愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】2019年春季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線。その3。ブロック別展望後編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第7回は、

 「2019年春季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)」です。

 

 (その2)においては、「ブロック別の展望」について、「Aブロック~Dブロック」を綴らせて頂きましたけど、この(その3)においては、「ブロック別の展望」について、「Eブロック~Hブロック」を綴らせて頂こう、と思います。

 

 では、(その3)の本文を、綴らせて頂こうと思います。

 

 

 (図解4)2019年春季和歌山県大会、8つのブロック別の展望(きのくに未来学園目線。後編)。

 

 (1)Eブロック(2回戦[第33試合~第40試合])

 ブロックシード:竈山学園(第2シード)。

 ブロック準シード:串本古座(第15シード)。

 

 [1]竈山学園高校。

 もはやこのEブロックの、「圧倒的大本命」でしょう。恐らく高確率で、ベスト8以上は「ほぼ確実」と思ってます。問題は、後述にて言及するFブロックの本命、クマちゃん高校との準々決勝での対戦。そこが一つの大きな山場であるようには映っていますが。

 

 [2]泉州和歌山高校。

 年明け以後、県内レートランクで「トップ10」以内にコンスタントに入るようになり、確かレート2位になったこともあったはずです。つまり、着実に力を付けてきている。恐らく、初めての「ベスト16」、つまり夏のシード権の獲得は有力と解釈してます。

 原動力は恐らく、上位から回まで気が抜けない打線。特に、確実性に優れる坂口(2018年、UR180)、「右の大砲」である安藤(2017年、UR154)はその中でも中心でしょう。

 投手陣は5人で、うちURが2人ですけど、SRの3人も「☆4」以上。いま勢いに乗っている学校ですので、竈山学園さんにワンチャン勝利できる可能性はあり得るかもです。

 

 [3]串本古座高校

 準ブロックシード校。もともと力のある学校ではありますけど、年明け以後、少しブランクの時期がありました。全体的には「バランス重視」のチームですけど、「きっかけをつかめる」大会にできれば、と映ってます。

 

 

 (2)Fブロック(2回戦[第41試合~第48試合])

 ブロックシード:クマちゃん(第7シード)。

 ブロック準シード:蜜柑(第10シード)。

 

 [1]クマちゃん高校。

 いわゆる「5強」の中でも、樂月高校、竈山学園高校と共に、「ブロック突破はまず確実」と考えられる学校、と解釈しています。とにかく、順当ならば準々決勝に実現する、竈山学園高校との対戦。昨年11月のときはクマちゃん高校が勝利しており、いいイメージを活かせればと思いますが、果たして。

 

 [2]紀伊國高校。

 正直、クマちゃん高校との逆のゾーン(クマちゃん高校と5回戦で対戦する方のゾーン)は、これといった本命校が思い浮かびません。ですけど、強いて挙げるならば、夏のシード権の獲得が有力視できそうなのは、1回戦からの登場ですけど、この紀伊國高校かな、と。

 投打に粒揃いの編成ですけど、特に持ち味は、エースの岡嶋(2018年、UR104)。投手陣は7人ですけど、うちURが3人。起用法の工夫に注目です。打撃陣では、「右の強打者」藤井(2018年、SR64)が、主砲として輝けるかがポイントでしょう。

 

 [3]高倉学園和歌山高校。

 昨夏の和歌山県大会で「ベスト4」。このときの旋風の再現ができるかですけど、チーム力的には、クマちゃん高校への勝利はワンチャン可能と映ってます。

 全体的に粒揃いの編成に映りますけど、エースの田村(2017年、UR102)、右の大砲の岡安(2018年、UR142)といった「投打の軸」がどれほど輝けるか、これが鍵を握るように映ってます。

 

 

 (3)Gブロック(2回戦[第49試合~第56試合])

 ブロックシード:和歌山智弁学園(第3シード)。

 ブロック準シード:和歌山和歌山(第14シード)。

 

 [1]和歌山智弁学園高校

 このGブロックの「本命」ではあると思います。特に投手陣に力がありますし。

 ただ、「地獄の組」に入った感は否めない。全8ブロックの中でも(Cブロック、Dブロックもなかなかの激戦ではありますが)、「最大の激戦区」と映ってます。

 和歌浦高校、和歌山和歌山高校、和歌山国際大付属高校、和歌山城高校、そして、自分(願望を込めて、ですけど)。特に4回戦、恐らく和歌浦高校が最有力と映っていますが、これは4回戦ではもったいない好カードになる、と思っています。

 

