愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】2021年7月上旬、きのくに未来学園の現況報告(その2。2021年夏季和歌山県大会、自分なりの展望)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第37回は、

 「2021年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)」です。

 

 大会の展望記事は、これで「8回目」になります。

 (2019年春、2019年夏、2019年秋、2020年春、2020年夏、2020年秋、2021年春、今回。)

 

 「俺の甲子園和歌山展望総括」というカテゴリーから検索をかけて頂ければ、過去の大会展望記事を閲読できますけど、この「俺の甲子園和歌山展望総括」のカテゴリー該当記事を、一覧にまとめたものをリンク添付させて頂こうと思います(こうした方が恐らく手っ取り早いでしょう、と申しますか)。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 

いまリンク添付させて頂いた、カテゴリーの一連の記事をまず参考にして頂けると、より読み進めやすくなるかなと思っております(基本、自分のブログ記事は、他の人に比してとても長い傾向ですから…)。

 

 今回のブログエントリーは、あくまでも、「きのくに未来学園(愛球人)の独断的な目線で」ということに御留意の上で読み進めて頂ければと思いますし、「個人的な想い」も少なからず混じっていることを御理解頂いたうえで、読み進めて頂ければと思います。

 (まあ「独断と偏見」全開であるのは、この展望記事ではもはや恒例かなではあるのですけど。)

 

 (その1)では、「現況報告」と述べましたけど、自分自身のもどかしさを吐露する内容に終始の感が否めずで、読者の中には、あまり心地よくない印象を抱かせたかもしれませんし、申し訳なく思います。

 では、この(その2)では、「2021年夏季和歌山県大会、自分なりの展望」を綴らせて頂きます。

 

 ですけど、時間があまりとれない中でこうして綴らせて頂く感じですので、今回の展望記事は、正直、いままでの展望記事の中でも、「かなりざっくりとした感じ」になることを、何卒御許し頂きたく思います、の感じになります。とても申し訳ないです。

 

 では、本文に入ります。

 

 

 2021年春。「衝撃的な結末」でした。

 決勝の対戦カード。「ミルクカスタードvs甲斐ノ川」。

 正直、両校共に「全くのノーマーク」。

 このような構図は、「全国広し」とはいえども、どうやら和歌山のみ。

 

 和歌山を含めた、俺甲の地方部。

 大きく「2つのパターン」に分かれている感じがあります。

 

 「いくつかの強豪校という壁が明確にいて、ある程度の成績は目指せるがそれ以上となると一気に『果てしなく難しくなる』型。」

 (→福井、滋賀、高知、鹿児島等がこの型。山口、佐賀等のように「1強モンスター型」のタイプも存在する。)

 「県内有力校は複数存在するが、ある程度以上の成績は勿論、少ないチャンスを仕留めれば県内での上位進出、さらにそれ以上も射程圏内になり得る型。」

 (→和歌山、鳥取、島根がこの型。和歌山は樂月さん、鳥取は金桃夏さんという本命的存在はいるが、その壁が崩れると一気に構図が激変する、今春の和歌山はまさしくこれが起こった。)

 

 

 「和歌山の絶対王者」。樂月さんは、いまでも和歌山の絶対的中心としてあり続けています。「2018年夏」以降、3年間もその座にあり続けてきたこと、素直にすごいです。今夏も、戦力的には本命の座は不変です。

 ただ、今夏、組み合わせを見ると、ほぼきれいに有力校がばらけた感覚があります。

 

 

 今回の、「2021年夏季和歌山県大会」、参加校数は「150校」。

 「2018年春(139校)→2018年夏(175校)→2018年秋(201校)→2018年新人戦(179校)→2019年春(206校)→2019年夏(206校)→2019年秋(209校)→2019年新人戦(180校)→2020年春(202校)→2020年夏(196校)→2020年秋(180校)→2019年新人戦(144校)→2021年春(162校)→2021年夏(150校)」

 になります(新人戦とは、「1年生大会」のこと)。

 

 これを夏大会のみ抽出すると、

 「2018年夏(175校)→2019年夏(206校)→2020年夏(196校)→2021年夏(150校)」

 になります。

 

 目に見える減少傾向。正直、自分的には、

 「適正学校数に近付いてきたかな。」

 これが自分の素直な気持ちです。「精鋭化してきた」という感覚が、より適切かもしれません。

 

 正直、今夏の組み合わせを見たときに(細かい戦力分析ができている訳ではないですけど)、今夏で区切りかもなあ…と感じる学校が、いくつかあるかなと映ってます。

 今夏が終われば、自分の場合は「最大の勝負の代」に突入になりますけど、勢力図がいままで以上に変化するかもなあ…、と感じる、いわば今夏は

 「和歌山の岐路の夏」

 になるかもと映ってます。

 

 

 ある程度ばらけた、と述べましたけど、では、ブロック別に、有力校を示そうと思います。

 

 

 Aブロック([◎クロマティ]、[○ミルクカスタード、森音]、[ore、尾花])

 (「集大成」の感があるクロマティが、今春優勝のミルクカスタードを迎え撃つ構図。森音は勢いに乗れば面白い。)

 Bブロック([]、[◎海草中学、○高野山学園]、[あかさ、三浦学園])

 (海草中学が一歩リードだが、ここ2か月ほどで急激に状態を上げてる感のある高野山学園との3回戦はこのブロックの大きなヤマか。)

 Cブロック([◎中洲学園]、[]、[○和歌山明訓、ワカヤマ、高倉学園和歌山、明秀学園和歌山])

 (「樂月と並ぶ2トップ」の感の中洲学園が2歩以上リード。ただ、他の学校も長く和歌山を支える有力校がいくつも。)

 Dブロック([]、[◎耐久]、[○県立和智弁和歌の浦])

 (多少の力が落ちても上位進出の可能性のあるブロックの感だが、耐久が他校を1歩半引き離す構図。)

 Eブロック([]、[○甲斐ノ川、◎JAわかやま、花巻西]、[山東、有田川])

 (激戦区その2。今春準優勝の甲斐ノ川は有力校の一つだが、戦力的にはJAわかやま、花巻西がむしろ勢いに乗れば大旋風の可能性も充分。)

 Fブロック([◎樂月、○那智勝浦]、[南海学園、和歌浦]、[桐蔭2、和歌山和歌山])

 (最大の激戦区。特に3回戦での「樂月vs那智勝浦」は、和歌山全体に影響の可能性も。南海学園も他ブロックならば本命校に挙げる実力校。)

 Gブロック([]、[○こーじー、◎八幡神社]、[古佐田丘、おはぎ])

 (Dブロックと似た構図。上述に挙げた4校が軸だが、多くの学校に勝機がある。勢いに乗れば「Xファクター」になり得るとすれば古佐田丘か。)

 Hブロック([◎栄西]、[○次元、貴志川]、[亮太ミラクル学園、紀伊國、私立和智弁、きのくに未来学園])

 (激戦区その3。超強力2年生集団の栄西を、復権の狼煙の感の次元、投手力に自信を持つ貴志川が追走の構図だが、曲者的な学校多し。正直自分的に「最悪のくじ運」。)

 

 

 まず、自分自身の展望を簡単に乗せると、「初戦突破」に最大の軸の感じですけど(よほどのことがない限り先発投手を誰にするかは心に決めている)、

 

 3回戦(紀伊國さん)

 4回戦(栄西さんor亮太ミラクル学園さん)

 5回戦(次元さんor貴志川さんor私立和智弁さん)

 

 「えぐっ…」。正直、このような感覚です。

 毎試合が「かなり高い強度」を求められる、これが正直な感じ。

 「天を仰ぐ」、これが素直な気持ちです。

 

 

 で、全体に目を移します。今回は、細かい戦力分析ができている訳ではないので、制度が今春に比べると正直劣ることを踏まえて読んで頂ければと思っております。

 

 「経験値と投手力に強みを持つ樂月、破壊力抜群の強力打線を擁する中洲学園の2校が軸と考える。総合力に優れる那智勝浦は、樂月と同じブロックになったことがどう影響するか。全体のバランスが魅力のクロマティは、樂月、中洲学園とは少なくとも4強まで当たらないことを追い風にしたい。2年生にタレントをずらりと擁する栄西は、準備の強度への不安感とブロック内でのハードさを、早い段階で乗り越えたい。

 とはいえ、いま挙げた5校が軸になる構図は変わらないだろう。これに、各ブロックの軸である海草中学耐久が追う構図。Gブロックは唯一、絶対的本命が不在の感。

 

 今春に大旋風を起こして決勝の大舞台に駆け上がったミルクカスタード甲斐ノ川も、今夏の大きな鍵になりそう。絶対的エースを軸に総合力が高い南海学園も「5強」との差はさほどないが、最激戦区に入ったことがどう影響するか。長く和歌山で有力校の座にあり、ここにきてチーム力を上げた感のある次元も有力校に挙げたい。

 「Xファクター」は、投手力に自信を持ち、全体バランスに優れる貴志川、年明け以降に急速に力をつけてきているJAわかやま、打撃陣に好タレントを多く擁する花巻西及び森音、試合巧者ぶりでは和歌山で有数を誇る亮太ミラクル学園、層にやや不安だが投打に強力な軸を擁するきのくに未来学園を挙げる。」

 

 

 はい、自分もちゃっかり「Xファクター」に挙げさせて頂きましたけど、正直、上述の感じになるだろうなあと映ってます。南海学園さんについては、「5強」との差はガチであまりないところまで来ている感があって、同等のところに挙げようか迷ったほどです(Fブロックでなければ「5強」と同等に挙げていた可能性も充分あります)。

 

 正直、我ながら悔しいです。どの学校も、夏に最大の照準を合わせるので、夏こそ制度をできるだけ高めて分析したいのですけど、もともとこの6月下旬~7月上旬は、自分が特に忙しい時期の一つであることに加えて、この夏は特にそうであったので、このような感じにとどめてしまいました。申し訳なく思います。

 いずれにせよ、一つの参考になると嬉しいです、と思っております。

 

 

 いずれにせよ、自分もですけど、出場するどの学校も、持てる全力を尽くして、実り多い大会にできた、と思える感じでありますように、と強く抱きます。

 そして、今後とも、何卒よろしく御願い申し上げます。

【俺の甲子園】2021年7月上旬、きのくに未来学園の現況報告(その1。自分自身の現況。自チームの現況は大会終了後で申し訳ないです)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第37回は、

 「2021年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)」です。

 

 大会の展望記事は、これで「8回目」になります。

 (2019年春、2019年夏、2019年秋、2020年春、2020年夏、2020年秋、2021年春、今回。)

 

 「俺の甲子園和歌山展望総括」というカテゴリーから検索をかけて頂ければ、過去の大会展望記事を閲読できますけど、この「俺の甲子園和歌山展望総括」のカテゴリー該当記事を、一覧にまとめたものをリンク添付させて頂こうと思います(こうした方が恐らく手っ取り早いでしょう、と申しますか)。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 いまリンク添付させて頂いた、カテゴリーの一連の記事をまず参考にして頂けると、より読み進めやすくなるかなと思っております(基本、自分のブログ記事は、他の人に比してとても長い傾向ですから…)。

 

 今回のブログエントリーは、あくまでも、「きのくに未来学園(愛球人)の独断的な目線で」ということに御留意の上で読み進めて頂ければと思いますし、「個人的な想い」も少なからず混じっていることを御理解頂いたうえで、読み進めて頂ければと思います。

 (まあ「独断と偏見」全開であるのは、この展望記事ではもはや恒例かなではあるのですけど。)


 今夏の展望記事は、後述にて綴らせて頂きます。
 まずは、自分の現況について綴らせて頂きます。
 では、(その1)の本文に入ります。

 

 

 「4月7日水曜日」。これが、直近の自分のブログの最新記事のアップ日です。

 春季大会の終了後から、いまこうして、夏季大会の開幕時(自分の初戦は明日[7月4日日曜日]ですけど、和歌山の大会開幕自体は既に2日金曜日、つまり昨日になされています)まで、まさか1回も執筆できないことになるとは…、と。

 

 「環境の変化」。これは、自分がいま置かれている状況としてです。

 「仕事的な変化」(これ自体は昨年からわかっているし、現況ではある程度はコントロールしながらにはなっている。ただ、このコロナ禍の影響で、昨春の当初のイメージとは少なからず異なる感じになってるなあ…、とは正直感じていますが。)

 「家庭的な変化」(これは昨年1月以降、特に激変してることです。これにある程度以上の時間を割かざるを得ず[「独身とは」が正直な感覚です]、これが「俺の甲子園」及び「ハチナイ」の活動において少なからず支障になっています。かといって、逃れられないことがより心苦しい感じとしてあるのです。)

 「家庭的な変化」、少しだけ綴らせて頂くと、いろいろありまして(どういうことかは聴かないでね)、2人のおいの世話をすることになったんですよね。(自分も子ども時代は「手のかかる子ども」でしたけど、この「手のかかり」っぷりが、自分以上なんですよ。)
 「労力的な影響」は、まあ織り込み済みですし、自分は「子ども大好き人間」と自負してますので、それ自体は全然いいのです。むしろそれにより自分自身が成長させて頂いている感じでもありますから。

 むしろ問題は「時間的な影響」で、仕事的なことである程度時間を割くわけで、それとは別にこれですか…と。例えば2時間でも、12時間くらいに、いわば「果てしなく長く」感じることが正直少なからずあります。

 

 

 この6月4日、タブレットを購入させて頂きました。

 

 

 

 

 

 タブレットの購入は、いま手持ちのスマホ(これもこの夏のうちには、新しいスマホに買い替えようと思っていますが)が、ストレージがそもそもカツカツで、スマホとは別にタブレットが必要そうだなあ…、と感じるようになっていたからです。

 実際、タブレットを購入すると、ストレージを気にしないでよいのは、正直とても助かっています。でも一方で、電車の中で気軽にできる訳ではないことなど、いざ持つと制約もあるんだなあと。

 

 で、タブレット購入に合わせて、「ウマ娘」を、それから程なくして、「IDOLY PRIDE」を、それぞれ相次いでプレイ開始をしました。特に後者(IDOLY PRIDE)は、今年の1月クールのアニメ版で、ガチで感動でしたので、タブレット購入の理由の一つにもなりました。

 (楽曲の質もですけど、映像の質も完成度がとても高いですので、ああ、これはとても容量を食いそうだなあ…と。)

 

 

 ・ハチナイ、俺の甲子園(この2つがメインであることは今後も変わらない。やはり自分が最も性に合うのは「野球ゲーム」であると実感するので。この2つは自分的には「車の両輪」である感じです。)

 ・IDOLY PRIDE(音楽を楽しむ、物語を楽しむ意味でとても重宝だし、ハチナイのように「GM感覚」になり切れるのは、まさしく自分の性にとても合っている。ただ一方で、あくまでも「ゆるくマイペースで」の感じであり、「no.3」の位置付けに収まりそうな感が。)

 ・ウマ娘(「カレンチャン」「ハルウララ」「タイキシャトル」を楽しめればそれでよい。あと、資金が許せば「ニシノフラワー」を入手できればのイメージ[恐らく難しそうですけど…]。かつて「スターホース」を楽しんでいたので、自分の中ではこの延長線上としてあって。ただ一方で、能力的にも資金的にも、中長距離は自分には不向きと割り切っているので、「短距離」「マイル」のキャラを「時間のあるときにゆるくマイペースで」のイメージです。)

 

 

 およそ、このような感じですけど、「俺の甲子園」は、いま現況としては、

 

 ・戦力面(「2022年夏に全集中」のイメージの選手編成。今夏は「1~2勝」できればそれで充分のイメージだけど、今秋以降は和歌山での上位進出、特にUR投手があと1人入学に成功できれば「8強以上」をガチで狙えるイメージとしてある。

 いま、大賀(2年108)、谷村(2年145)、阿久津(2年140)の「3人」が「☆5のUR」。これに加えて、門田(1年132)[現在は「☆2」]、まだ見ぬ「1年のUR投手」を「☆3」にできればのイメージとしてある。)

 ・時間面(毎日のログインと練習は欠かさずしているが、試合ペースは、5月は「38試合」と積み上げられたけど、6月は「20試合」とペースダウン[公式戦本番の少し前からは試合数ペースを絞るのはいつも通りとはいえ、6月の上旬~中旬の試合数ペースの減少ぶりは、正直計算外。)

 

 正直、このような感じです。

 

 選手編成自体は、今春(2021年春)の「14人」に加えて、

 「4人の1年生」(門田[1年132]、佐久間[1年158]、山下[1年53]、大森[1年20])

 を加えた「18人」で今夏を戦います。

 3年生は、大中(3年20)、ただ1人。「1勝」を叶えたら、その次の試合で出場機会を持たせられれば、と思ってます。

 

 

 選手編成的には、これからの1年が(恐らく確実に)最大のピークになりますし、「2022年夏」、「8強以上の景色」を絶対に叶えたい、これがいまの大きなモチベーションになっています。
 時間的なことが、正直とてももどかしい。でもその一方で、

 「1年でも長く楽しみたい。」

 この想いも、いままで以上に強く抱く感じです。

 

 「もう限界かな…」の想いが脳裏をよぎることは、もう両手では足りない回数はあるだろうが正直な感じです。「いつか、時間的に厳しくなる時が来る」ことはわかっている訳ですけど、この「時間的なこと」との闘いの日々、が正直な感覚ですかね。

 正直、いまだと、これほど時間的に忙しくなるとは思っていなくて。ですけど一方で、「俺の甲子園」は、なんだかんだでこれからもゆるく楽しみ続けると強く感じています。

 

 ・「貴重なブラウザゲーム」であり、手軽にできること。

 (ストレージを気にせずに済む、これは精神的に大きい。)

 ・会社にとっての生命線。恐らく今後も数年は続くだろうの読み。

 (運営の「塩対応」ぶりには「激しく強い違和感」を抱くことも少なからずですけど。ちなみに「会社にとっての生命線だから、今後も数年は続くだろう」は「ハチナイ」にも同様のことが言えます。)

 ・「2022年夏」を終えれば、それからの数か月は恐らくペースを緩められるから。

 (「2022年度入学組世代」[5期生世代]は、「選手の頭数」を揃えられればそれで充分のイメージですので。)

 

 

 およそ、このような感じですけど、執筆ができていないのに、時折アクセス数を閲読しますと、毎日いくらかの閲読数があるのです。これ、とても嬉しいし励みになるんですよね。

 (まあ尤も、自分が「より書きたい」のは「ハチナイ」の一方で、「より需要があると感じる」のは「俺の甲子園」であるという「ジレンマ」が正直ありますが…。苦笑。)

 

 

 では、続きを、(その2)にて綴らせて頂きます。

 (その2)では、「きのくに未来学園目線、2021年夏季和歌山県大会、自分なりの展望編。」を、綴らせて頂きたく思います。

【俺の甲子園】2021年春季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線。その2。ブロック別の展望編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第36回)は、

 「2021年春季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)。」です。

 

 秋季大会、春季大会、夏季大会では、できるだけ「和歌山県大会の展望(全体展望編、ブロック別展望編)」のブログエントリーを書きたいと心掛けています。
 今回は、時間が確保できるか正直不安でしたけど(4日日曜日まで、自分がもう一つプレイしている野球ゲームの、ハチナイの公式戦[全国大会]に手一杯でしたので)、限られた時間の中で、自分なりに綴らせて頂きたいと思っています。

 

 大会の展望記事は、これで「7回目」になります。

 (2019年春、2019年夏、2019年秋、2020年春、2020年夏、2020年秋、今回。)

 

 「俺の甲子園和歌山展望総括」というカテゴリーから検索をかけて頂ければ、過去の大会展望記事を閲読できますけど、この「俺の甲子園和歌山展望総括」のカテゴリー該当記事を、一覧にまとめたものをリンク添付させて頂こうと思います(こうした方が恐らく手っ取り早いでしょう、と申しますか)。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 いまリンク添付させて頂いた、カテゴリーの一連の記事をまず参考にして頂けると、より読み進めやすくなるかなと思っております(基本、自分のブログ記事は、他の人に比してとても長い傾向ですから…)。

