愛球人はてなブログ。

「ラブライブ」(μ’s、Aqours)、「ハチナイ」(和歌山、きのくに未来学園高校)、「俺の甲子園」(和歌山、国立きのくに未来学園高等学校)を中心に、「マイペース」に「想いのまま」を綴らせて頂くブログです。スポーツ、映画、音楽の感想についても、このブログで言及させて頂くことがあります。

【俺の甲子園】岡本(R20)、戸塚(R42)、きのくに未来学園で貴重な2人のR選手(その2)。

 こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。

 

 「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事、第3回は、

 「岡本(R20)、戸塚(R42)、きのくに未来学園で貴重な2人のR選手」です。

 

 では、(その1)の続きからの執筆になります。

 

 

 (図解5)きのくに未来学園、植田(2018年、UR97[☆2])登板時の投手登板数。

 (植田の登板数:先発24、救援21、合計45)

 

 [A]植田登板時(全体。つまり救援登板時を含める)。

 山越(SR53)(先発2、救援8、合計10)

 岡本(R20)(先発8、救援18、合計26)

 林(SR52)(先発7、救援16、合計23)

 山本(SR50)(先発2、救援7、合計9)

 丸山(R19)(先発0、救援6、合計6)

 福吉(SR54)(先発2、救援6、合計8)

 田中友(SR49)(先発0、救援2、合計2)

 山中(SR51)(先発0、救援0、合計0)

 

 [B]植田先発登板時(植田の先発起用試合[24試合]での救援登板数)。

 山越(SR53)(8試合)

 岡本(R20)(14試合)

 林(SR52)(13試合)

 山本(SR50)(2試合)

 丸山(R19)(4試合)

 福吉(SR54)(6試合)

 田中友(SR49)(なし)

 山中(SR51)(なし)

 

 

 植田は、これまでのブログエントリーでも言及してきたように、我が校のエースです。ですので、植田が登板する試合は、チームにとっての重要性はより高まることになります。

 ですので、植田の登板試合での登板数記録は、チーム内における投手の信頼性を測る意味で、特に有益であると考える訳です。

 

 それで、植田の登板試合における登板数記録を調べると、山越は、「先発no.2」であり「スタミナ型」ですので、どうしても起用法にある種の制限が掛かるので仕方ないとしてですけど、「植田登板時での通算登板数」でも「植田先発時での救援登板数」でも、岡本がチームno.1なんですよね。

 岡本、林の2人が突出しているけど、岡本の方が、より登板数が多い。

 つまり、ビッグマッチでの優先順位でだと、「植田、山越、岡本、林」、これが現時点での序列になる、という感じです。

 

 

 (図解6)きのくに未来学園、投手陣[9人]の各種通算投手成績(登板数、セイバーメトリクス等。2019年2月11日[291試合]終了時点)。

 (赤字は1位、青字は2位または3位、緑字は4位または5位。)

 

 (1)植田(2018年、UR97[☆2])

 (登板数:先発24、救援21、合計45)

 (登板率:38.46%[全体117])

 (通算成績1:防御率2.65、投球回166.33、平均投球回3.70

 (通算成績2:FIP4.00出塁率.278WHIP1.15K/BB0.96

 

 (2)山越(2018年、SR53[☆5])

 (登板数:先発55、救援14、合計69)

 (登板率:23.71%[全体291])

 (通算成績1:防御率3.81、投球回340.33、平均投球回4.93

 (通算成績2:FIP4.24出塁率.322WHIP1.43K/BB1.01

 

 (3)岡本(2018年、R20[☆5])

 (登板数:先発57、救援56、合計113)

 (登板率:38.83%[全体291])

 (通算成績1:防御率3.32、投球回369、平均投球回3.27

 (通算成績2:FIP4.33出塁率.307WHIP1.33K/BB0.87

 

 (4)林(2018年、SR52[☆1])

 (登板数:先発13、救援34、合計47)

 (登板率:33.81%[全体139])

 (通算成績1:防御率3.47、投球回137.33、平均投球回2.92

 (通算成績2:FIP4.21出塁率.322WHIP1.43K/BB1.02

 

 (5)山本(2018年、SR50[☆4])

 (登板数:先発3、救援54、合計57)

 (登板率:35.40%[全体161])

 (通算成績1:防御率2.88、投球回137.33、平均投球回2.41)

 (通算成績2:FIP4.20出塁率.299WHIP1.28、K/BB0.74)

 

 (6)丸山(2018年、R19[☆5])

 (登板数:先発6、救援124、合計130)

 (登板率:44.67%[全体291])

 (通算成績1:防御率2.92、投球回264.67、平均投球回2.04)

 (通算成績2:FIP4.54、出塁率.305WHIP1.31K/BB0.83

 

 (7)福吉(2018年、SR54[☆1])

 (登板数:先発12、救援34、合計46)

 (登板率:32.39%[全体142])

 (通算成績1:防御率2.72、投球回125.67、平均投球回2.73)

 (通算成績2:FIP4.47、被出塁率.327、WHIP1.46、K/BB0.78)

