愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】きのくに未来学園、2019年8月、月間報告(その4。2019年秋季和歌山県大会、きのくに未来学園目線、全体的な展望)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第15回)は、

 「きのくに未来学園、2019年8月、近況報告。」です。

 (時期的には、9月上旬になってしまっていますが…。)

 

 では、(その4)の執筆をさせて頂きます。

 

 

 まず、展望記事の2回目、「2019年夏季和歌山県大会の展望記事」を、リンク添付させて頂きます。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 今回は、今春、今夏の各大会のときとは異なり、展望記事を2つほどにまとめて執筆させて頂く感じになります。というか、満足に時間が取れていない感じで、かなりざっくりとした感じになること、そして既に1回戦が済んでしまったタイミングでのアップになってしまいますことを、何卒御許し下さい。

 ですけど、全体的な展望記事は、和歌山の各学校の参考になれ場は勿論ですけど、自分自身のためにも、やっぱりせめてこれは、こうしてブログを綴らせて頂いているならば、綴る機会は設けたかったので、という感じになります。

 

 

 大会の展望記事の執筆にあたり、まず、組み合わせ抽選の結果(対戦カード)を、リンク添付させて頂こうと思います。

 

 

 (その1。2019年、秋季和歌山県大会1回戦[その1。1試合目~50試合目]。

orekou.net

 

 

 (その2。2019年、秋季和歌山県大会1回戦[その2。51試合目~81試合目]。

orekou.net

 

 

 (その3。2019年、秋季和歌山県大会2回戦[その1。1試合目~50試合目]。

orekou.net

 

 

 (その4。2019年、秋季和歌山県大会2回戦[その1。51試合目~64試合目]。

orekou.net

 

 

 今回の、「2019年秋季和歌山県大会」、参加校数は「209校」。

 「2018年春(139校)→2018年夏(175校)→2018年秋(201校)→2018年新人戦(179校)→2019年春(206校)→2019年夏(206校)→2019年秋(209校)」

 になります(新人戦とは、「1年生大会」のこと)。

 

 今春の段階で「5強」と称されていた学校のうち、今秋もエントリーしているのは、樂月さん、山東さんの2校のみです。

 一方で、2018年度創設組が有力校として複数校上がるのも、この和歌山の特徴といえるでしょう。クロマティさん(今夏優勝)、海草中学さん(今春優勝)、町田さん(今春準優勝、今夏8強)。

 

 で、今秋の和歌山県大会。「209校」という参加校数は、歴代最多です。

 「世代交代の顕著さ」と「圧倒的な戦力を有する『1強』」、それが和歌山の現状であると自分は解釈していますが(しかしこの「1強」は、実はいまだに甲子園に到達できていない訳でもありますが)。

 

 では、お待たせしました。まずは全体の展望編です。

 ブロック別の展望は、後述にて言及させて頂こうと思います。

 

 

 (図解8)2019年秋季和歌山県大会、全体展望編(きのくに未来学園目線)。

 

 「この1年、和歌山の高校野球界をリードしてきたのに甲子園に到達が叶っていない樂月が、絶対的な大本命に君臨する。エースの横堀、県内最強打者の小野、全国レベルの右の強打者の横山をはじめ、投打両面でタレントをずらりと擁しており、戦力的には頭2つほど突出しており、むしろ第2集団との戦力差をさらに拡げていると映る。

 しかし、この樂月の悲願成就に向けては、今秋は厳しいブロックに入った感がある。そう、今夏準優勝のメンバーが多く残る私立智辯学園和歌山、昨夏以後の公式戦で8強到達を3回果たしている村立白浜のいずれかと、4回戦で対戦する可能性が高い。一発勝負のトーナメントは「0%」も「100%」もない訳で、ここが大きな山場になるだろう。

 「打倒樂月」に向けての第2集団の学校。先述の2校もこれに該当し得るが、全体でいえば追走する1番手は恐らく陵南であろう。アベレージ型の池田、右の強打者の吾妻など、特に1年生に有望なタレントを複数擁している。今夏優勝のクロマティ、今春優勝の海草中学も、第2集団の軸として挙げられるだろう。当時の優勝メンバーがほぼそのまま残っているからだ。