 

 今回のブログエントリーは、あくまでも、「きのくに未来学園(愛球人)の独断的な目線で」ということに御留意の上で読み進めて頂ければと思いますし、「個人的な想い」も少なからず混じっていることを御理解頂いたうえで、読み進めて頂ければと思います。

 (まあ「独断と偏見」全開であるのは、この展望記事ではもはや恒例かなではあるのですけど。)


 (その1)では「全体的な展望」「自校の展望」をテーマに執筆させて頂きました。

 では、この(その2)では「ブロック別の展望」をテーマに執筆させて頂きます。本文に入ります。

 

 

 まず、参考資料として、高倉学園和歌山さんが作成したトーナメント表を、リンク添付させて頂きます(有難うございます、拝借申し訳ないです)。

 

 

 

 

 

 (図解3)2021年春季和歌山県大会、8つのブロック別の展望(きのくに未来学園目線)。

 ((☆)は「全体的な展望編」で示した「有力20校」。(★)は「2019年秋~2020年新人戦の公式戦」で「8強以上」を1回は到達できている学校、(◎)は「2018年秋~2019年夏の公式戦」で「8強以上」を1回は到達できている学校。)

 

 

 Aブロック(2回戦[第1試合~第8試合])

 (中洲学園が他校を2歩ほどリード。「Xファクター」は古佐田丘。)

 ブロックシード(中洲学園[☆★]。第1シード)、準ブロックシード(ore[★]。第16シード)

 その他有力校(田邊商業、古佐田丘、高倉学園和歌山[◎])

 

 自身初の第1シードを掴んだ中洲学園さんが、このブロックの大本命です。正直、他校との差はかなりあると自分は感じてます。持ち味である圧倒的な打撃力は全国レベルといえます。特に林、矢野、佐藤祐の3人はLRクラスの強打者であり、脇を固める越智、鳥山、光永も他校ならば中心選手になり得る。課題の一つであった投手力も、ひと冬を超えて大きく上げてきました。相原、下山、小澤の「投手BIG3」の確立もですけど、投手力向上を顕著に示す存在が竹中で、☆5のSRですけど、☆3のURくらいの威力があると映ります。余力を残して8強に到達する可能性は正直結構大きいだろうなと。

 ですけど、中洲学園さんは本質的には攻撃型にかなり振ったチーム編成ですので(自分的にはとても好きです)、このような編成はドツボにはまるリスクも正直あります。他校にとってはそこに付け入る隙がある。

 伝統の投手力が健在の田邊商業さん、この1年ほどで力をつけてきているoreさん、経験値が不気味である高倉学園和歌山さんも、このブロックにいます。ですけど自分が、中洲学園さんにワンチャン対抗できるかもと読んでるのは、今大会で数少ない新興学校である古佐田丘さんです。

 まだ創設1年と若く、全員が新2年生で、投手層がやや薄い感はありますけど、チームの熟成度はそれ自体が大きな強みです。昨春の時点での南海学園さんに近い感じを、自分は抱いてます、これからが楽しみであると。エース赤井は県内有数の実力者ですし、打線も「点を取る形」を持っている、特に末永、喜田は有能なポイントゲッターです。

 順当ならば、古佐田丘さんは中洲学園さんと4回戦での対戦になります。この4回戦での対戦はむしろプラスになる、ワンチャン波乱を起こせるかもと。逆に中洲学園さんはここを突破できれば一気に8強に辿り着けるだろうと自分は読んでます。

 

 

 Bブロック(2回戦[第9試合~第16試合])

 (最激戦区その1。南海学園がやや優勢だが、森音、桐蔭2の打撃力も魅力。)

 ブロックシード(南海学園[☆★]。第8シード)、準ブロックシード(森音[☆]。第9シード)

 その他有力校(桐蔭2[☆★]、耐久)

 

 激戦区の一つです。接戦、特にロースコア勝負に無類の強さを持つ南海学園さんがこのブロックの本命と読んでます。昨秋時点までは「見た目の戦力値以上に試合巧者感がすさまじい」という感じでしたけど、ひと冬を超えて戦力値がついてきています(見た目の戦力値よりは、覚醒数を1つずつ増やして解釈した方がよいかもです)。エースの村上、主砲の荻原、横田といった絶対軸の存在に加えて、チームの熟成度の高さは和歌山でも屈指といえます。直近4大会のうち3大会で8強以上に到達しているチームがほぼそのままですし、この南海学園さんが試合巧者ぶりを活用できれば、突破の可能性は正直高いでしょう。

 ですけど、他校の勝機も決して低くはないと思ってます。打撃力と走力に自信を持つ森音さんは、この1年半ほどは高い攻撃力を堅持し続けてきました。あとは公式戦での結果だけと映りますし、昨夏に比して投手力や守備力も向上の感があり、対抗1番手といえるでしょう。攻撃力に全振りで破壊力と危うさが共存だけどそれがむしろ魅力の桐蔭2さんも面白い存在です。正直投手力とのアンバランスさが顕著でもありますけど、単純な攻撃力は和歌山でもトップ8に入るかもといえるほどにとても魅力的です(かなり尖った現チームの編成は、とても自分好みです。南海学園さんとの相性はあまりよくない感はありますけど、正直期待しています)。

 投手層に優れる耐久さんも、8強到達の可能性は十分あり得ると映ります。走攻守のバランス感が行き届いている感があり、大崩れのリスクは対抗勢力の中では恐らく最も小さい感があります。

 ただ、いま挙げた3校はいずれも南海学園さんと5回戦での対戦になるのですけど、それまでに「潰し合い」になります。南海学園さんにとっては、より優勢感が増すことになるのかなと。単純な戦力値でいえば激戦区の感ですけど、南海学園さんがやや優勢、いや一歩リードである、これが自分の正直な解釈です。

 

 

 Cブロック(2回戦[第17試合~第24試合])

 (クロマティが本命だが、ヒマラヤ、きのくに未来学園など曲者が揃う。)

 ブロックシード(クロマティ[☆★◎]。第4シード)、準ブロックシード(ヒマラヤ[☆★]。第13シード)

 その他有力校(きのくに未来学園[☆]、和歌浦[★◎])

 

 「見た目の顔触れ以上に、クロマティさんの優勢感が強い」、これが自分の解釈です。かつてのクロマティさんは、いわば攻撃力により重きを置きながらも、ツボにはまると勢いが加速していく感じのチームでしたけど、この1年で投手力や守備力が大きく向上して、「より計算できる」チームにステータスを上げた感があります。見た目の戦力値以上にリードの距離感は大きいだろうなと。

 千葉、清水という「投手の2枚看板」、それと主砲の吉野龍はLRクラスです。全体的なバランスでいえば、樂月さんに最も対抗できる最有力はむしろクロマティさんと映ってます。野口、中島、井戸など脇を固める打者も質が高く、どのような展開にも高いレベルで対抗できる。相手校の立場としては「突破口が探しづらい」。

 ただこのブロックは、曲者が多いことも特徴で、クロマティさんにとって楽ではないのではと映ります。対抗の1番手はヒマラヤさんで、大型二塁手の川本や強打の薗部、出塁特化型の畔柳など、攻撃力の質が高くビッグイニングを狙えます。やや投手力に不安はありますけど、ツボにはまれば8強到達は決して非現実的ではないかなと。経験値と試合巧者ぶりに優れる和歌浦さんも手強い存在です。

 きのくに未来学園(自分)も「Xファクター」になり得る感じではありますが、投手層の薄さ、駆け引きの不得手さが不安要素です。エース大賀、出塁特化型の谷村など、数人の好タレントへの依存度が強く、それが勢いか危うさかどちらに作用するのかと。クロマティさんとは4回戦での対戦ですが、辿り着けるのか自体が正直不安です。

 

 

 Dブロック(2回戦[第25試合~第32試合])

 (若さと勢いの栄西が1歩半リードだが、経験値の次元は手強い存在。)

 ブロックシード(栄西[☆★]。第5シード)、準ブロックシード(次元[☆★◎]。第12シード)

 その他有力校(県立和智弁[★]、明秀学園和歌山[★])

 

 18人中17人が新2年生であり、昨年11月の新人戦の優勝メンバーがほぼそのままで「5強」の一翼に辿り着いた栄西さんがこのブロックの本命です。塩入、安達、倉田の「投手BIG3」の存在は、それ自体がチームに計算をもたらせますし、大型三塁手の高橋は、自分は「和歌山最強打者」と解釈してます。今尾、内海など脇を固める打者の質の高さも魅力的です。「新2年生世代が中心」であることは自分と共通していますけど、自分とのチーム力の差は想像以上に大きく、「こうなりたいのに、羨ましい」と感じますし、その分期待感も正直大きいです。

 ただ、ひと冬を超えての強化の意味ではやや不安感があり、他校にとってはそこに付け入る隙がある。ですけど栄西さんは組み合わせ運を味方につけた、他校とは1歩半ほどの大きな差がある、余力を持って8強に辿り着く可能性は充分にあるだろうというのが、自分の正直な解釈です。

 対抗勢力になり得る学校を挙げるならば、最有力は次元さんです。投打のバランスに優れており、経験値の高さも大きな強みです。2019年新人戦4強のメンバーが新3年生になった明秀学園和歌山さんもこのブロックの有力校でしょう。昨秋に4強入りした県立和智弁さんも面白い存在ではありますけど、投手層の薄さは小さくない不安要素です。

 

 

 Eブロック(2回戦[第33試合~第40試合])

 (樂月が他校を2歩ほどリード。難敵は神島第二、エースが立てばワンチャン?)

 ブロックシード(樂月[☆★◎]。第2シード)、準ブロックシード(保田。第15シード)

 その他有力校(神島第二[☆]、多田[★])

 

 樂月さんがこのブロックの安定の大本命です。第1シードからは陥落しましたけど、8強到達に余力を持って到達という意味ではむしろプラスかもという組み合わせになったと映ります。正直、他校とは2歩ほど、いや恐らくそれ以上といえる大きな差があり、特にその投手力はむしろ威力を増した感があって攻略はとても難しそうと。

 小林、菊地聖、横江など「18人枠」の投手は5人全員がLRクラスです。打撃力は少し落ちましたがそれでも充分に強力で、守備力はむしろ向上させており、「5点取れば高確率で勝利できる」、いわば樂月さんが元来得意とする「先行逃げ切り」をより具現化できる編成になっています。絶対的4番の鈴木徹をはじめ、松本、菊池龍、福井など打者のタレント力も健在です。

 他校の中で樂月さんの鉄壁を崩す可能性があるならば、「和歌山最強投手」かもと映る絶対エースの亀山を擁する神島第二さんでしょうか。順当ならば樂月さんとは5回戦での対戦ですけど、実現した場合にどのように対峙するのかはとても興味深いです。他には、着実に力をつけている保田さん、昨夏4強メンバーが多く残る多田さんも有力校ではあります。

 樂月さんに対して付け入る隙があるとすれば、そのスロースターター傾向です。ただこれは裏を返せば、軌道に乗ったら攻略はより至難を極めるともいえる。正直、8強までに崩れる可能性は小さいと映りますが、どうなるでしょうか。

 

 

 Fブロック(2回戦[第41試合~第48試合])

 (隠れた激戦区。花巻西、亮太ミラクル学園、山東など群雄割拠の感が。)

 ブロックシード(尾花[☆]。第7シード)、準ブロックシード(花巻西[☆]。第10シード)

 その他有力校(山東[☆★◎]]、亮太ミラクル学園[☆★◎])

 

 「多くの学校に勝機があるブロック」。自分がこのブロックに入ったら、「あっ、最もチャンスがある」と感じたでしょう。ですけどよく見返すと、「うわあ、相手にしたくない学校が入ってるよ」でもあるのです。

 「相手にしたくない学校」、それが亮太ミラクル学園さんです。その試合巧者ぶりは、和歌山では南海学園さん、紀伊國さんと共に並び立つ存在といえます。単純な見た目の戦力値以上に、特に接戦に部類の強さを持つ。「逆転の亮太ミラクル学園」といってもよいです。2018年夏以降、「11大会連続で4回戦到達を継続中」で、このうち3回は8強到達、しかも春季大会は2019年、2020年のいずれも8強到達を叶えています。石黒、井上などを中心に「点を取る形」を持っていることが特に大きな強みでしょう。

 ただ、このブロックでの最有力校は、自分は花巻西さんを挙げます。大森、坪内という「打の2枚看板」が最大の長所ですけど、投打共に能力上昇値がとても高く、無課金とは思えない感じです(勿論、自分なりの誉め言葉のつもりです)。現3年生は1期生世代であり、チームの熟成度は和歌山で随一であることも大きなプラスです。あとは公式戦での結果だけ、正直そう感じてます。

 とはいえ、花巻西さんにとっては必ずしも順風とは言えません。というのも、順当ならば3回戦で亮太ミラクル学園さんとの対戦です。ここで消耗度を食われて、その次戦の4回戦では順当だと山東さんとの対戦になります。山東さんの経験値は和歌山では樂月さんと共にもはや名物的存在であり、現チームは「戦い方の引き出し」という強みを強調できるバランス型になっています。投手層でならば花巻西さんをむしろ上回るかもです。

 そう考えると、消耗度も考慮すれば尾花さんの勝機も充分にあります。純粋な総合的な戦力値でならば花巻西さんと大きな差はなく、しかも花巻西さんなど3校とは5回戦での対戦になるので、それまでの消耗度では尾花さんのアドバンテージといえる。正直、「多くの学校に勝機がある可能性が最も高い面白いブロック」といえます。

 

 

 Gブロック(2回戦[第49試合~第56試合])

 (最激戦区その2。那智勝浦がやや優勢だが、貴志川、紀伊國など難敵が集結。)

 ブロックシード(那智勝浦[☆★]。第3シード)、準ブロックシード(貴志川[☆★]。第14シード)

 その他有力校(紀伊國[☆★]、八幡神社[☆★])

 

 このブロックとBブロックを「最激戦区」に挙げましたけど、「そのハード度合いはこのブロックの方がよりきついであろう」、これが自分の正直な解釈です。

 見た目の戦力値は、那智勝浦さんがリードしていると映ります、やはり「5強」の一翼ですし、投打に超強力な軸を擁している。ですけど、貴志川さん、紀伊さんという見た目の戦力値以上の試合巧者勢が同居しており、着実に力をつけている八幡神社さんも絡む、ここにこのブロックのハードさがあります。

 ブロックの本命は那智勝浦さん。谷、多田の「投の2枚看板」はLRクラスであり、実際に今春の選抜大会出場の原動力になりました。打撃陣も藤吉、浜砂、下村とこちらもLRクラスの打者を3人擁しており、「点を取る形」が明確にあります。「5強」の中でも機動力や小技を特に積極的に活用する特徴を持つこともプラス要素です。対抗勢力に挙げる貴志川さんなど3校とは、いずれも5回線での対戦になる、つまりそこまでは消耗度を気にする必要が恐らくさほどないことも正直大きいです。

 とはいえ、特に対抗勢力の1番手といえる貴志川さんは、このひと冬を超えてブロックシード級の実力校になった感があります。とりわけ大きな強みが、小林、大橋、新納など質量ともに豊富な投手力です。その時々に応じて複数の選択肢の中から判断できる、これ自体がプラスとしてあること。打線の破壊力にはやや欠けるかもですけど、4番の遠山という明確な軸を擁していますし、むしろ守備力を含めたバランスに優れる、いわば「大崩れしないチーム」になっています。これに加えて、選手の能力上昇値がすさまじい(打者の上昇値が大きいチームは無課金でも何校かいますけど、投手の上昇値が大きいことがより特筆です)、見た目の戦力値よりは、覚醒数を1つずつ増やして解釈した方がよいかもです。

 これに加えて、紀伊さんの存在も手強いです。確かに見た目の戦力値、特に打線の破壊力は昨春の準優勝時に比してだとやや落ちているかもですけど、投手力はむしろ向上させていますし、何よりも接戦に絶対の自信を持つ。実は今回の組み合わせで特に驚いたのが、紀伊國さんのシード順位の低さでした(46番目)。また、投手層に自信を持ち、着実に力をつけてきている八幡神社さんも、8強到達のチャンスは決して低くないと映ってます。

 

 

 Hブロック(2回戦[第49試合~第56試合])

 (海草中学が1歩リードだが、JAわかやまは「Xファクター」になり得る。)

 ブロックシード(海草中学[☆★◎]。第6シード)、準ブロックシード(XXXXX。第11シード)

 その他有力校(和歌山和歌山[◎]、JAわかやま)

 

 このブロックの本命は、海草中学さんです。特に「絶対的エースの江見」「強力な中軸トリオ(村沢、大島、古屋)」、「経験値の高さ」という明確な強みを持っています。見た目の戦力値は昨春よりもやや落ちているかもですし、公式戦での安定性で「All o Nothing」に近いほどの振り幅の大きさで他校に付け入る隙があるかもですけど、ツボにはまったときの破壊力のすさまじさは既に実証済みですし、特に春季大会に滅法強い、これ自体が大きなプラスです(2019年春は優勝、2020年春は8強)。正直、この春季大会の強さが組み合わせ運を引き寄せた感がある?と映るほどに、他校とは1歩ほどのリード感があります。

 対抗勢力になり得る学校を挙げるならば、その一つは和歌山和歌山さんです。見た目の戦力値は海草中学さんとやや差がありますけど、「接戦での強さ」は海草中学さんと同等以上といえますし、「点を取る形」を持っていることも強みです。組み合わせ運という意味では、海草中学さんと同じようなことが言えますし、「健在の狼煙」の絶好の機会といえるかもと。

 それ以上に面白い存在に映る「Xファクター」はJAわかやまさんです。大澤、中田など打者の質が高く「点を取る形」が明確にあり、加えて「絶対的エースの大倉」の存在も大きなプラスです。投手層については、海草中学さん、和歌山和歌山さんをやや上回ると映る(正直、組み合わせ抽選の以前では「見落としていた存在」でした、ごめんなさい)。公式戦での経験値という意味でやや不安はありますけど、チームの熟成度はこれを補って余りあるといえる。ツボにはまれば一気に勢いに乗るかもと映ります。海草中学さんとの対戦が順当ならば4回戦であることもプラスといえるでしょう。

 

 

 およそ、このような感じですけど、ざっくりとした感じでまとめてみましょう。

 

 

 (図解4)2021年春季和歌山県大会、8つのブロック別の展望を概要化すると…。

 

 Aブロック(◎中洲学園、△古佐田丘、▲田邊商業、ore、高倉学園和歌山)

 (中洲学園が他校を2歩ほどリード。「Xファクター」は古佐田丘。)

 Bブロック(◎南海学園、◇森音、桐蔭2、△耐久)

 (最激戦区その1。南海学園がやや優勢だが、森音、桐蔭2の打撃力も魅力。)

 Cブロック(◎クロマティ、△ヒマラヤ、きのくに未来学園、▲和歌浦

 (クロマティが本命だが、ヒマラヤ、きのくに未来学園など曲者が揃う。)

 Dブロック(◎栄西、△次元、▲明秀学園和歌山、県立和智弁

 (若さと勢いの栄西が1歩半リードだが、経験値の次元は手強い存在。)

 Eブロック(◎樂月、△神島第二、▲保田、多田)

 (樂月が他校を2歩ほどリード。難敵は神島第二、エースが立てばワンチャン?)