 [2]和歌山和歌山高校。

 和歌山智弁学園と逆のゾーンで、夏のシード権獲得を最も有力できる学校は、この学校と思っています(勿論正直いえば、自分がその座を獲りたいですけど)。

 2018年の夏季大会で「ベスト8」、2018年の秋季大会で「ベスト4」。特に2018年の夏季大会は準々決勝で竈山学園さんと「6対7」、大接戦でした。「試合巧者」という印象を持っており、3回戦で対戦するであろう自分は、「結構な難敵」と解釈してます。チーム力的には、「5強」に次ぐ学校の一つ、という戦力水準を堅持し続けている感じですので。

 投打にレベルの高い選手を複数擁していますが、投手陣は5人のうち、4人がUR。唯一のSR投手である斎藤(2017年、SR53)も「☆5」ですので、事実上全員がURクラス。特に大城(2017年、UR104)、佐藤拓(2017年、UR98)は、魅力的です。

 打撃陣も、確実性に優れる菊池(2017年、UR167)、両打ちの強打者の松島(2017年、UR178)、左の大砲の藤井(2017年、UR158)の「3年生中軸トリオ」が特に強力。

 いずれにせよ、夏のシード権獲得は勿論、ブロック突破、ベスト4到達の可能性は充分にあるように映ります。

 

 [3]和歌浦高校。

 戦力的には、「5強」との差は、恐らくさほどない。「見た目以上にチーム力がある」というのが、自分の解釈です。2018年の大会は4回ありましたが、うち3回が「ベスト16」以上。やはり和歌山では有力校といえるでしょう。

 投打に粒揃いで、特に打撃陣では、右打者の佐藤勇(2018年、UR180)、左打者の城野(2018年、UR148)の、確実性に優れる2人の打者は大きな魅力。投手陣は6人ですけど、URは2人ですが、SRの3人もいずれも「☆4」以上。特にエースの高橋瑛(2018年、UR107)は、大いに注目でしょう。

 順当ならば、3回戦で和歌山国際大付属さん、4回戦で和歌山智弁学園さんと、難敵との対戦が続くので、その消耗度が不安ではありますけど、ぢ理気があるので、侮れないことはやはり揺るがないでしょう。

 

 [4]和歌山国際大付属高校。

 2018年の4回の大会のうち、3回が「ベスト16」以上。ここも有力校の一つです。

 「バランス重視」の陣容に映りますけど、特に、金光(2017年、UR108)、庄司(2018年、UR104)の、投手の「2本柱」、及び、走力を含めての攻撃の総合力に優れる三塁手の大熊(2018年、UR151)といった「投打の軸」の貢献が鍵を握るかなです。

 

 [5]和歌山城高校。

 自分は、3回戦を突破して、夏のシード権を懸けた4回戦で、恐らく対戦する可能性として有力視している学校が、ここです。

 投打に粒揃いな感じですけど、特にエースの南(2018年、UR101)、「右の大砲」の内田(2017年、UR133)という「投打の軸」に注目かな、と感じています。チーム力的には、自分とあまり差異はないように映ってはいますが。

 

 

 (4)Hブロック(2回戦[第49試合~第56試合])

 ブロックシード:東松戸(第6シード)。

 ブロック準シード:白浜(第11シード)。

 

 [1][村立]白浜高校。

 「村立」とつけたのは、実は別に「市立」白浜高校があるからです。

 自分的には、「5強」に次ぐ学校と位置付ける学校の中でも、特に力のある学校、と思っています。Hブロックの中心は、この学校と自分は思ってます(「5強」と同一ブロックでの対戦を回避できたことも、大きなプラスでしょう。「ベスト4」到達の可能性も充分にあると思います)。

 2018年の夏季大会が「ベスト4」、2018年の秋季大会が「ベスト8」。いずれも敗れたときの相手は、樂月高校でした。

 投打に粒揃いですけど、特に打撃陣では、「右の大砲」の紅林(2018年、UR142)、クラッチヒッターの薬師寺(2017年、UR161)が軸を担う。春季大会直前に入学した、右の強打者の柳川(2019年、UR142)も、要注目の打者の一人でしょう。投手陣は5人ですけど、エースの高橋飛(2017年、UR102)の活躍に期待の感じです。

 

 [2]和歌山第一高校。

 「1回戦からの登場」ですけど、白浜高校と逆のゾーンで、夏のシード権の獲得を最も有力視できるのは、この学校と自分は思ってます。まあ、練習試合を6回させて頂いていて、和歌山第一さんは、自分とあまりチーム力の差がない学校と(少なくとも自分は)解釈しているので、いつも刺激になっているからという補正を全否定はしませんけど。

 ですけど、2018年の夏季大会で「ベスト8」、2018年の1年生大会で「ベスト16」ですので、もともと力のある学校ではあるのです。「1回戦からの登場」が不思議な感じを、自分は正直抱いてます。

