愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】2021年3月下旬、チームの現況報告、及び現時点での和歌山の勢力図の私見(その1。現況報告編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第34回)は、

 「2021年3月下旬、チームの現況報告、及び現時点での和歌山の勢力図の私見。」です。

 

 今回は、およそ1年ぶりに、「和歌山の勢力図の私見」のブログエントリーです。

 書きたいと思い始めたのが、2月上旬。で、(その2)で言及しますけど、和歌山の有力校の選手能力値を一通り調べたのが、2月26日です。ですけど、なかなかまとまった時間が取れなくて、もどかしい思いを抱き続けたまま、気が付けばこのタイミングになってしまいました。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 前回、「現時点での和歌山の勢力図の私見」のブログエントリーをアップできたのが、「2020年3月22日」、つまりちょうど1年前です。

 このときも、(その1)で「自分の現況報告」、(その2)で「現時点での和歌山の勢力図の私見」の構成でした。今回も、同じ構成での執筆になります。

 ですので、今回のブログエントリーを閲読する際は、いまリンク添付させて頂いた2020年3月22日のブログエントリーを参考にした上で読み進めて頂けると、とても嬉しく思います。

 

 では、本文の執筆を、させて頂きます。

 (その1)は、「きのくに未来学園の現況報告」になります。

 

 

 (図解1)きのくに未来学園、「2020年春季和歌山県大会」ベンチ入り14人(投手6人、野手8人)。

 (成績は2020年3月19日終了時点[現時点で通算989試合]。)

 (FIP:「被本塁打率+与四死球率」+「WHIP」+「1÷(K/BB)」+「1.00」)

 (RC:「(安打+四死球+[0.5×(盗塁+犠打飛)])×塁打÷(打数+四死球+犠打飛)」)

 (RC27:「RC÷(打数-安打)×27」)

 

 

 (1)大賀和也(2020年、UR108[☆5])

 (デビュー日[2020年11月3日])

 (先発36、救援0、合計36、投球回数181.67、FIP[2.78]])

 (「9番・投手」。学校史上最強、いや恐らく和歌山でも現役有数の絶対的エース。特に圧倒的なコントロールが魅力。尤も時折、炎上癖があるのが不安だが…。)

 

 (2)関田悠真(2020年、SR56[☆5])

 (デビュー日[2020年8月7日])

 (打率.280[509打席、378-106、出塁率.395]、本塁打0、盗塁8、犠打飛58、RC27[4.42])

 (「8番・捕手」。確実性とバント技術を特徴とする「打撃型捕手」。守備面にやや不安定性があるけど、コスパも考慮で熟考の末に正捕手にすることを決断。)

 

 (3)近藤亮太(2020年、SR63[☆5])

 (デビュー日[2020年4月11日])

 (打率.311[1297打席、1003-312、出塁率.411]、本塁打35、盗塁9、犠打飛116、RC27[7.90])

 (「副将」で「4番・一塁手」。入学直後から継続起用で、現チームではno.1の「ポイントゲッター」。「左の長距離砲」であるが、バント技術の高さも併せ持つ。)

 

 (4)阿久津颯(2020年、UR140[☆3])

 (デビュー日[2020年7月23日])

 (打率.282[839打席、708-200、出塁率.389]、本塁打23、盗塁70、犠打飛5、RC27[5.81])

 (「3番・二塁手」。長打力と走力を高次元で兼備の右の強打者で、春大会本番は「☆4」で迎える構想。安定性にやや難なのが不安だが、3月の東雲杯で好結果。)

 

 (5)谷村拓未(2020年、UR145[☆5])

 (デビュー日[2021年2月2日])

 (打率.394[245打席、193-76、出塁率.498]、本塁打1、盗塁25、犠打飛12、RC27[11.65])

 (「1番・三塁手」。入学して即「☆5」を付与の、和歌山で有数のチャンスメイカー。圧倒的なミート、走力の持ち主で、「谷村が出塁で、近藤が返す」が合言葉。)

 

 (6)湯本龍斗(2020年、SR79[☆5])

 (デビュー日[2020年10月12日])

 (打率.286[423打席、357-102、出塁率.392]、本塁打10、盗塁4、犠打飛2、RC27[5.17])

 (「7番・遊撃手」。意外性ある長打力が魅力の「打撃型遊撃手」。半ば消去法的な正遊撃手起用も、2月下旬以降は状態が上向き。守備の不安定さは目を瞑る。)

 

 (7)藤村恵佑(2020年、SR94[☆5])

 (デビュー日[2020年10月5日])

 (打率.272[617打席、489-133、出塁率.389]、本塁打19、盗塁15、犠打飛32、RC27[5.74])