 Fブロック(◎花巻西、◇亮太ミラクル学園、山東、△尾花)

 (隠れた激戦区。花巻西、亮太ミラクル学園、山東など群雄割拠の感が。)

 Gブロック(◎那智勝浦、◇貴志川、紀伊國、△八幡神社

 (最激戦区その2。那智勝浦がやや優勢だが、貴志川、紀伊國など難敵が集結。)

 Hブロック(◎海草中学、◇JAわかやま、△和歌山和歌山)

 (海草中学が1歩リードだが、JAわかやまは「Xファクター」になり得る。)

 

 

 いずれにせよ、自分もですけど、出場するどの学校も、持てる全力を尽くして、実り多い大会にできた、と思える感じでありますように、と強く抱きます。

 そして、今後とも、よろしく御願い申し上げます。

【俺の甲子園】2021年春季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線。その1。全体的な展望編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第36回)は、

 「2021年春季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)。」です。


 秋季大会、春季大会、夏季大会では、できるだけ「和歌山県大会の展望(全体展望編、ブロック別展望編)」のブログエントリーを書きたいと心掛けています。
 今回は、時間が確保できるか正直不安でしたけど(4日日曜日まで、自分がもう一つプレイしている野球ゲームの、ハチナイの公式戦[全国大会]に手一杯でしたので)、限られた時間の中で、自分なりに綴らせて頂きたいと思っています。



 大会の展望記事は、これで「7回目」になります。

 (2019年春、2019年夏、2019年秋、2020年春、2020年夏、2020年秋、今回。)

 

 「俺の甲子園和歌山展望総括」というカテゴリーから検索をかけて頂ければ、過去の大会展望記事を閲読できますけど、この「俺の甲子園和歌山展望総括」のカテゴリー該当記事を、一覧にまとめたものをリンク添付させて頂こうと思います(こうした方が恐らく手っ取り早いでしょう、と申しますか)。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 いまリンク添付させて頂いた、カテゴリーの一連の記事をまず参考にして頂けると、より読み進めやすくなるかなと思っております(基本、自分のブログ記事は、他の人に比してとても長い傾向ですから…)。

 

 今回のブログエントリーは、あくまでも、「きのくに未来学園(愛球人)の独断的な目線で」ということに御留意の上で読み進めて頂ければと思いますし、「個人的な想い」も少なからず混じっていることを御理解頂いたうえで、読み進めて頂ければと思います。

 (まあ「独断と偏見」全開であるのは、この展望記事ではもはや恒例かなではあるのですけど。)


 では、展望記事はいままでと同様に、「全体的な展望→ブロック別の展望」とさせて頂こうと思います。本文へと入らせて頂きます。

 

 

 まず、大会の展望記事の執筆にあたり、組み合わせ抽選の結果(対戦カード)を、リンク添付させて頂くことからはじめます。

 

 

 (その1。2021年、春季和歌山県大会1回戦[その1。1試合目~34試合目]。)

 

orekou.net

 

 

 (その2。2021年、春季和歌山県大会2回戦[その1。1試合目~50試合目]。)

 

orekou.net

 

 

 (その3。2021年、春季和歌山県大会2回戦[その2。51試合目~64試合目]。)

 

orekou.net

 

 

 今回の、「2021年春季和歌山県大会」、参加校数は「162校」。

 「2018年春(139校)→2018年夏(175校)→2018年秋(201校)→2018年新人戦(179校)→2019年春(206校)→2019年夏(206校)→2019年秋(209校)→2019年新人戦(180校)→2020年春(202校)→2020年夏(196校)→2020年秋(180校)→2019年新人戦(144校)→2021年春(162校)」

 になります(新人戦とは、「1年生大会」のこと)。

 

 これを春大会のみ抽出すると、

 「2018年春(139校)→2019年春(206校)→2020年春(202校)→2021年春(162校)」

 になります。

 

 「参加学校数が減少傾向にある」こと。これは「2019年夏」をピークにそこからは横ばい傾向で、「2020年春」を境に現在の減少傾向になっています。

 「和歌山の学校一覧」は定期的な頻度で閲読するようにしていて、3月初旬の時点では、自分は「『150校』に届くかどうか」という見立てでいました。

 

 ですので今回の「162校」という学校数は、「思ったよりも減らなかったなあ」、これが自分の正直な感覚です。参加学校の顔触れも、いつもの顔触れは揃っているなの感じで(活動休止の学校は、主だったところでは町田さん、海南アカペラ第七さん[後者は引退]。新興学校は、古佐田丘さん、JAわかやまさんでしょうか[後者は活動歴はそれなりにあるが、ひと冬を超えて力をつけてきた感が])。

 

 今回、アップさせて頂くタイミングが、1回戦が始まった日の夜で申し訳なく思います(先述でも言及したように、単に自分のリアルの時間の関係からです)。
 まあ、和歌山は参加学校数がわりと少ない部類ですので、県内で割と名前が通っている学校はほとんどが2回戦からの参加ですけど(ぱっと見た限り、1回戦からの参加学校で「えっ、ここが?」という学校は正直、市立和歌山さんくらいでしょうか。まあ実は、1回戦から参加の学校の中には、練習試合で試合を積ませて頂いている学校もいくつかいるのですけど)。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 3月22日にアップした「和歌山の勢力図の最新版分析」。このとき、有力校10校(5強+第2集団)として、下記の学校を挙げました。

 

 「5強」→「樂月、中洲学園、那智勝浦、クロマティ栄西

 「第2集団」→「貴志川、南海学園、森音、花巻西、紀伊國」

 

 組み合わせ抽選を見ると、実はこの「有力校10校」はほぼきれいに分かれました。第8シード以内の学校の顔触れも、およそ納得の感じではあります。ですけど全体的な組み合わせ結果を見渡すと、少し驚きを感じたブロックがあったことも正直な感覚です。

 では、全体展望へと話題を進めます。

 

 

 (図解1)2021年春季和歌山県大会、全体展望編(きのくに未来学園目線)。

 

 「2018年夏季大会。このときからおよそ3年近く、『絶対王国』を築いてきた学校、樂月。投打共に圧倒的な戦力を擁し続けて、それは他の追随を許さない領域と思われていた。特にこの1年はこれをより強固としており、2020年の公式戦での敗北は新人戦決勝の1回のみであった。
 しかし、この2021年春季大会。『絶対王国』建設以降で、かつてない最大の包囲網が形成されて迎えることになる。樂月の戦力値は昨春のときと変化はないが、ライバル学校がより成長しているからだ。実際、先日の選抜大会は、那智勝浦が出場、この1年強で急速に力をつけた学校である。

 

 『5強時代』。この2020-2021シーズンの和歌山の高校野球は、この勢力図といえるだろう。『5強』とは『樂月、中洲学園、那智勝浦、クロマティ栄西。いま挙げた学校は、樂月との実力差はかつてよりも確実に縮まっており、絶対王国を突破する可能性は決して低くはない
 尤も、今回も樂月は本命の座に変化はない。特に絶対王国の形成の原動力であり続けた投手力は、登録の5人全員がエース級の実力者であり、打線が5点取れば高確率で樂月ペースに持ち込めるであろう。で、5点取るための打撃力は依然として保持できており、特に鈴木徹、松本という絶対軸の存在は大きい。

 

 樂月『最強の盾』であり続けている。しかし今季の和歌山には、真っ向から対抗できる『最強の矛』がいる、それが中洲学園である。林、矢野、佐藤祐という全国レベルの強打者を3人擁するなど打撃陣は壮観であり、ビッグイニングを見込める。その打撃力は樂月の強力投手陣から5点取る可能性は決して低くないし、投手力もひと冬で大きく向上させて、守備にやや不安があることを考慮しても、接戦に耐え得るレベルに仕上げてきたといえる。
 谷、多田、藤吉など投打に強力な軸を擁して、この選抜大会に出場した那智勝浦、投打に総合的な質の高さを持ち、戦い方の引き出しを増やしてきた感のあるクロマティも、樂月や中洲学園との実力差はさほどない。大半が新2年生だがその分熟成度が高く、昨秋の新人戦決勝で樂月に勝利して優勝した栄西も投打に質が高くて強力であるといえる。

 

 『5強』を追走する、いわば上位進出を狙う学校は恐らく10校前後が挙がるであろう。
 その筆頭は南海学園。純粋な戦力値は5強とはやや差はあるが、エース村上、主砲横田という絶対軸を原動力に、この1年は常に上位進出を遂げて、昨秋は樂月とロースコアの激闘の末の準優勝であった。これと比肩するのが質量共に強力な投手力を擁する貴志川。両校に共通するのは接戦、特にロースコア勝負に自信を持ち、大崩れのリスクが小さいことにある。やや得点力に不安はあるが、ポイントゲッターに1回でも多く得点圏で回せれば上位進出、さらにその上への到達は決して不可能ではないといえる。

 

 森音花巻西はひと冬を経て大きく力をつけており、特にハイスコア勝負に大きな自信を持つ。ひと冬で大きく成長を遂げて投打に粒揃いの尾花は組み合わせ運を味方に付けられると面白い。総合力と経験を高いレベルで併せ持つ海草中学次元山東、試合巧者ぶりに卓越する紀伊亮太ミラクル学園、投手層を特徴とする八幡神社も上位進出戦線に顔を出せるチーム力を堅持している。
 打撃型に全振りのヒマラヤ桐蔭2、絶対的エースが生命線であるきのくに未来学園神島第二といった『尖った学校』も、大会を沸かせる存在として要注目といえる。『ツボにはまる』展開に持ち込んで上位進出の可能性を高めたい。」

 

 

 今回は、「5強」+「第2集団」+「要注目校」の合計が「20校」になります。今回は、要注目校に我が校(本校。きのくに未来学園)も入れました。層という意味では正直とても心許ないですけど、数人の選手は和歌山でも有数の実力者としてあること(エース大賀、1番谷村、3番阿久津、4番近藤)。その意味では上位進出戦線をかき回す可能性はある、特に大賀と、神島第二のエースの亀山(20200193)は、和歌山で有数の強力な投手能力ではあるので、それで今回入れた感じです。

 大賀は「☆5のUR」ですけど、亀山は「LR投手」です(これは和歌山では唯一)。亀山と共に、和歌山では貴重なLRである川本(20190196。二塁手だが遊撃手での起用もある。いわゆる「出塁特化型」)を擁するヒマラヤも、どこまで行けるか個人的にはとても注目しています([その2]で言及しますが、実は自分とヒマラヤさんは同じブロックです)。

 

 それと、第3集団や要注目校からは外してますけど、総合的な能力値でならばこれと同等と感じている学校が複数います(捕手に本職を入れていないと考えられる学校は、今回はここから外してます)。遊撃手は、本職が二塁手あるいは三塁手である選手を入れているケースが上位校でも結構ありますけど、捕手は本職が基本という傾向があるんだろうなあと自分は感じているんですよね(甲子園を目指すという意味でであって、県の上位進出が目標という意味でだと、確かに一つの方法かもではあるのですけど)。

 

 

 で、(その2)でも言及しますけど、実は今回、第1シードは中洲学園さんが獲っています。これは恐らく、中洲学園さんが打者をより重点的に強化していることが功を奏した(?)、と自分は解釈していますけど(それと、純粋に練習及び試合による選手能力上昇値が高いことも大きいです。正直、ここまで伸ばせるのかと)。

 樂月さんが第1シードから陥落するのは、現在の学校ステータスになってからは事実上初めてです(独特のシード順である夏季大会はここではカウントしません。ちなみに「2017年新人戦」からずっと第1シードでした)。今回の全体展望の書き出しは、このことが正直影響しています(尤もそれでも「第2シード」ですし、戦力的には中洲学園さんに劣っているとは思わない、むしろ投手力については強力さを増している感さえありますけど)。

 

 

 では、ブロック別の展望は後述で言及するとして、自分自身の展望を綴らせて頂こうと思います。

 

 

 (図解2)「きのくに未来学園」、2021年春季和歌山県大会の展望。

 

 「『2022年夏の県8強以上(願わくは優勝)を目指す』、3期生中心の代での3回目の公式戦。『76番目(2020年秋)→第9シード(2020年新人戦)』ときて、今回は『第29シード』。『UR☆5』が2人、『UR☆3』が1人なので32番目以内にはいて欲しいと思っていたので、その意味では正直ほっとしている。

 現実的には『初戦突破(初戦は2回戦)に全集中』。理由は単純で、投手層の不安、打撃陣が総じて貧打傾向にあること(2月下旬以降は徐々に改善傾向にはなってきたが)が大きい。願わくは『4回戦到達』(これが一つの目標とはずっと思っているので)ができればとは思っているけど、この3期生の代になってから公式戦は2回のいずれもが初戦敗退であるので、なおさら初戦突破への思いが強い。

 故に、初戦(2回戦)の先発投手はほぼ決めている(ネタバレかとほぼ同然なのでリスクはあるが、背に腹は代えられないから)。あとのことは、初戦突破が叶ってから考える、いまはこれが正直な感覚としてある。」

 

 

 選手陣容は、3月22日に発表した「14人」でそのまま確定で、新1年生は入れていません(ただし、大会終了後に即起用を考えている選手は既に2人ほどいますけど。新1年生のことは、大会終了後に機会があるときに言及したいと思っています)。

 で、「投手no.2」が、浜口(20200052。☆5)あるいは大中(20190020。☆5。唯一の新3年生)になります。これに加えて、救援特化型の小野瀬(20200020。☆5)、2月以降に先発投手の経験を積んでいる左腕投手の佐々木渓(20200053。☆5)も絡んでくる感じです。いま挙げた中から「もう一人の先発投手」、及び、「大賀が先発のときの2番手起用の投手」を決めていく感じですけど、正直、いろいろな選択肢を頭に巡らせている感じです。

 

 「絶対的エース」である大賀。「存在自体が戦術」、これは実感として強く感じています。時折「炎上癖」を起こすことがあるので、本番でそれを発動させないでねとは思いますけど。

 ですけどむしろカギを握ると考えているのは、打撃陣です。そもそも自分は「天を取らなければ勝てない」という野球観を持っていますので。

 

 1番:谷村(「出塁特化型」の理想型。盗塁能力の高さも◎)

 3番:阿久津(「B-C-A」の能力値に。ポイントゲッターとして開眼できるか)

 4番:近藤(絶対的な「ポイントゲッター」。得点圏の場面を多く創出したい)

 

 はっきりと明確な軸はいます。これに加えて、2番の横田も「つなぎの能力」は高い信頼性を持てていますし、5番の村山は、勝負強さが魅力の中距離打者です(たまに一発もあります)。「点を獲る」形は見えてきている、この状況で本番を迎えられてはいます。

 

 とはいえ実は、今回は結構厳しいブロックにいます。だからこそなおさら、初戦突破にまずは全集中、あとのことはそれから考えよう、これが正直な気持ちです。

 勝ち進むことが叶えば、4回戦でクロマティさんとの試合になります。自分の中では、ずっと目標にしてきた学校の一つですし、もしもそこに辿り着いたら、どのような起用方法にしようかは、実はほぼ決めています。まあ、もしも奇跡的に勝てれば、次の5回戦ではもう余力は残っていなさそうな気はしますけど(正直それほどに、クロマティさんとのチーム力の差は大きいと思っていますから。そもそも初戦を突破できたとして、どうやって3回戦を突破しようかの思案になるでしょうし)。

 「いままで培ったことを信じよう」、そして「目の前の試合に対してできる全力を尽くすこと」、自分としては、正直そう強く思ってます。

 

 

 では、続きを、(その2)にて綴らせて頂きます。

 (その2)では、「きのくに未来学園目線、2021年春季和歌山県大会、ブロック別の展望編。」を、綴らせて頂きたく思います。

【俺の甲子園】2021年3月末、新年度開幕前夜、いま正直に感じていることの雑感。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第35回)、今回のテーマは、

 「きのくに未来学園、2020年3月末、新年度開幕前夜、いま正直に感じていることの雑感。」です。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 いま、2020年3月31日のときの、今回と同様の趣旨のブログエントリーをリンク添付させて頂きました。ですので今回もつまりと申しますか、今回のブログ記事の趣旨は、いわば「タイトルの通り、読んで字の如く」の感じになります。そう、「現時点でのありのままの素直な気持ち」をここで伝えたいと思い、執筆させて頂きます、ということです。

 今回は、「俺の甲子園」に内容を絞って、の感じになります。つまり「ハチナイ」については、今回は言及しません。これは、「ハチナイ」はいま、公式戦(全国大会)の最中であるから(3月29日月曜日~4月4日日曜日が今回の開催期間)が正直大きいです(それにハチナイのことにも言及するとより長くなることが目に見えているからでもありますし、選手補強が進みそうなのが少し先になりそうだからもあります)。

 

 「俺の甲子園」は、「4月1日」、つまりリアルの新年度と共に新シーズンの開幕になります(「ハチナイ」は事実上、「◎周年」になる「6月27日」が新シーズンの開幕といえる)。

 では、本文の執筆に入ります。

 

 

 「学校史上最大規模の投資」。2020年度入学組世代、つまり「3期生世代」は、この世代でした。この過程で、正直に述べれば、自分自身、

 「『中課金』にどっぷり突入になってしまった。」

 ぶっちゃけますと、この感じになります。つまり、「微課金」のままではできなくなってしまった、これが正直な感じです。

 

 「2022年夏の『県8強到達』、ワンチャン願わくは『甲子園到達』」

 

 これを全力で目指す。そう心に決めた、「2020年春」。

 しかし現実は、選手補強は思うようにできませんでした。

 「☆5のUR」が2人(大賀[108]、谷村[145]])。「☆3のUR」が1人(阿久津[140]])。

 (阿久津は1つが重複で出たことも正直大きかった。)

 特に大賀は、俺甲の参加者(監督)ならば多くの人間が夢見るであろう「左腕投手のUR」、しかも「確実に当たり」といわれている「108」です。

 しかしその一方で、大賀で運を使いきったかの如く(そもそも大きなポイントと思っていた「4月~6月」で、特に打者でまともに戦力化できる選手が「近藤(63)、横田(172)、村山(89)」の「3人」にとどまったこと自体が大きな誤算でした)、構想はとにかく狂う一方でした。

 

 ・UR投手がまさかの1人のみに。

 (厳密には2人目[安原。98]もいたが、全く機能せずにあっさりと引退に。)

 ・貧打に苦しみ続けた。

 (2月の谷村の入学以降は幾分かは改善傾向だが、それまでは「これは自分が目指す野球ではない」と感じてしまう、低得点のオンパレードでした。横田が出塁するけど、返すことができない場面が多くあった。)

 ・最終的には、捕手、遊撃手はSR選手に。

 (「使えないURよりは、使えるSRをより重視する」が自分のチーム方針とはいえ、特に守備面での生命線といえる捕手、遊撃手がSR選手が収まるとは、正直全く想像していませんでした。最終的な正捕手は関田[56]、正遊撃手は湯本[79]です。)

 ・信頼できる「投手no.3」がR投手の小野瀬(20)に。

 (SR投手は、浜口[52]が「no.2」、佐々木渓[53]と稲山[49]で「no.4」を争う現状。小野瀬は「救援特化型として高い信頼」を入学直後から掴んでいたけど、これほど重要性が高いチーム編成になるとは正直思っていなかったのも正直な感覚です。)

 

 結果、現状では、和歌山を代表する選手(最強投手になり得る大賀、出塁特化型としてとても頼れる谷村、長打力と走力を高次元で兼備できる阿久津、SRながらも高い強打を誇る近藤)を何人か擁しているものの、全体を総合すると、

 「2回戦突破に全集中。もしかしたら1回戦スタートの可能性も。」

 これが現陣容のありのままのチーム力と感じています。少なくとも「4回戦到達」と強気で言える陣容とは言えないよなあ…、と。

 

 

 (図解1)「俺の甲子園」、きのくに未来学園、2021年春季大会における基本スタメン、基本投手陣(2期生である大中は春季大会にメンバー入りですけど、ここでは除外しています)。

 

 (基本スタメン)

 1(三)谷村(20200145。☆5)

 2(中)横田(20200172)

 3(二)阿久津(20200140。☆3)

 4(一)近藤(20200063。SR☆5)

 5(右)村山(20200089。SR☆5)

 6(左)藤村(20200094。SR☆5)

 7(遊)湯本(20200079。SR☆5)

 8(捕)関田(20200056。SR☆5)

 

 (投手起用)

 no.1 大賀(20200108。☆5)[エース。先発で固定]

 no.2 浜口(20200052。SR☆5)[先発、救援でフル回転]

 no.3 小野瀬(20200020。R☆5)[救援の絶対軸]

 no.4 佐々木渓(20200053。SR☆5)[基本は救援。先発もあり得る]

 no.5 稲山(20200049。SR☆5)[救援。頭数の一人として貴重]

 

 

