愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】2021年7月上旬、きのくに未来学園の現況報告(その2。2021年夏季和歌山県大会、自分なりの展望)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第37回は、

 「2021年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)」です。

 

 大会の展望記事は、これで「8回目」になります。

 (2019年春、2019年夏、2019年秋、2020年春、2020年夏、2020年秋、2021年春、今回。)

 

 「俺の甲子園和歌山展望総括」というカテゴリーから検索をかけて頂ければ、過去の大会展望記事を閲読できますけど、この「俺の甲子園和歌山展望総括」のカテゴリー該当記事を、一覧にまとめたものをリンク添付させて頂こうと思います(こうした方が恐らく手っ取り早いでしょう、と申しますか)。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 

いまリンク添付させて頂いた、カテゴリーの一連の記事をまず参考にして頂けると、より読み進めやすくなるかなと思っております(基本、自分のブログ記事は、他の人に比してとても長い傾向ですから…)。

 

 今回のブログエントリーは、あくまでも、「きのくに未来学園(愛球人)の独断的な目線で」ということに御留意の上で読み進めて頂ければと思いますし、「個人的な想い」も少なからず混じっていることを御理解頂いたうえで、読み進めて頂ければと思います。

 (まあ「独断と偏見」全開であるのは、この展望記事ではもはや恒例かなではあるのですけど。)

 

 (その1)では、「現況報告」と述べましたけど、自分自身のもどかしさを吐露する内容に終始の感が否めずで、読者の中には、あまり心地よくない印象を抱かせたかもしれませんし、申し訳なく思います。

 では、この(その2)では、「2021年夏季和歌山県大会、自分なりの展望」を綴らせて頂きます。

 

 ですけど、時間があまりとれない中でこうして綴らせて頂く感じですので、今回の展望記事は、正直、いままでの展望記事の中でも、「かなりざっくりとした感じ」になることを、何卒御許し頂きたく思います、の感じになります。とても申し訳ないです。

 

 では、本文に入ります。

 

 

 2021年春。「衝撃的な結末」でした。

 決勝の対戦カード。「ミルクカスタードvs甲斐ノ川」。

 正直、両校共に「全くのノーマーク」。

 このような構図は、「全国広し」とはいえども、どうやら和歌山のみ。

 

 和歌山を含めた、俺甲の地方部。

 大きく「2つのパターン」に分かれている感じがあります。

 

 「いくつかの強豪校という壁が明確にいて、ある程度の成績は目指せるがそれ以上となると一気に『果てしなく難しくなる』型。」

 (→福井、滋賀、高知、鹿児島等がこの型。山口、佐賀等のように「1強モンスター型」のタイプも存在する。)

 「県内有力校は複数存在するが、ある程度以上の成績は勿論、少ないチャンスを仕留めれば県内での上位進出、さらにそれ以上も射程圏内になり得る型。」

 (→和歌山、鳥取、島根がこの型。和歌山は樂月さん、鳥取は金桃夏さんという本命的存在はいるが、その壁が崩れると一気に構図が激変する、今春の和歌山はまさしくこれが起こった。)

 

 

 「和歌山の絶対王者」。樂月さんは、いまでも和歌山の絶対的中心としてあり続けています。「2018年夏」以降、3年間もその座にあり続けてきたこと、素直にすごいです。今夏も、戦力的には本命の座は不変です。

 ただ、今夏、組み合わせを見ると、ほぼきれいに有力校がばらけた感覚があります。

 

 

 今回の、「2021年夏季和歌山県大会」、参加校数は「150校」。

 「2018年春(139校)→2018年夏(175校)→2018年秋(201校)→2018年新人戦(179校)→2019年春(206校)→2019年夏(206校)→2019年秋(209校)→2019年新人戦(180校)→2020年春(202校)→2020年夏(196校)→2020年秋(180校)→2019年新人戦(144校)→2021年春(162校)→2021年夏(150校)」

 になります(新人戦とは、「1年生大会」のこと)。

 

 これを夏大会のみ抽出すると、

 「2018年夏(175校)→2019年夏(206校)→2020年夏(196校)→2021年夏(150校)」

 になります。

 

 目に見える減少傾向。正直、自分的には、

 「適正学校数に近付いてきたかな。」

 これが自分の素直な気持ちです。「精鋭化してきた」という感覚が、より適切かもしれません。

 

 正直、今夏の組み合わせを見たときに(細かい戦力分析ができている訳ではないですけど)、今夏で区切りかもなあ…と感じる学校が、いくつかあるかなと映ってます。

 今夏が終われば、自分の場合は「最大の勝負の代」に突入になりますけど、勢力図がいままで以上に変化するかもなあ…、と感じる、いわば今夏は

 「和歌山の岐路の夏」

 になるかもと映ってます。

 

 

 ある程度ばらけた、と述べましたけど、では、ブロック別に、有力校を示そうと思います。

 

 

 Aブロック([◎クロマティ]、[○ミルクカスタード、森音]、[ore、尾花])

 (「集大成」の感があるクロマティが、今春優勝のミルクカスタードを迎え撃つ構図。森音は勢いに乗れば面白い。)

 Bブロック([]、[◎海草中学、○高野山学園]、[あかさ、三浦学園])

