【俺の甲子園】2019年GW、きのくに未来学園の現状報告(その1。2019年春季和歌山県大会総括)。
こんにちは。愛球人(あいきゅうじん)と申します。
「俺の甲子園」の本格的なブログエントリー記事(第9回)、及び、「八月のシンデレラナイン」の本格的なブログエントリー記事(第1回)は、
「2019年GW、きのくに未来学園の現状報告。」です。
今回のテーマは、主として3つあります。
(1)2019年春季和歌山県大会総括(全体として、また、きのくに未来学園として)。→(その1)にて。
(2)きのくに未来学園、チームの現状(4月29日の練習試合を終えた時点で。少し、2期生の入学状況の報告も含んでます)。→(その2)及び(その3)にて。
(3)きのくに未来学園、女子野球部を創設しました(つまり、「八月のシンデレラナイン」を始めました)。→(その4)にて。
この3つになります。「八月のシンデレラナイン」(通称「ハチナイ」)については、(その4)にて言及させて頂く予定でいます。
では、本文の執筆を、させて頂こうと思います。
いま挙げたのは、この2019年の春季和歌山県大会の決勝の試合、「海草中学対町田」です。どちらの学校も、2018年度創設組の学校です(試合は、海草中学が町田に「11対6」で勝利して優勝。準優勝の町田高校も含めて、この5月の春季近畿地区大会に出場になります)。
どちらの学校も、自分にとっては、「意識する存在」としてあります。やっぱり、自分も同じ「2018年度創設組」の学校ですので。ただ、海草中学さんの方が、投手力により優れる分、いずれ上がってくるかな、とは思っていましたけど、この春でも、ベスト8くらいは充分にあり得るとは思っていましたが(この春はHブロック。ブロックの軸には充分になり得るとは思ってはいましたが)、正直、決勝、そして優勝まで一気に駆け上がるとは…、です(和歌山智弁学園さん、竈山学園さんを連続で撃破したことが特に衝撃、ということ)。
準優勝の町田高校については、実は、自分(きのくに未来学園)が、現時点で最も練習試合をさせて頂いている学校です(全て「野良試合」。いわゆる「交流試合」はゼロです)。理由はある種シンプルで、
「ログイン時間が近接していて(共に朝が多い)、チーム力もあまり違いはないので(共に総合B評価)、必然的に対戦できる機会が多くなり得るから。」
ですので、この準優勝。個人的には、とても嬉しいなあ、と思っているんですよ(Bブロックに入っていて、いわば「くじ運に恵まれた」ブロックではありましたけど、正直、ワンチャンで夏のシード権を獲れればという戦力値と自分は思っていましたが)。
(図解1)自分(きのくに未来学園)が、現時点で練習試合の回数が多い学校(いずれも和歌山県内の学校です)。
(1)町田高校(10回)
(2)恵我ノ荘高校(8回)
(3)森音高校(7回)
(4)和歌山第一高校(6回)
(4)明秀学園和歌山高校(6回)
いずれの学校も、和歌山では、いわゆる「中堅校」に位置付けられる学校と思いますし(現にこの中で「第16シード以内の学校」は1つもない)、まあ、自分とチーム力にさほど差がないから、気兼ねなく腕試しに試合しやすい(あくまでも感覚的にですけど)、という感じかなですけど。
ただ、例えば和歌山第一高校は力のある学校と自分は思っていて、
・2018年夏の和歌山大会(ベスト8)
・2018年和歌山県一年生大会(ベスト16)
この春は「1勝」にとどまりましたけど、和歌山で「ベスト16」「ベスト8」クラスをコンスタントに目指すためには、超えたい存在と自分は解釈しています(この春はまさかの2回戦敗退で、ノーシードになりますが)。
いまリンク添付させて頂いたのは、この春の和歌山大会の4回戦、つまり「夏のシード権獲得を懸けた試合」の、「恵我ノ荘対町田」の試合ですけど(試合は「11対7」で町田高校の勝利)、自分が特に切磋琢磨してきた存在である2校が、このステージ(4回戦。ベスト32)で直接対決というのは、胸が熱くなったなあ、というのが、正直な感覚です。