 春季大会終了後を考えたときに、いずれ4期生世代の陣容が揃ったときを考えると、現時点で確定といえるのは「谷村、阿久津、近藤、横田、村山」の「5人」。

 阿久津は5月上旬の10連で「☆5」到達の構想です。村山も「長打力CーミートB」に到達の目途ですし、「計算できる」貴重な存在ですので。

 

 で、「打者8人、投手5人」、合計で「13人」。

 つまり、「5人」の枠が空いています。「打者が3人、投手が2人」ほどの枠が空いている計算になる。

 特に打者については、「捕手、遊撃手、外野手の一翼(現時点だと藤村の場所)」の「3枠」が「4期生の最優先的な補強ポイント」になります。

 

 思えば、この3年間、試行錯誤を続けてきました。

 「1期生」。「自分が目指す野球のアウトラインの構築」。

 「2期生」。「しっくりいかずに最終的には全面解体へ」。

 「3期生」。「最大規模の投資も思惑とは程遠い最終陣容に」。

 

 そう、いくつもの失敗を繰り返してきた。その理由を振り返ると、

 「妥協ラインを心で受け入れることができずに自らをかえって苦しめる」

 これに尽きるのかなと思っています。裏を返せば、この3年間の試行錯誤を経て、ようやく自分の中での「妥協ライン」を見出せるようになってきました。

 

 

 (図解2)2021年シーズン(4期生世代)開幕にあたっての、自分自身の補強戦略。

 

 (1)全体的、日程的なアウトライン。

 [1]3期生ほどの補強資金は不可能。しかし「2022年夏の県8強以上」を叶えるにはある程度の投資は不可避との判断。これを踏まえての補強投資構想は先週末に立てた。

 [2]「4月、5月、6月」、この「最初の3か月での集中投資」(この資金は既に確保済み)。5月の10連で阿久津を「☆5」にする。

 その上で、どれほどの選手を確保できるか。3期生世代では最初の3か月での集中投資をしたのに、これに比して戦力化できたのが少なかった(近藤、横田、村山、浜口、小野瀬。このうちURは横田のみ。阿久津は7月、大賀は11月、谷村は2月の入学)。

 [3]「最初の3か月での集中投資」は、自分のこれまでの傾向や性格、及び現時点での資金確保量に照らして、「10連」と「配布レアガチャ券」に絞って行う。

 その上で、「8月」「10月」「11月」にもある程度の集中投資期間を設ける。特に「11月」は「4期生世代のアウトラインを確定させるタイミング」と位置付けるので、ここは恐らく特にまとまった投資をできればの構想。

 「6月」と「11月」を活用できれば、恐らく「☆3UR」を「1人」生み出せる構想になるので、これに値するUR選手の確保もとても大切になる。

 [4]現時点での補強投資構想に照らせば、理論上は「12人~15人程度?」のUR選手を確保できる計算になる。能力的に明らかな外れ選手も出てくると考慮すると、「5人~8人?」程度を確保できれば理想か。

 「出てきた選手の強化優先順位」をいままで以上に考慮すること。「6月の10連終了後」、「11月の10連終了後」の「2つの大きな日程的目安」のときまでは、合成餌の選定を慎重に進めるイメージ。「大胆かつ慎重に」「選択と集中」、これを大切にしたい。

 

 (2)日程的なアウトライン。

 [5]UR投手は1人、できれば2人の確保を目指す。

 [6]選手の強化を進めるには、月間当たりの試合数の確保が浮き彫りになってきた。そう考えると、公式戦での戦力という観点とは別に、「試合数を確保するための戦力」という観点を持つことが合わせて大切になる。その意味で、「R投手」は(高確率で重要戦力になるであろう20を含めて)4人共に、新年度の4月初旬までは合成餌にせずに手元に置くようにする。

 その上で、SR投手、具体的には「49~53」の「5人」を、能力値の優先順位を見定めた上で、「3人程度」は確実に戦力化できるとより望ましい。「SR結晶」(恐らく4個~5個程度?)を誰に投資するかは、「急ぎすぎずに慎重に確定させていく」イメージ。

 [7]「捕手、遊撃手」は優先性が高い。その上で、特にURは能力を慎重に勘案して、どの選手を優先的にLV上げをするのかを慎重に決めていく(自チームに合いそうなタイプはある程度絞れているので)。

 [8]UR(投手は別として)は「コスト18、19の中での特に有能な選手」、SRは「コスト14、15、16の中での特に有能な選手」をリストアップしておく。

 その上で、「SR、R」については、特に打者は各守備位置において、有能そうと判断できる「3人ずつ程度(外野手は恐らく6人程度?)」を最初のうちは手元に置いておき、そこから徐々に絞り込みを進める構想。

 [9]7月の夏季大会に向けてでだと、「4人」の枠を「4期生世代」に充てることになる。故に6月の10連終了時の時点で、「夏季大会の『4枠』になり得る候補」をまず見定めることが大切。勿論、4月の10連(及び少し貯めている配布レアガチャ券)で、即戦力になり得る選手の入学が叶うとより望ましい。

 

 

 およそ、上述の感じになります。「自分用メモ」の意味合いが正直強いですけど。

 勿論、自分自身の中で「能力値的に問答無用で合成餌に直行」という選手は出てくるでしょう。特に、原則として「ミート18000未満」の選手は、守備位置を問わずに(よほど守備型として有能な捕手、遊撃手ならば別かもですが)問答無用で合成餌になります。

 

 「同じような能力値でならば『使えないURよりも使えそうなSR』を優先する。」

 これが自分の基本方針です、これはこれからも恐らくずっと変わらない。

 何故って、第一に「育成コスパ」。成長させられる選手の頭数自体が限られていますし、保有できる選手の枠自体も限られているからです。

 第二に「人望や能力値の上昇度合い」です。練習の際に、SR(あるいはR)の方が、URよりも人望や能力値の上昇度合いがより大きい傾向が強いのです。

 実際、主将は最終的には

 1期生(岡本[R20])、2期生(大中[R20])、3期生(近藤[SR63])

 近藤については、今夏の大中の卒業の際の新主将として、恐らく指名する選手として近藤になるだろうというニュアンスですけど、これはもう、人望の上昇度合いに加えて、そのチームでの立ち位置をも考慮してになると、近藤は「絶対不動の中心選手」ですので、恐らくそうなるでしょうねと。

 

 

 そのような感じですけど、でも本音を述べれば、4期生についてですと、

 「長打力、あるいは走力で突出している打者(ポジションは問わない)」

 「捕手、遊撃手(守備力が高ければより望ましい)」

 繰り返しになりますけど、この2つが「要補強ポイント」である訳です。

 ただ、「捕手、遊撃手に守備型を置ける」ためには、「強打者」「走力特化型」を1~2人置ければの感じになってくる(遊撃手に「走力特化型」を置ければ、自分の理想の野球により近付けますけど。そう、1期生の小峯のような選手が入学できれば、自分的には最高な訳です)。いままでにも繰り返し言及しているように、現チームの最大の弱点は「貧打」であることですから(阿久津が「☆5」にできれば恐らくある程度は改善できるとは思うが、それでも「あと1枚」は欲しいのが正直な気持ちです)。

 

 

 1(三)谷村

 2(中)横田

 3(二)阿久津

 4(一)近藤

 5(左)[新戦力。できれば長打型の強打者]

 6(右)村山

 7(遊)[新戦力。走力特化型だとより最高]

 8(捕)[新戦力or関田]

 

 

 イメージ的には、上述の感じが「11月の新人戦終了時のベストメンバーの理想型」です。その上で、1年後のいま頃(つまり、「2022年春の和歌山の勢力図展望」の執筆の際に)に、野手能力値が「14万pt到達」が叶えばより望ましいかなと。

 (現チームの野手能力値が「131496」、1期生の3年春時点での野手能力値が「133579」。今春の有力校10校の野手能力値のボトム値が「141218」ですけど、自分の来春の目標値はこの「141218」に近付けること、というイメージです。)

 

 現チームの攻撃面での能力値、つまり「長打力ーミートー走力」が

 「29102ー31975ー27328」

 ですけど、これを来春(2022年春)のときには

 「30000ー31000ー28000」

 に持っていきたい、というイメージになります。

 

 (先日の「和歌山の勢力図分析」の記事でも言及しましたけど、甲子園に到達のための一つの目安として「長打力30000ーミート30000」到達がより望ましいという傾向が顕著になってるので、是非ともこのラインに届かせたい思いが自分的には強くある訳です。

 自分がより得意とするスタイルは、「より走力を活用する野球」ですので、1期生のときのチームはまさしく理想型に近い選手編成でしたけど、現チームに照らせば

 「長打型を1人」「走力型を1人」

 これがそれぞれ欲しい、それが叶えばコンバートの活用があってもよい[例えば、阿久津を遊撃手にコンバートとか。捕手は関田を正捕手のままでというのも一つの選択肢と思っていますけど]、このような感じでいます。)

 

 

 いずれにせよ、明日(4月1日)から、新年度(2021年度)になります。

 (「俺の甲子園」の自分の補強開始は「4月2日」ですけど。)

 さあ、補強のスタートダッシュを成功させよう。いまはこれが、正直な気持ちです。

 では、今後ともよろしく御願い申し上げます。

【俺の甲子園】2021年3月下旬、チームの現況報告、及び現時点での和歌山の勢力図の私見(その2。和歌山の勢力図の私見考察編)。

 

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第34回)は、

 「2021年3月下旬、チームの現況報告、及び現時点での和歌山の勢力図の私見。」です。

 

 今回は、およそ1年ぶりに、「和歌山の勢力図の私見」のブログエントリーです。

 書きたいと思い始めたのが、2月上旬。で、(その2)で言及しますけど、和歌山の有力校の選手能力値を一通り調べたのが、2月26日です。ですけど、なかなかまとまった時間が取れなくて、もどかしい思いを抱き続けたまま、気が付けばこのタイミングになってしまいました。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

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 前回、「現時点での和歌山の勢力図の私見」のブログエントリーをアップできたのが、「2020年3月22日」、つまりちょうど1年前です。

 このときも、(その1)で「自分の現況報告」、(その2)で「現時点での和歌山の勢力図の私見」の構成でした。今回も、同じ構成での執筆になります。

 ですので、今回のブログエントリーを閲読する際は、いまリンク添付させて頂いた2020年3月22日のブログエントリーを参考にした上で読み進めて頂けると、とても嬉しく思います。

 

 (その1)では「自分の現況報告」を綴らせて頂きました。

 (その2)では、「2020年春季大会、現時点での和歌山の勢力図の私見的考察。」をさせて頂こうと思います。

 

 

 前回の「和歌山の勢力図の私見的考察」と同様に、「3月22日」、つまり「春季大会の組み合わせ抽選(4月3日)」まで「あと12日」のタイミングでのアップになります。

 今回取り上げる学校は「10校」です。昨年のときとは、取り上げる学校の顔触れが少なからず変化しています。また、選手の能力値を調べたけど、取り上げる基準に到達できずで取り上げる対象から泣く泣く外した学校も、実は複数校います。

 (今回でだと、「野手能力値」は高いけど「投手能力値」で4人目の投手をカウントすると基準に満たなくなるケースが何校かありました。いかに投手の頭数を揃えるのが難しいかを改めて感じてます、俺甲の場合は「ドラフトシステム」が事実上ないので、「引き運」の要素があまりに強すぎるからですが…。)

 

 

 (図解4)2021年春季大会直前、和歌山の有力校10校(簡単な寸評を含めて)。

 (1)樂月

 (2020春:優勝、2020夏:優勝、2020秋:優勝、2020新人戦:準優勝)

 (この2年、和歌山の「絶対王者」として君臨で、特に昨春以降はその座をより強固にしている感が。包囲網は昨季に比して強くなってる現況であるが、投打共に依然としてno.1に君臨で、特に投手力はより強度が強くなってる感が。)

 

 (2)中洲学園

 (2020春:2回戦、2020夏:8強、2020秋:5回戦、2020新人戦:5回戦)

 (「打倒樂月」のno.1にあるのがこの学校。昨春の時点では要注目校の位置付けであったが、この1年で戦力値が大きく上昇で、現在「和歌山レートランク1位」。特に打線の破壊力は恐らく樂月を上回り、悲願の甲子園は現実的射程圏まで来ている。)

 

 (3)那智勝浦

 (2020春:4回戦、2020夏:2回戦、2020秋:4強、2020新人戦:4回戦)

 (中洲学園と同様に、この1年で大きくチーム力を高めて、今春の選抜大会でついに甲子園を叶えた。原動力は谷、藤吉という「投打の強力な軸」の存在。特に打線はビッグイニングを狙えると共に、犠打飛や走力を併せ持つことも特徴。)

 

 (4)クロマティ

 (2020春:5回戦、2020夏:4回戦、2020秋:8強、2020新人戦:5回戦)

 (「5強」の一角。昨春時点と同様に優勝候補にあるのは樂月とクロマティのみ、つまり継続性を掴んでいる証。樂月を追走する有力校の中では投打のバランスにより優れる特徴を持ち、特にこの1年で投手力が大きく向上。)

 

 (5)栄西

 (2020春:2回戦、2020夏:2回戦、2020秋:5回戦、2020新人戦:優勝)

 (「5強」の一角。現チームのほとんどが新2年生であることが大きな特徴で、昨年11月の新人戦で優勝。特に4番の高橋は現役での和歌山最強打者の呼び声も。尤も不安は年明け以降の練習試合の激減傾向だが、果たして…。)

 

 (6)貴志川

 (2020春:3回戦、2020夏:4回戦、2020秋:2回戦、2020新人戦:2回戦)

 (「第2集団」の中でも最も上昇傾向にある学校。人呼んで「無課金の星」。見た目の戦力値は要注目校になるかなの感じだが、その内実は+の上昇値が高く、特に投手力は和歌山でも有数。ロースコアゲームならば「5強」と同等以上の可能性が。)

 

 (7)南海学園

 (2020春:8強、2020夏:5回戦、2020秋:準優勝、2020新人戦:4強)

 (「第2集団」の中でもこの1年での公式戦での実績が特筆である「試合巧者」。エース村上、4番横田という「強力な投打の軸」が原動力。1期生が最上級生になる「熟成度の高さ」を明確な持ち味としており、県内レートランクの「TOP10」の常連に。)

 

 (8)森音

 (2020春:3回戦、2020夏:2回戦、2020秋:5回戦、2020新人戦:2回戦)

 (昨季の代でも要注目校の一翼であった。公式戦での実績が伴わなかったが、ひと冬を超えて再び要注目校に返り咲き。特に4番の吉留は絶対的生命線。走力が高い特徴はそのままに、この1年で特に投手力が上昇で投打のバランスが良化。)

 

 (9)花巻西

 (2020春:1回戦、2020夏:2回戦、2020秋:3回戦、2020新人戦:2回戦)

 (公式戦では「4回戦到達」の経験がゼロだが、ひと冬を超えて要注目校の一翼に急浮上。南海学園と同様に1期生が最上級生になる「熟成度の高さ」が明確な持ち味。特に打線の破壊力が特徴で、第2集団の中ではハイスコアゲームにより強みが。)

 

 (10)紀伊

 (2020春:準優勝、2020夏:4強、2020秋:2回戦、2020新人戦:3回戦)

 (昨季の代では大躍進を遂げた「無課金の星」。一時期状態を落としたが、ひと冬を超えて「試合巧者」ぶりを取り戻した感が。昨季の代よりも打線の強度はやや低下感も、投手力はむしろ上昇で今春も上位戦線に顔を出す可能性が充分。)

 

 

 今回は、この10校を、今回の春季大会に向けての有力校と位置付けました。

 では、有力校10校(及び自分)の選手能力値を、下記にて示させて頂きます。

 

 

 (図解5)2021年春季大会直前、和歌山における有力校10校の野手能力値。

 (能力値は2021年2月26日現在。2月の試合を参考にしてですので、直近の試合での陣容と少なからず異なる可能性があるかもです。野手は予想スタメン8人の能力の平均値、投手は予想主要投手4人の能力の平均値の算出になります。

 なお自分の能力値は、2021年3月20日現在の能力値で計算しています。

 野手能力値に(☆)がある学校は、「長打力ーミート」が「30000ー30000」以上であることをクリアしている学校を意味しています。)

 

 

 (1)野手能力値。

 

 学校名 長打力 ミート 走力 肩力 守備力 バント 野手合計値

 樂月  34638 32980 34034 27704 29177 24568 158533(☆)

 中洲学園 36385 31211 30245 27622 30773 20698 156236(☆)

 那智勝浦 36100 37196 29369 25761 24560 34922 152986(☆)

 クロマティ 32815 34208 29281 22989 28602 27168 147895(☆)

 栄西  32770 27405 32865 26433 25843 24146 145316

 南海学園 32075 29269 33898 24066 25613 23122 144921

 森音 31085 31811 32747 21363 27703 29195 144709(☆)

 花巻西 35629 26846 29299 25181 26791 26030 143746

 貴志川 28493 31547 27101 27329 27900 20852 142370

 紀伊國 31832 29434 29317 26137 24498 26903 141218

 

 (参考)

 きのくに未来学園 29102 31975 27328 19875 23216 36456 131496

 

 

 (2)投手能力値。

 (球速は、「588×(球速-80)」で計算しています。)

 

 学校名 球速 コントロール 変化球 スタミナ 投手合計値

 樂月  42924 39023 53268 27214 135215

 栄西  37338 37535 57057 17870 131930

 中洲学園 39102 40569 51067 22442 130738

 クロマティ 36309 40320 52849 20132 129478

 貴志川 36897 30571 54724 21857 122192

 那智勝浦 38073 38414 44972 22993 121459

 南海学園 37632 37965 40910 21396 116507

 花巻西 36309 36960 42132 15240 115401

 森音  34104 34942 45862 21630 114908

 紀伊國 33075 33542 43768 26913 110385

 

 (参考)

 きのくに未来学園 34104 37568 39910 16522 111582

 

 

 (3)総合能力値(野手能力値+投手能力値)

 学校名 野手能力値 投手能力値 総合能力値

 樂月  158533(1位) 135215(1位) 293748(1位)

 中洲学園 156238(2位) 130738(3位) 286974(2位)

 クロマティ 147895(4位) 129478(4位) 277373(3位)

 栄西  145316(5位) 131930(2位) 277246(4位)

 那智勝浦 152986(3位) 121459(6位) 274445(5位)

 貴志川 142370(9位) 122192(5位) 264562(6位)

 南海学園 144921(6位) 116507(7位) 261428(7位)

 森音  144709(7位) 114908(9位) 259617(8位)

 花巻西 143746(8位) 115401(8位) 259147(9位)

 紀伊國 141218(10位) 110385(10位) 251603(10位)

 

 (参考)

 きのくに未来学園 131496 111582 243078

 

 

 (図解6)2021年春季和歌山県大会直前、有力校10校、能力値を調べ手を踏まえての愛球人的な私見

 

 樂月(投打共にやはり「no.1」の座を堅持。野手は打撃と走塁を高次元で兼備しており、投手力は数値以上に他を圧倒の感がある。能力値は昨春の同時期と同等の数値だが、2位との差は「2.4万pt差」から「6750pt差」と包囲網がきつくなった感も。)

 中洲学園(昨春の同時期に比して、驚異の「3万pt」もの上昇で、県内有力校レベルから一気に全国レベルへ。投打共に、数値以上に「打倒樂月」の最有力校の座に。樂月の超強力投手陣に対抗できる打線という意味ではやはりここかと。)

 クロマティ(昨春の同時期に比して、選手の変化にもかかわらず、「1.57万pt」もの上昇。投打共に高いレベルでのバランス型へと昇華で、「大崩れしない」陣容といえる。特に投手力は質量共に大幅な上昇感が。)

 栄西(ほぼ完全なる「新2年生チーム」でこの能力値は末恐ろしさ感が。和歌山最強打者といえよう高橋と共に、投手の絶対軸である塩入の存在も大きな強み。投手力2位は層も伴ってる証明であり、来春にはどれほどまで到達できるか楽しみ。)

