、最前線で追い掛けるのは、恐らくAqoursが最後、虹ヶ咲は「温かく見守る。LV会場での率先的な応援はより若い世代に任せたい」、それが正直な気持ちです)。
そしてまた、Aqoursを応援するスタンスとして、勿論、「Aqoursとして最高の高みへ」も強く願うこと、追いかけることとしてありますけど、「個人としての成功」は、同じくらいかそれ以上に強く願うこととしてあるのです。
例えば、うっちー(内田彩)の日本武道館や群馬ベイシア文化ホール、ナンジョルノ(南條愛乃)のさいたまスーパーアリーナ(fripSideとして)は、(μ’sの最推しにも関わらず)現地参加に挑戦することさえできませんでした。
ですので、Aqoursのメンバーが、日本武道館、横浜アリーナとかの大きなステージへの到達が叶えば、そのときは自分も、是非とも現地参加を叶えたい(勿論、どんな座席だっていいから!)、そう強く抱くのです。
かつて、衆議院選挙で、立憲民主党のキャッチフレーズの一つとして、
「#枝野は僕らが勝たせる」
がありました。それになぞらえれば、自分は、あのAqoursの1stライブの「想いよひとつになれ」以来、それこそ自分の、一人の人間としての「叶えたい景色」として、
「#りきゃこは僕らが横浜アリーナに立たせる」
「#あいにゃは僕らが横浜アリーナに立たせる」
「#あんちゃんは僕らが横浜アリーナに立たせる」
この想いを、正直強く抱いています(そしてすわわも、少なくとも満員の日本武道館に立つことを絶対に叶えて欲しい!ただ、すわわはどれほどになり得るのか、ふたを開けないと読めないというのが、正直な感覚でもありますが)。
まぁ少なくとも、
「#りきゃこは僕らが日本武道館に立たせる」
(これは勿論、「あいにゃ」「あんちゃん」もですし、8月にソロ歌手デビューする「しゅかしゅー」も然りです。)
という感じとしてありますし、そりゃあ、(推しの度合いはともかくとして、)Aqours声優の一人でも多くが、日本武道館への到達を叶える景色を絶対に見たい!そう強く抱くのです。
文字数が既に長くなっていますので、続きを、(その4)にて綴らせて頂きます。