いま言及した、海草中学高校、町田高校に加えて、與那城学園高校(恐らく読み方的には、「よなしろ」でしょうか?)も、初めてのベスト8(ここも、2018年度創設組です)。5回戦(ベスト16)で、ブロックシード(かつ、「5強」の一翼)の山東高校に勝利して勝ち上がってきました。
その一方で、「5強」の結果はというと…。
(図解2)2019年春季和歌山県大会、和歌山の「5強」の結果。
樂月高校(ベスト16)
竈山学園高校(3位。準決勝で海草中学高校に敗北)
和歌山智弁学園高校(ベスト8。準々決勝で海草中学高校に敗北)
山東高校(ベスト16。與那城学園高校に敗北)
クマちゃん高校(ベスト32[4回戦])
「5強」のうち、クマちゃん高校を除く4校は、夏のシード権は確保できました。しかし、ベスト8に勝ち上がれたのは、わずか2校です。
それに、有力校がいくつも、ベスト16とかノーシードになっています。
主な学校を、下記にて示してみましょう。
(図解3)夏の和歌山大会で、「ベスト16」や「ノーシード」が確定した主な学校。
(1)ベスト16
樂月高校(「5強」の中でも最強格の戦力。ここが入ったブロックはその瞬間に「地獄の組」の可能性が大)
山東高校(「5強」の一角。昨年11月の1年生大会の優勝校。投打に強力な軸を擁している)
田辺高校(この3年生世代のときの、1年生大会の優勝校)
和歌山和歌山高校(昨夏4強、昨秋8強の実力校。この春はくじ運に泣いた感も)
三浦学園高校(この春ではブロックシードに名を連ねた)
泉州和歌山高校(県内レートランクでトップ10のほぼ常連になってきている)
(2)ノーシード
クマちゃん高校(「5強」で唯一のノーシード。打撃陣が特に強力。ただし春季大会終了後、ブランク気味なのが気になりますが…)
田邉商業高校(投手層が分厚く、潜在能力は「5強」に迫るが、何故か本番で結果が出ない状況が続いてる。ちなみに昨夏の県大会ではベスト16だが)
和歌浦高校(昨夏8強。昨年11月の1年生大会ではブロックシードを張った。この春はくじ運に泣いた感だが、本来の戦力ならば「第2集団」の一翼には入ってくるかと)
村立白浜高校(昨夏4強、昨秋8強の実力校。「第2集団」には入ってくるかと。ただしこの春はまさかの3回戦敗退)
陵南高校(県内レートランクでコンスタントに上位に入ってきている実力校)
神島第二高校(泉州和歌山と同様に、特に昨秋以後急速に力を付けてきている学校)
新宮学園高校(直近5大会のうち、ベスト16以上が3回の実力校)
和歌山国際大付属高校(直近5大会のうち、ベスト8到達が2回の実力校)
いま挙げたのは、あくまでも一部分です。ここに挙げなかった学校でも、いくつもの実力校がノーシードです。そう考えると、この春でも「くじ運」の差が正直否めなかったですけど、この夏は「地獄の組」を回避できるかも、一つの大きな要素になってきそうだなあ…、と正直感じています。
その一方で、「運も実力のうち」というか、「くじ運を引き寄せるのも実力のうち(?)」、和歌山でこの春に起こったのは、そのような感じだったのかも、と感じてます。
同じ地方部でも、例えば、「石川、福井、高知、鹿児島」といったあたりは、有力校(というか全国でも有数レベル)が片手では恐らく足らない感じですし、決勝を見ても、実にとてもハイレベルで、うちのチーム力(チーム規模)でだと、「ほとんどノーチャン」かなです。
でも一方で、和歌山は、地方部の中でも、この春で示されたように、「流れと勢いに乗れれば、勝機は充分にあり得る県」といえるかなの感じですので(ただ、夏は特に、樂月さん、竈山学園さんがこのままで終わるとは想像できない感じでもありますが…)、
「自分だって県内での上位進出、あるいは甲子園もワンチャンいけるかも…。」
という県に位置付けられるかもしれない、と思ったりします(まあ半ば、そう自分に言い聞かせている部分もあることも、否定はしませんが。汗)。
では自分(きのくに未来学園)の、「2019年春季和歌山県大会」はどうであったか。
「3回戦敗退(2勝)」。これが最終成績です。
