愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】2020年春季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線。その1。全体的な展望編)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第25回は、

 「2019年夏季和歌山県大会展望(きのくに未来学園目線)」です。

 

 大会の展望記事の執筆。この春季大会に続いて、「2大会ぶり4回目」になります。

 (2019年春季大会、2019年夏季大会、2019年秋季大会)

 今回のブログエントリーは、あくまでも、「きのくに未来学園(愛球人)の独断的な目線で」ということに御留意の上で読み進めて頂ければと思いますし、「個人的な想い」も少なからず混じっていることを御理解頂いたうえで、読み進めて頂ければと思います。

 

 また今回は、私事での所用が立て込んでしまっている状況下での展望記事の着手になりますので、満足に時間が取れていない感じで、かなりざっくりとした感じになっています。ですけど、自分としては、このような展望記事は、和歌山の各学校の参考になればは勿論ですけど、自分自身のためにも、やっぱりせめてこれは、こうしてブログを綴らせて頂いているならば、綴る機会は設けたかったので、という感じになります。そういったことをも御理解頂いたうえで、読み進めて頂ければと思います。

 

 では、まず、2019年夏季大会、2019年秋季大会、それぞれのときの展望記事のリンク添付をさせて頂きます。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 では、本文の執筆を、させて頂きます。

 (その1)は、「全体的な展望編」になります。

 

 

 大会の展望記事の執筆にあたり、まず、組み合わせ抽選の結果(対戦カード)を、リンク添付させて頂こうと思います。

 

 

 (その1。2020年、春季和歌山県大会1回戦[その1。1試合目~50試合目]。)

orekou.net

 

 

 (その2。2020年、春季和歌山県大会1回戦[その2。51試合目~74試合目]。)

orekou.net

 

 (その3。2020年、春季和歌山県大会2回戦[その1。1試合目~50試合目]。)

orekou.net

 

 (その4。2020年、春季和歌山県大会2回戦[その2。51試合目~64試合目]。)

orekou.net

 

 

 今回の、「2019年秋季和歌山県大会」、参加校数は「202校」。

 「2018年春(139校)→2018年夏(175校)→2018年秋(201校)→2018年新人戦(179校)→2019年春(206校)→2019年夏(206校)→2019年秋(209校)→2019年新人戦(180校)→2020年春(202校)」

 になります(新人戦とは、「1年生大会」のこと)。

 全国的には、出場校は減少傾向と伺いますけど、この和歌山については、「いつも通りの出場校数」になっています(勿論、個別具体的には、長くプレイしていた学校がいくつかひっそりと去っていて、その分新規の学校が初参加している訳ですけど)。2018年秋以降、この和歌山ではほぼ常に「200校程度」の参加校数で推移しています。

 

 今回は、先日(3月22日)に初めての試みとして、「和歌山の現時点での勢力図の私見」のブログエントリーをさせて頂きました。これも、リンク添付をさせて頂きます。

 

 

aikyujin.hatenablog.com

 

 

 尤も現実としては、このときのブログエントリーでは「有力校12校」を言及させて頂きましたけど、「漏れはあるだろうなあ…」と思っていたら、組み合わせ抽選、ふたを開ければ「案の定」でしたけど…(汗)。

 まあ、今回は、2回戦からの出場校数が「54校」ありまして(自分もこの54校の中に入りました。ちなみに計算すると「第49シード」になります)、この54校に有力校は入ってくる感じではありますけど。

 

 組み合わせ抽選の結果や、そこで示された各校の「18人枠」の顔触れを踏まえると、3月22日のときとは、全体的な展望に登場する学校(及びそれぞれの学校の位置付け)は、少なからず変化が起こっています。

 では、全体的な展望を、示させて頂こうと思います。

 

 

 (図解1)2020年春季和歌山県大会、全体展望編(きのくに未来学園目線)。

 