 (「6番・左翼手」。長打力が持ち味の右の強打者だが、2月以降は状態を落として5番の座を村山に奪還された。半ば消去法的な正左翼手といわれる現状を打破したい。)

 

 (8)横田聖樹(2020年、UR172)

 (デビュー日[2020年6月3日])

 (打率.338[1070打席、860-291、出塁率.428]、本塁打8、盗塁104、犠打飛71、RC27[7.18])

 (「2番・中堅手」。出塁型に特化しており、谷村の入学までは不動の1番を務めていた。現チームでは「計算できる存在として貴重」と強い信頼を得ている。)

 

 (9)村山郁哉(2020年、SR89[☆5])

 (デビュー日[2020年5月3日])

 (打率.319[857打席、664-212、出塁率.409]、本塁打17、盗塁24、犠打飛92、RC27[6.41])

 (「5番・右翼手」。左利きで、確実性とバント技術が持ち味。勝負強さを併せ持ち信頼性が高いが、6番あたりに置ける打線にできればという構想だが…。)

 

 (10)大中晃一(2019年、R20[☆5])

 (デビュー日[2019年5月9日])

 (先発64、救援46、合計110、投球回数435.67、FIP[3.73])

 (「主将」であり「唯一の2期生選手」。練習姿勢とコスパが評価されて卒業までの完走を勝ち取る。昨年12月以降は先発起用が多いがロングリリーフの可能性も。)

 

 (11)浜口匠海(2020年、SR52[☆5])

 (デビュー日[2020年4月12日])

 (先発26、救援82、合計108、投球回数281、FIP[3.23])

 (「投手no.2」の位置付けで、昨年11月の新人戦では先発を務めた。制球力が持ち味。2回戦突破に全集中の方向性の場合はそこで2番手起用も充分にあり得るが。)

 

 (12)小野瀬一樹(2020年、R20[☆5])

 (デビュー日[2020年4月11日])

 (先発7、救援142、合計149、投球回数334.33、FIP[3.38])

 (救援特化の左腕投手で、「B型入試組の星」。グラウンドでの練習姿勢のピカイチぶりから、部のマスコット的存在に。練習試合では連投数が5を超えることも。)

 

 (13)佐々木渓太(2020年、SR53[☆5])

 (デビュー日[2020年8月8日])

 (先発8、救援44、合計52、投球回数132、FIP[4.03])

 (フォークが魅力の本格派左腕で、やや荒れ球傾向。昨年12月以降に信頼性を徐々につかんで、2月以降は先発での出場機会も。)

 

 (14)稲山凌也(2020年、SR49[☆5])

 (デビュー日[2020年5月3日])

 (先発0、救援66、合計66、投球回数147.66、FIP[3.47])

 (救援特化の軟投派右腕で、高い制球力が持ち味。年明け以降に信頼性で佐々木渓の後塵になりつつあったが、2月下旬以降は良化傾向に。)

 

 

 (図解2) 打者(現時点[2021年3月20日]での基本スタメン打者の能力値)。

 

 (選手名、番号)    長打力 ミート 走力  肩力  守備力 バント

 (三)谷村(20200145) 21594 39815 44182 22018 22029 34744

 (中)横田(20200172) 20656 40242 35059 19868 22163 43318

 (二)阿久津(20200140)35401 26885 37816 25437 25476 25957

 (一)近藤(20200063) 38120 34722 15538 15090 21520 49399

 (右)村山(20200089) 25214 34670 20962 21511 21302 38708

 (左)藤村(20200094) 36109 23409 22598 16650 24859 32957

 (遊)湯本(20200079) 34803 22754 19350 15718 26003 16565

 (捕)関田(20200056) 20921 33305 23115 22708 22377 50000

 (チーム平均値)    29102 31975 27328 19875 23216 36456

 (野手能力合計値)[131496]

 

 

 (図解3)(参考)前チーム(1期生主体)の打者の「2020年3月20日時点」での基本スタメン打者の能力値。

 

 (選手名、番号)    長打力 ミート 走力  肩力  守備力 バント

 (三)森田(20180180) 25174 47234 32031 19193 29215 21214

 (遊)小峯(20180162) 24047 24441 44924 24941 26109 42474

 (二)田中陸(20180111)37825 36541 26953 13826 31665 24973

 (一)小林(20180064) 40019 35873 14525 21162 16238 39262

 (左)戸塚(20180042) 31633 33710 17056 14101 9866 50000

 (中)宮原(20180121) 21068 24460 44262 20742 33041 50000

 (右)井山(20180085) 18191 26904 45387 16005 18870 50000

 (捕)藤本(20180055) 27468 16617 18050 17880 41377 39429

 (チーム平均値)    28178 30723 30399 18481 25798 39669

 (野手能力合計値)[133579]

 

 