 那智勝浦(投手の3,4人目でやや数値を落とした感があるが、今春の本番では第4シード以内は充分に現実的。打線の破壊力は中洲学園に比肩で、有力校の中でも犠打飛の活用に積極的なことも特筆要素。)

 貴志川(月間の試合数が多い訳でもなく、選手の覚醒数が多い訳でもないのに「26万pt台の中盤」、これはすさまじい数値といえる[これは昨春同時期だと3位相当]。投手層の厚さに加えて、走攻守のバランスも特徴で、ロースコア勝負だとより強みが。)

 南海学園(昨春の同時期に比して「1.4万pt」近い上昇値。走力という長所[今回だと2位]はそのままに、確実性を大きく高めたことが特に◎。投手力も数値以上の安定性が伝わり、決勝進出、その先への到達も決して非現実的ではないかも。)

 森音(昨春の同時期に比して「1万pt」近い上昇値。「第2集団」の学校では唯一、打撃で「30000-30000」ラインに到達。しかも前チームからの長所である走力も堅持で集中打創出にも期待大。投手力も大きく上昇で県8強到達は充分に現実性が。)

 花巻西(長打力は今回の有力校では「3位」と明確な持ち味に。大森、坪内の「打の2枚看板」に得点圏でより多く回せれば勝利可能性がより高まる感が。投手は層にやや不安感だが質は高い部類。県8強到達は非現実的ではないといえる。)

 紀伊國(有力校10校の中では能力値はやや見劣り感だが、「抑えるべきところは抑えている」が故に試合巧者ぶりを示せてるといえるか。爆発力は昨季に比してやや劣るかもだが大崩れしない陣容といえる。尤も層は厚くないので故障リスクは特に留意。)

 

 (参考)きのくに未来学園(投手力はLR級の実力者である大賀の爆誕で有力校と遜色ないが、内実は質的な不安感が。野手は見かけの打撃力は最低限は持てているがやはり走力でやや不安感が。それにしても野手能力値は正直ショック感が…。)

 

 

 およその感じとして、これが率直な感覚になります。

 

 上述のことを踏まえると、あくまでも現時点でですけど、今春に向けての展望だと、下記の感じになるかなです(勿論、組み合わせ抽選、各学校の「18人枠」の顔触れ次第で、少なからず変化はあるかなと思いますけど)。

 

 「この2年、『絶対王者』の座に君臨してきた樂月が、一冬を超えた今春も安定の大本命の座にある。投手力が特に圧倒的で、打線の質も高い。しかしひと冬を超えて、その包囲網はかつてないほど厳しくなっている。

 樂月と共に『5強』を形成する学校は、中洲学園クロマティ那智勝浦栄西。特に中洲学園は『打倒樂月』の最有力校といえる。何故ならば、その超強力打線は、樂月が誇る超強力投手陣に対抗できる潜在能力を持っていると伝わるからである。投打に高いレベルでの好バランスを持つクロマティ、投打に強力な絶対軸を持ち攻撃手段が多彩な那智勝浦、爆発力を秘める栄西と、樂月を追走する学校は特徴が多士済々である。

 『5強』に次ぐ『第2集団』に挙げるのは、投手力に自信を持つ貴志川、熟成度が高い南海学園花巻西、攻撃面での総合力が高い森音、試合巧者で投打に好バランスの紀伊の5校。特に貴志川、南海学園はツボにはまれば『5強』の風穴を開ける可能性は充分に起こり得る。

 他には、経験豊富で投打のバランスが特徴である次元山東、試合巧者である亮太ミラクル学園、打撃力が特徴で経験豊富である和歌浦も面白い存在といえる。

 要注目校は、桐蔭2ヒマラヤを挙げる。桐蔭2は打撃の総合力では『5強』と同等以上であり破壊力がある。ヒマラヤは打線の集中打が見込めて、特に大型二塁手である川本の存在が大きな強みといえるだろう。ともに投手層にやや不安があるが、ハイスコアゲームに持ち込めれば上位進出は充分に狙える。」

 

 

 およそ、このような感じです。まあ、あくまでも私見にすぎませんけど、一つの参考になれば、と思っております。

 

 実は、選手能力合計値で「25万pt」に到達できていた学校を、今回の有力校にしました。

 総合的にまとまっていて24万pt台中盤~後半の学校、野手能力値ならば有力校10校に割って入るけど投手層の問題で合計では24万pt台後半にとどまった学校も複数校いました(上述で「要注目校には入るけど、第2集団から外れた」という学校は、これに該当の感じになります。半ば名指しになってしまって申し訳ないですけど)。

 一つ、名指しになってしまいますけど、桐蔭2さん(ここはもともと自分も懇意にさせて頂いている学校の一つで、結構多く練習試合をさせて頂いています)。

 

 「長打力 ミート 走力 肩力 守備力 バント 野手能力値

 31400 32272 31169 22465 26304 25713 143610」

 

 甲子園(特に夏の選手権大会)に到達のための目安のラインといわれている

 「長打力(30000)ーミート(30000)」

 このラインに到達しています(これをクリアできているのは、今回の「有力校10校」でだと、「樂月、中洲学園、那智勝浦、クロマティ、森音」の「5校」です)。

 その上、「走力(30000)」をもクリアできています。攻撃面の3項目全てで「30000以上」をクリアできている学校は、他には「樂月、中洲学園、森音」の3校のみです。

 惜しむらくは投手層の薄さ。この「俺の甲子園」には「ドラフトシステム」がないですので、「引き運」にどうしても左右されてしまう、せめてあと1人でも質の高い投手の入学が叶っていたら、恐らく今回の有力校に入れていたでしょう。

 

 

 で、今回調べて強く感じることがあります。

 「5強」のうち、栄西さんを除く4校は、「覚醒数の増加」と「月間当たりの多くの練習試合」を積めているからか、やはり能力上昇値の+の度合いが大きいと感じます。

 それと共に、特に印象的なのが、「第2集団」の学校です。

 

 森音さん、花巻西さん、桐蔭2さん。いずれも無課金の学校であり、UR選手の覚醒数はほとんど望めません。ですけど、能力上昇値の+の度合いが大きい、特に野手でこれが顕著です。この原動力と思われるのが、「月間当たりの多くの練習試合」です。

 しかもこの3校で特筆なのが、いずれも後攻の比重が多いこと(練習試合で高校主体にすると、対戦相手を選べないのでレートランクは上がりにくい傾向といわれます)。それでいて、特に森音さん、花巻西さんは、県内レートランクも「TOP20」をほぼ安定して堅持できています。

 森音さんなどに比して、UR選手の覚醒数がやや進んでいる感じの南海学園さんも、「月間当たりの多くの練習試合」を多く積んでいます。

 

 ですけど、このある種の法則性に当てはまっていない学校があります。それが、貴志川さんです(貴志川さんと同じようなタイプで紀伊國さんもいますが、貴志川さんと紀伊國さんでは、総合能力値で「1.3万pt」もの大きな差があります。試合巧者型であることは共通していますが。ちなみに貴志川さん、紀伊國さんはいずれも無課金です)。

 貴志川さんの場合、練習試合自体はほぼ毎日できていますが、月間当たりの練習試合の数は、実はさほど多い部類ではありません。ですけど、選手能力値の+数値は、実は森音さん、花巻西さんと同等以上になっています。

 どうやったらそうできるんだ?と、今回調べて自分の中で感じることです。いや勿論、恥ずかしくて面と向かって聴こうとは思いませんけど。

 しかも貴志川さんの場合、特筆であるのが、「野手の守備力」「投手の変化球」の強化も気を配っていることが伝わることです。これにより、見た目の戦力値以上に、相手にした時の嫌らしさを与えることに結び付いていると映ります。ですので今春、今夏に向けてという意味では、(自分がもともと懇意にさせて頂いている学校の一つであるというバイアス関係なしに、)要注目校の大きな一つ、と自分は思っています。

 

 

 で、今回こうして和歌山の勢力図の分析をさせて頂いたことを通して、自分自身も、今後の選手補強の方針において、大きな変化が必要だろうなあと感じてます。

 

 「月間の練習試合数を確保するための試合数を確保するための、R投手を安易に合成餌にせずに、ひとまずは1年間は確保しておくこと。」

 

 自分の場合、リアルの関係から、どうしても練習試合をするのが難しい日が年間でいくつか存在しています。

 理想としては、「月間で50試合程度」はできることがより望ましいのかなと感じてます、そうすれば選手能力値の+数値をより大きくできるのだろうなあと。ですけど現実は、それに近付けたいけどそのラインに届かせるのは恐らく難しい、とはいえ、少なくともの目標としては「月間で40試合近く」のラインには持っていけるようにということは、今後留意する必要があるかもなあと、今回こうして調べて感じていることです。

 

 この2020年度入学組世代(新2年生世代、3期生世代)では、自分は「学校史上最大規模の大型投資」をしました。しかしUR投手は、事実上1人のみでした(厳密には2人の入学であったけど、もう1人のUR投手は自分のチームには全く符合できず、そのパフォーマンスレベルは小野瀬、稲山にさえ及ばない感覚で、「コスパ最悪」になってしまい、あっけなく合成餌行きになってしまいました)。

 そう考えると、自分のチーム規模では、UR投手の入学可能性は多くは望めないということなのかなと。ですので、SR投手がどうしても主力になると考えられますけど、だからこそなおさら、「月間の練習試合数を確保するための試合数を確保するための『R投手の確実な確保』」、これがチーム力強化の意味では(特に中長期的な面で)大切になるんだろうなあと感じるのが、今回調べて正直感じることです。

 

 

 次に「俺の甲子園」のブログエントリーを書くときは、恐らく、今春の組み合わせ抽選を踏まえての記事が最有力かな、と思います。4月1日になれば、一気にガチャを回す(10連ガチャを5回分回す構想)予定ですので、それについての言及もあり得るかもですけど。

 では、今後とも何卒よろしく御願い申し上げます。

【俺の甲子園】2021年3月下旬、チームの現況報告、及び現時点での和歌山の勢力図の私見(その1。現況報告編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第34回)は、

 「2021年3月下旬、チームの現況報告、及び現時点での和歌山の勢力図の私見。」です。

 

 今回は、およそ1年ぶりに、「和歌山の勢力図の私見」のブログエントリーです。

 書きたいと思い始めたのが、2月上旬。で、(その2)で言及しますけど、和歌山の有力校の選手能力値を一通り調べたのが、2月26日です。ですけど、なかなかまとまった時間が取れなくて、もどかしい思いを抱き続けたまま、気が付けばこのタイミングになってしまいました。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 前回、「現時点での和歌山の勢力図の私見」のブログエントリーをアップできたのが、「2020年3月22日」、つまりちょうど1年前です。

 このときも、(その1)で「自分の現況報告」、(その2)で「現時点での和歌山の勢力図の私見」の構成でした。今回も、同じ構成での執筆になります。

 ですので、今回のブログエントリーを閲読する際は、いまリンク添付させて頂いた2020年3月22日のブログエントリーを参考にした上で読み進めて頂けると、とても嬉しく思います。

 

 では、本文の執筆を、させて頂きます。

 (その1)は、「きのくに未来学園の現況報告」になります。

 

 

 (図解1)きのくに未来学園、「2020年春季和歌山県大会」ベンチ入り14人(投手6人、野手8人)。

 (成績は2020年3月19日終了時点[現時点で通算989試合]。)

 (FIP:「被本塁打率+与四死球率」+「WHIP」+「1÷(K/BB)」+「1.00」)

 (RC:「(安打+四死球+[0.5×(盗塁+犠打飛)])×塁打÷(打数+四死球+犠打飛)」)

 (RC27:「RC÷(打数-安打)×27」)

 

 

 (1)大賀和也(2020年、UR108[☆5])

 (デビュー日[2020年11月3日])

 (先発36、救援0、合計36、投球回数181.67、FIP[2.78]])

 (「9番・投手」。学校史上最強、いや恐らく和歌山でも現役有数の絶対的エース。特に圧倒的なコントロールが魅力。尤も時折、炎上癖があるのが不安だが…。)

 

 (2)関田悠真(2020年、SR56[☆5])

 (デビュー日[2020年8月7日])

 (打率.280[509打席、378-106、出塁率.395]、本塁打0、盗塁8、犠打飛58、RC27[4.42])

 (「8番・捕手」。確実性とバント技術を特徴とする「打撃型捕手」。守備面にやや不安定性があるけど、コスパも考慮で熟考の末に正捕手にすることを決断。)

 

 (3)近藤亮太(2020年、SR63[☆5])

 (デビュー日[2020年4月11日])

 (打率.311[1297打席、1003-312、出塁率.411]、本塁打35、盗塁9、犠打飛116、RC27[7.90])

 (「副将」で「4番・一塁手」。入学直後から継続起用で、現チームではno.1の「ポイントゲッター」。「左の長距離砲」であるが、バント技術の高さも併せ持つ。)

 

 (4)阿久津颯(2020年、UR140[☆3])

 (デビュー日[2020年7月23日])

 (打率.282[839打席、708-200、出塁率.389]、本塁打23、盗塁70、犠打飛5、RC27[5.81])

 (「3番・二塁手」。長打力と走力を高次元で兼備の右の強打者で、春大会本番は「☆4」で迎える構想。安定性にやや難なのが不安だが、3月の東雲杯で好結果。)

 

 (5)谷村拓未(2020年、UR145[☆5])

 (デビュー日[2021年2月2日])

 (打率.394[245打席、193-76、出塁率.498]、本塁打1、盗塁25、犠打飛12、RC27[11.65])

 (「1番・三塁手」。入学して即「☆5」を付与の、和歌山で有数のチャンスメイカー。圧倒的なミート、走力の持ち主で、「谷村が出塁で、近藤が返す」が合言葉。)

 

 (6)湯本龍斗(2020年、SR79[☆5])

 (デビュー日[2020年10月12日])

 (打率.286[423打席、357-102、出塁率.392]、本塁打10、盗塁4、犠打飛2、RC27[5.17])

 (「7番・遊撃手」。意外性ある長打力が魅力の「打撃型遊撃手」。半ば消去法的な正遊撃手起用も、2月下旬以降は状態が上向き。守備の不安定さは目を瞑る。)

 

 (7)藤村恵佑(2020年、SR94[☆5])

 (デビュー日[2020年10月5日])

 (打率.272[617打席、489-133、出塁率.389]、本塁打19、盗塁15、犠打飛32、RC27[5.74])

 (「6番・左翼手」。長打力が持ち味の右の強打者だが、2月以降は状態を落として5番の座を村山に奪還された。半ば消去法的な正左翼手といわれる現状を打破したい。)

 

 (8)横田聖樹(2020年、UR172)

 (デビュー日[2020年6月3日])

 (打率.338[1070打席、860-291、出塁率.428]、本塁打8、盗塁104、犠打飛71、RC27[7.18])

 (「2番・中堅手」。出塁型に特化しており、谷村の入学までは不動の1番を務めていた。現チームでは「計算できる存在として貴重」と強い信頼を得ている。)

 

 (9)村山郁哉(2020年、SR89[☆5])

 (デビュー日[2020年5月3日])

 (打率.319[857打席、664-212、出塁率.409]、本塁打17、盗塁24、犠打飛92、RC27[6.41])

 (「5番・右翼手」。左利きで、確実性とバント技術が持ち味。勝負強さを併せ持ち信頼性が高いが、6番あたりに置ける打線にできればという構想だが…。)

 

 (10)大中晃一(2019年、R20[☆5])

 (デビュー日[2019年5月9日])

 (先発64、救援46、合計110、投球回数435.67、FIP[3.73])

 (「主将」であり「唯一の2期生選手」。練習姿勢とコスパが評価されて卒業までの完走を勝ち取る。昨年12月以降は先発起用が多いがロングリリーフの可能性も。)

 

 (11)浜口匠海(2020年、SR52[☆5])

 (デビュー日[2020年4月12日])

 (先発26、救援82、合計108、投球回数281、FIP[3.23])

 (「投手no.2」の位置付けで、昨年11月の新人戦では先発を務めた。制球力が持ち味。2回戦突破に全集中の方向性の場合はそこで2番手起用も充分にあり得るが。)

 

 (12)小野瀬一樹(2020年、R20[☆5])

 (デビュー日[2020年4月11日])

 (先発7、救援142、合計149、投球回数334.33、FIP[3.38])

 (救援特化の左腕投手で、「B型入試組の星」。グラウンドでの練習姿勢のピカイチぶりから、部のマスコット的存在に。練習試合では連投数が5を超えることも。)

 

 (13)佐々木渓太(2020年、SR53[☆5])

 (デビュー日[2020年8月8日])

 (先発8、救援44、合計52、投球回数132、FIP[4.03])

 (フォークが魅力の本格派左腕で、やや荒れ球傾向。昨年12月以降に信頼性を徐々につかんで、2月以降は先発での出場機会も。)

 

 (14)稲山凌也(2020年、SR49[☆5])

 (デビュー日[2020年5月3日])

 (先発0、救援66、合計66、投球回数147.66、FIP[3.47])

 (救援特化の軟投派右腕で、高い制球力が持ち味。年明け以降に信頼性で佐々木渓の後塵になりつつあったが、2月下旬以降は良化傾向に。)

 

 

 (図解2) 打者(現時点[2021年3月20日]での基本スタメン打者の能力値)。

 

 (選手名、番号)    長打力 ミート 走力  肩力  守備力 バント

 (三)谷村(20200145) 21594 39815 44182 22018 22029 34744

 (中)横田(20200172) 20656 40242 35059 19868 22163 43318

 (二)阿久津(20200140)35401 26885 37816 25437 25476 25957

 (一)近藤(20200063) 38120 34722 15538 15090 21520 49399

 (右)村山(20200089) 25214 34670 20962 21511 21302 38708

 (左)藤村(20200094) 36109 23409 22598 16650 24859 32957

 (遊)湯本(20200079) 34803 22754 19350 15718 26003 16565

 (捕)関田(20200056) 20921 33305 23115 22708 22377 50000

 (チーム平均値)    29102 31975 27328 19875 23216 36456

 (野手能力合計値)[131496]

 

 

 (図解3)(参考)前チーム(1期生主体)の打者の「2020年3月20日時点」での基本スタメン打者の能力値。

 

 (選手名、番号)    長打力 ミート 走力  肩力  守備力 バント

 (三)森田(20180180) 25174 47234 32031 19193 29215 21214

 (遊)小峯(20180162) 24047 24441 44924 24941 26109 42474

 (二)田中陸(20180111)37825 36541 26953 13826 31665 24973

 (一)小林(20180064) 40019 35873 14525 21162 16238 39262

 (左)戸塚(20180042) 31633 33710 17056 14101 9866 50000

 (中)宮原(20180121) 21068 24460 44262 20742 33041 50000

 (右)井山(20180085) 18191 26904 45387 16005 18870 50000

 (捕)藤本(20180055) 27468 16617 18050 17880 41377 39429

 (チーム平均値)    28178 30723 30399 18481 25798 39669

 (野手能力合計値)[133579]

 

 

 「学校史上最大規模の投資の世代」。この3期生は、これがテーマです。

 しかし現実は、「泣きたいほどの引き運の悪さ」。

 蓋を開ければ、チーム戦術に符合できるUR選手は、わずか「4人」。

 (他にも現時点で在籍するUR選手は複数人いますが、4月の新年度で合成餌行き、つまり引退が決まってます。)

 

 逆に言えば、大中を除く上述の13人の「3期生」は、「卒業までの完走を勝ち取った」といえます。「2022年夏」に向けて、この13人と「心中」する、と。

 ですけど、この3期生は、「学校史上最大規模の投資」を決行の世代です。

 実際、「☆5のUR」という「LR級」の選手を3人擁することができています(阿久津は、今年の6月の10連で「☆5」に到達の構想です。これに持っていくための資金は既に確保できています)。

 しかし、スタメンの打者の8人のうち、「☆5のSR」が実に「5人」(近藤のように、URと同等の能力値の選手もいますが)。

 「2022年夏の『県8強以上』」、これを最大の目標に掲げての現チームですけど、現状の陣容に照らすと、「捕手、遊撃手、外野手の一翼」、この3つが「4期生世代の補強ポイント」になります。

