【俺の甲子園】(その2)岡本聡一郎(20180020)について語ろう(学校通算600試合到達記念)。
こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。
「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第20回)は、
「田中陸(20180111)、岡本聡一郎(20180020)について語ろう(学校通算600試合到達記念)。」です。
では、(その2)の本文の執筆に、早速入ります。
岡本については、2019年2月12日にも、集中的にフォーカスして取り上げたブログエントリーがあります。ですので、2回目のフォーカス記事になります。
(図解7)岡本聡一郎(2018年、R20[☆5])、基本データ。
デビュー日:2018年5月29日
投球回数:.713.67[歴代1位]
登板数:226[歴代1位]
先発登板数:.100[歴代1位]
救援登板数:126[歴代2位]
FIP:4.17
WHIP:1.29
K/BB:0.98
先日の練習試合(2019年12月11日。チーム通算599試合目)で、学校史上初めての、「先発登板数100試合到達」を叶えました。
今回、再び岡本にフォーカスしたいと考えたのは、
「岡本の歴史=きのくに未来学園の歴史」
そう強く考えるからです。
(図解8)岡本聡一郎(2018年、R20[☆5])、先発及び救援での登板数の変遷。
チーム創設~194試合(2018年11月まで):先発36、救援37(合計73、全体194)
195試合~358試合(2019年3月末まで):先発30、救援35(合計65、全体164)
359試合~444試合(2019年6月末まで):先発9、救援15(合計24、全体86)
445試合~600試合(2019年12月12日):先発25、救援39(合計64、全体156)
合計全体:先発100、救援126(合計226、全体600)
岡本の何がすごいって、まず、チーム状況を問わず、どの時期においても、先発でも救援でもフル回転を続けてきたことです。どの時期でも、稼働率にほとんど変化がない。
7月の夏季大会を終えて、八巻(20190104)、石井(20190054)、豊田(20190050)、山田透(20190101)と、先発の有力候補が相次いで入学しても、救援のみならず、先発でもコンスタントに登板を重ねてることです。
さらに述べれば、公式戦でも、初めての公式戦である「2018年夏季大会」以後、5大会連続で先発で起用されたことです(さすがに、2019年秋季大会では、救援での起用になりましたけど)。
いまでも、フルメンバー時でのベンチ入り争いにおいて、ガチでの有力候補であり続けている(枠が「6」とするならば、その枠内には普通に入っているので)。
この、きのくに未来学園では、UR選手は「A型入試組」、SR選手、R選手は「B型入試組」と脳内設定をしています。特にR選手は、「B型入試組」の中でも「たたき上げ」と位置付けています。
で、1期生世代でだと、戸塚(2018年、R42)、丸山(2018年、R19)もそうですけど、
戸塚(長く「正左翼手」と位置付けられてきたが、藤田[2019年、UR189]の入学で、ついにレギュラー陥落、主戦場を代打に移した。いまでも練習試合では左翼手のスタメンをしばしば務めて、5番や6番を務めたりではありますが。)
丸山(救援投手に特化。練習試合では彼の存在なくして回すことはできないほどであるが、公式戦でのベンチ入りは2019年夏季大会、登板は2019年春季大会を最後にない。まして、2019年秋季大会以後、公式戦でのベンチ入り投手枠は「7」→「6」に減少したので、これも逆風になっている。)
およそ、このような感じです。3人の「R選手」の中でも、岡本は特に大きな存在感及び信頼性、と位置付けられる訳です。
では、この機会に、1期生、2期生をひっくるめての、現有戦力のFIPを、データをまとめてみようと思います。
(図解9)きのくに未来学園、1期生及び2期生の投手陣(12人)、起用実績及びFIPの変遷(2019年12月12日現在。通算試合数600試合)。
(FIP:「被本塁打率+与四死球率」+「1÷(K/BB)」+「WHIP」+「1.00」)
(1)1期生世代(6人)。
[1]2019年3月末まで[チーム創設~358試合]。
植田(20180097)[先発36、救援30、合計66][投球回数248.33、FIP4.26]
[奪三振109、与四死球116、被安打196、被本塁打13]
林(20180052)[先発23、救援49、合計72][投球回数211、FIP4.45]