 

 (8)田中友(2018年、SR49[☆5])

 (登板数:先発45、救援56、合計101)

 (登板率:34.70%[全体291])

 (通算成績1:防御率2.71、投球回308.33、平均投球回3.05

 (通算成績2:FIP5.21、被出塁率.331、WHIP1.48、K/BB0.52)

 

 (9)山中(2018年、SR51[☆4])

 (登板数:先発14、救援62、合計76)

 (登板率:33.48%[全体227])

 (通算成績1:防御率3.27、投球回178.67、平均投球回2.35)

 (通算成績2:FIP4.74、被出塁率.325、WHIP1.44、K/BB0,79)

 

 

 チームの投手陣の現時点での各種成績を調べてみると、いくつかのことが明らかになってきます。

 

 

 (図解7)きのくに未来学園、投手陣の各種通算成績から浮き彫りになってきたこと。

 (1)FIP、被出塁率のいずれも、植田がチーム1位。つまり植田がエースと改めて証明。しかも植田の登板試合は基本的に同格以上が多いので、なおさら価値が高い。

 (2)救援主体の投手の方が、成績が良化の傾向(山本、丸山が該当)。

 (3)創設メンバーが4人(山越、岡本、丸山、田中友)いるが、「スタミナ型」でほぼ先発専門の山越を差し置いて、岡本が先発登板数でチーム1位。それでいて、救援登板数も先発登板数とほぼ同数であり(合計登板数でもチーム2位)、岡本のフル回転ぶりが数字で顕著に示されている。

 (4)最重要視するFIPに照らして、強い信頼性といえるのは、「植田、山越、岡本、林、山本」の5人。一方で「田中友、山中」はFIPでよろしくない数値(まあ、特に年明け以後、この2人はほぼ格下相手に専念の感じになっていますが)。

 (5)丸山は救援登板数でチーム1位FIPはチーム7位だが(飛翔癖が影響?)、K/BBはチーム5位であり、依然として救援投手としての重要戦力の一人といえる。

 

 

 では、「2人のR投手(岡本、丸山)」に絞って、各種投手成績を見てみようと思います。

 

 

 (図解8)きのくに未来学園、2人のR投手(岡本、丸山)の各種投手成績。

 岡本:FIP(5位)、被出塁率(4位)、K/BB(4位)、平均投球回(3位)、登板率(2位)、植田登板時起用数(1位)

 丸山:FIP(7位)、被出塁率(3位)、K/BB(5位)、平均投球回(9位)、登板率(1位)、植田登板時起用数(6位)

 

 

 被出塁率とWHIPは、どうやら強い相関性があるようで、の感じですので、被出塁率のみ、ここでは示してみました。

 こうして各種の数字を見てみると、

 

 「岡本、丸山:福吉、田中友、山中という3人のSR投手を総合的数値で上回る。

 岡本:林、山本という有力SR投手をも総合的数値で同等以上。先発登板率が高い上でのFIPの数値のよさが、それを示しているといえる。」

 

 つまり、何が伝えたいのかと申しますと、

 

 「R投手だからといって、信頼性が低いと決めつけるのはもったいない。ある程度の出場機会を持たせて、より適切な起用法を見出せれば(勿論チーム状況にもよるけど、)R投手でも信頼性の高い大切戦力に充分になり得る。」

 

 これが、今回のブログエントリーで、特に伝えたいことです。

 

 と申しますのも、自分は微課金ですけど、微課金、あるいは無課金でプレイする人間の場合、手持ちの投手(特にUR投手)が、どうしても限られます。なかには、SR投手でも擁せていない(引けていない)投手がいるというチームも、あるかもしれません。

 

 1つの学年あたりにおいて、

 「UR投手がなし:まあ、仕方がないでしょう。

 UR投手が1人:おお、引けておめでとう!貴重な存在になり得るよ!

 UR投手が2人:「奇跡だよ!」(←はい、高海千歌の決め台詞です。)」

 

 自分は、UR投手が1人です。SR投手は6人全員在籍していますけど。

 でも、植田(UR97)が入学するまでは、「UR投手はゼロで1年目を終えるかもしれないなあ…」と正直思ったことも少なからずありましたから。

 

 で、多くのチームでは、投手の枠が「6人(あるいは7人)」だろうと思います。

 そう考えると、UR投手が限られることになる。あるいは、SR投手でも、思ったよりも(期待値よりも)練習試合での感触がよくない、ということもあるかもしれません。

 

 そう考えると、R投手は(うちの岡本のように、「準エース級」ということまではいかないにしても)、公式戦に向けての戦力候補として、充分に検討に値する、つまり、「微課金、無課金の味方的な存在になれる」、そう強く思うのです。

 何卒、特に微課金や無課金の学校には、ささやかな一つの参考にできると、とても嬉しく思います。

 

 

 では、続きを、(その3)にて綴らせて頂きます。

 (その3)では、戸塚(2018年、R42)について、「R打者でも充分に戦力の候補になり得る」ことを言及していきたい、と考えております。