1回戦(対粉河高校)。「14対0」で勝利、5回コールド。
始めたばかりの学校である感じで、やる前から勝利はまず確実。「18人枠」及び「基本レギュラー」を決めてから、特に池上(2018年、UR140)、大野(2018年、UR157)が調子を落としていた。特に大野は、ぎりぎりまで、井山(2018年、SR85)と入れ替えようかと悩んだほどですけど、大野も池上も「爆発」して、「ほっとした」試合になりました。
投手継投は「岡本(2018年、R20)→丸山(2018年、R19)」。岡本はこれで、「4大会連続」の先発起用。丸山も、「逆公式戦男」からのリベンジ登板の機会を得て、「よかったね」の感じです(まあ故障者が出ない限り、丸山の公式戦起用はこれが最後になるかも、ですけど…)。
2回戦(対アニバーサリー高校)。「12対10」、打撃戦の末での勝利でした。対戦相手を見た瞬間から、「2回戦にして、もう早くも、力の差のない相手で、厳しい試合になりそうだなあ…」でしたが。
スタメンは、打撃陣は1回戦と同じ打順、メンバー。「3本塁打、12安打、5盗塁」と、ようやく「打ち勝つ野球」ができた感覚です。
とはいえ、「生きた心地がしなかった」と感じるほどに、正直想像以上に厳しい試合になりました。
投手起用は、「山越(2018年、SR53)→植田(2018年、UR97)→林(2018年、SR52)」、つまり、チームの投手の「no.2~no.4」を一気につぎ込んだ訳ですけど、これで「10失点」とは…、と。
ちなみに山越は、初めての公式戦である2018年夏季大会(1回戦)以来の、3大会ぶりの先発起用。しかし期待に全く応えられずに、3回途中でのKO劇でした。
一方で、大野が大活躍(5回に逆転の適時打、9回に決勝2点本塁打)。信じて起用してよかった点、と思った試合でした。そして、組み合わせ抽選を見た瞬間に、「最大の山場」と感じていた3回戦になります。
3回戦(対和歌山和歌山高校)。結果は「5対6」で敗北。
打順は大幅に変更しました。これは、対和歌山和歌山戦の仕様、ということが半分、そして、春が終わってからをも見据えてが半分、の感じでした(いままでのブログエントリーを読んで頂いている人間ならば感じられるかもですけど、いずれ田中陸[2018年、UR111]は捕手から左翼手[あるいは三塁手]にコンバートしよう、と思っていますので)。
今回の打順変更の主要な要素は、下記の2つでした。
(1)「1番森田(2018年、UR180)、3番田中陸、4番小林(2018年、SR64)」。
(2)捕手スタメンに藤本(2018年、SR55)。田中陸は左翼手で起用(大野が結果を出してたので、スタメン落ちは戸塚[2018年、R42])。
藤本のスタメン起用は、「40000」を超える高い守備力(勿論、A評価)を買って。
というのも、投手起用が…。
「清水(2018年、UR107)の先発完投。」
勝つためには、現有戦力と日程を考えると、もはや「これしかない」。
1回戦開始の前日の時点で、この「清水の先発完投」は決めていました。
とはいえ、「先発完投」という戦術は、リスクもある。へばったとき(疲れたとき)に打ち込まれるリスクを考慮すると、より失点数を少なくできる可能性を、と考えたときに浮かんだのが、「捕手藤本、左翼手田中陸」でした。
そう。「いまできること」は「すべてやった」。
その結果、だめだったので、「悔いはない」(勿論、「悔しい」ですけど)。
それが、正直な感覚なんですよね。
まあ、今回の自分の春季和歌山県大会について述べれば、
「有力校がいくつも同居する『地獄の組』に割り当てられた時点で、運を引き寄せられなかったということ。正直、『第2集団』を含めた有力校との対戦は、4回戦以後にできる感じにしたかったけど、できなかったのも今の自分の実力。」
それが、自分の正直な感覚なんですよね。
では、続きを、(その2)にて綴らせて頂きます。
(その2)では、「きのくに未来学園、4月末時点でのチームの現状」についてを綴らせて頂きたいと思います。