 (海草中学が一歩リードだが、ここ2か月ほどで急激に状態を上げてる感のある高野山学園との3回戦はこのブロックの大きなヤマか。)

 Cブロック([◎中洲学園]、[]、[○和歌山明訓、ワカヤマ、高倉学園和歌山、明秀学園和歌山])

 (「樂月と並ぶ2トップ」の感の中洲学園が2歩以上リード。ただ、他の学校も長く和歌山を支える有力校がいくつも。)

 Dブロック([]、[◎耐久]、[○県立和智弁和歌の浦])

 (多少の力が落ちても上位進出の可能性のあるブロックの感だが、耐久が他校を1歩半引き離す構図。)

 Eブロック([]、[○甲斐ノ川、◎JAわかやま、花巻西]、[山東、有田川])

 (激戦区その2。今春準優勝の甲斐ノ川は有力校の一つだが、戦力的にはJAわかやま、花巻西がむしろ勢いに乗れば大旋風の可能性も充分。)

 Fブロック([◎樂月、○那智勝浦]、[南海学園、和歌浦]、[桐蔭2、和歌山和歌山])

 (最大の激戦区。特に3回戦での「樂月vs那智勝浦」は、和歌山全体に影響の可能性も。南海学園も他ブロックならば本命校に挙げる実力校。)

 Gブロック([]、[○こーじー、◎八幡神社]、[古佐田丘、おはぎ])

 (Dブロックと似た構図。上述に挙げた4校が軸だが、多くの学校に勝機がある。勢いに乗れば「Xファクター」になり得るとすれば古佐田丘か。)

 Hブロック([◎栄西]、[○次元、貴志川]、[亮太ミラクル学園、紀伊國、私立和智弁、きのくに未来学園])

 (激戦区その3。超強力2年生集団の栄西を、復権の狼煙の感の次元、投手力に自信を持つ貴志川が追走の構図だが、曲者的な学校多し。正直自分的に「最悪のくじ運」。)

 

 

 まず、自分自身の展望を簡単に乗せると、「初戦突破」に最大の軸の感じですけど(よほどのことがない限り先発投手を誰にするかは心に決めている)、

 

 3回戦(紀伊國さん)

 4回戦(栄西さんor亮太ミラクル学園さん)

 5回戦(次元さんor貴志川さんor私立和智弁さん)

 

 「えぐっ…」。正直、このような感覚です。

 毎試合が「かなり高い強度」を求められる、これが正直な感じ。

 「天を仰ぐ」、これが素直な気持ちです。

 

 

 で、全体に目を移します。今回は、細かい戦力分析ができている訳ではないので、制度が今春に比べると正直劣ることを踏まえて読んで頂ければと思っております。

 

 「経験値と投手力に強みを持つ樂月、破壊力抜群の強力打線を擁する中洲学園の2校が軸と考える。総合力に優れる那智勝浦は、樂月と同じブロックになったことがどう影響するか。全体のバランスが魅力のクロマティは、樂月、中洲学園とは少なくとも4強まで当たらないことを追い風にしたい。2年生にタレントをずらりと擁する栄西は、準備の強度への不安感とブロック内でのハードさを、早い段階で乗り越えたい。

 とはいえ、いま挙げた5校が軸になる構図は変わらないだろう。これに、各ブロックの軸である海草中学耐久が追う構図。Gブロックは唯一、絶対的本命が不在の感。

 

 今春に大旋風を起こして決勝の大舞台に駆け上がったミルクカスタード甲斐ノ川も、今夏の大きな鍵になりそう。絶対的エースを軸に総合力が高い南海学園も「5強」との差はさほどないが、最激戦区に入ったことがどう影響するか。長く和歌山で有力校の座にあり、ここにきてチーム力を上げた感のある次元も有力校に挙げたい。

 「Xファクター」は、投手力に自信を持ち、全体バランスに優れる貴志川、年明け以降に急速に力をつけてきているJAわかやま、打撃陣に好タレントを多く擁する花巻西及び森音、試合巧者ぶりでは和歌山で有数を誇る亮太ミラクル学園、層にやや不安だが投打に強力な軸を擁するきのくに未来学園を挙げる。」

 

 

 はい、自分もちゃっかり「Xファクター」に挙げさせて頂きましたけど、正直、上述の感じになるだろうなあと映ってます。南海学園さんについては、「5強」との差はガチであまりないところまで来ている感があって、同等のところに挙げようか迷ったほどです(Fブロックでなければ「5強」と同等に挙げていた可能性も充分あります)。

 

 正直、我ながら悔しいです。どの学校も、夏に最大の照準を合わせるので、夏こそ制度をできるだけ高めて分析したいのですけど、もともとこの6月下旬~7月上旬は、自分が特に忙しい時期の一つであることに加えて、この夏は特にそうであったので、このような感じにとどめてしまいました。申し訳なく思います。

 いずれにせよ、一つの参考になると嬉しいです、と思っております。

 

 

 いずれにせよ、自分もですけど、出場するどの学校も、持てる全力を尽くして、実り多い大会にできた、と思える感じでありますように、と強く抱きます。

 そして、今後とも、何卒よろしく御願い申し上げます。