 

 尤も、「4期生世代の補強構想」は、現在の3期生世代よりも投資額は結構減ります(というか、3期生世代ほどの補強資金は現実的にもう無理ですので)。ですのでなおさら、「引き運頼み」にならざるを得ません。

 正直、「コンバートでの起用」も現実的な可能性として考え得るでしょう。例えば阿久津は、ナチュラルポジションである二塁手に加えて、「遊撃手、あるいは左翼手への転向」も視野になってくるだろう、と現時点では感じています。

 

 現チームの弱点として、「貧打」が挙げられます。谷村の入学、阿久津の成長で幾分かは改善傾向にはありますけど、それでも貧打傾向に苦しむ試合が散見にあることが否めません。

 実は、見た目の打撃能力値は、昨春のときのチーム(1期生主体)のときよりもよいのです。ですけど「貧打」なのは、主に2つあると思っています。

 

 (1)信頼性を持てるポイントゲッターが現時点では近藤のみ(阿久津は覚醒が進めばさすがに安定性をつかめると思うが、現時点では安定性にやや難がある)。

 (2)走力C以上が3人のみ(近藤から、つまり4番以降は「各駅停車」)。前チームのときは走力C以上が5人いた(実際、チーム走力平均値は前チームを下回っている)。

 

 恐らくはこの2つかなです。特にこの3期生世代では、最大のターゲットの一つと位置付けていた「強打の外野手」が誰一人として入学が叶わなかったこと、これは正直、大きな誤算でした。

 

 それと、「コスト20、21のURの入学」の可能性は、「コスト17のSRの覚醒」よりもさらにハードルが高いんだろうなあ…、と。今後の補強構想を描くにあたり、

 

 「UR補強」→「コスト18、19の中で有能な選手のリストアップ」

 「SR補強」→「コスト14、15、16の中で有能な選手のリストアップ」

 

 後者は現チームのときから既に意識していましたけど、前者も考慮する必要があるだろうなあ…、と。

 と申しますのも、この2020年度入学組世代の「強打の外野手」、ターゲットは実はほぼ全員が「コスト20以上」でした(「コスト18」で「長打特化型」である170の入学に失敗したことが、なおさら落胆を増幅させますが…)。

 

 

 不安感を隠せてない言い回しになってるのは、現時点でのチーム状態。

 「レート1765、県内レートランク85位」

 春季大会本番を前に、「レート1800」を切った状態で突入が事実上確定しています。

 

 現時点でのチーム状態が苦しいこと。

 直近2大会の公式戦で初戦敗退であること。

 この上述の2つのことに照らして、この「2021年春季和歌山県大会」では、

 

 「2回戦突破に全集中。初戦が1回戦ならば、まずはここの突破に全身全霊を注ぐ。現況に照らせば、『4回戦到達』を目標と示すのは現実性に乏しいとの判断。」

 

 これを目標と位置付けます。

 組み合わせ抽選の結果次第ではありますけど、初戦の先発投手を大賀にすることは、高い可能性で考えています。時折、炎上することがありますけど、FIPでみても(正式なFIPとは計算式が異なりますけど)、大賀は他の投手に比して安定性が段違いですので。

 「後悔しない」、この観点に照らせば、先発投手は大賀の可能性が高いかなと。日程や相手次第では、「大賀の完投」も一つの可能性として考えています。

 

 

 チームの現況報告は、およそ、このような感じです。

 では、(その2)において、「2021年春季大会直前、和歌山の勢力図の私見的考察。」を、自分なりに綴らせて頂こうと思います。

【ハチナイ】「#有原翼生誕祭2021」、いつか訪れる翼ちゃんたちの物語の集大成を大スクリーンで叶えて欲しいです(その2)!

 こんにちは。愛球人と申します。

  「ハチナイ」の本格的なブログエントリー記事、第15回は、

 「『#有原翼生誕祭2021』、いつか訪れる翼ちゃんたちの物語の集大成を大スクリーンで叶えて欲しいです!」です。

 

 今回は、「ハチナイ」のいままでのエントリーとはテイストが異なり、選手編成的なことはほとんど言及しません。

 趣旨は、いわば「タイトルの通り」で、基本的に「物語、キャラとしてのハチナイ」に光を当てて綴らせて頂こうと思います。それと、他作品のことを織り交ぜながら文章を進めさせて頂く感じになります。

 では、(その2)の本文を綴らせて頂きます。

 

 

 

 

 いま、改めて、3月3日の「#有原翼生誕祭2021」での4つのツイートの4つ目を、リンク添付させて頂きました。

 

 自分はこの日、映画館で3作品をはしごしていました。このうち2作品が、今回が人生で初めてになります「DOLBY CINEMA(ドルビーシネマ)」です。

 いわゆるフリーランスの立場ですので、時間のサイクル的に平日での映画鑑賞ができます。というか、応援上映とかでなければ、できるだけ平日に映画鑑賞を(しかも朝一あるいはレイトショーで)、という感じにだんだんなってきていますし、現在の「コロナ危機」突入後は、できるだけ平日の午前に、となっています。

 まあ単純に、平日は座席が、わりと空いていますので。自分は基本、最後列で鑑賞させて頂くのですけど、あまり気を遣わないようにという想いからなんですよね(しかも最後列ですと「全体を見渡せる」感じで)。

 

 今回訪れた映画館は、「梅田ブルク7」。この映画館での鑑賞時はアニメ映画が結構多い感じで、今回もそうでした。今回鑑賞した3本は、いずれもアニメ映画です。

 ちなみに今回の3本は、いずれも既に1回鑑賞していて、2回目の鑑賞でした。

 

 

 [1本目](『美少女戦士セーラームーンEternal 後編』[84分])

 (シアター1[DOLBY CINEMA])

 

 自分にとって「セーラームーン」は、人生の原点の一つです。

 子ども時代の自分は、アニメを見ることがほとんどありませんでした。理由はいくつかあります。

 

 ・自分の周りが「アニメ、漫画は教育によくない」という考えが主流だった。

 ・自分自身が、絵柄によって合う合わないが激しかった(これは現在もそう)。

 ・中学受験、その後の学校生活の影響で、アニメの話自体があまりなかった。

 

 主としてこの3つです。実際、自分が子ども時代に親しめたアニメは数本で、

 「魔女の宅急便」「となりのトトロ」「ルパン三世シリーズ」「魔法使いサリー」「美少女セーラームーンシリーズ」。

 このあたりですかね、あとは「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」も時折見ていましたけど。「魔女の宅急便」は、いまでも再放送が流れると心のテンションが上がりますけど。

 

 で、「セーラームーンシリーズ」。自分は男性ですけど、不思議にもこれは夢中になって見ていました。土曜日の19時ですから、野球中継があるはずですけど、それでもこのときは見せて頂いていたなあという記憶が。

 中学受験のため、確か「S(第3シリーズ)」でドロップアウトでしたけど、1992年~1995年(つまり「小学2年生~4年生」)、いまにして思えば、自分が「本質的にはオタクであった」原点であるのです。

 

 2015年夏にラブライバーになって、μ’sのファイナルライブが終わった直後から、NHKBSプレミアムでの「セーラームーンR(第2シリーズ)」の再放送をずっと見ていました。子ども時代の自分を思い起こせた感じで、「無意識的に封じ込めていた自分を解放できた」感覚で見ていたんですよね。

 今回の劇場版の源流である「Crystal」は観ていませんし、今回の劇場版は、子ども時代当時でいう「SuperS(第4シリーズ)」に該当しますけど、「SuperS」のときは既にドロップアウトした後ですので、なおさら楽しみにしていたんですよ。

 

 前編は3回鑑賞していて(緊急事態宣言中でしたけど、セーラームーンだけは一ファンとして「特別な作品」でしたので例外の感覚。ちなみに3回目は、後編の1回目の鑑賞とセット鑑賞でした)、ハチナイのランクマ終了を待って、後編を鑑賞。

 作品自体は、ファンである自分的には「やっぱりセーラームーンが原点でよかった」と再確認できる作品です(前編は正直「ファンムービー」の感が拭えませんけど、後編は一つの映像作品としてとても秀逸になっていると映ります)。

 

 で、いつか、「DOLBY CINEMA」の鑑賞は叶えたいと思っていたんですよ(ULTIRA、TCXは何回か経験してますけど、DOLBY CINEMAは外国映画の比重が大きくて[外国映画の経験自体が自分はわずか1回]、ですので今回が初めてでした)。

 それがまさか、自分が大好きな作品で叶うだなんて感無量だよと。尤も今回の「セーラームーン」は、上映前にがっつりと

 「本作品はDOLBY CINEMA対応作品ではありません。」

 と書いていましたけどね(苦笑)。

 

 でも、いざ「DOLBY CINEMA」初鑑賞に臨むと、いつも以上にスクリーンに没頭できる感覚になるんですよ。音が、特に低音域及び中音域がよく響く、そして大画面サイズ。スケールがすごいなあと。これでいつの日か、「DOLBY CINEMA」対応作品の鑑賞が叶ったらどうなるんだろう、と感じたんですよね。

 

 

 [2本目](『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章』[54分])

 (シアター6)

 

 全6章で構成されると公表されている劇場版シリーズの第1作。

 2017年にテレビアニメでしていますけど、このときは観ていません。

 ではこの劇場版を見ようと思ったきっかけは、コロナ危機の直前での、予告編。

 (当初は2020年4月に上映の予定であったとのこと。)

 「おっ、漠然とだけど、これ、面白そうじゃない?」

 そう、まさしく「直感」。でも、自分が見たいと思う直感って、当たる確率は結構高いんですよね。自分に合いそうかどうか、感覚的にわかるのかなというか。

 

 「女性版の『ルパン三世』」。この見立てはおよそ当たっているなと。

 メインの5人の担当声優は、大物と呼べるのはいませんけど、それを補って余りある濃密なストーリーになっています。ちなみに「メインの5人の中で最もかわいらしいキャラ」であるベアトリス役は、ハチナイのいろはちゃん役の声優です(影山灯さん)。

 作品自体も疾走感が伝わりますけど(54分とコンパクトなのもよい!)、主題歌、特にOP曲の「LIES&TIES」が、とてもテンションが上がる楽曲なんですよ!

 

 で、全6章で構成される劇場版とのことで、この第1章のラスト(エンドロールが終わった直後)で、第2章が今秋に公開予定と告知されてますけど、複数回にまたがって上映される劇場版シリーズ、いわば数年スパンにまたがってになるのですけど、このタイプで「全通」にチャレンジできるのは、この「プリンセス・プリンシパル」が2作品目になります。

 そう、実は「RWBYシリーズ」で「全通」の経験があります。この「RWBY」は、担当声優の熱演が特に素敵ですけど(表現力に優れる声優をずらりと揃えている)、実は貴重な外国産(アメリカ産)のアニメでもあって、作り手の情熱(正直、作画については好みが分かれるかもですが)も伝わり、日本と外国のスタイルの相違を楽しむとかを含めて、学び感じることの多い素敵な作品です。

 (ここでいう「全通」とは、該当する劇場版シリーズの第1シリーズから最新シリーズまでの全ての回を、1階以上は劇場での鑑賞を叶えているという意味です。)

 

 現実としては、全通チャレンジが叶うかどうかは、日程、資金、体調を総合的に考慮してになるのですけど、「これからが楽しみ!」とワクワク感を持てる第1章です。

 

 

 [3本目](『Tokyo 7th シスターズー僕らは青空になるー』[81分])

 (シアター1[DOLBY CINEMA])

 

 通称「ナナシス」。実は先日のブログエントリーの終盤で少し言及しています。ナナシスのファンには正直申し訳ないニュアンスでの内容ですけど…。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 このブログエントリーの終盤で、ナナシスについて言及しています。

 もともと、ナナシスという作品自体は、以前から耳にはしていまして、ですので興味はあったんですよ。でもアニメになっていた訳ではないので、触れる機会がなかった。

 正直、今回こうして鑑賞させて頂こうというきっかけは、このブログエントリーの執筆が大きいです、これがなければ、恐らく一歩を踏み出すことはできなかったかもと。

 「81分」とありますけど、冒頭の4分間は「舞台挨拶形式」の「フォトセッション」です。ですので実質的な本編は「77分」。これはナナシスにおいて「7」がキーフレーズになっていますけど、「『77分』に強いこだわり」が伝わります。

 

 1回鑑賞させて頂いて、「純粋に一つの映像作品として素敵」と好感でした(鑑賞前は、いわゆる「ファンムービー」になるのかなと想像していたのですけど、プラスの意味で異なる感じでした、そりゃあ根強いファンががっつりつくのは納得だねと)。

 で、今回の鑑賞。正直規模的には大きくなくて、まさか「ドルビーシネマ」で叶うとは大きな驚きでした。まあ、セーラームーンのときと同様に、上映前にがっつりと

 「本作品はDOLBY CINEMA対応作品ではありません。」

 と書いていましたけどね(苦笑)。

 

 本編開始後、程なくしてOP曲になります。その後に9分ほど、メンバー12人の自己紹介を兼ねてのパートがあります。ファンではない自分でも、作品の世界にすっと入っていける工夫がなされていますし、12人それぞれが「キャラ立ち」していますけど、特に主人公の春日部ハルちゃんが、とても輝いて映るんですよ!

 いわゆる「アイドルアニメ」「音楽アニメ」ですので、挿入曲が多く入ります。ライブシーン2回、OP曲、ED曲を含めて、この映画で流れる楽曲数、実に「7曲」!

 

 「77分」という尺ですけど、いい意味でまとまっているんですよ、引き伸ばす訳でも強引にまとめてるわけでもなく、ちゃんと密度になっている。

 この劇場版を通して、一貫して描かれているのが、自分たち(7thシスターズの12人)が活動をする意味は

 「誰かの背中を押す存在でいたいから」

 ということです。それが説得力を持って描かれている、くどさがないのです。

 物語が進むにつれて、12人の輝きが増していくのが伝わる(ハルちゃんは勿論、ムスビちゃん、ヒメちゃんが、要所でいい味を出してるんですよ)。クライマックスのライブシーン、その前後、最高に素敵に映った!

 

 「ゴールライン」という表現が適切かはわかりません、でもこの劇場版が「一つの大きな到達点」として叶ったことが伝わってくる。

 「よかったね、おめでとう、最高に輝いてたよ、ハルちゃん、篠田さん」。

 自分は、見終えたとき、そう強く感じたんですよね。

 ファンではない自分で、とても感動したのですから(特に今回、ラストのライブシーンのときからは、もう泣きっぱなしでした)、ファン(支配人)は、この劇場版が叶ったこと自体が、とても感無量であったと想像します。

 

 (「篠田さん」とは、主人公[春日部ハル役]を演じる、篠田みなみさんのこと。インタビューやツイッター等で「ハルちゃんは自分の声優人生そのもの」と公言している。

 「支配人」とは、ナナシスのファンの呼称。「公式による呼称」です。)

 

 

 大スクリーンで、それも「DOLBY CINEMA」という、いまの日本では恐らく最高の質のスクリーンで躍動する、ハルちゃんたち12人の「ナナシス」のアイドル。

 鑑賞し終えたとき、自分の中で正直強く感じたのは、下記の想いでした。

 

 「ハチナイを、翼ちゃんを、大スクリーンで観たい!

 ハチナイの集大成は、大スクリーンで叶えて欲しい!」

 

 と。一ハチナイファンとしての「わがまま」であることは、わかっているつもりです。現実性が恐らく高くないことも、わかっているつもりです。

 音楽家として著名である坂本龍一さんは、「音楽の力は幻想である」と述べています(でもその一方で、音楽で届けられる想いは否定しない、とも述べていますけど)。

 ですけど自分は、「音楽の力」「映画の力」は恐らく確実に存在する、そう強く感じているのです(これは「アニメの力」「スポーツの力」にも同様のことがいえる)。

 

 それに、声優も「表現者」の一つですけど、表現者として生きる人間の多くが、映画に出ることを一つの到達点とするとも耳にします。映画はやはり、「憧れ」であり続ける独特の存在と想像しますし、自分もいくつもの映画に出会ったことが、いまの自分を形作っていると感じています。

 

 ハチナイは、テレビアニメはすでになされています(2019年に本放送、2020年に再放送が)。実際、「アニメ勢」という言葉があるように、アニメをした意義は確実にあると思いますし、女子野球の存在を社会に知ってもらう一助には確実になったのではと感じます(まあ、現実の女子野球は本塁打は数えるほどしか出ないですけどね)。

 でも自分としては、「ハチナイの物語を、大スクリーンでこそ見たい、これが自分が強く願っていることなんだ」と、今回のナナシスのドルビーシネマでの躍動を通して実感する、気付かせてくれるのです。

 

 で、「ハチサマ5」で、現時点で幻になっているテレビアニメの第13話を、その一部を先行上映しますと告知されています(テレビアニメの1話分は、CM分を抜くと「24分~25分」)。

 

 

 正直に述べます。何故ならば、これまでもこれからもずっと、ハチナイのファンであり続けると強く考えるからです、ハチナイを、翼ちゃんたちを応援し続けるからこそです

 

 テレビアニメ。物語としては素敵でした。うまく言葉にできませんけど、ゲーム版では描き切れない良さは漠然とだけど伝わるというか。

 ですけど、作画。「作画崩壊」という声は聞こえてきていましたし、そこまでとはいいたくないですけど、絵のことに疎い自分でも、「ちょっとこの作画は…」という部分を少なからず感じたのも、正直な感覚です(ゲーム版での絵の質との差異にショックであったのが正直な感覚です。まあ再放送版では、さすがに結構改善は伝わってきましたけど)。

 「ラブライブ」、「アイカツ」、「プリパラ」、「バンドリ」。この辺りは作画のレベルが「圧倒的」ですので、それを基準にするのはかわいそうとは思います(あるいはいま観ている「IDOLY PRIDE」も、作画の質は高いレベルにあると感じます)。

 

 せっかく物語としては素敵で、「ひたむきさ」というハチナイ独特の魅力は伝わってくるのに、作画の質で足を引っ張ってしまった感は正直否めなかった、「もどかしさ」を正直抱き続けてきました。

 (野球はスポーツの中でも、投球、打撃は特に、細かい動きの再現が実は難しいと思うのです、そういうエクスキューズは確かに考慮の必要はあると思います。)

 

 で、テレビアニメ版をした意味は、間違いなくあると思いますし、現にこれがきっかけでハチナイを楽しんでいる人間も結構多くいます。勿論、第13話がいつか叶うときを純粋に楽しみにしている感じでもあります。

 (いまのハチナイの規模自体は、自分の中では「多すぎず少なすぎずで、自分に合っている」と正直感じますし。)

 

 ですけど、いやだからこそ、正直に述べます。これ以上「テレビアニメ版」という方向性に向いているといえるのかと。「25分×12週程度(合計でおよそ300分)」を一気にする方向性が、ベストといえるのだろうかと。

 (勿論、テレビアニメ2期が実現するならば、一ファンとして純粋に嬉しいですし、それが叶えば是非見たいですけど。)

 これは、作画のことも理由の一つではありますけど、それ以上に、

 

 

 「『ハチナイという世界観』を『より濃密に伝える』には、『89分という一つの映画』に凝縮して『ハチナイとしてどうしても伝えたいメッセージ、フィロソフィー』を伝える方が『結晶としてより伝わる』のではないか。」

 (仮にハチナイの映画が叶う場合、規模としては「20スクリーン程度」のイメージ。ちなみにナナシスの劇場版は「20スクリーン」、タガタメの劇場版[2019年6月に公開。118分]は「10スクリーン」でした。)

 (ここでいう「フィロソフィー」とは「理念」のこと。「ハチナイとしてどうしても伝えたいメッセージ」とは、ナナシスの映画でいう「誰かの背中を押す」に相当する部分をいう。)

 

 

 という想いがあるのです。「89分」というサイズは勿論、「89(ハチナイ)」から。ナナシスが「77(ツーセブン)」で「77分」に拘ったように。

 

 そう、「画面で躍動する翼ちゃんたち」を見たいからこそ、やるのならばだらだらとするのではなくて、「凝縮した感じで」やって欲しい!