 多くのメンバーを積極的に入れ替えて(競争重視の感じ?)練習試合を積み重ねるのが特徴ですけど、恐らく打撃陣の中心は、「快足のチャンスメイカー」の富沢(2018年、UR138)、「快足強打の両打ち」の野口(2018年、UR124)でしょう。クラッチヒッターの板倉(2018年、UR140)も、魅力的な好打者です。

 鍵を握るのは、むしろ投手陣。4人という頭数が、やや不安に映りますが、どのような構想を描いているのか、注目の感じです。

 

 [3]海草中学高校。

 2018年4月創設の、いわゆる「新興勢力」。自分とチーム力に差があまりないと映っているので、刺激になっている存在の一つです。

 打撃陣の軸は恐らく、「右の強打者」中島(2018年、UR116)、「左のアベレージ型」竹内(2018年、UR122)。また、「打てる捕手」岩月(2018年、UR113)も、魅力的な好打者です。

 投手陣は6人。うちURが2人で、あとの4人はSRですけど、全員が「☆4」以上。どのような起用法をするのか、要注目の感じです。

 自身初の「ベスト16」、つまり、夏のシード権の獲得は、充分に射程圏にあるのではと、自分は解釈しています。

 

 

 およそ、そのような感じですけど、ざっくりとした感じでまとめてみましょう。

 

 

 (図解5)2019年春季和歌山県大会、8つのブロック別の展望を概要化すると…。

 

 Aブロック(樂月が大本命。亮太ミラクル学園はワンチャンいけるか。)

 Bブロック(突き抜けた学校は浮かばないが、三浦学園がわずかに先行か。)

 Cブロック(山東が一見本命だが、田邉商業が強力な投手層を活かせれば…。)

 Dブロック(激戦区。陵南、田辺が少し先行かもだが、神島第二も面白い存在。)

 Eブロック(竈山学園が大本命。泉州和歌山はワンチャンいけるか。)

 Fブロック(クマちゃんが大本命。4回戦で有力視の高倉学園和歌山戦が鍵か。)

 Gブロック(「地獄の組」。ハイレベルだが、和歌山智弁学園を軸に展開か。)

 Hブロック(白浜が本命。和歌山第一、海草中学も絡んでいきたい。)

 

 

 で、今回の展望記事で、注目選手を何人か挙げさせて頂きましたけど、特に打者。いろいろな番号(ナンバー)の選手が上がりましたけど、目についた番号の選手を、挙げてみようと思います(特に打者に絞って綴らせて頂きますことを、何卒御許し下さい)。

 

 

 (図解6)2019年春季和歌山県大会、主な注目選手の番号。

 

 (1)2018年、UR192(小野[樂月]、浦田[クマちゃん]、桐原[神島第二])

 (2)2018年、UR142(横山[樂月]、宮本[和歌山智弁学園]、越智[明秀学園和歌山]、岡安[高倉学園和歌山]、紅林[白浜])

 (3)2018年、UR138(山田[樂月]、中島[クマちゃん]、井伊[亮太ミラクル学園]、富沢[和歌山第一])

 (4)2018年、UR180(阿部[明秀学園和歌山]、坂口[泉州和歌山]、佐藤勇[和歌浦]、森田[きのくに未来学園])

 (5)2018年、UR127(清水[クマちゃん]、上野[三浦学園])

 (6)2018年、UR116(岩崎[陵南]、中島[海草中学])

 (7)2018年、UR113(坂谷[和歌山智弁学園]、秋元[貴志]、岩月[海草中学])

 (8)2017年、UR116(大野[和歌山智弁学園]、上園[田辺商業])

 (9)2017年、UR173(中野渡[竈山学園]、河合[神島第二])

 (10)2017年、UR161(久光[竈山学園]、薬師寺[白浜])

 (11)2017年、UR178(今泉[三浦学園]、松島[和歌山和歌山])

 (12)2017年、UR154(中村[竈山学園]、安藤[泉州和歌山])

 (13)2017年、UR144(岩本[山東]、小森[神島第二])

 (14)2017年、UR134(照屋[山東]、秋山[貴志])

 

 

 新3年生は、番号が結構ばらけていますけど、新2年生は、特に、「192、142、138、180」が、ひときわ集中しているように映ります。とりわけ「142」は「5校」が該当。

 また、「打てる捕手」として、「2018年、UR116」に加えて、「2018年、UR113」が重宝される傾向にあることも、今回の「発見」でした。

 

 

 いずれにせよ、自分もですけど、出場するどの学校も、持てる全力を尽くして、実り多い大会にできた、と思える感じでありますように、と強く抱きます。