 「この2年、和歌山の高校野球界をリードし続けてきた『タレント集団』の樂月が、今大会も大本命の座に君臨する。2019年の主要3大会では包囲網に屈してきたが、新人戦では優勝。投手陣の質の高さもだが、特に打線の強力さは頭2つほど突出である。

 樂月を追走する第2集団では、まずチベット学園が挙がる。投手3本柱の質は樂月と比肩しており、打線もひと冬を越えてスケールアップした感あり。2019年秋は樂月に勝利しており、今回の抽選では樂月と完全に別ブロックになったことも追い風か。

 ひと冬を超えて「怖さを増した」ことに照らせば、日高学院那智勝浦クロマティも挙げられる。日高学院は強打の大型外野手である山下という「絶対的中心軸」の存在が大きく、打線全体の強度が増した感が。那智勝浦は投手陣の層は県内トップレベルで、加えて打線も粒揃い。クロマティは弱点であった投手力がひと冬を越えて大きく向上で、生命線である打線の集中打を支えられる体制を整えた感が。

 圧倒的な個がある訳ではないが、強打を軸に安定して好チームをつくってきた陵南海草中学次元和歌浦、試合巧者型として名高い亮太ミラクル学園和歌山和歌山も、今回も有力校に名を連ねる。

 ダークホースでは、打撃力の中洲学園、機動力の森音、大型二塁手である川本を擁するヒマラヤという、明確な長所を持つ3校がまず挙がる。山東は県内有数の実績を誇るが、今回も投打に良質のチームを形成しており、健在の狼煙を示す大会にできるか。

 そして、県内レートランク1位で臨む紀伊、昨秋以降成長著しい南海学園にも注目。接戦での粘り強さで、悲願の上位進出の実現可能性は充分にあり得ると映るが。」

 

 

 全体展望で挙がった学校は、実に「17校」になります。

 3月22日のブログエントリーから、5校が新たに加わったことになります。

 チベット学園は、「対抗」と位置付けようか正直迷いましたけど、最終的には「第2集団の中では他校をリードしている」的なニュアンスにしたつもりです。

 

 これをざっくりと述べれば、下記のような図式になります。

 

 「大本命(樂月)

 第2集団(チベット学園、日高学院、那智勝浦、クロマティ

 有力校(陵南、海草中学、次元、和歌浦、亮太ミラクル学園、和歌山和歌山)

 ダークホース(中洲学園、森音、ヒマラヤ、南海学園、紀伊國)」

 

 

 「有力17校」は、8つのブロックに程よくばらけた感があります。

 

 「Aブロック(樂月、中洲学園)

 Bブロック(クロマティ、森音、南海学園、和歌山和歌山)

 Cブロック(那智勝浦)

 Dブロック(陵南、和歌浦

 Eブロック(海草中学、山東

 Fブロック(次元)

 Gブロック(日高学院、紀伊國、ヒマラヤ)

 Hブロック(チベット学園、亮太ミラクル学園)」

 

 ここに挙げた訳ではない学校でも、準ブロックシード(第9シード~第16シード)である学校も複数あります。そういったことは、(その2)での「ブロック別の展望」で言及させて頂こう、と思っております。

 

 

 では、「この選手に注目!」。13人ほど、取り上げさせて頂こうと思います。

 「投手4人、打者9人」です。特に今大会の軸と解釈している樂月、チベット学園、クロマティの3校は、投打1人ずつ取り上げさせて頂いております。

 

 

 (図解2)2020年春季和歌山県大会、「この選手に注目!」編(きのくに未来学園目線)。

 

 (1)横堀(樂月。2018年、UR106[☆5])

 (千葉、河野と「☆5のUR投手トリオ」を形成するが、昨秋に続いて今春もこの人が「背番号1」に君臨。最速153kmの速球、高いコントロール、切れ味鋭いスライダー、そして完投を見込める圧倒的なスタミナとハイブリッドな能力の持ち主。)

 

