愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】岡本(R20)、戸塚(R42)、きのくに未来学園で貴重な2人のR選手(その3)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第3回は、

 「岡本(R20)、戸塚(R42)、きのくに未来学園で貴重な2人のR選手」です。

 

 では、(その2)の続きからの執筆になります。

 

 

 (2)戸塚翔(2018年、R42)

orekou.net

 

 (出場大会歴:2018年夏季大会[7]、2018年秋季大会[7]、2018年1年生大会[18])

 (通算成績:打率.346(1029打席、813-281)、本塁打23、盗塁17、OPS0.939、RC27[9.02])

 (現時点での立ち位置:左翼手候補。沢口[2018年、UR160]、井山[2018年、SR85]と、レギュラーの「残り1枠」を争奪する立場だが、打撃面ではSR、いやUR中堅クラスと全く遜色ない感覚。)

 

 

 これまでのブログエントリーでも、戸塚は確かに「R打者」ではあるけど、うち(きのくに未来学園)では「重要打者」的な存在であること、一度は正左翼手から陥落したけど、12月半ばから出場機会を得るようになり、年明けに再び正左翼手を奪還した、と述べてきました。

 2月になり、高橋瑠(2018年、UR182)が入学して(2月11日にデビューを叶えました。守備位置は未確定ですけど、打撃能力的に恐らく春季大会ではレギュラーでしょう)、再び戸塚は「レギュラー争い」の立場になってしまいました。でもこれは、戸塚が調子がよくないから(というかむしろ、現状ではその逆な訳ですが)、とかではなくて、他の選手との兼ね合いで、そうならざるを得ない、それが正直強い感じなんですよね。

 

 打撃能力が高い、と述べていますけど、現時点で、長打力(30140)、ミート(30647)、いずれも「C評価」です。今年の夏季大会では、特にミートは「B評価」に迫るところにいく可能性も、充分あるように映ります。

 

 

 (図解9)戸塚(2018年、R42[☆5])、打撃成績の比較。

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.330(770打席、619-204)、本塁打16、盗塁15、OPS0.908、RC27[8.72])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.346(1029打席、813-281)、本塁打23、盗塁17、OPS0.939、RC27[9.02])

 

 

 塁打数、犠打とかを計算していないので、「OPS」「RC27」が、この年明け以後の58試合において、どれほどの成績であったのかの算出は難しいですけど、年明け以後の58試合に絞っての戸塚の打撃成績は、下記の感じになります。

 

 (戸塚[R42]の、年明け以後の58試合での打撃成績。)

 (打率.397[259打席、194-77]、本塁打7、盗塁2)

 

 うちは、1年生大会の直前(2018年、11月中旬)に、「総合評価B」に到達したチームです。ですので年明け以後の対戦でだと、対戦相手の相対的なレベルは上がっている訳です。

 ですので、打撃成績が「横ばい」ならば御の字、むしろ打撃成績が「下落傾向」でもやむなしと思っていました。年明け以後、好調をキープしているなあ(というかむしろ、成長を強く感じる)、とは感じていましたけど、調べてみて、想像以上に成長している、と感じてます。

 なにしろ、「.400」近くの高打率。それに、戸塚は「バント職人」であることも大きな特徴の一つですけど、そういう貢献をも含めてのこの高打率ですから、数字以上に得点貢献は高いと正直感じます。

 

 

 (図解10)きのくに未来学園、打者陣[10人]の各種通算打撃成績(打率、本塁打、盗塁、セイバーメトリクス等。2019年2月12日[292試合]終了時点)。

 (高橋瑠[2018年、UR182]はデビュー間もないため、成川[2018年、UR149]は構想外のため、齋藤海[2018年、UR134]は引退済み〈2018年2月4日〉のため、この3人はそれぞれ対象外になります。)

 (今回からは、「Power Speed Number」(PSN)という指標も新たに計算します。計算式は「(本塁打×盗塁×2)÷(本塁打+盗塁)」です。また、「PSN」を改良した独自指標、「PSN500」[500打席に換算してのPSN指標]も併せて示します。)

 (赤字は1位、青字は2位または3位、緑字は4位または5位。)

 

 (「PSN」についての関係記事リンク。)

full-count.jp

 

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 (1)田中陸(2018年、UR111[☆2])

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.367(901打席、772-283)、本塁打40、盗塁45、OPS1.025、RC27[10.95])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.378(1213打席、1030-389)、本塁打53、盗塁63、OPS1.057、RC27[11.70]、PSN[57.57]、PSN500[23.69])

 

 (2)森田(2018年、UR180[☆2])

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.368(574打席、492-181)、本塁打12、盗塁26、OPS0.953、RC27[10.17])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.356(890打席、762-271)、本塁打19、盗塁44、OPS0.935、RC27[9.79]、PSN[26.54]、PSN500[14.91])

 

 (3)小林(2018年、SR64[☆5])

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.364(948打席、810-295)、本塁打32、盗塁8、OPS1.009、RC27[10.43])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.364(1254打席、1071-390)、本塁打40、盗塁8、OPS0.995、RC27[10.26]、PSN[13.33]、PSN500[5.31])

 

 (4)小峯(2018年、UR162)

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.317(1183打席、975-309)、本塁打14、盗塁111、OPS0.845、RC27[8.30])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.324(1502打席、1230-399)、本塁打21、盗塁138、OPS0.858、RC27[8.27]、PSN[36.45]、PSN500[12.15])

 

 (5)宮原(2018年、UR121)

 [デビュー日:2019年1月19日(259試合)]

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.315(185打席、127-40)、本塁打3、盗塁10、OPS0.865、RC27[6.51]、PSN[4.62]、PSN500[12.49])