 「学校史上最大規模の投資の世代」。この3期生は、これがテーマです。

 しかし現実は、「泣きたいほどの引き運の悪さ」。

 蓋を開ければ、チーム戦術に符合できるUR選手は、わずか「4人」。

 (他にも現時点で在籍するUR選手は複数人いますが、4月の新年度で合成餌行き、つまり引退が決まってます。)

 

 逆に言えば、大中を除く上述の13人の「3期生」は、「卒業までの完走を勝ち取った」といえます。「2022年夏」に向けて、この13人と「心中」する、と。

 ですけど、この3期生は、「学校史上最大規模の投資」を決行の世代です。

 実際、「☆5のUR」という「LR級」の選手を3人擁することができています(阿久津は、今年の6月の10連で「☆5」に到達の構想です。これに持っていくための資金は既に確保できています)。

 しかし、スタメンの打者の8人のうち、「☆5のSR」が実に「5人」(近藤のように、URと同等の能力値の選手もいますが)。

 「2022年夏の『県8強以上』」、これを最大の目標に掲げての現チームですけど、現状の陣容に照らすと、「捕手、遊撃手、外野手の一翼」、この3つが「4期生世代の補強ポイント」になります。

 

 尤も、「4期生世代の補強構想」は、現在の3期生世代よりも投資額は結構減ります(というか、3期生世代ほどの補強資金は現実的にもう無理ですので)。ですのでなおさら、「引き運頼み」にならざるを得ません。

 正直、「コンバートでの起用」も現実的な可能性として考え得るでしょう。例えば阿久津は、ナチュラルポジションである二塁手に加えて、「遊撃手、あるいは左翼手への転向」も視野になってくるだろう、と現時点では感じています。

 

 現チームの弱点として、「貧打」が挙げられます。谷村の入学、阿久津の成長で幾分かは改善傾向にはありますけど、それでも貧打傾向に苦しむ試合が散見にあることが否めません。

 実は、見た目の打撃能力値は、昨春のときのチーム(1期生主体)のときよりもよいのです。ですけど「貧打」なのは、主に2つあると思っています。

 

 (1)信頼性を持てるポイントゲッターが現時点では近藤のみ(阿久津は覚醒が進めばさすがに安定性をつかめると思うが、現時点では安定性にやや難がある)。

 (2)走力C以上が3人のみ(近藤から、つまり4番以降は「各駅停車」)。前チームのときは走力C以上が5人いた(実際、チーム走力平均値は前チームを下回っている)。

 

 恐らくはこの2つかなです。特にこの3期生世代では、最大のターゲットの一つと位置付けていた「強打の外野手」が誰一人として入学が叶わなかったこと、これは正直、大きな誤算でした。

 

 それと、「コスト20、21のURの入学」の可能性は、「コスト17のSRの覚醒」よりもさらにハードルが高いんだろうなあ…、と。今後の補強構想を描くにあたり、

 

 「UR補強」→「コスト18、19の中で有能な選手のリストアップ」

 「SR補強」→「コスト14、15、16の中で有能な選手のリストアップ」

 

 後者は現チームのときから既に意識していましたけど、前者も考慮する必要があるだろうなあ…、と。

 と申しますのも、この2020年度入学組世代の「強打の外野手」、ターゲットは実はほぼ全員が「コスト20以上」でした(「コスト18」で「長打特化型」である170の入学に失敗したことが、なおさら落胆を増幅させますが…)。

 

 

 不安感を隠せてない言い回しになってるのは、現時点でのチーム状態。

 「レート1765、県内レートランク85位」

 春季大会本番を前に、「レート1800」を切った状態で突入が事実上確定しています。

 

 現時点でのチーム状態が苦しいこと。

 直近2大会の公式戦で初戦敗退であること。

 この上述の2つのことに照らして、この「2021年春季和歌山県大会」では、

 

 「2回戦突破に全集中。初戦が1回戦ならば、まずはここの突破に全身全霊を注ぐ。現況に照らせば、『4回戦到達』を目標と示すのは現実性に乏しいとの判断。」

 

 これを目標と位置付けます。

 組み合わせ抽選の結果次第ではありますけど、初戦の先発投手を大賀にすることは、高い可能性で考えています。時折、炎上することがありますけど、FIPでみても(正式なFIPとは計算式が異なりますけど)、大賀は他の投手に比して安定性が段違いですので。

 「後悔しない」、この観点に照らせば、先発投手は大賀の可能性が高いかなと。日程や相手次第では、「大賀の完投」も一つの可能性として考えています。

 

 

 チームの現況報告は、およそ、このような感じです。

 では、(その2)において、「2021年春季大会直前、和歌山の勢力図の私見的考察。」を、自分なりに綴らせて頂こうと思います。