 (2)重藤(チベット学園。2019年、UR104[☆5])

 (長くエースに君臨する中山から「背番号1」の座を奪取。中山、狩谷との「☆5のUR投手トリオ」はチーム最大の看板。スタミナにやや難があるものの、卓越したコントロールと2つの変化球[シンカー、シュート]で凡打の山を築く。)

 

 (3)清水(クロマティ。2019年、UR104[☆3])

 (藤田、池内と共に、昨夏の甲子園出場を知る「投手3本柱」の一人。卓越するコントロールが持ち味だが、ひと冬を越えて大きく成長の感が。加えて新戦力として好左腕の千葉が入学。その輝く反応を含めて、さらなる飛躍を示す場にしたい。)

 

 (4)谷(那智勝浦。2019年、UR108[☆3])

 (仲西、小林ら分厚い投手層の中でもエースに座るのがこの人。切れ味鋭いフォークと高いコントロールを併せ持つ。スタミナも4回を投げる分には充分いける。チームを初めての県8強以上へと導く原動力になれるか。)

 

 (5)塩島(海草中学。2018年、UR97)

 (長くエース級としてチームを支えてきた右腕投手。コントロールが大きく伸びて、シンカー、カットボールと2つの変化球も水準以上。昨秋の新人戦準優勝に大きく貢献した江見と共に、投手陣の軸としてチームをさらなる飛躍へと導きたい。)

 

 (6)小野(樂月。2018年、UR192[☆5])

 (純正LRではないが、「県内最強打者」に恥じないといえる、圧倒的なパワー、卓越するミート、水準以上の走力を併せ持つ左の強打者。超強力打線の中でも「絶対不動の4番打者」に君臨する。その前後を打つ鈴木徹、横山と共に「恐怖の中軸」を形成。)

 

 (7)岡田(チベット学園。2019年、UR155[☆2])

 (「不動の4番」に君臨する、この「左の長距離砲」が輝いてこそ、悲願の優勝に手が届くといえる、チームの最重要選手。彼に得点圏で回す場面を1つでも多く生み出せれば、生命線の「投手3本柱」がより輝けるといえる。)

 

 (8)谷本(クロマティ。2018年、UR127[☆3])

 (長打力とパワーを高いレベルで併せ持つ、県内有数の強打者で「不動の4番」。吉野との右の強打者コンビは強力で、昨夏の優勝の大きな原動力に。彼に得点圏で回す場面を1つでも多くつくるための打線の編成も鍵を握るポイントになるか。)

 

 (9)山下(日高学院。2019年、LR199)

 (和歌山で現在2人のみ存在している「LR選手」の1人。今大会が初めての公式戦。強打と堅守を併せ持つ右の外野手。中軸起用が有力と映るが、昨秋8強の原動力である須賀、岡本との化学反応に「わくわく感」。チームをさらなるステージに導きたい。)

 

 (10)川本(ヒマラヤ。2019年、LR196)

 (山下[日高学院]と共に、貴重なLR選手。確実性、走力、守備力と三拍子揃う左の二塁手だが、遊撃手としても多く起用されている。あらゆる打順で起用されているが、他の有力校に比して投手力に不安があるだけに、起用法が特に鍵を握ると映るが。)

 

 (11)林(中洲学園。2019年、UR168[☆5])

 (長打力と走力を併せ持つ右の遊撃手。チームでは1番を打つことが多い。彼が出塁して[あるいは先制弾を打って]、得点圏で矢野、伊藤、今野の「強打の中軸トリオ」に回すのが必勝パターン。昨秋よりもスケールアップした強打を示せるか。)

 

 (12)吉留(森音。2019年、UR132)

 (機動力が特徴のチームだが、それが威力を持つのは、この「右の長距離砲」が「絶対的4番」として君臨しているから。「堤、田畑、谷口」の「スーパーカートリオ」で得点圏を生み出し、吉留で返す場面を1つでも多く生み出して上位進出を叶えたい。)