 そして、画面で躍動する翼ちゃんを描くならば、ハチナイとして「最終的に翼ちゃんたちが辿り着いた景色」を描く感じであって欲しい!

 この想いが、自分が「見たい景色」としてあるのです。

 

 で、映画だと、一つの映画に結実させるために、相応の時間と労力をかける感じになります。そして先述のように、映画は多くの人間の憧れかつ目標の存在であり続けてもいます。

 

 それに、ハチナイは、「作り手側」(担当声優も含めてです)も「ファン側」(ゲームでいう「監督」として楽しむ側の人々。自分もこの一人です)も、規模は大きくはないかもだけど、その熱量は大規模音楽アニメラブライブ、バンドリ等)に決して遜色ないです、いやむしろそれ以上かもしれない

 実際、担当声優側でも、船戸ゆり絵さん(椎名ゆかり役。アニメ版では現時点で実質未登場)、佐伯伊織さん(倉敷舞子役)、芝崎典子さん(塚原雫役。アニメ版では現時点で実質未登場)の3人は特に、「ハチナイに対する強い情熱」が伝わってきます。

 船戸さんはそのガチっぷりから、公式戦(ランクマ、全国大会)では「船戸ライン」という言葉まで登場していますし、佐伯さん、芝崎さんは、ハチサマ開催のたびに、「身も心も舞子(雫)ちゃん」の感じで、ディテールまで近付ける妥協しない姿勢が伝わります。

 

 (4月25日に「ハチサマ5」が開催予定ですけど、特に芝崎さんは、その前日を含めて別作品[「アイドルマスターシャイニーカラーズ」、通称「シャニマス」]のライブにも6公演中5公演にがっつりと参加するのに、「ハチサマにも3年生組の参加時からは参加を続けている」ので、「何事にも目の前のことに全力姿勢」が伝わり、より応援したくなります。自分は雫ちゃんは出場機会は準レギュラーの立ち位置ですけど、このことを知って、舞子ちゃんと雫ちゃんを応援の想いはより強くなりました[まあ右翼手は我が校では宇喜多ちゃんの聖域状態ですが…]。椎名ちゃんはプレイを初めて程なくしてから、推しの一人ですけど。)

 

 

 担当声優でも、いま挙げた3人をはじめ、恐らく何人もの担当声優が、ハチナイに対して強い思いを抱いて取り組み続けていると思います。これは、「想いを言葉に落とし込むのが不得手でも、内に秘める強い情熱の感じ」の担当声優を含めてです。

 (ハチナイの場合、「野球大好きタイプ」の担当声優が数人います、例えば渡部優衣さん[新田美奈子役]、松寄麗さん[花山栄美役]、優木かなさん[月島結衣役]、永野愛理さん[永井加奈子役]等が該当。渡部さんは想いをストレートに伝えられるタイプと映りますけど、永野さんはこの逆で、想いをうまく伝えるのが不得手っぽいけど、ハチナイへの情熱は本当は船戸さん、佐伯さんたちと同等以上に強いのではと、例えばハチ生からも伝わってきますから。)

 

 そう言った担当声優が多くいることを踏まえても、確かにハチナイのキャラ「35人」をみんな登場させるのは現実的には難しいかもと思いますけど(実際、テレビアニメ版では光を当てていたのは「12人」に絞られていました)、「ハチナイ」の一人のファンとして、「たとえ規模が大きくなくても、作り手側もファン側も、その熱量の高さはアニメ界、ゲーム界広しといえども有数といえる」、これに報いる到達点であって欲しいのです

 それに、「ハチナイ」という作品自体、「アカツキという会社にとっても生命線である」訳ですし、そう考えるとなおさら「熱量の高さにふさわしい最終到達点」であって欲しい、そう考えると、その最終到達点は「大スクリーン、つまり劇場版として」こそが最もふさわしいのでは?と思うんですよね

 

 それと、「ハチナイ」の特徴として、「ハチサマ」という音楽ライブが毎年開催されているように、楽曲数が多いのです(正直、時折ですけど、これ野球ゲームですよね?と、ある種の錯覚のような感覚になることがあります)。

 「背番号」「ぬかるみ」「ALL FOR ONE」「摩擦主義」等々、ハチナイには素敵な楽曲がいくつもあるんですよ(ちなみに自分は「背番号」が特に大好きです)。そう言った楽曲を挿入歌として効果的に活用する意味でも、89分の劇場版に全集中の方が、よりしっくりいくのでは?と感じるのは自分だけですかね。

 

 

 繰り返しになりますけど、いつか訪れるであろう翼ちゃんたちの物語の集大成を描く場(勿論、ゲームでも描かれるとは思いますけど)が「大スクリーン、つまり映画として」であって欲しいという願いは、あくまでも「一ファンとしてのわがまま」であるとは思うのです。

 ですけど、例えばタガタメにせよ、ナナシスにせよ、大スクリーンで観た劇場版は、ファンムービーの枠にとどまらない、「純粋に一つの映像作品として素敵な、メッセージ性が伝わる素敵な作品」になっていました。ハチナイだって、この領域にたどり着ける、そう強く信じるのです(それほどにゲーム版でのストーリー描写は、一つ一つが濃密に描かれていると映る)。

 (タガタメの劇場版は、特に「ラスト30分」は、主人公であるカスミが「自分の命をなげうってでも」の感じで、もう「感動で泣きっぱなし」でした、それほどに素晴らしいラストだった。カスミとリズベットの友情の描写も、とても心に響きました。)

 

 携わる人間、参加する人間の一人一人が、そして登場するキャラが「それぞれに人一倍強い情熱を持つ」、これこそが「ハチナイ」の最大の魅力であると自分は思うのです。

 確かに、正直、粗削りさも所々に散見ではあります、例えばゲームでも、未だに「スクイズ」が実装されていなかったりとか(野球ゲーム、しかも女子野球を描いていることに照らせば、「スクイズ」はあって欲しい、現実の女子野球ではより小技、機動力が強調されていることに照らすとなおさら…)。

 ですけど、その粗削りさを補って余りある、ハチナイ独特の「熱量の高さ」。これに見合う景色を、ただ純粋に見たいのです、自分は。

 

 勿論、ハチナイの物語の集大成を、映画で観たいというのは「わがまま」とは思いますし、現実性はもしかしたら高くないかもしれません。予算、時間、労力の問題を考えるとなおさらそうかもしれません(一つの映画を完成させるための労力は想像以上にすさまじいこと、そしてそれを叶えるために生きている人間がどれほど多く存在しているかは、一人の人間として漠然とですが理解はしているつもりですし)。

 でも、うまく言葉に落とし込めていない想いを含めての「気持ち」が伝わると、とても嬉しく思います、これが正直な想いとしてあるのです。

 

 

 ハチナイが大好きだからこその「気持ち」「想い」。

 これがどうか伝わりますように、と思います。

 これからもハチナイを楽しみ続ける想いですし、ゆるく、不定期ながらにですけど、「プレイ日記」も綴らせて頂きたいと思っております。

 今後とも、何卒よろしく御願い申し上げます。

【ハチナイ】「#有原翼生誕祭2021」、いつか訪れる翼ちゃんたちの物語の集大成を大スクリーンで叶えて欲しいです(その1)!

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「ハチナイ」の本格的なブログエントリー記事、第15回は、

 「『#有原翼生誕祭2021』、いつか訪れる翼ちゃんたちの物語の集大成を大スクリーンで叶えて欲しいです!」です。

 

 今回は、「ハチナイ」のいままでのエントリーとはテイストが異なり、選手編成的なことはほとんど言及しません。

 趣旨は、いわば「タイトルの通り」で、基本的に「物語、キャラとしてのハチナイ」に光を当てて綴らせて頂こうと思います。それと、他作品のことを織り交ぜながら文章を進めさせて頂く感じになります。

 では、本文を綴らせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 3月3日。「#有原翼生誕祭2021」。

 有原翼。ハチナイの「主人公」、ハチナイの「心優しきリーダー」です。

 そして、自分自身の「最推しキャラ」でもあります(箱推しですけど、推しの度合いが最も高いキャラは「翼ちゃん」で「即答」です。二推しは、ともっち(河北智恵)になります。

 

 今回、「#有原翼生誕祭2021」にあたって、いまリンク添付させて頂いた、4つのツイートをさせて頂いております。自分が考える翼ちゃんの特徴については、「1つめ~3つ目のツイート」に置いて言及させて頂いたことで、大まかには述べてますけど、ここで改めて、自分が考える「翼ちゃんの魅力」を述べさせて頂きます。

 

 

 (図解1)ハチナイ、自分(愛球人)が考える、有原翼の魅力。

 

 (長所)

 (1)野球が大好き。野球への情熱が人一倍。

 (2)「これだ!」という目標が決まれば、それに向かって一直線。

 (3)表情が豊か。笑顔も泣き顔もとても素敵でかわいらしい。

 (4)どの野球部員に対しても、その人の長所を見ようという姿勢が伝わる。

 (→故に「心優しきリーダー」と自分は思っている。)

 (5)ともっち(河北智恵)との友情。翼もともっちもどちらも輝いてる!

 (6)投手としても打者としてもきらりと光る。

 (→本人は「打つ方がより好きかな」とのことだが、自分は投手としての翼ちゃんも大好き!)

 

 (短所)

 (1)勉強が苦手。

 (→持って生まれた能力はある程度は仕方ないよ。)

 (2)どこか「抜けている」ところがある。

 (→泣き顔が起こる、整理整頓が苦手なこともこのことに起因する。)

 (→また、「突如として、周りが見えなくなる」ときがあることも。これが自分に似ていてより共感なんですよ。)

 

 

 「野球が大好き、心優しき愛と情熱のリーダー」。

 自分の中での「翼ちゃんの魅力」を形容すると、このことになります。

 で、長所も短所もすべてひっくるめて、翼ちゃんが大好きなんですよ!

 

 

 翼ちゃんについて話したい想いは正直強いのですけど、これ以上のことは、いつかまた機会があるときに、と思います。愛用している選手カード、イラアドで魅力的な選手カードとかだってありますから。

 ですけど、翼ちゃんについてもう少しここで話させて頂くと、自分は、翼ちゃんって、「高坂穂乃果」(μ’sラブライブ。いわゆる「無印」「初代」のこと]の主人公でリーダー)に相通ずる感じがあるんですよ。で、穂乃果ちゃんは、自分にとって「自分の人生の転機」の存在であるのです。より深く踏み込めば、穂乃果ちゃんは「『ほんとうの自分』に気付かせてくれた、目覚めさせてくれた」存在であるのです。

 

 穂乃果ちゃんって、「みんなを導くリーダー」ですけど、でも決して完璧な人間ではないのです、いやむしろ、短所があることも含めて、それがより見ている人間の心を惹き付ける感じで。

 正直、穂乃果ちゃんのことを話し出すと止まらなくなりそうですし、ここでは主題という訳ではないですので、ここでぐっと話を飲み込みますけど。

 

 ですけど、自分にとって、穂乃果ちゃん、ラブライブμ’s)は、「人生の転機」と述べました。

 穂乃果ちゃん、μ’sとの出会いは、「2015年7月、『Rの法則』の再放送回」です。

 (「Rの法則」とは、当時NHKEテレであった19時代前半の番組で、当時若い世代に一定の影響力があった。μ’sを取り上げた回は2月に本放送回があったが、このときは自分は予定があって見ることができなかったけど、帰宅するとツイッター上ではすさまじい盛り上がりになって、いつか再放送回があったら是非見たいと思っていた。

 で、「Rの法則」の再放送回を見た数日後に劇場版を鑑賞、それがいまに直結の感じであるのです。)

 

 (尤もそれ以前に伏線が実はあって、2014年の11月~12月のNHKBSプレミアムでの「アニサマ2014」。当時、自分は既存のJ-POPへの違和感がふつふつと増大する感覚があって、何か違う世界をと思っていたんですよね、それで直感的に飛びつくように見てたら、fripSideの「sister's noise」。この楽曲を聴いたときは、もうとにかく大きな衝撃でした。なにこの「頭おかしい、狂っている楽曲」は、と。

 当時は尤も、これが後にラブライブ、アニメソングに魅了されるきっかけになるとは思っていなかったのです。ですけど、ラブライブをきっかけに「音楽、映画のすばらしさ」に出会うきっかけになった、これを辿ると「sister's noise」になります。)

 

 

 

 「カルチャーショック」。「μ’s」の劇場版を鑑賞した当初、自分の中で感じたのは正直これでした。

 もうとにかく感動で(特に「穂乃果の画面オレンジからの大ジャンプの場面からのラスト40分くらい」)、特にラストの「僕たちはひとつの光」は、見るたびに感涙で。

 それと特に自分的に大きかったのが、「応援上映」(当時は公式では「スペシャルステージ」、ファンの間では「絶叫上映」と呼んでいました)。「声を出して映画を楽しめる」、これが自分にはとても合っていて。

 

 「見たい景色」。自分が大切にしている言葉、概念ですけど、この「見たい景色」を叶えさせてくれた感覚で、これは自分の大きな転機になりました。

 このとき自分は31歳になる直前(1984年生まれですので)。ですけど、東日本大震災で自分なりに東北に向き合い続けたことと共に、いやもしかしたらそれ以上に、自分にとってずっと追い求めてきた「心の青春」がやっと叶った感覚でした。

 「世界はこんなにも広い、深いんだ!」と。自分にとっては、とても大きな衝撃だったんですよ。

 

 

 μ’sラブライブ)に出会うまでは、映画鑑賞は年に片手で数えるほど。音楽も、いまほどは聴いていませんでした。

 それが、μ’sに出会ったことで、映画鑑賞の機会も、自宅で音楽を聴く機会も、一気に増えました。というか、恐らく無意識的に封じ込めていた「ほんとうの自分」に気付かせてくれた、それが正直な感覚としてあります。

 実写とアニメを往復する、自分は映画鑑賞において、比重がどちらかに偏りすぎないようにと考えるようになっていますけど(尤も現実としては、その時々の映画の陣容による訳ですが)、μ’sに出会ったことで、ラブライブシリーズ以外でも、いくつもの素敵なアニメ映画に出会わせて頂きました。

 

 「ガラスの花と壊す世界」「ポッピンQ」「RWBYシリーズ」「告白実行委員会シリーズ」「魔法少女リリカルなのは」「ガールズ&パンツァーシリーズ(いわゆる「ガルパン」)」「黒子のバスケ」「誰ガ為のアルケミスト」「グリザイアシリーズ」「HELLO WORLD」「思い、思われ、ふり、ふられ(いわゆる「ふりふら」)」等。

 (テレビアニメを含めるともっと増えます。「アイカツシリーズ」「プリティーシリーズ(いわゆる「プリパラ」)」「BanG! Dreamシリーズ(いわゆる「バンドリ」)」「シンフォギアシリーズ」「プリキュアシリーズ」「リルリルフェアリル」、そしていま見ている「ミュークルドリーミー」「IDOLY PRIDE」等です。)

 

 特に「RWBYシリーズ」は、(現時点で)劇場版で全通を叶えた作品ですし、「ふりふら」はアニメ版と実写版の両方を鑑賞できて、とりわけアニメ版はラストの友情の場面が大好きなんですよね。

 (この場合の「全通」は、「シリーズの各作品を少なくとも1回は映画館で鑑賞できたという意味です。)

 あるいは、これは実写映画を含めてですけど、ミニシアターでの鑑賞もあれば、「ULTIRA」「TCX」といった、より上質レベルの音響や映像を持つスクリーンでの鑑賞もありましたし(「IMAX」はまだないですけど)。

 

 尤も、ハチナイについては、始めたのが「2019年4月19日」ですので(大型アップデートの翌日。尤もこれは始めて数日してから偶然わかったことです)、時期的には「アニメ勢」になるのですけど、自分がハチナイを始めたきっかけは、アニメではないのです(始めてからアニメを見るようになった)。

 ハチナイを始めるきっかけは、「恐らく唯一の女子野球ゲームだから」。かなりざっくりと述べれば、これが理由になります。もともとスポーツ観戦、特に野球観戦が趣味ですから。

 実は、「OOTP」という野球ゲームがあって(MLBGMになり切って楽しむゲームですが、英語のゲームです)、OOTPのような「野球チームのGMになり切れるゲーム」を探していたのです。でも見当たらなくて、そしたらハチナイの「女の子が野球で青春する」というコンセプトに直感的に共感を覚えて、それで始めたんですよね。

 これほどに夢中になったのは、理由はいくつかありますけど、「物語の素敵さ」「一人ひとりそれぞれのキャラが個性豊か」、この2つは特に大きな理由です。勿論、野球ゲームであることも大きいですけどね。

 恐らく「監督」という呼称が「公式による呼称」として今後もなるのでしょう。勿論監督になり切ってでもあるのですけど、自分の中では「GMになり切って」の感覚の方が、正直よりしっくりいくのです。

 

 

 で、今年の3月3日、「#有原翼生誕祭2021」。

 冒頭の4つのリンク添付ツイートの4つ目を参照して頂きたいですけど、自分はこの日、映画館で3作品をはしごしていました。

 

 

 およそ、このような感じですけど、さあ、今回の核心部分へ、と綴らせて頂こうと思いますけど、文字数の分量に照らして、続きを(その2)にて綴らせて頂きます。

【ハチナイ】2021年2月(バレンタイン)、自分のランクマのプレイ感想(その3)。

 こんにちは。愛球人と申します。

 

 「ハチナイ」の本格的なブログエントリー記事、第14回は、

 「2021年2月(バレンタイン)、自分のランクマのプレイ感想。」です。

 

 (その1)では「進め方」に光を当てて、(その2)では「戦い方」及び「全体的な感想」に光を当てて、それぞれ書き進めました。

 これを踏まえての(その3)では、今回のランクマを踏まえての「今後の戦力補強構想」を綴らせて頂きます。

 では、(その3)の本文を綴らせて頂きます。

 

 

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 1月7日水曜日に綴らせて頂いた、「新年の抱負、ハチナイ編、後編」。

 ここで、自分は、いくつかのことを「2021年の目標」として述べました。

 基本的なアウトラインは、1月7日のブログエントリーで綴ったこととほぼ変化はありません。ですけど、「チームは生き物である」という言葉がありますけど、これはまさしく「言い得て妙」でして、正直、変化は起こってきています、これは今回のランクマの突入以前から。

 

 一つは「デレスト要員SR集め」、これがいまの自分の目下の課題であることです。

 これ自体は、いよいよ一つのゴールラインが見えてきた感覚があります。

 

 ・阿佐田あおい【秋色に飛び込む】

 (蝶属性、ドリル持ち。年始に入学。今後、凸が進めば抑え投手の一員として戦力化にも期待できるかも。)

 ・近藤咲【キュートな狼にご用心】

 (蝶属性、「ハロウィントリート」持ち。「咲ちゃん生誕祭」20連で入学。新田美奈子【おいしいもの警察出動!】と共に「ハロウィントリート」2枚持ちになった。)

 ・九十九伽奈【戸惑いのプレゼント】

 ・阿佐田あおい【チョコっとイタズラ】

 (いずれも風属性、「メロンチョコ」持ち。それぞれ20連で入学。「メロンチョコ」2枚持ちにできたことは嬉しい誤算。)

 ・逢坂ここ【お先にシツレイ】

 (今回のランクマ本番の直前で入学。蝶属性で「☆3が2つ+パン持ち」という強力なデレスト性能であるので、蝶属性のデレスト強化に大きく貢献。)

 

 2021年に突入してから、この5人の入学が叶いました。

 で、3月3日、「#有原翼生誕祭2021」が開催されます。

 ここで「デレスト要員SR集め」の仕上げのカード入学のチャンスになります。

 

 ・有原翼【お口をあけまして】

 (蝶属性、「予定変更持ち」。「いつもの二人見えない心」「進化せよ一本足打法」「秤を揺らす若葉」「シェイプアップ大作戦」など、蝶属性デレストは予定変更を用いられるとありがたい局面が多い傾向にあるので、できれば20連で確保したい。イラアド的に魅力であることも◎。)

 