 山東次元和歌浦は、いわゆる「実績組」であるが新世代でもチーム力は健在のようだ。特に山東は昨年11月の新人戦優勝メンバーがいよいよ主力になる。今春準優勝の町田投手力や守備力に特徴を持つ。強打者を多く擁する和歌山第一、接戦に強い亮太ミラクル学園和歌山和歌山はいずれも試合巧者といえる手強い好チームだ。

 そして今秋における注目校を3つ挙げよう。森音南海学園は、「機動力野球」で、7月中旬以後に急速に力を付けている。共に絶対的なポイントゲッターを擁していることも大きな強みといえよう。チベット学園は、中山、狩谷、重藤という県内トップレベルの「投手の3本柱」を擁している。打線を持ち味とする学校が多い傾向の和歌山で異彩を放つが、だからこそ今秋の大きな鍵を握るのはこのチベット学園かもしれない。

 「絶対的な『1強』」の悲願成就か、今春、今夏と顕著な傾向にある「新世代の息吹」による加速世界になるのか、あるいは「実績組の逆襲」が果たされるのか、今秋の和歌山はどんな結末を迎えるのか、とても興味深い。

 

 

 今回、「全体的な展望」で挙げた学校は、実に「16校」になります。ここに上がっていない学校でも、有力校は他にもいくつもあります(そういった有力校は「ブロック別の展望」で触れようと思います)。

 「ブロック別の展望」は後述でさせて頂くとしまして、続いて、「この選手に注目!」を、「10人」ほど示させて頂こうと思います。

 

 

 (図解9)2019年秋季和歌山県大会、「この選手に注目!」編(きのくに未来学園目線)。

 

 (1)横堀(樂月。2018年、UR106[☆5])

 昨秋の優勝時の決勝戦でも先発を務めた実力者が、「県内最強投手」へとスケールアップ。最速150kmの速球に加えて、完投を見込める驚異のスタミナをも併せ持つ(41442。A評価)。河野、千葉と形成する「投手3本柱」の中でエースの座に座る。

 

 (2)小野(樂月。2018年、UR192[☆5])

 今春、今夏の時点で庄司と「ツインバズーカ」を形成していたが、今秋は「4番打者」として、LR級といえる「県内最強打者」へと駆け上がった。山田、横山と形成する「クリーンナップ」は全国レベルといえる。悲願成就へと導く存在になれるか。

 (庄司とは、「2018年、LR195」の、和歌山で唯一のLR打者。)

 

 (3)谷本(クロマティ。2018年、UR127[☆3])

 彼の存在なくして今夏の甲子園到達は恐らくなかったといえる、絶対的なポイントゲッター。今秋も「4番」にドンと座るだろう。他校からのマークが一気に厳しくなると思われるが、有望な1年生の強打者の吉野など、周囲の打者の盛り立ても大切になる。

 

 (4)岩崎(陵南。2018年、UR116[☆2])

 和歌山を代表する「打てる捕手」。今夏は4番を務め、今秋も中軸の一翼を担いそう。山下、池田など、快足を持ち味とする選手を多く擁するからこそ、この岩崎、あるいは強打の1年生の吾妻にいかに多く得点圏で回せるかがチームの飛躍の鍵になる。

 

 (5)森藤(山東。2018年、UR101)

 2018年の新人戦の優勝にエースとして貢献。その後も着実に経験を積んで、いよいよ名実ともに「チームの顔」に座る。フォーク、カットボールの2種類の鋭い変化球と最速149kmの速球を併せ持つ。今夏の失意から、チームを再び歓喜へと導きたい。

 

 (6)吉川(町田。2018年、UR104)

 最速156kmの速球と圧倒的なスタミナ(39964。A評価)を併せ持ち、コントロールにも優れる、いわば「和歌山の剛球王」。田上と共に投手の2本柱を担い、今春の準優勝、今夏の8強の大きな原動力に。今秋もその剛球がうなりを上げるか。

 

 (7)紅林(村立白浜。2018年、UR142)