 

 (13)柴田(紀伊國。2019年、UR126)

 (「絶対不動の4番打者」に君臨する「左の長距離砲」。投手力にやや不安があるだけに、彼に得点圏で回す場面を1つでも多く生み出すことが特に重要。走力が魅力の宮越、確実性が持ち味の芹川が好機創出に貢献して、悲願の上位進出へと導きたい。)

 

 

 およそ、このような感じになります。では、せっかく自分も参加させて頂く訳ですので、自分自身の展望を、ここで綴らせて頂こう、と思います。

 

 

 (図解3)「きのくに未来学園」、2020年春季和歌山県大会の展望。

 

 「『2022年夏の甲子園出場をターゲットラインとするチーム再建』を決断したため、その一環で今大会は1期生(3年生)14人全員のベンチ入りを含めて、ベンチ入り選手が『16人』。しかも控え打者は皆無(その分、投手が8人体制)。今大会は『我慢の大会』の位置付け。

 組み合わせ抽選を踏まえての現実的なターゲットは『1勝でも多く、まずは初戦(2回戦)突破に全力、つまり一戦必勝、あわよくば4回戦到達』である。

 とにかく初戦突破。予想される対戦相手を考えると、『油断してはならない、昨夏の悪夢を忘れるな』が正直な感覚。樂月さんと同じブロック?うん、そこ(5回戦での対戦)まで辿り着けるとは思ってませんので、正直。

 いずれにせよ、『一戦必勝』。だからこそ、手持ちの投手、特に主軸の清水、八巻、植田、あるいは林、岡本、山越といったあたりをどこでどのように起用するか、その選択を『後悔のないように』できるかがとても重要だろう。勿論、1打席でも多く得点圏で田中陸に回せるように、そう考えるとやはり、『森田が出塁して、田中陸で返す』という『自分の型』がどれほど成功できるかが鍵であるといえよう。

 そして、『バント』。現チームは、恐らく『バント技術』の平均数値は『和歌山でno.1』であろうと思っている。バントをいかに効果的に活用できるか(過不足なく)、これも今回の重要ポイントの一つとなるだろう。」

 

 

 およそ、このような感じです。あとで、「ブロック別の展望」で言及するかもしれませんけど、このまま順当にいけば、

 

 2回戦(初戦):荒れ荒れさん

 3回戦:恵我ノ荘さんor和歌足農業さん

 4回戦:中洲学園さんor私立智辯和歌山さん

 5回戦:樂月さん

 

 という感じになります。4回戦まで辿り着ければ、そこで手持ちの投手のベストメンバーを一気に注ぎ込む構想でいますけど(勿論、対戦相手に置ける投手の相性や、調子も考慮になりますが)、問題は、2回戦、3回戦の投手の起用の振り分けです。

 昨夏に、先を見過ぎてしまい、2回戦でエース清水を出し渋って、そこで敗退してしまった悪夢(このときは1回戦からの登場でした)。とはいえ、八巻、植田も2回戦で一気に使ってしまうと、3回戦が苦しくなるのは容易に想像はできます。恵我ノ荘さんは、この1年で大きく力を付けている(現に「準ブロックシード」)、そう思っていますから。

 実は、投手能力値が最も高いのは、八巻なんですよね。ですから、「2回戦で八巻、3回戦で清水」というのも、可能性の一つとしては考えています(勿論逆もあり得るし、どちらかで植田の先発とかも充分にあり得るでしょう)。

 与えられた時間をしっかりと使って、対戦相手の研究をして、投手の起用法を決めていく。今回はその時間はどうにかできそうですので、「後悔のないように」、何よりもこれを特に大切にしたい、そう強く思います。

 

 

 では、続きを、(その2)にて綴らせて頂きます。

 (その2)では、「きのくに未来学園目線、2020年春季和歌山県大会、ブロック別の展望編。」を、綴らせて頂きたく思います。