山越(20180053)[先発63、救援19、合計82][投球回数416.67、FIP4.35]
[奪三振191、与四死球188、被安打394、被本塁打24]
岡本(20180020)[先発66、救援72、合計138][投球回数439.67、FIP4.35]
[奪三振200、与四死球222、被安打370、被本塁打19]
丸山(20180019)[先発6、救援151、合計157][投球回数318.33、FIP4.49]
[奪三振153、与四死球169、被安打251、被本塁打19]
[2]2019年4月以後[359試合~600試合]。
清水(20180107)[先発53、救援0、合計53][投球回数271.33、FIP3.78]
植田(20180097)[先発21、救援36、合計57][投球回数221、FIP4.57]
林(20180052)[先発18、救援44、合計62][投球回数205.33、FIP3.62]
山越(20180053)[先発19、救援12、合計31][投球回数197、FIP4.22]
岡本(20180020)[先発34、救援54、合計88][投球回数274、FIP3.90]
[奪三振125、与四死球110、被安打216、被本塁打13]
丸山(20180019)[先発0、救援52、合計52][投球回数104.33、FIP3.34]
(2)2期生世代(6人)。
山田透(20190101)[先発11、救援12、合計23][投球回数78.33、FIP4.29]
八巻(20190104)[先発33、救援20、合計53][投球回数174、FIP4.15]
豊田(20190050)[先発15、救援25、合計40][投球回数104.33、FIP3.94]
石井(20190054)[先発12、救援42、合計54][投球回数153.67、FIP4.53]
大中(20190020)[先発10、救援26、合計36][投球回数110.33、FIP4.40]
北村(20190019)[先発0、救援37、合計37][投球回数58.67、FIP4.14]
こうしてみると、特に1期生世代のFIPの変遷を見ると、
「清水(×→3.78)」「植田(4.26→4.57)」「林(4.45→3.62)」
「山越(4.35→4.22)」「岡本(4.35→3.90)」「丸山(4.49→3.34)」
清水、林、岡本、丸山は、FIPが3点台です。
特に、丸山のFIPの急激な良化は、正直驚きました。
そして、「先発no.2」争い。林がポールポジションにいるなあ、と。
(それと共に、植田のFIPの悪化も、正直ショックです。まあ植田も、「no.3~no.4」くらいの信頼性は充分堅持である感じではありますが。)
その一方で、2期生(1年生)世代の投手の信頼性の乏しさ。
特に、山田透は、1年生大会以後、4試合のうち2試合で大炎上して、FIPが一気に悪化してしまいました。
いまの感じだと、豊田が最も信頼できる「2期生世代の投手」です。
(「SR結晶」がもう1つ手に入れば、恐らく迷わず豊田に行使します。)
これに加えて、チームで貴重な剛球型の石井も、仕様変更の恩恵(パワー型打者の三振率増加の仕様に)で、FIPの良化に期待できますので、先発機会を与えられれば、と思っています。
とはいえ、岡本は、公式戦でだとさすがに救援特化の感じかなとは思いますけど、練習試合では、救援を軸とはいえ、時折先発の機会はこれからもありそうかなではありますし、公式戦のベンチ入り争いでも、依然としてリードの感じではあるだろう、というイメージです。
まあこれは、2期生世代の投手の信頼性がどれほど上がるかも、影響してくるかなとも思ったりではありますけど(いま公式戦の開催となると、豊田くらいしか当選マークを出せない感じですね…)。
いま、岡本は、「713.67投球回」を投げています(「600試合」終了時点で)。
いまのペースでだと、3月末で「700試合」に到達できるかぎりぎりの感じ。
このペースでだと、6月末での試合数は、恐らく「790試合」前後の感じになるでしょうか。
そう考えると、岡本は、まずは「800投球回」を目指したい。
その上で、「850」、そして願わくは「900」を目指す、という感じでしょうか。
これから、どれほどの登板数、投球回数を積み重ねるかは、わかりません。
でも、恐らく卒業時まで、岡本がいないとチームは回せない。
そしてできれば、2020年の夏季大会、「ベンチ入り18人枠」を叶える岡本を、自分は見たいです。
今後も、「俺の甲子園」の「プレイ日記」を、ゆるくさせて頂く感じですけど、何卒よろしく御願い申し上げます。