 昨夏、昨秋と、樂月の前に2回も涙を呑んだが、そのときから「不動の4番打者」に君臨する右の強打者。通算本塁打は「131」(うち公式戦で5本)を誇り、今秋も4番に君臨するだろう。順当ならば4回戦での樂月戦、「3度目の正直」を叶えたい。

 

 (8)富沢(和歌山第一。2018年、UR138)

 確実性と快足を併せ持つ左打者。練習試合での通算打率は驚異の「.396」。出塁能力に優れるが、ポイントゲッターとしても重要な存在。「打ち勝つ野球」の具現化には富沢の爆発なくしては恐らくとても厳しい。チームの上位進出への原動力になりたい。

 

 (9)田畑(森音。2018年、SR89[☆5])

 圧倒的な快足と長打力を併せ持ち、昨夏から上位打線の一翼を担い続ける「チームの象徴」。今秋は恐らく1番起用か。「田畑が出塁してポイントゲッターの吉留が返す」形を確立して7月中旬以後、急速にチーム力を高めている。今秋の飛躍が叶うか。

 

 (10)中山(チベット学園。2018年、UR107[☆5])

 昨夏から投手陣の軸を担い続けてきたが、県内トップレベルの投手へと成長を遂げて今秋に臨む。最速154kmの速球と精密なコントロール(41331。A評価)が持ち味。狩谷、重藤と形成する「投手の3本柱」は壮観。今秋をチームの飛躍のときにしたい。

 

 

 では、

せっかく自分も参加させて頂く訳ですので、自分自身の展望を、ここで綴らせて頂こう、と思います。

 

 

 (図解10)「きのくに未来学園」、2019年秋季和歌山県大会の展望。

 

 「田中陸、森田、小林といった中心軸はそのままに、安江、笹部と左右の強打者が相次いで入学したことで、県内有数の強力打線の形成に成功。いままででは最高のチーム状態で今秋の本番に臨める。

 不安要素であった投手陣も、清水、植田の2本柱に加えて、1年生の八巻がこの夏に大きく成長。制球に優れる林、岡本を含めて、ある程度戦える、そして「打ち勝つ野球」というチームの方向性を確立できたことはとても大きい。

 打撃陣の力だけでならば、悲願のベスト16到達も目指せる。しかし現実目標としては、『1勝でも多く、まずは4回戦到達』という感じになるだろう。

 初戦(2回戦)から手強い相手が並ぶ。今夏は清水が登板ゼロで、2回戦敗退(このときの初戦は1回戦であった)に終わり、失意でしかなかったが、だからこそ初戦から一戦必勝で臨みたい。そう考えると、投手起用は工夫が求められると考えられるが…。」

 

 

 およそ、このような感じです。あとで、「ブロック別の展望」で言及するかもしれませんけど、このまま順当にいけば、

 

 2回戦(初戦):御坊高専さん

 3回戦:泉州和歌山さんor国立海南さん

 4回戦:海南アカペラ第七さんor和歌山さくらさん

 5回戦:次元さんor和歌山第一さん

 

 という感じになります。特に3回戦。ここが自分にとっては一つの大きな山場になると思っていて、もしも泉州和歌山さんが来たら、手強いなあ…、と思っているんですよね。うちとチームカラーが似ていて、チーム力も感覚としてはあまり差はない(いまはややチーム状態が下がり気味のようですけど、7月まではレートで県内トップ10争いの常連の時期が結構あった実力校ですので)。

 そして、4回戦。ここは特にひときわの全力を尽くしたい局面になる。ここを突破しないとベスト16の到達はあり得ませんので。そう考えると、特に投手起用、さあ、どうしようかな…、という感じです。

 いまの段階では、正直、まだ熟考中です。ぎりぎりまで、というか初戦の当日の朝まで考え続けると思います。

 「後悔のないように」、いま言えることは、この想いに尽きる感覚です。

 

 

 では、続きを、(その5)にて綴らせて頂きます。

 (その5)では、「きのくに未来学園目線、2019年秋季和歌山県大会、ブロック別の展望編。」を、綴らせて頂きたく思います。