 この「予定変更持ち蝶SR有原」の入学が叶えば、いよいよ戦力補強に全集中にできます。で、今回のランクマを踏まえると、

 「やはり1人、できれば2人、打者で上積みが欲しいなあ…。」

 と感じたんですよね。

 

 

 と申しますのも、今回のランクマ、自分の中では「やり遂げた」感覚ではあるのです。「1502414pt」、できるptは積み上げたと正直強く感じている。

 ですけど一方で、順位は「7281位→8101位」と、「820位」も下げました。

 どうやらツイッタラーによると、「137万pt」でも「ブロンズ圏内(10000位以内)」であったとのことですので、「140万pt」という目標ラインを確保できていれば「ブロンズ圏内」はいけるだろうという感じではありますけど、いまのままでは、「ブロンズ圏内」の確保が怪しくなるかもしれないと。

 

 それと、普段のチャプター。年明け以降の「正月朝比奈チャプター」「バレンタインリンチャプター」の2つ、いずれも最高難易度が「A4」でした。これ、強豪イベント並みの高難易度です。そう考えると、現有戦力から上積みができなければ、いずれ言葉通りの「頭打ち」が待っていると想像できること。

 

 

 「ブロンズ圏内の確保」「普段のチャプターの高難易度化への対応」

 ただでさえ、この2つに直面になっています。これに加えて、特に今回の「UR小鳥遊」の盛り上がり。これはもう、「感覚が麻痺しそうだよ」と、ある種「悲鳴のような感覚」なんですよね。

 

 

 (図解11)ハチナイ、自分(愛球人)が感じている、現在の参加者ごとの状況。

 ・キングオブハチナイ(主としてプラチナ圏争いの「上位30校ほど」)。

 ・上位層A類(ゴールド圏争いの「200位以内の学校」)。

 ・上位層B類(シルバー圏争いの「2000位以内の学校」)。

 (→もはやここまでは「UR艦隊」を組めることが前提になってきてる感が。URで埋められていなくても、フェスキャラで代用可能であることをも含めて。)

 ・中位層A類(「2001位~5000位以内の学校」。ブロンズ圏の上位)。

 ・中位層B類(「5001位~10000位以内の学校」。ブロンズ圏の中位、下位)。

 ・初心者など(「10000位以内にまだ届いていない学校」。)

 

 

 きつい表現になるかもですけど、URの爆誕で「カースト化」が進んできているように、自分には映っています。自分はプレイ当初から「上位は目指せないし目指さない、自分のペースで楽しむ」と心に決めて臨んでいますけど(とにかく「7000位~10000位」を堅持できていればそれで充分と正直強く思ってます)、なんというか、「もやもやした感覚」は正直だんだん強くなってきています。

 だからと言って、自分自身、野球ゲーム以外は正直考えられないのも現実です。ここ数年、リアルでバスケットボール好きに目覚めていますけど、バスケットボールのゲームでしっくりいくものが現状見当たらないこと。あるいは、音楽を聴くことも好きですけど、いわゆる「音ゲー」は、たまにゲームセンターでたしなむ感じはよいけど、ずっと取り組むのは「手先がとても不器用」な自分には不向きであると思っていますから。

 

 それにハチナイは、キャラそれぞれに魅力がある、個性豊かなんですよね。「生きる勇気」をもらえる素敵な作品と思えること。この替えは、正直見当たらないんですよ。

 

 

 ですけど、だからこそ、正直強く感じているのです。

 「正直、ついていけなくなってきている。URを5人以上も、あるいは艦隊レベルにまでこの時点でできるって、どれほどの資金力があるんだよ…、と。それがツイッターYouTubeでバンバン飛び交っていることが、正直ついていけないよ…、と。」

 誤解して欲しくないのは、「UR艦隊」は、むしろ「羨ましい。素敵だな」と自分は思っているのです。ですので自分は「URの使用枚数を制限して欲しい」とまでは思っていません。

 ですけど、URって確実に入学を叶えようと思ったら「ナインスター1000個、リアル資金7万円」が必要な計算になります。URを1人入学を叶えるだけでも、いまの自分の資金力では「この2021年中は、とても無理だ…」、これは、この2月の「UR小鳥遊ガチャ狂騒曲」で突き付けられたことです。

 

 「柚ちゃん、欲しい、でも中長期的な資金投資計画を考えると…。」

 何回も心が揺れ動いた。誘惑に負けそうになった。資金さえ許せば、そりゃあ、UR柚ちゃん、欲しかった、自分だって大好きな一人ですから。

 でも、最終的には断念しました。資金力もですし、そもそもレベル上げの素材自体も不足していますから。だけどやっぱり、悔しいですよ、好きなキャラだからこそ。

 

 

 (図解11)ハチナイ、愛球人(きのくに未来学園高校)、現時点での今後の選手補強の構想。

 

 3月3日(「有原翼生誕祭」。ここで「有原翼【お口をあけまして】」をデレストSR要因として補強。20連で入学を叶えたい。)

 3月(「球春祭」。いくつかの資金投資の可能性を考慮の必要。SSRドラフト、SSRクリベアスカウトの開催があれば対象になってくる[SSRドラフト開催が叶えば意中の選手は既にいます]。また「購買部河北」(河北智恵【見上げる瞳に見慣れた手】)を「1凸→3凸」にして戦力化することも重要テーマの一つです[3凸が叶い次第、向日葵スキルを付与、正二塁手になります]。)

 4月14日(「河北智恵生誕祭」。ここで、3人の恒常SR[花、蝶、風]の「3凸→5凸」を叶えたい。目標は40連以内[30連で終われるとなおよい]。)

 4月25日?(ハチサマスカウト[この日に「ハチサマ5」があるため]。「有原翼【おつかれサマーの主役達】」の入学及び「小鳥遊柚【ハッピー弾ける舞台裏】」の3凸[現在は1凸]、すくなくともこのどちらかを叶えたい。目標は30連~40連。)

 5月(「購買部直江」[直江太結【隠し味には真心を】]の「0凸→3凸」。戦力的には「3周年風有原」の控えの位置付けだけど、下位打線で内野のユーティリティーとして構想できるだけでも充分に有意義な戦力と思ってます。)

 

 

 上述のように、既に基本的な資金投資ターゲットは6月27日の「4周年」を前にしての意味では決まっています。これだけでも、正直「カツカツ」の感じです。

 もしも「小鳥遊柚【ハッピー弾ける舞台裏】」の3凸が叶えば、「3周年風有原」の控えとしてもですけど、下位打線で右翼手での起用も視野になるイメージです。

 

 で、上述の補強構想は既に決めていますけど、これとは別に、戦力補強として特に重要視したいターゲット選手がいます(ただしこれについては、いつ実装されるかによって「待たされる」リスクもある訳ですけど…)。

 

 

 「フェス永井」(第2の適性守備位置に関係なく、「右の長距離砲」「強打の正中堅手」として悲願のターゲット!)

 「フェス小鳥遊」(第2の適正守備位置が「三塁手左翼手右翼手のいずれか」であることが条件になるけど、それをクリアできるならば好きな一人だから是非欲しい![メインである遊撃手は「3周年風有原」の聖域であるためロックされているから])

 

 

 この2人が是非とも欲しい!実装されれば全力で回すイメージでいます(実装が叶えば「3凸」を目指す!小鳥遊は適性守備位置が自分のチーム事情に叶うことを信じるのみ!)。

 そう、今回のランクマで感じるのは、

 「自分はやっぱり『好きなキャラを中心とする打線』で楽しみたいんだ、勝ちたいんだ!」

 ということです。

 

 

 

 

 今回のランクマにおけるベストゲームのツイート。この試合は、pt的にも、内容的にも、自分が理想とする感じにできました。

 翼ちゃんと柚ちゃん。自分としては「共存」させてあげたい。

 ですので、蝶属性のSR三塁手である「小鳥遊柚【苦い涙でにじむ空】」は、自分にとってはとても有難い存在であるのです。

 翼ちゃんと柚ちゃんの大活躍で勝てたこと。ハチナイは「野球ゲーム」であることと共に「キャラゲーム」でもあると自分は思っていますけど、だからこそこの勝利は特に嬉しかったんですよね。

 

 で、柚ちゃん。いつかフェスカードとして実装が叶うとき、守備位置適性に条件があるのは、自分の中での理由があるのです。

 

 一塁手×の理由(「野崎夕姫【ちょっと一息】」は唯一の5凸のSSRでありチームの功労者。野崎ちゃん自体もすこキャラの一人であるので、外したくないから。)

 二塁手×の理由(ともっち[河北智恵の愛称]は自分の「推しの中の推し」の一人。それに最推しが翼であるので、二塁手はともっちが最善策になる。故にともっちは外したくないから。)

 中堅手×の理由(永井ちゃんは「右の長距離砲」にしてすこキャラの一人で思い入れが強い。中長期的構想でも永井ちゃんは重要選手の位置付けであるので、永井ちゃんを外してとは考えられない。)

 

 三塁手は、初瀬ちゃんは好きな一人ですけど、「強打の三塁手」は絵になるから、戦術的にも初瀬ちゃん→柚ちゃんはアップグレードといえるからが理由です。

 左翼手あるいは右翼手は、「フェス宇喜多」が両翼の一方として定位置ですけど(右翼手左翼手のW適性持ち)、もう一方は、本庄さんも右の長距離砲として魅力的ですけど、柚ちゃんの方がより好きであることが理由です。もうこれは「すこ度」の問題ですね。

 

 

 (図解12)「ハチナイ」、きのくに未来学園、今後の理想スタメン。

 

 【1】球春祭開幕後(「購買部河北」3凸成功後)。

 1(右)宇喜多茜【花咲く成長】[フェス宇喜多]

 2(一)野崎夕姫【ちょっと一息】[おこづかい野崎]

 3(遊)有原翼【青く煌めく私たちの夏】[3周年風有原]《主将》

 4(左)本庄千景【逆境に手を重ねて】[球春祭本庄]

 5(中)永井加奈子【焼き芋奉行】[焼き芋永井]

 6(捕)椎名ゆかり【湯けむりと戯れ】[購買部椎名]

 7(三)初瀬麻里安【甘い匂いに誘われて】[購買部初瀬]

 8(二)河北智恵【見上げる瞳に見慣れた手】[購買部河北]

 

 【2】「フェス永井」「フェス小鳥遊」入学が叶えば…。

 (フェス小鳥遊は今回はひとまず「W適性が左翼手」でカウント。)

 1(右)宇喜多茜【花咲く成長】[フェス宇喜多]

 2(一)野崎夕姫【ちょっと一息】[おこづかい野崎]

 3(遊)有原翼【青く煌めく私たちの夏】[3周年風有原]《主将》

 4(中)永井加奈子【?】[フェス永井]

 5(左)小鳥遊柚【?】[フェス小鳥遊]

 6(捕)椎名ゆかり【湯けむりと戯れ】[購買部椎名]

 7(三)初瀬麻里安【甘い匂いに誘われて】[購買部初瀬]

 8(二)河北智恵【見上げる瞳に見慣れた手】[購買部河北]

 

 

 いま示した「理想スタメン」、これが、自分の資金力、経営体力でできる「ぎりぎりのライン」と感じます。やはりURの入学は、「2022年になってから」が現実の最短ラインになるだろうなあと正直感じます。

 繰り返しになりますけど、感覚がおかしくなりそうですね、特にツイッタラーの間での、URがバンバン飛び交う姿は。自分はもう一つ、「俺の甲子園」という高校野球ゲーム(いわば「男子野球部」)をしていますけど、そちらでは、ハチナイでいうURに相当する存在としてLRがいますけど、LR持ち自体が、それぞれの都道府県で「1~5校程度」なんですよ。まあ、URを☆5にする(4凸が最大)ことでLRと同等にできる感じですけど、☆5URでスタメンを染める学校は、全国でも数えるほどです。

 

 「うーん、なんだかなあ…」ということでいえば、今回のランクマ。

 実は、「2月7日日曜日」に、ある一つの御要望メールをさせて頂きました。

 「ランクマの再抽選の時間を『20分』に改善させて欲しいです。」

 と(現行は「30分」)。結果は今回も「30分」のまま、つまり反映はされなかった、ですので「ああ、気付くタイミングが遅れてしまったな…」という悔しさがあります。

 今回、ランクマに臨んで、やはり現行の「30分」は、「参加者のリアルのライフサイクルに見合っていない」と言わざるを得ないのではないかなと実感するんですよね。現実論として「張り付き」ができる人間は限られた人間である訳で。しかし再抽選が「30分」という現行仕様は、結局「張り付き」ができる一部の人間のみの恩恵になってしまっている、これはよろしくないのでは?と。

 ですので、そう遠くないうちのタイミングで、

 「ランクマの再抽選の時間を『20分』に改善させて欲しいです!」

 の御要望を、改めてさせて頂こうと思っています。勿論これは、ハチナイがこれまでもこれからもずっと大好きであるからこそです。

 

 

 ちなみに、選手補強構想に話を戻しますと、選手の信頼度上げの構想も、今回のランクマを踏まえて修正が必要かなと感じてます。

 

 

 (図解13)ハチナイ、きのくに未来学園、信頼度上げの今後の構想。

 

 6-5(7-5予備軍)→有原、永井、宇喜多、河北

 (河北は2月中に「7-5予備軍」入りの構想。)

 6-5→椎名、近藤、野崎、朝比奈、東雲、初瀬、小鳥遊、本庄

 5-5(6-5予備軍)→鈴木、阿佐田、塚原、中野

 (河北の「7-5予備軍」入りが終われば、我妻の「6-5予備軍」入りに着手する。ルナの「5-5」入りを完了後に、中鍵が貯まれば我妻を「6-5」にする構想。その後で鈴木を「6-5」にする構想。)

 5-5→我妻、桜田、月島、新田、直江、柊、竹富、リン

 (球春祭の前半のうちに、ルナを「5-5」に到達できるとより望ましい。)

 

 

 およそ、このような感じですけど、末文にて、少し綴りたいことを。

 昨年の秋くらいからでしょうか、「ハチナイはこれからやっていけるのか?」という声がくすぶっている感じが聞こえてきています。これについて自分は、

 「サービス終了?そう遠くないうちにという意味ではまずないでしょ?」

 とずっと思っています、これは勿論、贔屓目抜きのこととしてです。と申しますのも、

 

 (1)先代のゲームである「シンデレラナイン」は9周年まで続いたこと(9年も続いたこと自体が称賛に値する)。

 (2)「ハチナイ」自体が(一ゲーム会社としての)アカツキの生命線の一つと考えられること(精力的に動画生放送、音楽ライブの開催、YouTubeでのハチナイTVをしていることも、この表れといえるでしょう)。

 (3)似たコンセプトのゲーム自体が現状恐らく存在していないこと(野球ゲーム自体はいくつもあるけど、「女子野球ゲーム」としてでならば、他に恐らく見当たらないこと。つまり強豪が事実上存在していない上にニーズもある[そもそも日本が「野球の社会」である訳ですし]、それに一つの目安といえる「5周年」まででもまだ1年半近くある、そう考えると現時点では「恐らくまだまだ健在」と考えられること)。

 

 という感じなんですよね。

 で、「ハチナイ」って、規模は大きくはないですけど、いくつか特徴がある感じで。

 

 

 (図解14)ハチナイ、自分(愛球人)が感じている、いくつかの特徴。

 

 (1)キャラの個性豊かさ(脇役的なキャラでもしっかり「キャラ立ち」できている。これにより他の野球ゲームとの差別化にもなっている)。

 (2)ファンの熱量の高さ(その熱量の高さは「ラブライブ」「バンドリ」と同等以上といえる。よくも悪くもUR艦隊の学校が恐らく「1000校~1500校」ほどいる現状も、その熱量の高さを示している表れといえる。また、ツイッタラーの人々ならば伝わるかなですけど、翼ちゃん、ともっち、野崎ちゃん、中野ちゃん、初瀬ちゃん、宇喜多ちゃん、椎名ちゃん、柚ちゃんなど、何人かのキャラクターにはそれぞれに「熱狂的な固定ファン」が既についていることも大きなプラスといえる。現に直近でも「UR中野」「UR小鳥遊」はツイッター上ではもはや夏祭りの如き雰囲気でしたし)。

 (3)一つ一つのカードへのこだわり(「決意をバットに込めて」「焼き芋奉行」「光射すマウンド」「グラウンドへの感謝」「バットが示すは青春の道」など、そのカード名を検索にかけたら、ハチナイの当該カードがトップで表示されるカードが多くいること。これも「ハチナイのオリジナリティー」が機能できている表れといえる)。

 

 

 やはり、サービス終了云々の理由が全くない。それと、このランクマ直前に、ちょっと興味深いデータを見つけたんですよね。

 

 

game-i.daa.jp

 

game-i.daa.jp

 

yaraon-blog.com

 

yaraon-blog.com

 

 

 「Game-i」というサイト。いま、リンク添付を4つさせて頂きましたけど、下の2つは、「Game-i」というサイトを知るきっかけになったこととしてリンク添付をさせて頂いております(この「アサルトリリィ」、キャラデザがかわいらしいですし、主人公の一柳梨璃は、不思議と応援したくなる感じです)。

 で、今回比較対象に用いさせて頂くのは、「Tokyo 7th シスターズ」(通称「ナナシス」)。自分はラブライバーでもあるので(2015年7月の「μ’s」の劇場版がきっかけです)、ラブライバーになって程なくしたときから、作品名は耳にしてきました(同じアイドルアニメのジャンルですのでね。それと声優雑誌越しに、主人公を務める篠田みなみさんの情熱にも惹かれていましたので[恐らく篠田さんにとっては「アイデンティティー」といってもよい作品と想像します]、動向は気に掛かっていました)。

 

 で、ナナシスを比較対象にしたのは、もともとよく名前を聞く作品で、でも規模的には大きいとは言えない、恐らくハチナイより少し大きい規模の作品のイメージかなということで比較対象にしました。ちなみにナナシスのファンのことは「支配人」と呼ばれています。

 

 

hachinai.net

 

 

 それと、「ハチナイ速報」のこの記事も、今回こうして調べるきっかけの一つです。

 で、調べたら、「2019年4月のハチナイの大型アップデート以降(この時期がテレビアニメの放送時期でもあり、自分のハチナイのプレイ開始の時期でもあります)、ハチナイがナナシスを基本的にずっと上回っています」(リリース時期がハチナイは「2017年6月」、ナナシスは「2014年2月」と異なることの考慮は必要ですし、ナナシスも「7年続いている」こと自体が称賛であると思いますけど)。

 (「Game-i ハチナイ」「Game-i ナナシス」でそれぞれ検索をかけると、恐らく出ると思います。)

 

 

t7s.jp

 

project-t7s-a.jp

 

 

 で、調べる過程で、「2月26日金曜日」に、ナナシスの劇場アニメ(20スクリーンでの3週間期間限定上映、いわゆる「イベント上映」と思われる。例えば「RWBYシリーズ」「グリザイアシリーズ」などで採用された方法)が上映されるとのことです。

 自分は大阪ですので、一人のアニメファンとして、鑑賞させて頂こうと思います(上映時間が発表され次第、鑑賞の日程調整をするイメージです)。まあ、今回のハチナイのランクマが終われば、セーラームーンの劇場版の後編(前編は2回鑑賞)を鑑賞しようと思っていましたけど(すでに鑑賞の日程は決まった。日程的に、「まず前編をもう1回鑑賞→後編を鑑賞」の予定です)、見たい映画作品がまた増える副産物ができるとは…、の感覚です。

 

 話を脱線させてしまったかもですけど、恐らく同等程度の規模であるナナシスよりもハチナイが上回っている現状に照らせば、

 「ハチナイはまだまだこれから成長を続けると期待できるかな。」

 と強く感じる思いです。

 それと、今月(2021年2月)の「Game-i」の売り上げから想像するに、

 「小鳥遊柚、すさまじい人気を証明!?」

 と正直感じます。

 

 

 「ハチナイ」の現況報告は、今回は以上になります。

 今後も、プレイも、この「プレイ日記」も、ゆるくさせて頂く感じですけど、何卒よろしく御願い申し上げます。