 

 (6)大野(2018年、UR157)

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.317(301打席、252-80)、本塁打7、盗塁16、OPS0.840、RC27[7.51])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.330(574打席、473-156)、本塁打15、盗塁26、OPS0.891、RC27[8.09]、PSN[19.02]、PSN500[16.54])

 

 (7)沢口(2018年、UR160)

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.326(579打席、484-158)、本塁打21、盗塁14、OPS0.940、RC27[9.29])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.323(753打席、631-204)、本塁打27、盗塁18、OPS0.928、RC27[9.08]、PSN[21.60]、PSN500[14.34])

 

 (8)戸塚(2018年、R42[☆5])

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.330(770打席、619-204)、本塁打16、盗塁15、OPS0.908、RC27[8.72])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.346(1029打席、813-281)、本塁打23、盗塁17、OPS0.939、RC27[9.02]、PSN[19.55]、PSN500[9.49])

 

 (9)井山(2018年、SR85[☆4])

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.273(557打席、451-123)、本塁打1、盗塁39、OPS0.712、RC27[6.19])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.277(659打席、527-146)、本塁打1、盗塁48、OPS0.718、RC27[6.17]、PSN[2.00]、PSN500[1.52])

 

 (10)藤本(2018年、SR55[☆5])

 [2018年12月30日終了時点(234試合)]

 (通算成績:打率.214(233打席、182-39)、本塁打2、盗塁5、OPS0.665、RC27[5.04])

 [2019年2月12日終了時点(292試合)]

 (通算成績:打率.208(254打席、197-41)、本塁打2、盗塁5、OPS0.649、RC27[4.75]、PSN[2.86]、PSN500[5.61])

 

 

 チームの打撃陣の現時点での各種成績を調べてみると、いくつかのことが明らかになってきます。

 

 

 (図解11)きのくに未来学園、打撃陣の各種通算成績から浮き彫りになってきたこと。

 (1)「RC27」「OPS」「PSN500」、打撃の3つの指標の全てで、田中陸がチームno.1。つまり田中陸が現時点での「最強打者」といえる。

 (2)「RC27」に照らせば、田中陸、小林、森田での「BIG3、これは基本的に、もはや不動といえる(2期生が入学すれば、変化が生じるかもしれませんが)。

 (3)戸塚(R42)は、「RC27」で「チーム5位」。得点貢献はチーム内では高い部類といえる。しかしレギュラー争い、つまり競争相手と考えられている沢口も、「RC27」で同等以上の数値(チーム4位)。

 (4)走力重視型の選手(小峯、宮原、井山)は、総じて「RC27」が抑えられる傾向が少なからずある。しかし、小峯、宮原は「PSN500」で高い数値を示しており、この2人は(バントでのつなぎの貢献を含めて)レギュラーとしてはやはり不動の存在といえる。

 (5)長打、走塁、バントのバランスに優れる大野は、「PSN500」ではチーム2位。「RC27」でも8点台に乗せており、内野手三塁手または二塁手)のレギュラーの地位を、現時点ではほぼ手中にしているといえる。

 (6)打者10人の中で、藤本は数値的には事実上の「蚊帳の外」状態。守備力に優れるので、第2捕手(及び三塁コーチ)としては現時点では必要不可欠だけど、2期生で有能な捕手が入学できれば、早暁にベンチ外になる可能性は否めないかも。

 (7)高橋瑠(2018年、UR182)が、恐らくレギュラーに座ると仮定すれば、レギュラーで残る枠は「1」。このレギュラー残り1枠を戸塚と沢口が争奪することは、数値的にも示されているといえる。一方で井山は、セイバーメトリクス的にはやや不利な感じ。走塁重視でスタメンを組む場合は、また異なってくるだろうけど(ただし現時点でも、代走及び一塁コーチとしては大きな存在意義がありますが)。

 

 

 そう。戸塚(2018年、R42)は、数値的には、(ポジションの相違こそあれ、)URの中堅選手といえる、大野(UR157)、沢口(UR160)と、少なくとも打撃面での貢献は、ほぼ同等といえる。

 そもそも、投手ほどではないにせよ、打者でも、微課金や無課金の場合、URだけでスタメンを編成できるとは限らない訳です。そして一方で、SR選手、あるいはR選手でも、URクラスの打撃力を持つ選手だっているということ。

 

 何を伝えたいかと申しますと、R打者でも、(起用法とかを工夫すれば、)公式戦に向けての戦力候補として、充分に検討に値する、いわば「微課金、無課金の味方的な存在になれる」、そう強く考える訳です。

 何卒、特に微課金や無課金の学校には、ささやかな一つの参考にできると、とても嬉しく思います。

 

 

 まあ、まとめますと、

 

 「岡本(2018年、R20)→「投手no.3」として、春季大会でも重要戦力。先発でも救援でもフル回転が大いに期待される。

 丸山(2018年、R19)→現時点では「投手no.6」だが、春季大会でもベンチ入りが濃厚。出場機会があれば、短いイニングをしっかり抑えて欲しい。

 戸塚(2018年、R42)→春季大会で「背番号7」として出場の可能性は充分にあり得る。状況に応じて、沢口、井山と使い分けられるかもだが、少なくとも1年生大会のときよりも大きな成長は強く感じられる。」

 

 およそ、このような感じです。

 

 何卒、自分のような微課金、無課金のチームでも、R選手が戦力にできる可能性は大いにあるんだという、一つの参考になると、とても嬉しく思います。

 長文、駄文になりまして、読み辛いかもしれずで、とても失礼しました。

 今後とも、「俺の甲子園」を、野球の素敵さを、思い思いに楽しんでいきましょう、と思います。